経済犯罪に甘い国、日本。 堤被告に懲役3年・罰金500万円求刑…株名義偽装

西武鉄道株の名義偽装事件で、証券取引法に違反したとして東京地検はコクド前会長・堤義明被告に懲役3年、罰金500万円を求刑したそうです。企業としては虚偽記載で起訴された西武鉄道は罰金2億円、インサイダー取引で起訴されたコクドは罰金1億5000万円です。

 常々、ぼくは我が国は経済犯罪に寛容すぎる、それがさらなる経済犯罪を生み、と批判してきました。この事件なんか典型ですよ。
 痴漢で数年お勤めを喰らうご時世に、実質的に一部上場企業のオーナーが何十年も経済犯罪をおこなってきた。しかも、他社を騙すような形で西部鉄道株を売りつけてた、こりゃ立派な詐欺ですよ。動いたカネは数千億円単位でしょう。
 それで個人に対しては求刑が3年、罰金が高々500万円ですよ。満額の判決がでても軽すぎますが、恐らく「初犯」ですから執行猶予がつくでしょう。

 これじゃ、官界も含めて経済犯罪、違法取引はやらないと損、というモラルハザードが蔓延するはずです。

 (読売新聞) - 9月9日16時10分更新


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050909-00000011-yom-soci

この記事へのコメント

KKMM
2005年09月10日 07:08
この件は、私も本当にそう思います。
3年の時間と500万を掛け金に、40年間に渡って不正な金を
何百億(くらいでしょうか)も儲けられるなら
このギャンブルはやらなきゃ損でしょう。

しかも、このギャンブルは株券のペーパーレス化という
予想外の出来事が無ければ負けなかったはずなのですから、
堤義明にしてみれば運が悪かったくらいにしか
思っていないでしょう。

いい加減に
「人さえ死ななければいい」
「企業の犯罪は、利益を出すためには仕方が無い」
という風潮は、止めてほしいものです。
KKMM
2005年09月10日 10:33
先のコメントで、
「人さえ死ななければいい」と書きましたが、
「フィブリノゲン製剤」、「非加熱製剤」
とかの薬害を目の当たりにすると、
「利益のためなら、人が死んだって知ったこっちゃない」
というのが、正しいですね。
キヨタニ
2005年09月11日 02:58
ロッキード疑惑のときは会社のためにやった犯罪ということで罪が軽減されたこともありましたね。
あと、HIVやBSE関連ではまさに農水省、厚生省(当時)の関係者は万死に値するとおもうのですがキャリア官僚にはこれまた甘い判決がでるのが通例です。

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