天皇、皇后両陛下、ウクライナ大統領夫妻と会見
政府がウクライナの大統領を皇居に招いたというのはそれなりに、ウクライナを重要と見ているからでしょう。
しかし、まだウクライナの価値をホントウに理解している人間は政府には少ないでしょう。
地図ではなく、地球儀を見てください。
ウクライナはベラルーシ、ポーランド、スロバキア、ハンガリーなどと国境を接しています。しかも、事実上ロシアの黒海への出口を塞ぐかたちになっています。
ロシアも黒海へのアクセスは可能ですが、政治的、軍事的に不安定な共和国だらけです。ウクライナを西側に留めることができるならば、ロシアを牽制する非常に手段となるでしょう。
しかも黒海、更に地中海へと船でアクセスできます。これはウクライナに生産拠点を持った場合、トルコやブルガリア、更には地中海諸国へ大型船で物資が輸送できます。船の輸送は鉄道や運河用の船舶よりも非常に安価に物資を輸送することが可能です。これは非常に大きなメリットです。
また、前に述べたように、ウクライナは航空宇宙産業と防衛産業が発達しています。三菱重工は旅客機を計画していますが、まず国内を固め、その後海外に出ていく戦略を採るようです。その場合、ウクライナと提携を深め、ウクライナを中心に中欧、中東などを攻めるという手段も考えられます。
非現実的と思われるかもしれませんが、意外に現実的かも知れません。
前に述べた、日本をウクライナ航空産業の拠点にするのと反対のパターンです。またウクライナの航空産業は輸送機や旅客機などの完成機のメーカーです。しかも世界最大の、輸送機を開発できる技術力をもっています。資本を投下すれば、大化けする可能性もあります。
実行は不可能でしょうがアントノフを買収、という大胆なシナリオも考えてみるべきでしょう。日本の政策は実現性ばかりを考える出大胆な構想ができないきらいがあると思います。
ロシアンクラブの美人のオネーチャンだけがウクライナの特産品ではありません。
アサヒ・コム 005年07月22日18時59分
http://www.asahi.com/national/update/0722/TKY200507220427.html
しかし、まだウクライナの価値をホントウに理解している人間は政府には少ないでしょう。
地図ではなく、地球儀を見てください。
ウクライナはベラルーシ、ポーランド、スロバキア、ハンガリーなどと国境を接しています。しかも、事実上ロシアの黒海への出口を塞ぐかたちになっています。
ロシアも黒海へのアクセスは可能ですが、政治的、軍事的に不安定な共和国だらけです。ウクライナを西側に留めることができるならば、ロシアを牽制する非常に手段となるでしょう。
しかも黒海、更に地中海へと船でアクセスできます。これはウクライナに生産拠点を持った場合、トルコやブルガリア、更には地中海諸国へ大型船で物資が輸送できます。船の輸送は鉄道や運河用の船舶よりも非常に安価に物資を輸送することが可能です。これは非常に大きなメリットです。
また、前に述べたように、ウクライナは航空宇宙産業と防衛産業が発達しています。三菱重工は旅客機を計画していますが、まず国内を固め、その後海外に出ていく戦略を採るようです。その場合、ウクライナと提携を深め、ウクライナを中心に中欧、中東などを攻めるという手段も考えられます。
非現実的と思われるかもしれませんが、意外に現実的かも知れません。
前に述べた、日本をウクライナ航空産業の拠点にするのと反対のパターンです。またウクライナの航空産業は輸送機や旅客機などの完成機のメーカーです。しかも世界最大の、輸送機を開発できる技術力をもっています。資本を投下すれば、大化けする可能性もあります。
実行は不可能でしょうがアントノフを買収、という大胆なシナリオも考えてみるべきでしょう。日本の政策は実現性ばかりを考える出大胆な構想ができないきらいがあると思います。
ロシアンクラブの美人のオネーチャンだけがウクライナの特産品ではありません。
アサヒ・コム 005年07月22日18時59分
http://www.asahi.com/national/update/0722/TKY200507220427.html
この記事へのコメント
軍事技術でも意外に先進的なものや独自なものも多いですから我々が学ぶべきものも多いと思います。
専門教育の多くは各種学校に移ってからだと聞いています。
だが、実際は、軍事も教える大学、といった幹事のカリキュラム。それで不満が生じるんのでは。カリキュラムの改変を真剣に検討すべきでしょう。特に海外からの留学生の意見は参考にすべきでしょう。
学長を中心とする外部招聘組は士官としての教養教育を重視している、制服組はもっと専門教育を行いたい。
学長が軍人に替わらないと、方針は変わらないでしょう。
・防大=陸士予科
・幹部候補生学校=陸士本科
という考えで作られたそうです。