駐日露公使が論文「北方領土は侵略の帰結」 日本側に責任転嫁
ロシアのガルージン駐日公使は、旧ソ連軍による北方領土占領について、日本軍国主義の侵略行為」の帰結であるとの論文をロシア外交誌「メジドナロードナヤ・ジーズニ(国際生活)」最新号で発表したそうです。
更に公使閣下は,
「対日参戦は『正義の戦いだった』」
「日本はアジアと太平洋地域での軍国主義的侵略行為をごまかそうとしている」
「日ソ中立条約に反して参戦したとして、ソ連を侵略者に仕立て上げ、罪のない被害者のように振る舞っている」
なんぞと述べているそうです。中央アジアの諸国、とくにチェチェン辺りの連中がが聞いたら泣いて喜ぶでしょうなあ。
困ったものです。公使閣下は自分が墓穴を掘っているのに気づかないんでしょうね。
そんなことほざくなら我が国は、満州における民間人への略奪暴行、惨殺行為、また戦後の抑留者を長年シベリアで労働力として酷使したこと、さらに停戦、武装解除後に我が国の領土に侵攻してきたことなどを取りあげ、補償と謝罪を求める政府国民一体となった運動を起こすべきでしょう。せっかくこっちは黙ってやってるのに。
そうなると、ソ連から被害を受けた「中国民衆」も我も我もと騒ぎだし、先に確定した国境問題が彼の国で再び蒸し返される可能性もある。
こういう運動ならばフィンランド、バルト三国、ウクライナ、ポーランド辺りの応援は期待できるかも。なにしろロシアはあれだけ明白な証拠がある「カチンの森の虐殺」もなかったことにしているんだから。
それからヴェトナム。ヴェトナムはヴェトナム戦争の負債のカタとして労働者をシベリヤに派遣させられました。
ロシア政府(少なくともある程度の人間は)としても長い国境を接する中国が近い将来危ないという認識はもっているははずで、安全保障上、日本との友好を深めるべきという知識人も少なくないんですがね。
(産経新聞【モスクワ=内藤泰朗】) - 7月13日2時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050713-00000008-san-pol
更に公使閣下は,
「対日参戦は『正義の戦いだった』」
「日本はアジアと太平洋地域での軍国主義的侵略行為をごまかそうとしている」
「日ソ中立条約に反して参戦したとして、ソ連を侵略者に仕立て上げ、罪のない被害者のように振る舞っている」
なんぞと述べているそうです。中央アジアの諸国、とくにチェチェン辺りの連中がが聞いたら泣いて喜ぶでしょうなあ。
困ったものです。公使閣下は自分が墓穴を掘っているのに気づかないんでしょうね。
そんなことほざくなら我が国は、満州における民間人への略奪暴行、惨殺行為、また戦後の抑留者を長年シベリアで労働力として酷使したこと、さらに停戦、武装解除後に我が国の領土に侵攻してきたことなどを取りあげ、補償と謝罪を求める政府国民一体となった運動を起こすべきでしょう。せっかくこっちは黙ってやってるのに。
そうなると、ソ連から被害を受けた「中国民衆」も我も我もと騒ぎだし、先に確定した国境問題が彼の国で再び蒸し返される可能性もある。
こういう運動ならばフィンランド、バルト三国、ウクライナ、ポーランド辺りの応援は期待できるかも。なにしろロシアはあれだけ明白な証拠がある「カチンの森の虐殺」もなかったことにしているんだから。
それからヴェトナム。ヴェトナムはヴェトナム戦争の負債のカタとして労働者をシベリヤに派遣させられました。
ロシア政府(少なくともある程度の人間は)としても長い国境を接する中国が近い将来危ないという認識はもっているははずで、安全保障上、日本との友好を深めるべきという知識人も少なくないんですがね。
(産経新聞【モスクワ=内藤泰朗】) - 7月13日2時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050713-00000008-san-pol
この記事へのコメント
いや、まごうかたなき「侵略者」なんですが。日本が、ドイツと組んでることを承知の上で結んだ中立条約を破って、攻め込んできたワケだから。
しかし、いいですなあ、戦勝国というのは。どんな外道非道を働いても、すべて不問に付されるワケですから。
本当でしょうか?どのように危ないのですか?
もう少し詳しく知りたいです。
やはり大陸の国境を接している国同士というのは互いに信頼してないわけです。EUは例外です。
ロシア人もバカではありませんから、今後中国経済がクラッシュすると見ている人も少なからずいます。そうなれば、石油は勿論、売った兵器の売り掛けも回収できなくなる。
また、内戦でも始まれば国境で接しているロシアに影響がないわけがない。
ロシアと中国は最近国境線の確定をしましたが、かつての中国領の一部をロシアに割譲するかたちで決着つけました。これは中国国内では報道されていません。何かトラブルがあったときに反日運動ならぬ反露運動が起きても不思議じゃない。
無論、明日の100万円より今日の1万円的な楽天的な人も多いですが。ハバロフクスの知事と話すことがあったんですが、かなり対中政策に関してはシビアな考えを持っていたように感じました。
勝ったら正義、負ければ悪などと言うご都合主義にいつまで付き合うつもりなんですかね。わが国と愚民は。
「人道に対する罪」というのは。それが今のイラクやアフガンで後を引いている。しかも、いまさら、頭を下げたり、関係者を吊す訳にはいかない。因果応報ではないでしょうか。
パキスタンのムシャフだって軍事政権で民主主義の敵とかいってたのに、アルカイダ狩りに協力するとなると、すぐにお友達。