オノ・ヨーコはナチスを賛美するのか?
オノ・ヨーコさん、イルカの追い込み漁に訴え
http://www.afpbb.com/articles/-/3006905
彼女のスタンダードは欧米白人のスタンダードなんでしょうね。
犬を喰うのは野蛮、イルカやくじらを喰うのは野蛮だと。
でもそれは、欧米の「ローカルな常識」であってコモンセンスではない。
ところが欧米人は得てして自分たちの「ローカル・ルール」がコモンセンスであると、頭っから信じこんでる。
オノ・ヨーコ氏も長年向こうに住んで「朱に交われば赤くなる」で影響を受けたのではないでしょうか。
くじら・イルカを喰うな、殺すなというのは、イルカは賢いから、可愛いからというのが根拠でしょう。 一部の例外を除けば別に絶滅危惧種でもありません(一部のカルトな環境保護団体はそう主張していますが)。
「賢い」というのを誰が決めるのでしょうか?
白人の旦那方でしょうか。
でもそれはヒットラーやナチスと同じ論理です。
スラブ人は劣っているから奴隷にしていい、ユダヤ人は危険だから皆殺し、ジプシーや同性愛者も右に同じ。てな、ものでしょう。
そこまでは言わないにしても人種差別の意識が根底にあります。
賢くなければ殺していいのか。であれば知能に障害がある人間も抹殺していいことになるが、これまたナチスの論理です。
ナチスやヒトラー的なものを忌避する欧米の「常識人」達は実は自分が同じような主張をしているのだと気が付きません。こういうところ、非常に鈍感です。
かわいい、可愛くないは主観です。では可愛くないトカゲや蛇は殺していいのか。蛇やトカゲを可愛いと思っている人達もマジョリティではないけど存在します。
自分の情緒を人に強要するのは教養あるオトナとなは言えません
ぼくは海外でくじらやイルカの話になった時は誤解を解く努力をします。
得てしてシーシェパードあたりの垂れ流したプロパガンダをそのまま信じています。日本が「違法」に南氷洋で捕鯨を行っていると信じている人が非常に多い。ですから我が国が行っているのはIWAで認められた、すなわち国際社会が認めたものであるものであると説明することにしています。
まあ、初めから喧嘩していいと思っている場合は「では、あなたはナチやヒットラーを支持するのですか?」とやる場合もあります。
その上で、上記のような主張をします。
大抵くじらやイルカの擁護をするのはインテリなので、ナチとか人種差別主義者とよばれると、大変怒ります。特に公衆の面前でやられてメンツを潰された場合は尚更です。これが最大の侮辱だからです。
ですが彼らは反論ができません。「賢い」の基準が示せませんから。反論しても無茶苦茶な感情論になります。
世界では昆虫を食べる人達も多いし、アラブでは羊の丸焼きの目玉は珍重されます。ゲストは勧められことも多いです。鯛の姿焼きの目玉みたいなものですが、大抵欧米人は嫌います。ぼくは食べました(まああまり美味いものではありませんが)。
欧米では30年ぐらい前まで日本人は寿司や刺し身で、「調理していないサナカを喰うから野蛮」という人達が少なくありませんでした。
それは欧米では料理=火を通すのが当たり前だからです。
ですがタルタルステーキや牡蠣なんぞ例外があり、自分たちも食べてきたわけです。
刺し身が野蛮というのは人種的偏見がその根底にあったからでしょう。
欧米の「ローカルな常識」が古今東西を通じての「コモンセンス」ではありません。
ですが彼らはその意識が未だ低く、未だにそれを押し付けます。
それをまた留学したり、白人社会エリート社会のお仲間に加えて貰った人達は、彼らの
論理で祖国を罵倒したり、蔑むことがすくなくありません。
まあモスクワや北京の大学に留学して洗脳されて帰ってくるようなものですが、自覚がないから悪意がなく、それは自覚があってのプロパガンダよりも悪質です。
ただ、だからといって「尊皇攘夷」に走るのも問題です。外国が悪いんだと内輪でオダを揚げても事態はよくなりません。
最近はこういう「国益問題」になると我が国は常に正しいのだと言う情緒に基づいたヒステリー的な国粋主義、あるいは選民主義に走る人が少ない無いように思えます。
ですが、こんな因縁の付け合いは国際社会では日常でしかありません。
日本人は一般に白黒の決着を付けたがります。それが受け入れられないと悲観したり、悲しんだりします。ですがそれは極めてナイーブです。
白と黒の間にはグレーゾーンが存在します。議論ではそれを白の側(自分側)に引き寄せるための努力が必要です。それは簡単ではありません。
