【ファンボロー航空ショー3】日本の航空機メーカーは商売をする気があるのか?
さて、ファンボロー航空ショーの取材も昨日で終わりました。
今日明日は一般公開日ですが、A400Mなど一部の機体は既に引き上げたようです。
A400といえば今回はバタバタして近くで見れなかったのが残念です。
連日晴天が続くのはこのショーとしては希有なことです。あんまりファンボローらしくない天気だななど仲間内で軽口を叩いていたら、しっかり金曜日の午前中は雨になりました。
さて、今年防衛省は自衛隊機の民転型を輸出すると盛大にアナウンスしてきたわけですが、どうも日本企業のブースや関係各位にはそのような意欲というか、意気込みがまったく感じられませんでした。
新明和に至っては出展すらありませんでした。
ブースもいつも通り商売っ気が全くない。
XC-2の模型、民間型の模型すらありませんでした。
説明員としているのは若手の社員ばかりで、権限のある、あるいはビジネスのことがあれこれ言える部長やそれ以上の役職の人間はブースにもシャーレーにもいない。エライ人たちは初日にちらっとブースに立ち寄っただけというところが多いようです。
何だが無理やり出した文化祭の研究発表みたいな感じです。メーカーにも実はやる気は無いんでしょう。経産省が税金使ってリサーチする必要があるのでしょうか。
もっとも経産省はXC-2やUS-2の民転型の輸出は初めから乗る気ないよです。ならば、天下り先の金をばらまくだけのリサーチなどはやめるべきです。マーケットリサーチは本来メーカーがやるべきです。
そもそも商売のキモであるマーケットリサーチを他人任せにしていることが商売を舐めている証拠です。
富士重工のブース。調達が中止になって防衛省と係争中のアパッチを展示するのは如何なものかと思いました。
実際に売り物となる製品の展示が無いのに出展する意義があったのでしょうか。
それから川重のブースでXC-2に関して以前から疑問に思っていたことを質問しました。
あの大きさの機体で、C-1並の500メートルほどの離着陸距離、速度は民間ジェット旅客機並で、しかも高翼式で空気抵抗も大きいにも関わらず、燃費が良くて航続距離は長い。民間の旅客機を転用した低翼輸送機と、軍用戦術輸送機の相反する要求と特性を有していることになります。
しかも低空の運動性もよくて、低空でパレットの空中投擲もこなせる。これが実現できればまさに「夢の軍用輸送機」です。本当に可能なのでしょうか。
話を聞いたところ、まず不整地での運用は考えていない。舗装された2000メーター級の滑走路での運用が前提であり、離着陸500メーターというのは緊急時ににはそれも可能というレベルであるとのことでした。これはXC-2が国内運用を前提としており、国内に2000メーター級の滑走路が増えており、これらを使うことを前提として要求仕様が決定された、とのことです。
今までの疑問が解けました。つまり、簡単に言えばXC-2はランプドアを有した民間輸送機、あるいは国内向けの戦略輸送機ということです。概ねぼくの想像した通りでした。
機体規模が似ているためによくA400MとXC-2がよく比較されますが、運用構想がまったく異なっており、比較の対象にはならないと思います。
これではPKOなどでは使いがってが悪いでしょう。以前ぼくはPKOなどではXC-2が使用できるのは設備が整っている大きな空港までで、そこからC-130などに荷物を積み替えて行う必要があると書きましたが、実際にそのような運用が必要となります。となれば、C-130あるいはもっと小型のC-27Jなども調達する必要があります。前線の未舗装の飛行場まで車輛やヘリなどの大型貨物を輸送するならば今までのようにアントノフの大型機をチャーターする必要があります。また、同様に島嶼防衛などにもXC-2を補完する戦術輸送機が必要です。
高い機動性を見せるC-27J。このような機体がXC-2の補完で必要となるでしょう。
