日本と他国のロボットの違い

先ほど偶然テレビ東京のWBSを見ていたら、ロボット特集をやっていた。そのなかで日本と米国のロボット開発の指向の違いを取りあげていた。
米国は実用本位で、ズバリ軍用が主。国防省が最大のスポンサーだ。実際ロボットはイラクやアフガンで使用されている。先に取材したパリ航空ショーのUAVを主力とする無人機=ロボットは圧倒的に軍用が多かった。
 対して日本はあくまで二本足にこだわり、介護やらサービス、玩具、ペット、精々警備程度である。
 この差はなにか、というとコメンテーターは宗教観の違いではないかといっていたが、それもあるだろう。
 だが、実用性を考えれば非常に高度な技術を要する二足歩行など必要ない。最大の違いはマジンガーZやガンダムをみて育ったか否かだ、と思うのだが。

この記事へのコメント

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2005年07月16日 01:01
というか、ロボットを“システム”として考えるか(アメリカ)、“モノ”として考えるか(日本)の違いもあるように思えます。アメリカは、大量製造→大量運用をもくろんでるのでは(それで、ノウハウを蓄積していって、次世代・次々世代で質的なグレードアップを狙う)日本は、そのへん、最初からハイグレードを目指すと、ハイビジョンと同様の失敗をやらかしてしまう気がします。
キヨタニ
2005年07月16日 01:21
ぼくは産業用を除き、趣味の方向に進んでいるのが日本、実用本位に進んでいるのが米国だと思います。
 日本の場合、とりあえず人型をつくりたい、という意志が合理性より先に出ている気がします。
「ゼット」と書くと野球用品みたいです
2005年07月16日 10:23
マジンガーZ(乗用)やガンダム(乗用)より、フツウは鉄腕アトムをとりあげるところでしょうそこは。
キヨタニ
2005年07月16日 12:06
アトムあまり機械らしさを感じさせない。はあるオバQなんぞと同じような存在ではないか、と思います。対して人間が操縦する巨大ロボットは一体感がある、故に感情移入がし易いと思うのですが・・・・
キヨタニ
2005年07月16日 12:07
ぜっと、直しときます。毎度のことですいません。
キヨタニ
2005年07月16日 12:12
余談ですが、マジンガーZの英語版ではゼットではなく米国英語でズィーと発音されてます。
因みに主題歌は佐々木功が英語でかなり直訳的な歌を歌っています。
ジョー45
2005年07月16日 15:22
マジンガァアーズィイイー!!懐かしいです。清谷さんも聴いていたとは。わたしレコードもってます。 
同じニュース観てましたが、わたしも宗教感とかで無く、日本ではロボットって言うとまず、2本の足で歩くというのが頭に思い浮かぶんじゃないかと単純に思いました。
ガンダムじゃなく、キカイダーとかロボット刑事Kを連想する開発者はいるのかな?
キヨタニ
2005年07月16日 15:40
意外に聞いている人がいるもんですねえ。
翻訳のせいか、まるで中国語訛の英語になっているのがご愛敬。
 どこぞのレコード会社が各国で放送されたアニメのカバーソングをあつめて発売して欲しいものです。

巨大ロボットもの妙味は一体感です。自分が感情移入している主人公がロボットに乗り込んで操縦するんですからそりゃ、自律型ロボットより思い入れは強いでしょう。

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