ロンドンの思い出-1

 先のロンドン同時多発テロを機に思い出したのですが、初めてロンドンに行ったのが86年ですから、今からほぼ20年も前、大学を出てすぐのことでした。おおむねふた昔と思い、唖然としました。
 少年老い易く学成り難し、とはよくぞ言ったものです。

 初めての海外、それがロンドンでした。ヒースロー空港(当時はターミナル4はまだありませんでした)から地下鉄ピカデリー線に乗って程なく、列車が地上で、ヒースの花が咲く野原を目にしたことが昨日のようです。当時は空港からロンドン中心部まで地下鉄で約一時間はかかりましたが、今はパディントン駅からヒースロー・エキスプレスなるノンストップの列車があり、アットいう間についてしまいます。

 何とか迷いながらも下宿先に辿りついたのですが、下宿屋のオバサンがのっけから、
「あなた、初めに言っておきますけどもね、この家ではカップヌードルは禁止ですからね」
と腕を組んで大仰に仰る。

 彼女はユダヤ人で、豚は勿論、甲殻類も御法度だったわけです。知識としては知っていましたが、実際にそういうシュチュエーションに放り込まれるのはまた別問題で、これがぼくにとっては海外での初のカルチャーショックでした。

この記事へのコメント

tombo
2005年07月11日 15:50
私は、その一日前のオリンピック開催地決定のときに、初めての海外生活を思い出していました。92年のバルセロナオリンピック開催が決まった瞬間バルセロナにいたんです。それが86年の夏のこと。日本の贅沢な生活に慣れきっていた当時、寮母さんが自分の行く後を追いかけるようにして、電気のスイッチを切っていったのを覚えています。勉強していると「これは必要ないでしょ」といいながら部屋の灯りをブチッと消され、スタンドだけで勉強させられました。
その時はじめて、贅沢と無駄を取り違えていた自分に気付きました。
キヨタニ
2005年07月11日 18:07
当時はまだスペインも物価が安かった時代ですね。そのころから急に物価があがり、観光客としては有り難くない状況になりましたね。もっとも現地の人たちは所得水準が上がってよかったのでしょうが。

パリやブリュッセルなどの安ホテルでもタイマー式のところがおおくて、少しもたもたしていると廊下の電気が切れてしまう、というのには驚きました。
truely_false
2005年07月11日 21:59
さっきニュースで聞いたんですが、ロンドンの“赤バス”が、24時間運行してるって本当なんですか?
キヨタニ
2005年07月11日 22:08
ナイトバスというのが夜間郊外まで運行しています。大体一時間に一本ほど割合で出ているはずです。夜遊びには大変便利です。
土門見人
2005年07月14日 22:24
日清カップヌードルCFのキャッチフレーズが、「NO BODER」とは、悪過ぎる冗談ですね。
キヨタニ
2005年07月14日 22:55
あのCMイスラム圏やイスラエルでやったら顰蹙ですね。

この記事へのトラックバック