ホンダのジェット機、受注好調 斬新デザインで超低燃費
ホンダのビジネスジェットが好調なようです。発売前から既に100機以上の予約があるそうです。
前から申し上げているのですが、ビジネスジェットのマーケットは旅客機と全く性格が異なります。
ビジネスジェットの市場は運転手付きの高級乗用車、特にリムジンなどの市場に似てます。使うのは金持ちの個人(含む芸能人)や会社のエグゼクティブ、時給何億円という連中がゴロゴロおります。一時期ナビスコは非常に多くの重役用のビジネスジェットを保有しており、ナビスコ空軍と呼ばれていたこともあります。
エアラインはとにかく運航費が安いこと。信頼性が高いこと。その機体をできるだけ稼働させて、資本の回転率を上げ、如何に早く投資を回収するかが最も重要になってきます。つまり稼げる機体が一番です。
ところがビジネスジェットは一日に何度も飛ばす必要はありません。しかも、機体から内装まで威張りの効くことも重要です。富豪なり、成金なりの自尊心を満足させるステイタスシンボル的なところがあります。
このようなマーケットでは自動車メーカーが参入する場合、顧客を理解するという面ではかなり有利でしょう。しかも自動車メーカーとしてのブランドも利用できます。ビジネスが軌道に乗れば、既存のメーカーを買収してビジネスを拡大する可能性もあるでしょう。
既存のメーカーの営業力やらサービス網を買い取れば成長は加速するでしょう。
寧ろ航空機メーカーである三菱重工が旅客機市場に参入するよりも成功の確率は高いと思います。三菱の航空機ビジネスは官需即ち防衛庁だのみ。後はボーイングやらの下請けばかりです。まともに世界の航空機マーケットでリスクを取って戦ってきたわけでありません。寧ろ社会主義国のメーカーが旅客機市場に参入してきたようなものです。
経産省が航空産業に補助金を出すのは結構ですが、ならばより成功しそうな、ホンダやトヨタに出すべきでしょう。三菱の旅客機にカネをだすなど、何年か分の三菱の仕事量の確保にしかならないでしょう。
まあ、税金所詮は人のカネ、後は野となれ山となれ・・・・・・ですか。
http://www.asahi.com/science/news/TKY200612140382
軍事を知らずして平和を語るな
前から申し上げているのですが、ビジネスジェットのマーケットは旅客機と全く性格が異なります。
ビジネスジェットの市場は運転手付きの高級乗用車、特にリムジンなどの市場に似てます。使うのは金持ちの個人(含む芸能人)や会社のエグゼクティブ、時給何億円という連中がゴロゴロおります。一時期ナビスコは非常に多くの重役用のビジネスジェットを保有しており、ナビスコ空軍と呼ばれていたこともあります。
エアラインはとにかく運航費が安いこと。信頼性が高いこと。その機体をできるだけ稼働させて、資本の回転率を上げ、如何に早く投資を回収するかが最も重要になってきます。つまり稼げる機体が一番です。
ところがビジネスジェットは一日に何度も飛ばす必要はありません。しかも、機体から内装まで威張りの効くことも重要です。富豪なり、成金なりの自尊心を満足させるステイタスシンボル的なところがあります。
このようなマーケットでは自動車メーカーが参入する場合、顧客を理解するという面ではかなり有利でしょう。しかも自動車メーカーとしてのブランドも利用できます。ビジネスが軌道に乗れば、既存のメーカーを買収してビジネスを拡大する可能性もあるでしょう。
既存のメーカーの営業力やらサービス網を買い取れば成長は加速するでしょう。
寧ろ航空機メーカーである三菱重工が旅客機市場に参入するよりも成功の確率は高いと思います。三菱の航空機ビジネスは官需即ち防衛庁だのみ。後はボーイングやらの下請けばかりです。まともに世界の航空機マーケットでリスクを取って戦ってきたわけでありません。寧ろ社会主義国のメーカーが旅客機市場に参入してきたようなものです。
経産省が航空産業に補助金を出すのは結構ですが、ならばより成功しそうな、ホンダやトヨタに出すべきでしょう。三菱の旅客機にカネをだすなど、何年か分の三菱の仕事量の確保にしかならないでしょう。
まあ、税金所詮は人のカネ、後は野となれ山となれ・・・・・・ですか。
http://www.asahi.com/science/news/TKY200612140382
この記事へのコメント
まぁ、高級機と廉価機の違いなんでしょうけど。。。。
そういう人もいないと経済はまわらんですが。