アメリカが総理の靖国参拝が嫌いな訳
アメリカが総理の靖国参拝が嫌いなのは、自分の国のレジデマシー(正当性)を疑われてしまうからでしょう。
日本にしろ英仏にしろ神話は遠い昔のお話です。ある意味お伽話の世界です。
当時アコギなことをやったでしょうが、それらは神話ですから、で済まされてしまう。
ところがアメリカは300年も立っていませんから建国以来の悪さは隠しようがないわけです。
インディアンを殺し犯し、土地を奪い、メキシコの土地を奪い、米西戦争では因縁をふっかけ戦争を起し、独立を約束したフィリピンでそれを反故にし、独立派を拷問して殺しまくり、戦略爆撃で、民間人を虐殺し、あまつさえ原爆を落とし、ベトナム戦争では枯葉剤という化学兵器を使用し、パナマに侵攻して国家元首を誘拐し、中南米の独裁者を支援してきたなんぞというのは、歴史的なスパンでいえば、「つい最近」で一括りにされるタームです。
ですから先の戦争も「ファシズムと民主主義の戦い」というフィクションを維持ししたわけです。ところがその民主主義=正義は戦略爆撃で民間人を殺しまくり、アパルトヘイト時代のい南アも真っ青の人種差別国家だったわけです。黒人兵はライフルをもたさず、コックとか砲兵のでも弾運びです。末期になって黒人の戦闘機部隊ができました、これは例外です。
それは黒人が鉄砲の撃ち方を覚えると、自分たちの身が危ないからです。
戦後になっても黒人、有色人種は銀行の口座も作れませんでした。アパルトヘイト時代の南アよりも差別的です。なんとか差別がなくなったのは80年代ぐらいからでしょう。
南アは94年に黒人大統領が誕生しましたが、米国はオバマが最初です。
それでも自分たちは民主主義=正義と自称しなければいけない。そうでないとアメリカ人というアイデンティティが崩壊してしまうからです。だから世界中でサダム・フセインやれノリエガ将軍やら悪いやつ(バッドガイ)を攻撃する。攻撃する自分たちはいいもの(グッドガイ)という理屈です。アメリカがしょっちゅう戦争しているのはこの偏執狂的な国民性のためでしょう。
ですから、第二次大戦に関してもあの戦争は正しかった、ということにちょっとでもオブジェクションが感じられる発言に対しては神経質になるわけです。
「戦後レジームからの脱却」なんてとんでもない話、なのでしょう。
アメリカ人が一番嫌うのは自分たちがアンフェアと言われることです。
ところが実際にはアンフェアなことを山ほどやってきた。だけどそれは「無いこと」になっている。だからアメリカのレジでマシーを疑うことを許さないわけです。
ぼくは個人的にA級戦犯合祀は問題だと思います。勿論東京裁判は茶番ですし、本来無罪の人間が多数有罪にされています。ですから、これを認めるつもりはありません。
あれが文明的な裁判であればブッシュもオバマも最近の戦争の戦争犯罪を裁く法定で被告席にすわるべきです。で縛り首か銃殺ですよ。
靖国神社は戦死した人間と、負ける戦争を始めた人間は分けるべきでしょう。「生きて虜囚の辱めをうけず」といってい捕虜になるなら死ね、と言っていた連中が自分たちは虜囚になって生きながらえたわけです。これを是とできません。
戦前の戦争も自衛の戦争と呼べるものと、軍部の都合でやった戦争に分けられるでしょう。日華事変なんぞ不要な戦争でした。陸海軍上層部は自分たちの予算が増えるから楽しかったでしょうが、現場の兵隊はたまったものじゃありません。またダラダラと戦争してイタズラに国力を浪費しました。
第二次大戦も現実を分析することなく、内向きの社内政治の論理で、当事者意識が希薄なのに開戦しちゃったわけです。石油の備蓄なんぞもいい加減に勘定しておりました。
ぼくはA級戦犯の合祀には反対ですが、だからと行って安倍首相が参拝してはいけないとも思いません。合祀の是非の結論がでるまで参拝するなと主張する「識者」と称するのがいますが、これは暴論です。
これは国内問題です。外国にとやかく言われる話ではない。