それに欧米では喧々諤々の議論をしても、それが終わればケロッとして一緒に飯を喰ったりします。彼らにとっては一種のゲームなのでしょう。
こういう神経構造はまじめな日本人には理解できません。ですが、こういうメンタリティの連中とつきあっていくタフさが必要です。しんどいですけども。
ただ、議論にしても相手の退路を完全に断つようなまねをすると駄目です。アメリカ人の偽善を追求するとアメリカと国の正当性自体が否定されてしまいます。そこまで指摘するとアメリカ人は絶対に自分の非を認めません。
ですからさじ加減、議論や交渉のテクニックが必要です。また怒った振りはしてもいいのですが、本気になって怒ると議論には勝てません。
これまた面倒くさいことではあります。ですがそれが国際社会とつきあうということです。
新しいウェブニュースサイト、NEXT MADIA Japan In-Depthに寄稿しております
陸上自衛隊の水陸両用車の調達先は『アメリカ製』だけが候補の「出来レース」?〜水陸両用装甲車=AAV7は導入ありきでいいのか①
http://japan-indepth.jp/?p=2220
陸上自衛隊の水陸両用車の調達先は『アメリカ製』だけが候補の「出来レース」?〜水陸両用装甲車=AAV7は導入ありきでいいのか②
http://japan-indepth.jp/?p=2220
陸上自衛隊の水陸両用車の調達先は『アメリカ製』だけが候補の「出来レース」?〜水陸両用装甲車=AAV7は導入ありきでいいのか③
http://japan-indepth.jp/?p=2234
安倍政権の安全保障軽視が露呈!やっつけ仕事の国防計画?〜安倍首相はまともに安全保障を考えていない
http://japan-indepth.jp/?p=1956
これではまるで中国政府の記者会見だ!」〜情報発信強化を謳いながら、安全保障報道で外国メディアを差別する安倍政権
朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しています。
オスプレイはいっそのこと、政府専用機にhttp://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014011600005.html
陸自向けのオスプレイ導入は「裏口入学」だ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014011500004.html
陸自の水陸両用装甲車、AAV7導入は裏口入学だ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013122500002.html?iref=webronza
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(上)――トルコの狙いは何か?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013112500006.html
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(下)――日本がパートナーを組むべき国はどこか?
アベノミクスで食材偽装が増える?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013111100009.html
機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza
機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza
林信吾との共著、真・大東亜戦争全17巻です
http://www.afpbb.com/articles/-/3006905
彼女のスタンダードは欧米白人のスタンダードなんでしょうね。
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オノ・ヨーコ氏も長年向こうに住んで「朱に交われば赤くなる」で影響を受けたのではないでしょうか。
くじら・イルカを喰うな、殺すなというのは、イルカは賢いから、可愛いからというのが根拠でしょう。 一部の例外を除けば別に絶滅危惧種でもありません(一部のカルトな環境保護団体はそう主張していますが)。
「賢い」というのを誰が決めるのでしょうか?
