ロンドン同時多発テロ

 オリッンンピック選考委員会と、サミットの間の少し、セキュリティのレベルが下がったというまさに絶妙のタイミングでしたね。警備の隙を巧くつきましたね。

 爆破されたバスがラッセルスクエアからキグンス・クロス駅までの間とか、かつてぼくがよく使っていたルートが多数含まれていました。ラッセルスクエアには団体客用のホテルが多数あるので、日本人旅行者が巻き込まれた可能性はあるでしょう。
 またオルゲート・イーストの駅あたりは現在滞在するときによく通るところです。
 今回の事件はひとごとではありません。現地には友人も住んでいるし。

 ぼくが住んでいたころはIRAの爆弾テロがおおくありましたが、当時よく友人と話をしていたのですが、地下鉄の列車内のテロはとても恐ろしいんです。 ロンドンの地下鉄、特に古い線ほど、列車とトンネルの間にほとんど隙間が無く、列車の前後からしか脱出ができない。真ん中あたりに乗っていたら助かる確率は少ないでしょう。

 一昨年の兵器ショーDSEiの際には、地下鉄のダイアをわざと遅らせたり、線を封鎖したりしてました。また鉄道の列車の中には防犯カメラが設置されたり、町中に隠しカメラがかなりあり、セキュリティには力をいれていましたが、及ばなかったのでしょう。
 爆発のあったエッジウェアー・ロード駅近辺はアラブ人街があります。

 テロの対象として議会とか、大英博物館とか目立つターゲットを避けたのもの、今回のテロの特徴でしょう。

 事件をニュースで知ってからはしばらくテレビじゃなくて「SAS英国特殊部隊アルティメット・フォース」のDVDを2本続けてみてました。どうせある程度時間をおかないと、情報が整理さないだろうと思ったからです。
 案の定午後11:30分からまたニュースを見始めました。

 ロンドンは近年景気がよく、人口も増え続け、いまや700万人を越え、欧州一の大都市となりました。つまり、それだけ、警備が難しくなったとも言えます。
 
 いま、BBCワールドでスコットランドヤードの記者会見を見ているんですが。

 信じられないのが午後10時のテレ朝の古館のニュース、ゲストに森本敏はないだろう。
他に人間を確保できなったのか。何しろ「航空自衛隊はいまだにサイドワインダーというベトナム戦争時代のミサイルをつかっている」なんぞと、宣うセンセイですならねえ。今回の事件にも案の定シロウト並のコメント。

この記事へのコメント

遠くに住む人
2005年07月08日 13:19
はじめまして、キヨタニさん
高1の者です。夏休みに大東亜戦争の事をしっかりと学び直そうと考えております。

そこで一つ、自衛隊の事についてお聞きしたい事があります。現在の自衛隊の実力は世界的に優秀な部類に入るのでしょうか?以前、ニュースバラエティー?のゲストの方が日本の自衛隊は世界に誇る実力・兵器を備えていると言っていました。たしか憲法9条につての解釈の議論の最中にそう言っていたと思います。
キヨタニ
2005年07月08日 14:48
自衛隊のいわゆる正面装備戦闘機などに関しては世界での有数です。ですが、それらを動かすための兵站システムなどが、欠如しています。
これはいままで、有事法制がなかったため、自衛隊が活動できるのは実質的に演習地内しかなかったわけです。我が国に自衛隊用の有事備蓄燃料がないのもこういう理由からです。
こういう面から考えると世界有数の戦力、というのは首を傾げます。
 例えればお金持ちが、世界の名車のコレクションをずらりと並べてもっている。屋敷の敷地内に練習コースもある。だけど、運転免許を持っていない。つまり公道にでれば対向車もあるし、ガソリンスタンドで、ガソリンも補給しなけりゃならない。また、駐車場も探さなくてはならない。そういうことを経験していない。
こう例えればわかりやすいでしょう。

 この辺は拙著、不思議の国の自衛隊、自衛隊、そして日本の非常識などに書いておりますので参考にしてください。

個人的に9条は憲法違反だと思います。個人であれ国家であれ正当防衛の権利は有してしかるべきである、と考えるからです。
名無し
2005年07月08日 14:58
20数年前に防衛庁長官賞をとった隊内川柳。
「たまに打つ 弾がないのが たまにきず」
キヨタニ
2005年07月08日 22:16
弾だけじゃなく、アブラもありません。
で、そのしわ寄せが石油業界にいき、官製燃料談合となる、というわけです。

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