「船橋市図書館の焚書事件、独断廃棄は著者の利益侵害 最高裁が初判断」について

船橋市図書館の焚書事件、独断廃棄は著者の利益侵害 最高裁が初判断」について

かつて、「噂の真相」の岡留編集長(当時)が事務所に記事内容に関して抗議に訪れた右翼から暴行を受けた、という事件がありました。
 このとき日本ペンクラブはこのような暴力に対して抗議の声明をだしました。これを決定したのはウワシンにさんざ、悪口を書かれた猪瀬直樹理事でした。
 
 ならば、司書みずからが、個人的な嗜好で、市民の財産たる市の図書館の蔵書を焚書するという暴挙に対してもペンクラブとして抗議の声明を出して欲しいものです。
 ペンクラブの一会員として井上ひさし会長にお願い申し上げます。
 まさか、ウワシンは被害者が左翼だったから、今回は加害者が左翼だから声明をださない、なんてことはないでしょうね?

このブログをご覧の皆さんも日本ペンクラブに意見を寄せてください。

日本ペンクラブ:http://www.japanpen.or.jp/

この記事へのコメント

maro
2005年07月15日 18:12
うち(約十年ほど前に大地震の被害を受けた政令指定都市)の市立図書館は「ゴーマニズム宣言」(内容は反米路線に変更し始めましたが)やら、「愛国心」(西部邁)や、井沢元彦氏の著作もいっぱい置いてます。キヨタニ先生の本もちゃんと置いてます。左方面もすごい本を置いてます。
これは結構良いことなんでしょうね。
キヨタニ
2005年07月15日 18:57
あくまでバランスの問題ですね。
でも靖国神社の売店でボクの小説を売っていたのは驚きましたが。
図書館は様々な本(特に個人では買えないような、高い本を含めて)を提供し、その価値の判断は納税者に任せるべきでしょう。
 ところで、先生というのはやめてください・・・・
カルロス
2005年07月15日 22:56
>図書館は様々な本(特に個人では買えないような、高い本を含めて)を提供し、その価値の判断は納税者に任せるべきでしょう。

ところが図書館に本を買って欲しいと要望する市民は、俗にいうベストセラー本を多く要望するそうです。
で、図書館もそれに応えるような形になるのだが、私としてはそういうのは流行みたいなもので、すぐに飽きられるので、最終的には無駄な投資になることが多いような気がしてます。
むしろ、メディアの目の当たらない良書の発掘に力を注いで欲しいと思ってます。
http://carlos.cocolog-nifty.com/today/2005/06/post_17d9.html
キヨタニ
2005年07月15日 23:08
今日日ベストセラーはすぐに100円でブックオフに並ぶので税金で購入する必用は無いと思います。
 司書の役割には世間ではあまり知られていないがおもしろい本を紹介したり、発行部数は少なくが、資料として貴重な本とかを購入したりするとも含まれていると思います。
土門見人
2005年07月16日 00:00
別の見方では、ブサヨの本を図書館で置いてくれるのはありがたいことです。クソ本を自腹で買わないで済みますから。
キヨタニ
2005年07月16日 00:27
ぼくは基本的に本は自腹きる主義で(ジェーン年鑑の一冊8万円は痛いよう・・特派員割引ないんです。ところで空自出身の某評論家はジェーン年鑑って一冊の本と思っているようですが・・・)、が小田実やら小中陽太郎、羽仁進とかの本は自分のカネで買いたくはないですね。
 ただ「非武装中立論」は社民党内のスパイを通じてゲットしておきました。こういう本を後世につたえていくもの図書館の役割だと思います。
2005年07月16日 10:38
焚書事件関連でこんな話が。

自分が勤める船橋市立図書館の「作る会」関連の蔵書を勝手に廃棄した土橋悦子氏ですが、彼女の書いた童話絵本「ぬい針だんなとまち針おくさん」を、彼女の勤める船橋市立図書館が35冊も購入していることが蔵書検索で判明しました。「35種類の作品を」ではありません。「同じ本を35冊も」です。
http://www2.lib.city.funabashi.chiba.jp/cgi-bin/detail?biblioid=250183217&type=0&count=10&before=select
キヨタニ
2005年07月16日 12:15
貴重な情報ありがとうございます。
キヨタニ
2005年07月19日 14:48
この件は面白いので色々動いて見ようと思います。

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