それに文句があるならばアーリントンから人種差別主義者と戦争犯罪者を完全に排除してから言って欲しいものです。
それからドイツがあれこれ言っていますが、あれも言いがかりです。自分たちがナチで味噌をつけたから、そのいいのがれに使っているだけです。彼らの主張はアレはナチがやったことでドイツ人がやったことではないとなっています。
ですからヒットラーの山荘とか当時の「遺物」は更地にしています。あれは無かったことにしようと。
ユダヤ人の件も本当に反省しているのかどうか。ネオナチは多いし、人種差別も多いです。ぼくが欧州で一番人種差別にあうのはドイツです。
てなわけで、外国様がと騒ぐのはあまりにナイーブですよ。
高々20~30年ぐらいまで、日本人は生魚を食べるから野蛮だとよく言われていいました。欧米の「常識」では火を通さないのは「料理」じゃないというイメージがあったからです(でも、お前ら生牡蠣やらタルタルステーキは喰うよな?)。
外国から野蛮と批判されたらといって刺し身や寿司を食べるのを止めましたか?
実際に海外に行ってご覧なさい。
アメリカ人がどれほど嫌わているか。アラブにしろアジアにしろアフリカにしろ。
対して日本の評判はいいですよ。
日本はこんなに素晴らしいのだと過剰に宣伝する選民主義プンプンの内弁慶的なプロパガンダを聞いて日本は常に正しいと、自己陶酔することは問題ですが、ちょっと悪口言われて位で右顧左眄する必要はありません。
国際社会と付き合うのに一番必要なのは語学ではなく、面の皮の厚さと度胸です。
以下は12月24日の防衛大臣記者会見のぼくの質問です。
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2013/12/24.html
Q:韓国からの弾薬の要求ということは、5.56mm以外の要求というのはあったのでしょうか。それとも、5.56mm弾だけだったのでしょうか。
A:今回、私どもが現地から報告を受けているのは5.56mm弾のみの要請というふうに承知をしております。
Q:中期防で水陸両用車とオスプレイと思われるティルトローター機の調達が明記されているのですが、両方ともまだ十分な評価をしていない段階だと思います。AAV-7に関しては先日報道官の方から平成26年度中に評価を行うという回答があったのですけれども、平成26年度中ですとAAV-7指揮通信型、回収型が到着していないということで、APC型のみで判断をすると。そうすると、そもそもなぜ指揮通信型と回収型は評価目的で購入しているのかということになりますし、オスプレイに至ってはそういう評価を全くしていない段階で既にもう中期防で調達を決めるということで、すごく拙速な感じを受ける。何か政治的な導入をしなければ行けないという理由が両方ともあるのでしょうか。
A:私どもは、部隊から様々なヒアリングをする中でこのような装備についての検討を行っております。今日具体的な予算についてのレクチャーがあるというように聞いておりますので、そこでしっかり聞いていただければありがたいと思います。
Q:住友重工の指名停止の件なのですけれども、機関銃関係で非常にデータなんかに一貫して不備があったということで、これに関して5ヶ月というのは非常に軽いのではないかと思うのです。74式機銃を調達された時期ではじめから全てデータが偽装されていると。これに関して例えばもう少し重たい処置はないのか、あとは例えばM2であるとかMINIMIに関しては外国からの輸入に切り替えるということは考えていないのか、あとは過去の損害賠償などは考えていらっしゃるのでしょうか。
A:この問題については、担当部局から私の方に報告があった時点から、ある程度時間をかけての対応について協議させていただき、内部でかなり検討して、最終的には報告も受けております。いずれにしても、今日終わった後細かく説明させますので、そこでお話をしていただければと思います。
