何の冗談ですか- <新聞標語>「『なぜ』『どうして』もっと知りたい新聞で」
日本新聞協会は10月15日から始まる第58回新聞週間に向けて募集した「新聞週間標語」と「新聞配達に関する標語」の入選作を発表しました。選ばれたのは長野県、中島里始さん(46)の「『なぜ』『どうして』もっと知りたい新聞で」だそうです。
朝日新聞の捏造記事事件が起きた後では悪い冗談のようです。もしくは、新聞協会の選考委員に余程自虐的なブラックユーモアがお好きな人たちがおったのではないでしょうか。
朝日新聞は今回の捏造記事問題について国民の『なぜ』『どうして』という質問に答えていません。記者会見すら開かなかったわけです。調査も内部=身内ですませて、紙面での扱いも大きいとは言えませんでした。
朝日の態度からは社長がやるからいいじゃねえか、という居直りと取れます。何しろここで下手に誤ると侵略を進出と書き換えたとする教科書問題やら、その他の忘れてしまいたい過去につていてお詫びをしなければなりません。それを恐れたんでしょう。
これに対して新聞業界の業界団体は記者会見を開くよう同社に対して強力な圧力をかけることなく、ナアナアで済まそうとしているように見えます。恐らく各社とも明日は我が身と考えたのか、身内をかばったのか、その両方でしょう。
これがジャーナリズム、社会の木鐸と称して記者クラブなる、特権的な報道談合組織=護送船団式報道カルテルを続けてきた結果です。一番の問題は彼ら自身が差し迫った危機感を感じていないことでしょう。よどんだ水は腐る、権力(この場合いわゆる第四権力ですが)は腐敗する、というのは古今東西の普遍の真理でしょう。
(毎日新聞) - 9月7日19時28分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000085-mai-soci
朝日新聞の捏造記事事件が起きた後では悪い冗談のようです。もしくは、新聞協会の選考委員に余程自虐的なブラックユーモアがお好きな人たちがおったのではないでしょうか。
朝日新聞は今回の捏造記事問題について国民の『なぜ』『どうして』という質問に答えていません。記者会見すら開かなかったわけです。調査も内部=身内ですませて、紙面での扱いも大きいとは言えませんでした。
朝日の態度からは社長がやるからいいじゃねえか、という居直りと取れます。何しろここで下手に誤ると侵略を進出と書き換えたとする教科書問題やら、その他の忘れてしまいたい過去につていてお詫びをしなければなりません。それを恐れたんでしょう。
これに対して新聞業界の業界団体は記者会見を開くよう同社に対して強力な圧力をかけることなく、ナアナアで済まそうとしているように見えます。恐らく各社とも明日は我が身と考えたのか、身内をかばったのか、その両方でしょう。
これがジャーナリズム、社会の木鐸と称して記者クラブなる、特権的な報道談合組織=護送船団式報道カルテルを続けてきた結果です。一番の問題は彼ら自身が差し迫った危機感を感じていないことでしょう。よどんだ水は腐る、権力(この場合いわゆる第四権力ですが)は腐敗する、というのは古今東西の普遍の真理でしょう。
(毎日新聞) - 9月7日19時28分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000085-mai-soci
この記事へのコメント
とわれてしまうからでしょう。
で、朝日のサイトにも記事がありますが、これでは遅かったと言うことなのでしょうか?
もちろん、評価できるほどの中身はありませんけどねぇ…
社長が辞めることに関しての記者会見であり、何故捏造記事が掲載されちゃったかということにかんしての、記者会見じゃありまえんからねえ。これで新聞協会も一応「記者会見を開いた」という玉虫色の解決をしたと思っているんでしょうねえ。そんなんじゃ今時通用しないんだけど、わかってないですねえ。