海自が小型戦闘艦を導入
新防衛大綱 最新鋭小型戦闘艦の配備で調整
http://www.news24.jp/articles/2013/11/08/04239903.html
防衛省は、12月に閣議決定する新たな防衛大綱で、アメリカ軍が持つ「沿岸海域戦闘艦」と同じような艦艇を新たに海上自衛隊に配備することを盛り込む方向で、最終調整に入った。
ご案内のようにぼくは以前から現在の護衛艦よりも小型のフリゲイトやコルベットクラスのより小さな護衛艦、あるいはミサイル艇(ないしパトロールボート)を増やすべきだと主張してきました。そのためには護衛艦をもっと細かく分け、各タイプ別に定数を定める必要があります。
例えば現在の駆逐艦相当の護衛艦を30隻に減らして、排水量が半分程度のコルベットを30隻、合計60隻にするとか、です。
対中国では、より浅瀬でも活動でき、頭数が揃えられる小型の艦艇が必要です。
ですが、今回の話はどうでしょうかね。やたらに高コストになるのではないでしょうか。
また現在の「駆逐艦」やら掃海艇の定数はどうするのか、という問題もあります。現状でも自衛艦隊は乗員の不足に悩んでいます。にもかかわらず潜水艦は既に16隻から22隻に増やすことが決まっています。乗員の確保も考えるべきです。使い道のないミサイル艇は売るか廃棄すべきです。
それと米軍の「沿岸海域戦闘艦」は失敗作です。本来安価に調達できるのがメリットであるはずなのに、極めて高価なものになっています。機能や能力を絞った方がいいでしょう。
まずはどのようなシナリオで、どのような戦い方をするかというイメージを明確にすべきです。例えば島嶼防衛を重視するならば一定数のセミリジッジボートや小型のホバークラフトや潜水艇などを収容できるとか、射程が長い76ミリ砲を導入してアウトレンジで上陸した敵兵を叩けるようにするかも必要でしょう。
ただヘリ用のハンガーはあった方がいいでしょう。その方が運用の柔軟性が広がります。ヘリは積まずとも、UAVは搭載すべきです。
しかし、海自の首脳部の頭は古く凝り固まっています。例えば、未だにRWSも導入していません。これだけ海外で派遣され、外地に停泊したり、海賊対処を行っているにもかかわらずです。また島嶼防衛の小競り合いでもRWSは必要です。想像力が欠如しているとしか言いようがありません。
これでまともな小型戦闘艦が開発できるのでしょうか。心配になります。
トリマラン型の船体の米国と共同開発も進められますが、トリマラン船体も考慮すべきです。ただトリマランはメリットも多いのですが、実証艦まで作った英海軍は採用していません。こういう事情を詳しく調べるべきです。
個人的にはできるだけ安価で数を揃えられることを最重要視すべきだと考えます。
そういえば、件のNHK記者による罵倒、取材妨害の件ですが、「皆様のNHK」からは未だに連絡がありません。
ああ、それから視聴者なんちゃら係の山本氏は自分の姓名も、直通電話番号も教えてくれませんでした。さすが「皆様のNHK」やることが正々堂々しておりますな。実にフェアな態度で小役人根性の欠片も見えません。やはり鈴木徹也記者のような優秀な記者が輩出されるわけです。納得ですね。返事がこないならば報道局長やら関係各位に内容証明を送って、それをネットで公開質問状として公開しようかしら
新しいウェブニュースサイト、NEXT MADIA Japan In-Depthに寄稿しております。
陸上自衛隊の時代遅れな「最新型戦車」の量産に疑問〜1千億円の開発費と毎年10輛・150億円に効果はあるか①
http://japan-indepth.jp/?p=1255
『記者クラブ』というシステム〜防衛省大臣記者会見後で非記者クラブ会員に圧力をかけるNHK記者の存在①
http://japan-indepth.jp/?p=1131
『記者クラブ』というシステム〜防衛省大臣記者会見後で非記者クラブ会員に圧力をかけるNHK記者の存在②
http://japan-indepth.jp/?p=1135
近代オリンピックは欧米の歴史コンプレックスが源流だ①
http://japan-indepth.jp/?p=1068
近代オリンピックは欧米の歴史コンプレックスが源流だ②
http://japan-indepth.jp/?p=1090
自衛隊の情報源はウィキペディアや2ちゃんねる?①
http://japan-indepth.jp/?p=979
自衛隊の情報源はウィキペディアや2ちゃんねる?②
http://japan-indepth.jp/?p=994
自衛隊の情報源はウィキペディアや2ちゃんねる?③
http://japan-indepth.jp/?p=1011
“報道ヘリ”が象徴する大手メディアの問題点〜災害救助の弊害と匿名の無責任体制①
http://japan-indepth.jp/?p=941
“報道ヘリ”が象徴する大手メディアの問題点〜災害救助の弊害と匿名の無責任体制②
http://japan-indepth.jp/?p=950
大手新聞も混同「武器輸出三原則」と「武器輸出三原則等」の大きな違い①|[連載]清谷信一「自衛隊の常識は軍隊の非常識」(3)