林信吾との共著、真・大東亜戦争キンドル版1巻が現在49円とお得になっております。全17巻です
新しいウェブニュースサイト、NEXT MADIA Japan In-Depthに寄稿しております
安倍政権の安全保障軽視が露呈!やっつけ仕事の国防計画?〜安倍首相はまともに安全保障を考えていない
http://japan-indepth.jp/?p=1956
これではまるで中国政府の記者会見だ!」〜情報発信強化を謳いながら、安全保障報道で外国メディアを差別する安倍政権
http://japan-indepth.jp/?p=1939
低性能でも価格は数倍から10倍の国産小火器〜住友重機が防衛省に納入していた機関銃データの改竄も露呈
http://japan-indepth.jp/?p=1930
夢想的な平和主義者ではなかったネルソン・マンデラ〜武装組織への上手な処遇が生んだ安定政権
http://japan-indepth.jp/?p=1900
「軍事産業は国の財産」と演説した現実的政治家ネルソン・マンデラの死と「最後の未開拓巨大市場」南アフリカの現在
http://japan-indepth.jp/?p=1919
防衛省・技術研究本部に実戦的な装備は開発できるのか①〜リモート・ウェポン・ステーションとは何か?
http://japan-indepth.jp/?p=1703
防衛省・技術研究本部に実戦的な装備は開発できるのか②〜必要な調達をする気のない自衛隊と必要ない装備を技術実証する技術研究本部の悪すぎる連携
http://japan-indepth.jp/?p=1720
朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しています。
陸自の水陸両用装甲車、AAV7導入は裏口入学だ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013122500002.html
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(上)――トルコの狙いは何か?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013112500006.html
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(下)――日本がパートナーを組むべき国はどこか?
アベノミクスで食材偽装が増える?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013111100009.html
機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza
機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza
日本にしろ英仏にしろ神話は遠い昔のお話です。ある意味お伽話の世界です。
当時アコギなことをやったでしょうが、それらは神話ですから、で済まされてしまう。
ところがアメリカは300年も立っていませんから建国以来の悪さは隠しようがないわけです。
インディアンを殺し犯し、土地を奪い、メキシコの土地を奪い、米西戦争では因縁をふっかけ戦争を起し、独立を約束したフィリピンでそれを反故にし、独立派を拷問して殺しまくり、戦略爆撃で、民間人を虐殺し、あまつさえ原爆を落とし、ベトナム戦争では枯葉剤という化学兵器を使用し、パナマに侵攻して国家元首を誘拐し、中南米の独裁者を支援してきたなんぞというのは、歴史的なスパンでいえば、「つい最近」で一括りにされるタームです。