白人の旦那方でしょうか。
でもそれはヒットラーやナチスと同じ論理です。
スラブ人は劣っているから奴隷にしていい、ユダヤ人は危険だから皆殺し、ジプシーや同性愛者も右に同じ。てな、ものでしょう。
そこまでは言わないにしても人種差別の意識が根底にあります。
賢くなければ殺していいのか。であれば知能に障害がある人間も抹殺していいことになるが、これまたナチスの論理です。
ナチスやヒトラー的なものを忌避する欧米の「常識人」達は実は自分が同じような主張をしているのだと気が付きません。こういうところ、非常に鈍感です。
かわいい、可愛くないは主観です。では可愛くないトカゲや蛇は殺していいのか。蛇やトカゲを可愛いと思っている人達もマジョリティではないけど存在します。
自分の情緒を人に強要するのは教養あるオトナとなは言えません
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ですが彼らは反論ができません。「賢い」の基準が示せませんから。反論しても無茶苦茶な感情論になります。
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それは欧米では料理=火を通すのが当たり前だからです。
ですがタルタルステーキや牡蠣なんぞ例外があり、自分たちも食べてきたわけです。
刺し身が野蛮というのは人種的偏見がその根底にあったからでしょう。
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ですが彼らはその意識が未だ低く、未だにそれを押し付けます。
それをまた留学したり、白人社会エリート社会のお仲間に加えて貰った人達は、彼らの
論理で祖国を罵倒したり、蔑むことがすくなくありません。
まあモスクワや北京の大学に留学して洗脳されて帰ってくるようなものですが、自覚がないから悪意がなく、それは自覚があってのプロパガンダよりも悪質です。
ただ、だからといって「尊皇攘夷」に走るのも問題です。外国が悪いんだと内輪でオダを揚げても事態はよくなりません。
最近はこういう「国益問題」になると我が国は常に正しいのだと言う情緒に基づいたヒステリー的な国粋主義、あるいは選民主義に走る人が少ない無いように思えます。
ですが、こんな因縁の付け合いは国際社会では日常でしかありません。
日本人は一般に白黒の決着を付けたがります。それが受け入れられないと悲観したり、悲しんだりします。ですがそれは極めてナイーブです。
白と黒の間にはグレーゾーンが存在します。議論ではそれを白の側(自分側)に引き寄せるための努力が必要です。それは簡単ではありません。
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こういう神経構造はまじめな日本人には理解できません。ですが、こういうメンタリティの連中とつきあっていくタフさが必要です。しんどいですけども。
ただ、議論にしても相手の退路を完全に断つようなまねをすると駄目です。アメリカ人の偽善を追求するとアメリカと国の正当性自体が否定されてしまいます。そこまで指摘するとアメリカ人は絶対に自分の非を認めません。
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陸上自衛隊の水陸両用車の調達先は『アメリカ製』だけが候補の「出来レース」?〜水陸両用装甲車=AAV7は導入ありきでいいのか①
http://japan-indepth.jp/?p=2220
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http://japan-indepth.jp/?p=2220
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http://japan-indepth.jp/?p=1956
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朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しています。
オスプレイはいっそのこと、政府専用機にhttp://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014011600005.html
陸自向けのオスプレイ導入は「裏口入学」だ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014011500004.html
陸自の水陸両用装甲車、AAV7導入は裏口入学だ
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013122500002.html?iref=webronza
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(上)――トルコの狙いは何か?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013112500006.html
日経が伝えないトルコとの戦車エンジン共同開発の真実(下)――日本がパートナーを組むべき国はどこか?
アベノミクスで食材偽装が増える?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013111100009.html
機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza
機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza
林信吾との共著、真・大東亜戦争全17巻です