http://japan-indepth.jp/?p=900
大手新聞も混同「武器輸出三原則」と「武器輸出三原則等」の大きな違い②|[連載]清谷信一「自衛隊の常識は軍隊の非常識」(4)
http://japan-indepth.jp/?p=906
大手新聞も混同「武器輸出三原則」と「武器輸出三原則等」の大きな違い③|[連載]清谷信一「自衛隊の常識は軍隊の非常識」(5)
http://japan-indepth.jp/?p=909
陸自の新兵器、機動戦闘車は無用の長物
http://japan-indepth.jp/?p=755
朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しています。
機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza
機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza
陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか(上)――不足する情報収集
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102300007.html?iref=webronza
陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか(中)――参考になる英海兵隊
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102400005.html?iref=webronza
陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか(下)――自衛隊はプロ集団の英海兵隊に学べ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102500005.html?iref=webronza
http://www.news24.jp/articles/2013/11/08/04239903.html
防衛省は、12月に閣議決定する新たな防衛大綱で、アメリカ軍が持つ「沿岸海域戦闘艦」と同じような艦艇を新たに海上自衛隊に配備することを盛り込む方向で、最終調整に入った。
ご案内のようにぼくは以前から現在の護衛艦よりも小型のフリゲイトやコルベットクラスのより小さな護衛艦、あるいはミサイル艇(ないしパトロールボート)を増やすべきだと主張してきました。そのためには護衛艦をもっと細かく分け、各タイプ別に定数を定める必要があります。
例えば現在の駆逐艦相当の護衛艦を30隻に減らして、排水量が半分程度のコルベットを30隻、合計60隻にするとか、です。
対中国では、より浅瀬でも活動でき、頭数が揃えられる小型の艦艇が必要です。
ですが、今回の話はどうでしょうかね。やたらに高コストになるのではないでしょうか。
また現在の「駆逐艦」やら掃海艇の定数はどうするのか、という問題もあります。現状でも自衛艦隊は乗員の不足に悩んでいます。にもかかわらず潜水艦は既に16隻から22隻に増やすことが決まっています。乗員の確保も考えるべきです。使い道のないミサイル艇は売るか廃棄すべきです。
それと米軍の「沿岸海域戦闘艦」は失敗作です。本来安価に調達できるのがメリットであるはずなのに、極めて高価なものになっています。機能や能力を絞った方がいいでしょう。
まずはどのようなシナリオで、どのような戦い方をするかというイメージを明確にすべきです。例えば島嶼防衛を重視するならば一定数のセミリジッジボートや小型のホバークラフトや潜水艇などを収容できるとか、射程が長い76ミリ砲を導入してアウトレンジで上陸した敵兵を叩けるようにするかも必要でしょう。
ただヘリ用のハンガーはあった方がいいでしょう。その方が運用の柔軟性が広がります。ヘリは積まずとも、UAVは搭載すべきです。
しかし、海自の首脳部の頭は古く凝り固まっています。例えば、未だにRWSも導入していません。これだけ海外で派遣され、外地に停泊したり、海賊対処を行っているにもかかわらずです。また島嶼防衛の小競り合いでもRWSは必要です。想像力が欠如しているとしか言いようがありません。
これでまともな小型戦闘艦が開発できるのでしょうか。心配になります。
トリマラン型の船体の米国と共同開発も進められますが、トリマラン船体も考慮すべきです。ただトリマランはメリットも多いのですが、実証艦まで作った英海軍は採用していません。こういう事情を詳しく調べるべきです。
個人的にはできるだけ安価で数を揃えられることを最重要視すべきだと考えます。
そういえば、件のNHK記者による罵倒、取材妨害の件ですが、「皆様のNHK」からは未だに連絡がありません。
ああ、それから視聴者なんちゃら係の山本氏は自分の姓名も、直通電話番号も教えてくれませんでした。さすが「皆様のNHK」やることが正々堂々しておりますな。実にフェアな態度で小役人根性の欠片も見えません。やはり鈴木徹也記者のような優秀な記者が輩出されるわけです。納得ですね。返事がこないならば報道局長やら関係各位に内容証明を送って、それをネットで公開質問状として公開しようかしら
