ウクライナ大統領 日本との戦略的パートナーシップ求める
今ウクライナの首都は?と聞かれてキエフ。
と、すぐ答えられる日本人はほとんどいないでしょう。ですが、我が国は民主化を果たしたウクライナとの提携の強化は非常に重要になるでしょう。
まず第一に、ロシアとの外交においてカードとして使えること。ウクライナはもとソ連ですが現在日本と国境問題もない。ロシアとの外交交渉、特に領土問題に関しては協力を得られるでしょう。
第二にはロシアとEUとの間にあるという地政学的な位置です。工業のレベルの割には人件費は安いので工場の進出にはグッドロケーションです。ロシアにもEU両方への輸出に便利です。
第三にウクライナは航空宇宙・防衛産業が強いこと。今後、今一弱い日本の航空宇宙・防衛産業が生き残るためにはウクライナとの戦略的な提携は有用でしょう。日本の企業がアントノフと旅客機や輸送機で提携し、その極東、東南アジアへの拠点となるなど、というのも夢物語ではないかもしれません。経産省も真面目にウクライナの航空宇宙産業の力量を測っておくべきでしょう。
【キエフ杉尾直哉】
(毎日新聞) - 7月16日10時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000008-maip-int
と、すぐ答えられる日本人はほとんどいないでしょう。ですが、我が国は民主化を果たしたウクライナとの提携の強化は非常に重要になるでしょう。
まず第一に、ロシアとの外交においてカードとして使えること。ウクライナはもとソ連ですが現在日本と国境問題もない。ロシアとの外交交渉、特に領土問題に関しては協力を得られるでしょう。
第二にはロシアとEUとの間にあるという地政学的な位置です。工業のレベルの割には人件費は安いので工場の進出にはグッドロケーションです。ロシアにもEU両方への輸出に便利です。
第三にウクライナは航空宇宙・防衛産業が強いこと。今後、今一弱い日本の航空宇宙・防衛産業が生き残るためにはウクライナとの戦略的な提携は有用でしょう。日本の企業がアントノフと旅客機や輸送機で提携し、その極東、東南アジアへの拠点となるなど、というのも夢物語ではないかもしれません。経産省も真面目にウクライナの航空宇宙産業の力量を測っておくべきでしょう。
【キエフ杉尾直哉】
(毎日新聞) - 7月16日10時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000008-maip-int
この記事へのコメント
・・・最も、チェルノブイリ以降はあそこの食いもんを積極的に食べたいとは思いませんが。
さて、伝統的にロシアの一部兼裏庭であるウクライナに日本が手を突っ込むには余程のしたたかさが必要ではないでしょうか?
アメリカと違って軍事力にモノを言わせる訳にはいきませんし、かといって往年の英国程外交力があるわけでもない。
東欧政策から拡げていくほうが無難でしょうか?しかし、こういうことを考えると日本の教育課程に「地政学」がないことが悔やまれます。軍事学と並んで必要でしょうに。
あと、話題は変わりますが今回のロンドンテロに関して「読ませる」エッセイがありました。
いやぁ、日露戦争から見ると日本もそれなりに成熟したなぁと。
朝日新聞や左翼陣営もこれくらいの事が言えればここまで衰退しないものを
http://www.shakaihakun.com/data/
個人的見解ですが外務省も政治家もかなり変わりました。これが10年前だったらぼくもこんなことはいいません。
ウクライナはソ連時代から穀物地帯だけにあらず、航空産業、兵器産業も非常に強いところなんです。しかも、トヨタやアサヒビールなど多数の日本企業が既に東欧に進出しています。更に東進するならウクライナは十分に考慮すべき進出候補でしょう。
ロンドンにテロに関してはぼくも色々このブログで書いているので読まれていなければ参照ししてください。
朝日の中にもまともな人はいるんですがねえ。報道局にドキュンが多く、出版局にマモトなひとの比率が多いように感じます。
戦後外交史を見ると敗戦国としてのハンディのなか様々な「結果」を出しているなと。
どんな組織にも「無能の壁」が生じるのは仕方がありませんが、これからの官僚機構は如何にして組織の柔軟性を維持していくかが問題でしょう。個人的には一定の比率で高官は猟官運動で任命するのもどうかと思っています。
あと、「人気Blogランキング」の貼り付けは、まだ出来ませんか?
