コメンテーター・文化人は大衆がお嫌い
今回の衆院選に関して、大方の予想を裏切って自民党が圧勝、投票率も延びました。
ところがこれが、テレビなどでコメンテーターなんぞを生業としておられる方々や、識者、文化人と世の中で言われている方々からは評判が悪いようです。
小泉首相をヒットラーになぞらえて、自民党に投票したやつらはワイマール体制時代にナチに投票したドイツ人と同じだ、なんぞとおしゃる方々も多いようです。また、小泉首相手法を劇場型でそれに踊らされた大衆が誤った選択をした、そういう理屈です。
まあ、共産党や社民党が言うならまあわかりますが、自民が大勝したからといって、国民を(自分より劣る)愚衆、無知蒙昧の輩と罵るのは筋違いというものではないでしょうか。国民は識者とやらが思っているほどバカではありません。
これは不思議でなりません。今回の選挙では過去の選挙に比べて、投票率が増えた、特に若い世代が投票所に足を運んだこと、自分の一票なんて政治に影響を与えないから選挙になんていかないという雰囲気が多少なりとも変わったことは民主国家として慶賀すべきだと思っています。
選挙以前の8月12日の「 勝手に結成-投票率8割台を目指す会」と題するブログでhttps://kiyotani.seesaa.net/article/200508article_34.htmlぼくは投票率を上げて、より多くの人が政治に参加することがプラスになると主張してきました。
今回文句をいっている「識者」の人たちの多くは今まで投票率の低さ、政治に対する関心の無さ、また選挙が圧力団体や特定の組織に有利なことを嘆いていたはずです。
それとも投票率が低迷し、圧力団体や組織選挙に強いところが勝つのが真の民主主義とでも言いたいのでしょうか。
ぼくは自民党支持者ではありません。ですが、今回は自民に投票しました。それは有事法の制定、3自衛隊の統合運用、特殊部隊、狙撃部隊の創設、情報収集の強化、防衛駐在官が外務省経由ではなく直接本庁に連絡できるようにしたこなど、多くの防衛庁・自衛隊改革を小泉内閣が行ってきたからです。
また、外務省を改革し中国に対してNOといえる外交を展開していること、郵政、道路公団の民営化などを進めてきたことを評価したからです。これらの改革も決して100点満点ではありません。
しかし、野党、それに党内の抵抗勢力と戦いなら改革を進めるわけですから30点、40点でも、0点やマイナスよりはマシです。それ故、自民に投票しました。
この判断が間違っていたなら、それは自分たちの責任です。それが民主主義、そう思っています。
ところがこれが、テレビなどでコメンテーターなんぞを生業としておられる方々や、識者、文化人と世の中で言われている方々からは評判が悪いようです。
小泉首相をヒットラーになぞらえて、自民党に投票したやつらはワイマール体制時代にナチに投票したドイツ人と同じだ、なんぞとおしゃる方々も多いようです。また、小泉首相手法を劇場型でそれに踊らされた大衆が誤った選択をした、そういう理屈です。
まあ、共産党や社民党が言うならまあわかりますが、自民が大勝したからといって、国民を(自分より劣る)愚衆、無知蒙昧の輩と罵るのは筋違いというものではないでしょうか。国民は識者とやらが思っているほどバカではありません。
これは不思議でなりません。今回の選挙では過去の選挙に比べて、投票率が増えた、特に若い世代が投票所に足を運んだこと、自分の一票なんて政治に影響を与えないから選挙になんていかないという雰囲気が多少なりとも変わったことは民主国家として慶賀すべきだと思っています。
選挙以前の8月12日の「 勝手に結成-投票率8割台を目指す会」と題するブログでhttps://kiyotani.seesaa.net/article/200508article_34.htmlぼくは投票率を上げて、より多くの人が政治に参加することがプラスになると主張してきました。
今回文句をいっている「識者」の人たちの多くは今まで投票率の低さ、政治に対する関心の無さ、また選挙が圧力団体や特定の組織に有利なことを嘆いていたはずです。
それとも投票率が低迷し、圧力団体や組織選挙に強いところが勝つのが真の民主主義とでも言いたいのでしょうか。
ぼくは自民党支持者ではありません。ですが、今回は自民に投票しました。それは有事法の制定、3自衛隊の統合運用、特殊部隊、狙撃部隊の創設、情報収集の強化、防衛駐在官が外務省経由ではなく直接本庁に連絡できるようにしたこなど、多くの防衛庁・自衛隊改革を小泉内閣が行ってきたからです。
また、外務省を改革し中国に対してNOといえる外交を展開していること、郵政、道路公団の民営化などを進めてきたことを評価したからです。これらの改革も決して100点満点ではありません。
しかし、野党、それに党内の抵抗勢力と戦いなら改革を進めるわけですから30点、40点でも、0点やマイナスよりはマシです。それ故、自民に投票しました。
この判断が間違っていたなら、それは自分たちの責任です。それが民主主義、そう思っています。
この記事へのコメント
日本はまだまだ大丈夫だ、と思いました。
自慢するわけではありませんが、ぼくは予想を大きく外していませんので。(笑
大谷氏ふくめて、文章を書かなくなったモノカキ・コメンテイターって頓珍漢なことといいますようね。
彼等より2ちゃんの政治板あたりでの議論の方がマトモでしたね。
>今まで投票率の低さ、政治に対する関心の無さ、
>また選挙が圧力団体や特定の組織に有利なことを嘆いていたはずです。
>それとも投票率が低迷し、圧力団体や
>組織選挙に強いところが勝つのが
>真の民主主義とでも言いたいのでしょうか。
そういう人たちはアンチ自民だから・・・
「組織票による選挙は自民党」
「多くの浮動票はアンチ自民に流れ、自民には流れない」
という認識なのでしょう。
まさか、
「多くの浮動票が自民に流れる」
なんて事態は想定してなかったんでしょう。
だから、今頃グタグタ文句を言っている。
浮動票という言い方がありますが、現在の日本では、「ある特定政党にべったり」という方は希で、多くの方は、その時々の情勢や訴えている内容を見て「是々非々」で判断していると思います。
コメンテーターの皆様は、逆に社会認識が誤っていると思いますが…
民意を反映するのが民主主義ですから。その原則に文句をいうなら、それこそファッショしかない。
共産党やかつての社会党はプロレタリアート独裁を
唱えていましたが、国民から選ばれてもいない「プロレタリアート」が独裁するほうがおかしいのに、
そういうことはあまり指摘されてきませんでしたね。
追いついた頃には「識者」の方たちは消えているんでしょうね。
組織が疲労をおこしていますね。
理由はシンプルで、民主党をはじめ他の政党に日本の暖簾は持たせられないと考えたからです。
日本には、真の野党は存在せず、売国政党ばかりです。今回の自民の圧勝は、そうした日本の現状をストレートに反映した結果であり、素直に喜んではいけないと思います。最も、自民党にも売国政治家は、いますが。
小泉さんを独裁者呼ばわりする声もありますが、僕は独裁者や独裁政権を必ずしも否定していません。民主主義は、国民の腹が満腹して機能するものですから、飯がまともに食えるようになるまで、独裁者が鞭をふるうのも必要悪なのではないかという気がします。
誰かを敵に回す覚悟がないと改革は不可能でしょうし、時には強権を持って大ナタを振るわないと何も代わらないでしょう。
政治関係の板よんでみろよ、と言いたいですね。シロウトの方が的確な分析していますよ。