三菱はMRJのシャーレーは出していましたが、展示は行っていませんでした。確かにボンバルディアもエンブラエルもシャーレーだけで展示はありませんでした。ですが、彼らは既に顧客をがっちり握っているわけです。ですからシャーレーで粛々と顧客の相手をすればいいわけです。
ところがMRJはニューカマーです。未だに実機も無い状態で顧客捜しにショーに来ているはずです。ならば積極的にアトラクティブなブースをだすべきです。また、そのほうがプレスを引きつけることになり、雑誌などに記事が掲載されればプレゼンスと知名度も増すことになります。
実際ロシアや中国の競合相手はそうしていました。
スホーイはスーパー100の実機を展示していました。
プレス対応に関していえば、プレスがシャーレーに入れたのは木曜日の4時からだけ。
それ以外の時にきた来たプレス関係者をみんな追い返していました。
これではプレスを無視しているのと同じです。出展企業ではビジネス用のシャーレーと、プレス用のシャーレーを分けています。予算の都合もあるでしょうが、そのようにすべきでした。
仮にそうしないのであっても、プレスには受付で対応すべきです。ドアの中にもいれないというのは極めて異常です。中国の企業でもそんなことはしません。せっかく年に一度の広報の機会を自ら潰しているようなものです。
以前ぼくはパリ航空ショーで開催された大使公邸のパーティの招待客は日本人ばかりで、身内どうして飲み食いしていたことを暴露しましたが、まだ意識の改革が成っていないようです。こんなことでは早晩、トヨタや商社などの出資者が手を引くようになるのではなはないでしょうか。
実際今回MRJの受注は無かったようです。武士の商法をいつまで続けるのでしょうか。
せっかく税金をつぎ込んで開発した機体ですから頑張って売って欲しいのもです。
国産ジェット「MRJ」苦戦か、ファンボロー航空ショーの小型機受注合戦
http://www.afpbb.com/article/economy/2742270/5991030
かといってIHIもXP-1用のXF-7エンジンを売りこむようでもなし。
本来民転に際してあれこれ仕様変更が必要な機体に比べて、エンジンはその必要もなくある意味一番楽に民転できアイテムなはずです。また多数のエンジンが輸出されるのであれば、タダでさえ高いXP-1の運用コストの低減に大きく貢献することになるはずです。
防衛省があれだけ自画自賛するのならば、いの一番に民転の候補として重点的に売りこむべきだと思うのですが。
今日明日は一般公開日ですが、A400Mなど一部の機体は既に引き上げたようです。
A400といえば今回はバタバタして近くで見れなかったのが残念です。
連日晴天が続くのはこのショーとしては希有なことです。あんまりファンボローらしくない天気だななど仲間内で軽口を叩いていたら、しっかり金曜日の午前中は雨になりました。
さて、今年防衛省は自衛隊機の民転型を輸出すると盛大にアナウンスしてきたわけですが、どうも日本企業のブースや関係各位にはそのような意欲というか、意気込みがまったく感じられませんでした。
新明和に至っては出展すらありませんでした。
ブースもいつも通り商売っ気が全くない。
XC-2の模型、民間型の模型すらありませんでした。
説明員としているのは若手の社員ばかりで、権限のある、あるいはビジネスのことがあれこれ言える部長やそれ以上の役職の人間はブースにもシャーレーにもいない。エライ人たちは初日にちらっとブースに立ち寄っただけというところが多いようです。
何だが無理やり出した文化祭の研究発表みたいな感じです。メーカーにも実はやる気は無いんでしょう。経産省が税金使ってリサーチする必要があるのでしょうか。
もっとも経産省はXC-2やUS-2の民転型の輸出は初めから乗る気ないよです。ならば、天下り先の金をばらまくだけのリサーチなどはやめるべきです。マーケットリサーチは本来メーカーがやるべきです。
そもそも商売のキモであるマーケットリサーチを他人任せにしていることが商売を舐めている証拠です。
