細田官房長官「大変残念だ」 道路公団副総裁逮捕 民営化ホントウの意味は・・・

 日本道路公団発注の橋梁談合事件で、同公団No.2の内田道雄副総裁が逮捕されました。
これは邪推かもしれませんが、総理と公団民営化委員会が、こういう事態を見越して、道路公団プロパーの幹部をそのまま登用したのではないでしょうか。

 今頃近藤総裁と猪瀬直樹氏が「いやー、思ったより早くパクれましたねえ。」「いやいやこれからですよ。民営化すればイモズル式に逮捕者がでるでしょう」「総裁も会見じゃ神妙な顔しちゃって」とかビールでも飲みながらテレビのニュースをみていたりして。

 道路公団にしろ、郵便局にしろ、民営化のホントウの理由は、タダの民間企業になるので違法者を逮捕し易い、ガサイレがし易くなる、などというのがではないでしょうか。
 官庁だと何故か警察、検察とも及び腰になり、わざわざ時効が切れてから捜査したりというのはよくある話です。
 また、民間企業の場合、会社に損害を与えたとして株主代表訴訟などもおこせます。過去の悪事をあぶり出すには民営化が一番です。同じ犯罪でも民間人の方が量刑が重たいし。

 民営化後の道路公団の幹部は公団出身者が多く就任予定するですが、近藤総裁は民営化会社の社長人事見直しについては「現段階では考えていない」そうです。そりゃそうでしょう。膿を出しきる絶好の機会ですから。

(共同通信) - 7月26日12時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050726-00000073-kyodo-pol

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