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陸上自衛隊の時代遅れな「最新型戦車」の量産に疑問〜1千億円の開発費と毎年10輛・150億円に効果はあるか①
http://japan-indepth.jp/?p=1255
『記者クラブ』というシステム〜防衛省大臣記者会見後で非記者クラブ会員に圧力をかけるNHK記者の存在①
http://japan-indepth.jp/?p=1131
『記者クラブ』というシステム〜防衛省大臣記者会見後で非記者クラブ会員に圧力をかけるNHK記者の存在②
http://japan-indepth.jp/?p=1135
近代オリンピックは欧米の歴史コンプレックスが源流だ①
http://japan-indepth.jp/?p=1068
近代オリンピックは欧米の歴史コンプレックスが源流だ②
http://japan-indepth.jp/?p=1090
自衛隊の情報源はウィキペディアや2ちゃんねる?①
http://japan-indepth.jp/?p=979
自衛隊の情報源はウィキペディアや2ちゃんねる?②
http://japan-indepth.jp/?p=994
自衛隊の情報源はウィキペディアや2ちゃんねる?③
http://japan-indepth.jp/?p=1011
“報道ヘリ”が象徴する大手メディアの問題点〜災害救助の弊害と匿名の無責任体制①
http://japan-indepth.jp/?p=941
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http://japan-indepth.jp/?p=950
大手新聞も混同「武器輸出三原則」と「武器輸出三原則等」の大きな違い①|[連載]清谷信一「自衛隊の常識は軍隊の非常識」(3)
http://japan-indepth.jp/?p=900
大手新聞も混同「武器輸出三原則」と「武器輸出三原則等」の大きな違い②|[連載]清谷信一「自衛隊の常識は軍隊の非常識」(4)
http://japan-indepth.jp/?p=906
大手新聞も混同「武器輸出三原則」と「武器輸出三原則等」の大きな違い③|[連載]清谷信一「自衛隊の常識は軍隊の非常識」(5)
http://japan-indepth.jp/?p=909
陸自の新兵器、機動戦闘車は無用の長物
http://japan-indepth.jp/?p=755
朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しています。
機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza
機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza
陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか(上)――不足する情報収集
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102300007.html?iref=webronza
陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか(中)――参考になる英海兵隊
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102400005.html?iref=webronza
陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか(下)――自衛隊はプロ集団の英海兵隊に学べ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102500005.html?iref=webronza
この記事へのコメント
NHKはこのような場合、放置を好むようです。
なんか過去に何かの件で、放置された方を見たような記憶があります。
例えば戦時といった「切羽詰まった状況」でもない限り、「安くしよう」としても結局は「あれもこれも」で高くなってしまうのでしょうか。海賊やテロリストが主な相手なら沿岸警備隊の哨戒船に毛が生えたぐらいの船が好ましいのかも知れませんが(米国沿岸警備隊の船は冷戦終了までは兵装が可能?)、自国の主権内を活動範囲とする沿岸警備隊と違い、敵性海域に散会するとなるとそれなりの能力がないとやはり不安です。そう考えると沿岸域戦闘艦は悩ましい艦種のようにも思えます。普通の軍艦のダウンサイジング?それとも「戦闘システム」と艦を分けて
・新造艦 軍艦構造または商船構造
・少々古くなった既存の軍艦
・中古の商船等
の選択を可能にするのが良いのでしょうか。
実用性に問題はないのでしょうか。
127mmか155mmはどうでしょう?