富士重工のブース。調達が中止になって防衛省と係争中のアパッチを展示するのは如何なものかと思いました。
実際に売り物となる製品の展示が無いのに出展する意義があったのでしょうか。
それから川重のブースでXC-2に関して以前から疑問に思っていたことを質問しました。
あの大きさの機体で、C-1並の500メートルほどの離着陸距離、速度は民間ジェット旅客機並で、しかも高翼式で空気抵抗も大きいにも関わらず、燃費が良くて航続距離は長い。民間の旅客機を転用した低翼輸送機と、軍用戦術輸送機の相反する要求と特性を有していることになります。
しかも低空の運動性もよくて、低空でパレットの空中投擲もこなせる。これが実現できればまさに「夢の軍用輸送機」です。本当に可能なのでしょうか。
話を聞いたところ、まず不整地での運用は考えていない。舗装された2000メーター級の滑走路での運用が前提であり、離着陸500メーターというのは緊急時ににはそれも可能というレベルであるとのことでした。これはXC-2が国内運用を前提としており、国内に2000メーター級の滑走路が増えており、これらを使うことを前提として要求仕様が決定された、とのことです。
今までの疑問が解けました。つまり、簡単に言えばXC-2はランプドアを有した民間輸送機、あるいは国内向けの戦略輸送機ということです。概ねぼくの想像した通りでした。
機体規模が似ているためによくA400MとXC-2がよく比較されますが、運用構想がまったく異なっており、比較の対象にはならないと思います。
これではPKOなどでは使いがってが悪いでしょう。以前ぼくはPKOなどではXC-2が使用できるのは設備が整っている大きな空港までで、そこからC-130などに荷物を積み替えて行う必要があると書きましたが、実際にそのような運用が必要となります。となれば、C-130あるいはもっと小型のC-27Jなども調達する必要があります。前線の未舗装の飛行場まで車輛やヘリなどの大型貨物を輸送するならば今までのようにアントノフの大型機をチャーターする必要があります。また、同様に島嶼防衛などにもXC-2を補完する戦術輸送機が必要です。
高い機動性を見せるC-27J。このような機体がXC-2の補完で必要となるでしょう。
三菱はMRJのシャーレーは出していましたが、展示は行っていませんでした。確かにボンバルディアもエンブラエルもシャーレーだけで展示はありませんでした。ですが、彼らは既に顧客をがっちり握っているわけです。ですからシャーレーで粛々と顧客の相手をすればいいわけです。
ところがMRJはニューカマーです。未だに実機も無い状態で顧客捜しにショーに来ているはずです。ならば積極的にアトラクティブなブースをだすべきです。また、そのほうがプレスを引きつけることになり、雑誌などに記事が掲載されればプレゼンスと知名度も増すことになります。
実際ロシアや中国の競合相手はそうしていました。
スホーイはスーパー100の実機を展示していました。
プレス対応に関していえば、プレスがシャーレーに入れたのは木曜日の4時からだけ。
それ以外の時にきた来たプレス関係者をみんな追い返していました。
これではプレスを無視しているのと同じです。出展企業ではビジネス用のシャーレーと、プレス用のシャーレーを分けています。予算の都合もあるでしょうが、そのようにすべきでした。
仮にそうしないのであっても、プレスには受付で対応すべきです。ドアの中にもいれないというのは極めて異常です。中国の企業でもそんなことはしません。せっかく年に一度の広報の機会を自ら潰しているようなものです。
以前ぼくはパリ航空ショーで開催された大使公邸のパーティの招待客は日本人ばかりで、身内どうして飲み食いしていたことを暴露しましたが、まだ意識の改革が成っていないようです。こんなことでは早晩、トヨタや商社などの出資者が手を引くようになるのではなはないでしょうか。
実際今回MRJの受注は無かったようです。武士の商法をいつまで続けるのでしょうか。