ですから先の戦争も「ファシズムと民主主義の戦い」というフィクションを維持ししたわけです。ところがその民主主義=正義は戦略爆撃で民間人を殺しまくり、アパルトヘイト時代のい南アも真っ青の人種差別国家だったわけです。黒人兵はライフルをもたさず、コックとか砲兵のでも弾運びです。末期になって黒人の戦闘機部隊ができました、これは例外です。
それは黒人が鉄砲の撃ち方を覚えると、自分たちの身が危ないからです。
戦後になっても黒人、有色人種は銀行の口座も作れませんでした。アパルトヘイト時代の南アよりも差別的です。なんとか差別がなくなったのは80年代ぐらいからでしょう。
南アは94年に黒人大統領が誕生しましたが、米国はオバマが最初です。
それでも自分たちは民主主義=正義と自称しなければいけない。そうでないとアメリカ人というアイデンティティが崩壊してしまうからです。だから世界中でサダム・フセインやれノリエガ将軍やら悪いやつ(バッドガイ)を攻撃する。攻撃する自分たちはいいもの(グッドガイ)という理屈です。アメリカがしょっちゅう戦争しているのはこの偏執狂的な国民性のためでしょう。
ですから、第二次大戦に関してもあの戦争は正しかった、ということにちょっとでもオブジェクションが感じられる発言に対しては神経質になるわけです。
「戦後レジームからの脱却」なんてとんでもない話、なのでしょう。
アメリカ人が一番嫌うのは自分たちがアンフェアと言われることです。
ところが実際にはアンフェアなことを山ほどやってきた。だけどそれは「無いこと」になっている。だからアメリカのレジでマシーを疑うことを許さないわけです。
ぼくは個人的にA級戦犯合祀は問題だと思います。勿論東京裁判は茶番ですし、本来無罪の人間が多数有罪にされています。ですから、これを認めるつもりはありません。
あれが文明的な裁判であればブッシュもオバマも最近の戦争の戦争犯罪を裁く法定で被告席にすわるべきです。で縛り首か銃殺ですよ。
靖国神社は戦死した人間と、負ける戦争を始めた人間は分けるべきでしょう。「生きて虜囚の辱めをうけず」といってい捕虜になるなら死ね、と言っていた連中が自分たちは虜囚になって生きながらえたわけです。これを是とできません。
戦前の戦争も自衛の戦争と呼べるものと、軍部の都合でやった戦争に分けられるでしょう。日華事変なんぞ不要な戦争でした。陸海軍上層部は自分たちの予算が増えるから楽しかったでしょうが、現場の兵隊はたまったものじゃありません。またダラダラと戦争してイタズラに国力を浪費しました。
第二次大戦も現実を分析することなく、内向きの社内政治の論理で、当事者意識が希薄なのに開戦しちゃったわけです。石油の備蓄なんぞもいい加減に勘定しておりました。
ぼくはA級戦犯の合祀には反対ですが、だからと行って安倍首相が参拝してはいけないとも思いません。合祀の是非の結論がでるまで参拝するなと主張する「識者」と称するのがいますが、これは暴論です。
これは国内問題です。外国にとやかく言われる話ではない。
それに文句があるならばアーリントンから人種差別主義者と戦争犯罪者を完全に排除してから言って欲しいものです。
それからドイツがあれこれ言っていますが、あれも言いがかりです。自分たちがナチで味噌をつけたから、そのいいのがれに使っているだけです。彼らの主張はアレはナチがやったことでドイツ人がやったことではないとなっています。
ですからヒットラーの山荘とか当時の「遺物」は更地にしています。あれは無かったことにしようと。
ユダヤ人の件も本当に反省しているのかどうか。ネオナチは多いし、人種差別も多いです。ぼくが欧州で一番人種差別にあうのはドイツです。
てなわけで、外国様がと騒ぐのはあまりにナイーブですよ。
高々20~30年ぐらいまで、日本人は生魚を食べるから野蛮だとよく言われていいました。欧米の「常識」では火を通さないのは「料理」じゃないというイメージがあったからです(でも、お前ら生牡蠣やらタルタルステーキは喰うよな?)。
外国から野蛮と批判されたらといって刺し身や寿司を食べるのを止めましたか?