貴Blogなら結構上位に行きそうですので。
ところが次第に政治の優位がたかまり、また外務省など各省のスキャンダルも重なり、大臣が単なる御神輿ではなく、官庁の長として機能しだしてきたことが大きいですね。その裏にはネットの発達によって行政関係者のチクリ合いも影響しているとは思います。ぼくも現役の閣僚やキャリア官僚と接触していても以前とは全く違います。まあ、派閥の論理で与党ポストが分配されなくなったことも大きいでしょう。
今回、中国対しても外相、経産相、首相なども過去の内閣では考えられないほど、毅然とした対応をしています。
現在小泉内閣はぼろくそに言われていますが、後世になれば評価は変わるのではないでしょうか。
「人気Blogランキング」ですが、登録はできたようですが、ランキングを知る方法はまだわかりません。
あと官僚の短期期間でのポジションのローテーションを見直し、彼らにも責任をとらせるべきでしょう。
大学の壁が低くなってきたように、官界の壁も
人材の流動性に対して低くなっていって欲しいと思っています。その為の一部高官の猟官制度の導入を期待するのですが。(お客様になってはいけないので審査は必要でしょけど)
あと、官僚も含めた人材の再訓練が社会的に
当たり前となることを希望しますね。
最近の社会人大学院の相次ぐ創立を見て思います。私は21世紀日本社会は「勝ち組・負け組」という単純な色分けではなく、転落する人間もいくらかは増えるでしょうが、「大衆」が
「専門人」に移行していくと考えています。
そうなってこそ、人材の流動化は進むのではないでしょうか?
http://chinalifecost.seesaa.net/
学者になるでもなければ大学院は一度社会にでてから入る方がいいのでは、と思います。
現在の修士博士コースに単なるニートが多いように見えます。
20~30代にかけてのバラエティある再教育システムが必要でしょう。
まあ、不況と言っても乞
食のいない国ですから、なんかなるでしょう。
ランキングの方はまた挑戦してみます。
私は現職の国家公務員のノンキャリアですが、正直一番差別を感じるのはマスコミです。
キャリアのレベルが低下し、ノンキャリアが法案を書く時代になっているのに「弁護士」とか「マスコミ」とかご立派な方々はものすごく差別します。
そういう点で、マスコミがつまり世の中の「視点」の一面を代表する方々が階級社会を作りたがっているのではないか、という疑念を持っております(勝ち組負け組などが象徴的でしょうか)。
また、大臣が毅然とした対応をすることが可能になった理由は官僚の圧力と言うよりむしろ党の圧力が減ってきたことの方が大きいと思います。
いずれにしても、良い国でやっていきたいと思います。
我々フリーランスも報道界のカーストでは最下層です(笑)。
でも、実質的に大手の雑誌や、その新人編集者を「教育」しているのが我々というのが現実です(その割にはギャラが低いですが)。
まあ、新聞社の記者の視点は変わったのではなく、旧態然としているから目立つのではないでしょうか。
キャリア、ノンキャリの垣根が低いのは自衛隊かもしれませんね。たたき上げでも大学出て、それなりに頑張れば、ぼくらの年代で1尉ぐらいにはなれますから。防大出の出世頭が1佐ですから。
官僚の人事制度ももっと柔軟であるべきだと思います。
どうせ、キャリアが悪さするのは組織的にやるんだから、ならば移動の回数を減らすべきでしょう。引っ越し、業務の引継だけで随分と無駄な時間と労力が浪費されています。
でも誤解を恐れずに言えば、フリーランスの方も役所批判が最優先という左翼系の方が多く、清谷さんのような是々非々の正論派が少ないように思えます(あるいは接触の機会が少ないのかもしれませんが・・多くのフリーランスの方ははじめに糾弾から入るイメージがあるので・・)
異動自体はキャリアノンキャリア関係ないかもしれません。私もここ3年、1年で異動なので疲れきりました・・。
仕事を覚える暇は役所では「3ヶ月」といわれます。後はこれまでの経験で補うという感じです。
ですから法律改正を経験して大過なく業務を全うした者は改正手順や法文を書く知識があるという前提のもと、他の法律改正に回されたり、国際会議経験者は国際会議の裏方のコツを把握している前提のもと、他の国際会議の運営に回されたりします。
そういった意味で、仕事という意味ではキャリアノンキャリア制度は崩壊しており、ある意味単なる差別制度になっている難点もあります・・。
ゴールデン街でオダ上げて、自分たちが認められないのは世間が悪いとクダをまく。そんな暇があれば勉強しろ、人と会え、思うのですが。
要は何が批判に価するか、ということですね。以前サイゾーで自衛隊の医官の減少を取材したのですが、取材で結構新事実を発見しました。
取材前に仮説を立てるのは必用ですが、それに拘抱される馬鹿者が多いにはこまったものです。大新聞の記者ですらそうですからね。あと、新聞の場合、現場から離れちゃたデスクがイメージだけで現場の記者に指示をする。これ変更報道の原因です。
一般に、週刊誌だと初めに見出しを決めてしまうことが多いんです。で、取材途中でそれがまちがっていても強引に初めの結論に結びつける。ぼくが週刊誌の仕事をあまりやってこなかったのは、そういう傾向があったことも一因です。ぼくの経験では一番まっとうに取材しているのはSPA!でした(昔のことですが。
ぼくは月刊、ないし隔週あたりがペースとしてはいいですね。
公務員の
単なる消し忘れです。
スイマセン。