せっかく税金をつぎ込んで開発した機体ですから頑張って売って欲しいのもです。
国産ジェット「MRJ」苦戦か、ファンボロー航空ショーの小型機受注合戦
http://www.afpbb.com/article/economy/2742270/5991030
かといってIHIもXP-1用のXF-7エンジンを売りこむようでもなし。
本来民転に際してあれこれ仕様変更が必要な機体に比べて、エンジンはその必要もなくある意味一番楽に民転できアイテムなはずです。また多数のエンジンが輸出されるのであれば、タダでさえ高いXP-1の運用コストの低減に大きく貢献することになるはずです。
防衛省があれだけ自画自賛するのならば、いの一番に民転の候補として重点的に売りこむべきだと思うのですが。
防衛破綻―「ガラパゴス化」する自衛隊装備 (中公新書ラクレ)
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清谷 信一
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この記事へのコメント
後、
>これではPKOなどでは使いがってが悪いでしょう。以前ぼくはPKOなどではXC-2が使用できるのは設備が整っている大きな空港までで、そこからC-130などに荷物を積み替えて行う必要があると書きましたが、実際にそのような運用が必要となります。となれば、C-130あるいはもっと小型のC-27Jなども調達する必要があります。前線の未舗装の飛行場まで車輛やヘリなどの大型貨物を輸送するならば今までのようにアントノフの大型機をチャーターする必要があります。また、同様に島嶼防衛などにもXC-2を補完する戦術輸送機が必要です。
という事についてですが、
これってXC-2という一輸送機がどうこうという問題ではなく、空輸システムをどうやって構築するかという問題ではないですか?
そしてそんなグランドデザインを構築する能力など、失礼ながらキヨタニさんは全く有していないと思うのですが。
折角ファンボローまで行って、何をしているのですか? それでも軍事ジャーナリストの端くれですか?
今頃になって疑問が解けたんですか。今回のファンボローまで川崎重工の人間に取材出来ていなかったんですか。XC-2の開発が始まって随分と時間が経っているというのに。
今頃になってわざわざ自分の無知を晒してどうするんですか。
この点に関する限りは全くの同感です。で、他メーカーはどんな感じで? もっと詳しく書いてくれないとわかりません。アトラクティブなの一言だけでは何もわかりません困った物です。
後、プロの人間にとって(もちろんキヨタニさん達の様な軍事ジャーナリストは除きます)、この手の催しの存在意義はいかなる物があるのでしょうか?
あまり酷な言い方は止しましょう。
はっきり現実を相手に突き詰めとバグるかも。清谷氏は軍事ジャーナリストの末端に位置する方です。(各個人の評価は別)
分かってやっているんですよ。殊更日本企業が無能であることを書き外国企業のブースはこんなに素晴らしいと紹介していない事からも明らかです。
そういえばXC-2の運用を批判しC-27とかも買うべきとか言っていましたがA-400Mはよろしいのですか?
機体重量超過状態がどのようになっているか昔の情報しか知りませんが改善されていなければドイツはプーマを積めませんよね?たとえ積んだとしても離陸距離が長くなり(そも上がれるか?)燃費は激しく悪化し航続距離は短くなり(空中給油必要)着陸距離は長くなり着陸する場所も選ぶことに(足が潰れるかな?)なりますね。そこの所エアバス等に取材していないのですか?
まあ取材してなくても問題にしてないので聞いていないにしても良いですけど。後、日本語を一から勉強したほうが良いですよ。
自分が言う事じゃないですが文章が読みにくいです。読み手の事を考えてないような気がします。
例がないし,今後も予定がないなら,元より不要な能力では?