実際に海外に行ってご覧なさい。
アメリカ人がどれほど嫌わているか。アラブにしろアジアにしろアフリカにしろ。
対して日本の評判はいいですよ。
日本はこんなに素晴らしいのだと過剰に宣伝する選民主義プンプンの内弁慶的なプロパガンダを聞いて日本は常に正しいと、自己陶酔することは問題ですが、ちょっと悪口言われて位で右顧左眄する必要はありません。
国際社会と付き合うのに一番必要なのは語学ではなく、面の皮の厚さと度胸です。
以下は12月24日の防衛大臣記者会見のぼくの質問です。
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2013/12/24.html
Q:韓国からの弾薬の要求ということは、5.56mm以外の要求というのはあったのでしょうか。それとも、5.56mm弾だけだったのでしょうか。
A:今回、私どもが現地から報告を受けているのは5.56mm弾のみの要請というふうに承知をしております。
Q:中期防で水陸両用車とオスプレイと思われるティルトローター機の調達が明記されているのですが、両方ともまだ十分な評価をしていない段階だと思います。AAV-7に関しては先日報道官の方から平成26年度中に評価を行うという回答があったのですけれども、平成26年度中ですとAAV-7指揮通信型、回収型が到着していないということで、APC型のみで判断をすると。そうすると、そもそもなぜ指揮通信型と回収型は評価目的で購入しているのかということになりますし、オスプレイに至ってはそういう評価を全くしていない段階で既にもう中期防で調達を決めるということで、すごく拙速な感じを受ける。何か政治的な導入をしなければ行けないという理由が両方ともあるのでしょうか。
A:私どもは、部隊から様々なヒアリングをする中でこのような装備についての検討を行っております。今日具体的な予算についてのレクチャーがあるというように聞いておりますので、そこでしっかり聞いていただければありがたいと思います。
Q:住友重工の指名停止の件なのですけれども、機関銃関係で非常にデータなんかに一貫して不備があったということで、これに関して5ヶ月というのは非常に軽いのではないかと思うのです。74式機銃を調達された時期ではじめから全てデータが偽装されていると。これに関して例えばもう少し重たい処置はないのか、あとは例えばM2であるとかMINIMIに関しては外国からの輸入に切り替えるということは考えていないのか、あとは過去の損害賠償などは考えていらっしゃるのでしょうか。
A:この問題については、担当部局から私の方に報告があった時点から、ある程度時間をかけての対応について協議させていただき、内部でかなり検討して、最終的には報告も受けております。いずれにしても、今日終わった後細かく説明させますので、そこでお話をしていただければと思います。
林信吾との共著、真・大東亜戦争キンドル版1巻が現在49円とお得になっております。全17巻です
新しいウェブニュースサイト、NEXT MADIA Japan In-Depthに寄稿しております
安倍政権の安全保障軽視が露呈!やっつけ仕事の国防計画?〜安倍首相はまともに安全保障を考えていない
http://japan-indepth.jp/?p=1956
これではまるで中国政府の記者会見だ!」〜情報発信強化を謳いながら、安全保障報道で外国メディアを差別する安倍政権
http://japan-indepth.jp/?p=1939
低性能でも価格は数倍から10倍の国産小火器〜住友重機が防衛省に納入していた機関銃データの改竄も露呈
http://japan-indepth.jp/?p=1930
夢想的な平和主義者ではなかったネルソン・マンデラ〜武装組織への上手な処遇が生んだ安定政権
http://japan-indepth.jp/?p=1900
「軍事産業は国の財産」と演説した現実的政治家ネルソン・マンデラの死と「最後の未開拓巨大市場」南アフリカの現在
http://japan-indepth.jp/?p=1919
防衛省・技術研究本部に実戦的な装備は開発できるのか①〜リモート・ウェポン・ステーションとは何か?
http://japan-indepth.jp/?p=1703
防衛省・技術研究本部に実戦的な装備は開発できるのか②〜必要な調達をする気のない自衛隊と必要ない装備を技術実証する技術研究本部の悪すぎる連携
http://japan-indepth.jp/?p=1720
朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しています。
陸自の水陸両用装甲車、AAV7導入は裏口入学だ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013122500002.html
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(上)――トルコの狙いは何か?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013112500006.html
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(下)――日本がパートナーを組むべき国はどこか?