CIWSは主として海軍の敵のミサイルなどを打ち落とすための防御兵器です。近年は陸上でも同じ目的で使用されています。対してRWSは元来装甲車輛の車長の損害の低減、ISR能力の向上などのために導入されたもので、海軍用のものは主として近接する高速ボートや停泊中の岸などからの攻撃などの非対称性戦闘に対処するために導入されています。
ようですが逆は不可能です。
諸外国を見れば分かりますが
CIWSを搭載してる艦はRWSを
積んでいません。
アーレイバーク級はRWSを積んでますが
前部CIWSを降ろしてます。
海自護衛艦は基本的に前後にCIWSを
搭載する事でRWSは重要ではない
ようですが。
CIWSは大口径で過剰とも言えますが
諸外国の艦艇用RWSは25~30mmは
ざらなので問題ないでしょう。
接近されたらM2で対処と!完璧です。
ご無沙汰しております。
・米軍のLCSは、失敗作とのご意見、私も賛成です。高価になり、「モジュール化」戦闘システムも開発に成功していません。LCS的な艦と言っても「ネットワーク重視の軽武装の艦」なのか、「軽武装の高速艦」なのか、何を指しているのかで、全く変わりますね。
・RWSの件ですが、私も block1B 対応したファランクス CIWSがまさにRWSだと考えていました。清谷さんがRWSと言っているのは、NZ海軍が採用している12.7mmタイフーンターレットのようなものでしょうか?
「も」様のご意見と同じですが、例えば、イギリス海軍フリゲートは、30mmのRWS x2に、人力の12.7mm機関銃数基、そして7.62mmのガトリング砲 mini-Gunで武装しています。「たかなみ」型護衛艦ではこれが、20mmCIWS block1B x2、人力の 12.7 mm機関銃数基ですから、まぁ、特に劣ってはいないかと。。。(miniGunは近接戦闘力がすごく高そうですけどね)
76mmの案は同意、57mmはまた金がかかるし英国B企業がまたまたボロ儲け。30mmは海保が北欧の国から相当ボッタクリされてるけど海自で数が出ればこれほど費用対効果のよい弾は無いです。
また近接用に12.7ミリ機銃があるといっても近接してくる高速ボートに手動の12.7ミリ機銃は追従できません。
レスポンスありがとうございます。
20mm CIWSはあくまで防空用として、25-30mmの無人砲塔(RWS)を別途用意し、かつ、可能であればさらに12.7mm級のRWSも装備すべき、ということですね。
その意味では、英軍の45型駆逐艦が、20mmCIWS block1B x2、30mm RWS x2、12.7mm手動機銃数基、さらに場合によって7.62mm ガトリングガン x2 を搭載しているので、理想の姿ということでしょうか。
こうして見ると、25-30mm程度のRWSが、海自のフネにないというのが、おそらく清谷さんの問題意識かと思います。確かにそうかも知れません。
ストリートファイター構想に似てますね。
ガンダムで例えるなら
少数のガンダムと大量のジムを
混成させるようなものです。
機能は絞って価格を安くできれば良いですが、
さじ加減が難しいでしょうね。
機能を絞りすぎれば駄作、
かといって逆に拡充し過ぎればLCSの二の舞、
悩ましいです。
〉ガンダムとジム
例えが悪いです。
試作機と量産機の関係ですよ。
ジムとボールの関係が最適でしょうか。