A400Mザマーっていう歪んだ愛国心と幻想が打ち砕かれたわけだ。
だからキヨタニ氏に八つ当たりですが。
みっともないね。
程度の低い軍オタは度がしがたいな。
まあ、人をやたらとけなす人間って、実は自意識が異常に肥大しているが、そのくせ自分に自信が無いタイプが多いよな。
可哀想に。
??? 冷徹な現実って何……? そもそも「夢の軍用輸送機」なんて幻想なんて抱き様がないと思うんだが。
>程度の低い軍オタは度がしがたいな。
まあ、人をやたらとけなす人間って、実は自意識が異常に肥大しているが、そのくせ自分に自信が無いタイプが多いよな。
可哀想に。
キヨタニ先生の事ですねわかります。
そうでなければ只のネット弁慶ですな。
間違いなく無理です。あのプライムニュースを見る限りキヨタニ先生とまともにディベートしたり、コミュニケーションを取るのは困難極まりない難事業だと思われます。
おそらく自分はキヨタニ先生に対してあらん限りの罵倒をぶつける事しか出来ないでしょう。
故に自分はあの日のプライムニュースの制作に携わったキヨタニ先生以外の全ての人々に心からの敬意を表する物であります。
……ああ、神風氏はちょっと微妙かな?
●●ほど自覚がないというのは本当らしいな。
実社会では友達がいないんだろうなあ。
貴重な情報をありがとうございます。
>離着陸500メーターというのは緊急時ににはそれも可能というレベル
特にこの点はXC-2のSTOL性能の一端を示してくれています。
C-130の1.5倍の機体が空荷なら500mから離陸できるというだけでXC-2のSTOL性能の高さが伺えます。
しかし、XC-2は機体サイズに比べて過大なエンジンを搭載しているため燃費は良くないように見えます。
燃料搭載量で航続距離を補っていて、民間輸送機には余り向いていないんじゃないかなと思っています
求められていない性能がないからダメだとか困るのですが。こういう時に良い言葉を知っています。
『現実を見よ!』(爆)
http://www.kunisawa.net/tasogare.html
これは、C-1のクリーン状態での最短離着陸距離とほぼ同等か、やや短い値です。
これ程のSTOL能力があるということは、これまで噂されてはいましたが、メーカー側が認めたのは初めてですね。
貴重な情報、ありがとうございました。
不整地離着陸能力を重要視しない、という傾向は、ファンボローでブラジル空軍からLOIを貰ったエンブラエルKC-390も明言してましたので、今後のスタンダードになるかもしれませんね。
今回、大手メーカーさんは、例の民転検討会のパブコメ中でしたから、安易なアピールは困難だったのではないでしょうか。
むしろ、今回大々的にシャレーまで出展した部品メーカーの組合さんが要注目ですね。取材されましたか?
MRJは…まだ、欧州販売拠点の開設前ですし、ERAに深く食い込んだ様子も伺えましたので、今後に期待ですね。実機も部品レベルで製造開始した段階だそうですし。
>しかし、XC-2は機体サイズに比べて過大なエンジンを搭載しているため燃費は良くないように見えます。
燃料搭載量で航続距離を補っていて、民間輸送機には余り向いていないんじゃないかなと思っています
こういう考察こそキヨタニ先生みたいな立場の人がやらねばいけない事なんですがねえ……
そこはぜひ伏字ではなく、本音をぶちまけてくださいw お願いします。
別に「夢の輸送機」でも何でもない、機体に比べて大型のエンジンを搭載することで滑走距離を短くして大容量の貨物を高速で運べる代わりに民間機に比べて航続距離や積載重量を犠牲にした、軍用輸送機として極めて真っ当な機体だと思います。清谷氏が勝手に夢を見ているだけではないでしょうか。
つーか、不整地というのはどの程度のものを指すのかというのもわからない。タイヤあたりの接地圧は軍民含めて輸送機の中では低いほうだけど(C-130より低い)、これで運用できない不整地ってのはどんななんだろう?
まだ、結論が出ていなかったような機がするのですが。
私はファンボローへ行ったことがないので、知らないのですが、日本企業はどこかまとめ役になっている団体(財団かな)が仕切っているのですかね。
空自がどのような運用を想定してどんな要求を出したのかすら知らないんですか
自称専門家ならちょっとは調べてください