この記事へのコメント
偽善と身勝手我侭とバカは三位一体不可分ですからねー
我国も愚民政策が功を奏して一億総愚民。
http://takedanet.com/2014/01/post_3952.html
↑こんなのもあり、
また、これ↓は、
http://takedanet.com/2014/01/post_679e.html
日本人の本質の部分を「朝日」が体現していると言っていいでしょう。
古来日本人は2種類います。
本当の日本人、これは古来から少数派。それを産み出すために何千何万倍もの「滓」人間が生まれます。これが大半の日本人。
同じだと考えると収拾付きません。
(武田せんせもまだこれに気づいていない様子ですけど)
しかし、自社のCMに対して理不尽な苦情を寄せてきた外人に配慮して、いとも簡単にCMを打ち切ったANAは外人からなめられることになるでしょう。そのような組織は清谷様曰く「ヒモのソープ嬢」みたいになる、ということですか。
このあたりは『肉食の思想』という本に興味深い事が書いてあったように記憶しています。
・キリスト教徒である欧米人は「唯一理性を持つ」人間とその他の動物を厳然として区別する。
・「命を奪う」というよりも「(不必要な?)苦痛を与える」という方に関心を持つ。
・欧米の人間観は時として「白人の上流階級だけが”人間”」という方向に向かう事がある。
おのようこが言ってるのは
くじらかわいそうだから反対とか、賢いからとか言うよりは
やめておいた方が日本は得だぜ、って意見だと思うんだけど
反論するなら
いいや、損でもやるべきとか
こういうお得な面があるとかにしないと
無論オノ・ヨーコ氏にそのような親切心からの発言をしたのでしょう。
ですが、それは白人様には逆らわず、ご機嫌を取り結べばあなた方も「奴隷の自由」を甘受できますよ、ということを意味します。ご本人が自覚しているしていないを問わずですが。
無論仰るように自己主張をする摩擦や不利益は起こるでしょう。それは長期的に見た場合、ある程度
我慢すべきことです。
相手が怒ると(起こった振りをすると)主張をごもっともと、土下座をして色々と失ってきたのが和楽の外交じゃないでしょうか。ことに中国や韓国に対してはそうです。
また外国では安易に追従する人間は尊敬されません。良き友人になろうとするのであれば主張することは主張すべきです。
それとも日本人は劣った劣等人種だから白人の旦那型のいうことは聞くんだと、と子孫に教育すべきでしょうか。
明治維新以来、日本人の生活様式は欧米化に偏る一方です。
今時、羽織袴に足袋に下駄履いて出掛ける人がどれだけいますか?元ネタの食生活だって、肉ばかり食ってるじゃないですか。
自殺者3万人と言ったって、割腹する人なんかいないですよ。
そういう見方をすれば、この国に日本人なんかおらんのです。日本語を話す人種不明の大衆ばかりです。
では、自分達がそれでも日本人だというのであれば、何を引っ込めて、何を主張するのか。なにが日本人の本質であるのか。瑣末なことは明治の先人も変えてきたんだから。
今回のオノヨーコさんの趣旨は「敵ばかりだが、時代の変化に対応してうまく立ち回って、国の独立を守れ」ということでしょう。
奴隷とか言うのは、尊王攘夷と一緒で滅びを良しとする原理主義的で、少し控えるべきだったと思いますよ。
何も疑うことをせずに、力のある国の主張は全て正しいのだ、それにしたがうのが国際的な常識である、対外的には事実確認もせずに、自分が全部悪うございましたと頭をさげていればいいのだと考えることは極めて危険です。
実際にアメリカや英国などに留学した官僚やら学者などと話をすると、彼の地の考え方こそが正しいという、まさに洗脳されたような人達が少なくありません。経済学者などには特に多いようですが。
上記のようなぼくの主張は「毒薬」みたいなものです。これを外国でのべつまくなし主張していれば孤立します。仕事にもなりません。
ですが、適宜薄めて使えば「薬」になります。要はその匙加減です。
大体日本人は過去それをやってきて、最後にキレて
大立ち回りをやってきたわけでしょう。チャーチルも日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。調子にのってこれを繰り返していたら、突然怒りだして、戦艦を二隻も沈めらた。だったら何でもっと早く自己主張をしてくれなかったのだ、という趣旨を書いています。
得てして欧米人、特にアメリカ人は交渉事で、ひとつこちらが要求を飲むと更に要求をしてきます。それがどんなに理不尽なものでもです。バカや弱者は搾取してやれというわけです。
我々日本人が今後常に欧米の「常識」は正しい。どんな無理難題を押し付けられてもお説に従いますとすべていいなりないう忍耐力を維持できるのあればオノ・ヨーコ氏のアドバイスを受けれれば宜しいでしょうが、それは我々にはできないと思います。
鯨やイルカ云々以前に「とりあえず頭を下げておきさえすれば丸く収まる」というのが日本ローカルの考え方で、「実際に己に非があったとしても容易には謝らない」の方が世界の多数派である事を自覚すべきだと思います。それで徹底的にやりあった上で落とし所を探るというのが世界の多数派の「事の進め方」であるとすると、日本ローカルの考え方は却ってそれ(問題解決等)を阻害しかねないのではと。
あなたはおっちょこちょいです。明治とはそれまでの日本の歴史を徹底的に否定した時代ですよ。少なくとも今日本が抱えている問題の4分の3くらいはこの時代から戦前の政策に起因します。薩長らが欧米の侵略に勇敢に立ち返ったなんてただのプロパガンダですよ。薩長閥は英国の傀儡に過ぎません。今その末裔達が政権与党に居座ってどや顔してますけどね。
それは明確な誤りです。
高杉晋作はイギリスからの彦島租借要求を、あの手この手を使って断ることに成功しました。
それって伊藤博文の備忘録しか根拠がないのでは?