アベノミクスで食材偽装が増える?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013111100009.html
機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza
機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza
この記事へのコメント
対してリベラルと言われている民主党ほど好戦的で、民主党の大統領ほど戦争はじめるんですよね。
(そもそもネオコンは左翼からの転向組ですし。)
この辺は日本とは違うところですね。
日米同盟は、米国は価値観の一致を前提としていますから、反旗を翻した同盟国に対しては、米国は消極的な防衛義務しか見せなくなるでしょう。未だに軍隊を持たない日本が、中国に単独で対抗して尖閣を防衛することは、非常に困難です。
日華事変に正当性を見出せない以上は、国際連盟による対日経済制裁には正当性があり、それに対抗して軍事侵攻を行った太平洋戦争にも正当性は得られません。安倍首相が行うべきなのは、海外にむけて東京裁判の大枠を肯定した上で、その価値観の修正を訴えていくことです。
安倍首相は、内心では「東京裁判は茶番だ」と捉えているのではないかと思います。そうした理念を維持するために、靖国参拝をしつつも、東京裁判の位置付けについて自身の言葉で説明することを避け続けるのであれば、日米同盟は停滞し、中国はその間隙を必ず突いてくるでしょう。
私が思うに、日本が世界にむけて掲げていく歴史観としては、リットン調査団の報告書を肯定することです。報告書では、日本の満州侵攻には中国側にも原因があることを認め、解決策として満州に自治政府を樹立し、実質的に日本の保護下とすることを提案しています。この提案を日本が受け入れていれば、満州の日本の権益は維持され、中国との戦争も回避できました。
日本政府及びサンフランシスコ講和条約で
全ての戦争犯罪人とされた人たちは「公務死」で扱われることになってますから
おっしゃる通りです。まずは終戦と言わずに、敗戦と言うところから地道にやっていこうと思います。
新年おめでとうございます。
しかし、メンゲレとかナチス親衛隊だけが、悪いのですかね?
蒋介石国民党軍とナチスドイツの密接な関係は、今ではなかったことにされていますが(ドイツ軍の軍服を着て、ナチスの紋章をつけた蒋介石の息子の写真が残っています)、結局歴史など、ご都合主義の固まりです。
しかし、それだとドイツが「敵」の日本と三国同盟を結んだり、大戦中に潜水艦を使ってジェットエンジンやロケットエンジンの技術を供与した理由が分かりません。蒋介石の息子の件も、単にナチスにカブレていたから、と考えていいのではないのでしょうか?
満州国成立当時は、国際連盟は対日経済制裁の発動を見送りました。第二次上海事変の勃発後に、9ヶ国条約や国際連盟による調停を日本が拒否したことで、国際連盟の対日経済制裁は決定されました。
満州国問題を抱える日本としては、第二次上海事変を自力で解決を図ることはせず、勃発当初の8月の英米仏による調停案に賛同すべきだったでしょう。また、南京攻略後に和平工作に失敗した1938年1月以降は、9ヶ国条約や国際連盟による調停に委ねるべきでした。第二次上海事変は、見方を変えれば満州国問題を国際調停によって仕切り直す好機とも成り得たはずです。
国際法上の合法性を獲得するということは、いかに同時代の諸外国から賛同を得るかの勝負でしょう。当時において、日本はその勝負で中国に敗れました。現代においても、第二次上海事変を日本が調停に委ねず拡大していったことに、正当性を認める立場は、海外においてはほとんど支持は得られないのではないですか。
経済封鎖から見た太平洋戦争開戦の経緯
www.nids.go.jp/publication/senshi/pdf/201103/05.pdf
例えば、イスラム教徒に向かって酒を飲め、豚肉を食えと強要することは民主主義に反します。それと同じで、安倍総理に靖国に参拝するなと言うことも、民主主義に反することではありませんか。民主主義とはそんなに軽いものなのでしょうか?
言い分が通るとなれば調子に乗りエスカレートするのは見えてます。
そもそも中韓は関係改善を望んでません。
これでは幾ら日本が一方的に頑張って良くしようとしても良くなることはないのです。
無為に煽る必要はないですが舐められない毅然とした態度が正しい対処だと感じます。
イジメやクレーマーには黙ってるだけでは駄目です。
手厳しい痛撃を食らわすのが最も効果があります。