「実力」とは政治力 絵とかデザインとか
【五輪エンブレム見直し】「人間として耐えられない」佐野研二郎氏がコメント 疑惑改めて否定
http://news.livedoor.com/article/detail/10539732/
今回のドタバタでは、選定関係者が「お友達」、選定は極めて政治的というデザイン業界の体質が問題視されました。
どうもデザインとか絵画の世界では実力というのは、絵やデザインが優れているのではなく、政治力が強いことのようです。
画壇でも「権威」の大先生の絵の価格が、死後に暴落するのは大先生の「ご威光」、「政治力」がなくちゃっうからでしょう。外国では著名な作家は死後にむしろ値があがるんですけどねえ。
その昔社会人なりたてで広告屋だったころ、●●社主催のスポンサー付きの子どもの絵画のコンテストの事務局を担当したことがあります。このイベントは恒例だったのですが、選考員の先生方はいつも同じメンバー。
で、選定に立ち会うのですが、「このコは■■クン(美術のセンセイと絵画教室のセンセイ)のところだよね」とか、いって自分の「弟子」あるいは「子分」(らしき)センセイが指導している子供の絵が選ばれることが多かったです。それも子分が複数居て、それを調整するのが「選定」のようでした。
ぼくも絵を描いていた人間ですが、「これオカシイんじゃないの」という作品が結構選ばれておりました。水彩なのに油絵みたいに絵の具を盛った絵とか、あまり子供の感性が感じられず大人が手伝ったんじゃないかな、という絵が入賞作品に選ばれていました。まあ、ぼくは「大家」でもないし、アマチュアですから自分の意見のほうが必ずしも正しいとは言いませんが。
ですが、非常の政治的に入選作が決められいたことは事実です。
仕事をしながら、何も知らずに応募してきた子供たちに、申し訳なく思いました。
また、こういうおじさん、おばさんたちにはならないようにしようとも思いました。
本来アートやデザインの世界は実力で戦うべきです。無論、良い作品を世に出すためにいい意味での政治力や駆け引きは必要でしょう。
ですが、政治力や人脈だけで慣れ合いで決められることがどうも少なくないようです。
オリンピックや公共建築などであれば、当然ながら政治家の「政治的」な介入もあるでしょう。こういう悪しき体質が、今回の一件を契機として、多少なりとも良くなればよいのですが。
その点、漫画の世界は極めてフェアです。いくら大先生のアシスタント上がりとか、編集長のお気に入りでも、 読者の人気がなければ連載は続きませんし、単行本も出ません。優秀な人材が漫画に流れるのは当然のことかも知れません。
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
陸自の「機動戦闘車」調達は予算のムダ遣いだ
陸自機甲科の失業対策が主目的?
http://toyokeizai.net/articles/-/82806
Japan In Depth に以下の記事を寄稿しました。~
【防衛省、機銃の調達はMINIMIのみ】~小銃用弾倉による空砲射撃で“弾詰まり”
http://japan-indepth.jp/?p=21427
http://news.livedoor.com/article/detail/10539732/
今回のドタバタでは、選定関係者が「お友達」、選定は極めて政治的というデザイン業界の体質が問題視されました。
どうもデザインとか絵画の世界では実力というのは、絵やデザインが優れているのではなく、政治力が強いことのようです。
画壇でも「権威」の大先生の絵の価格が、死後に暴落するのは大先生の「ご威光」、「政治力」がなくちゃっうからでしょう。外国では著名な作家は死後にむしろ値があがるんですけどねえ。
その昔社会人なりたてで広告屋だったころ、●●社主催のスポンサー付きの子どもの絵画のコンテストの事務局を担当したことがあります。このイベントは恒例だったのですが、選考員の先生方はいつも同じメンバー。
で、選定に立ち会うのですが、「このコは■■クン(美術のセンセイと絵画教室のセンセイ)のところだよね」とか、いって自分の「弟子」あるいは「子分」(らしき)センセイが指導している子供の絵が選ばれることが多かったです。それも子分が複数居て、それを調整するのが「選定」のようでした。
ぼくも絵を描いていた人間ですが、「これオカシイんじゃないの」という作品が結構選ばれておりました。水彩なのに油絵みたいに絵の具を盛った絵とか、あまり子供の感性が感じられず大人が手伝ったんじゃないかな、という絵が入賞作品に選ばれていました。まあ、ぼくは「大家」でもないし、アマチュアですから自分の意見のほうが必ずしも正しいとは言いませんが。
ですが、非常の政治的に入選作が決められいたことは事実です。
仕事をしながら、何も知らずに応募してきた子供たちに、申し訳なく思いました。
また、こういうおじさん、おばさんたちにはならないようにしようとも思いました。
本来アートやデザインの世界は実力で戦うべきです。無論、良い作品を世に出すためにいい意味での政治力や駆け引きは必要でしょう。
ですが、政治力や人脈だけで慣れ合いで決められることがどうも少なくないようです。
オリンピックや公共建築などであれば、当然ながら政治家の「政治的」な介入もあるでしょう。こういう悪しき体質が、今回の一件を契機として、多少なりとも良くなればよいのですが。
その点、漫画の世界は極めてフェアです。いくら大先生のアシスタント上がりとか、編集長のお気に入りでも、 読者の人気がなければ連載は続きませんし、単行本も出ません。優秀な人材が漫画に流れるのは当然のことかも知れません。
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
陸自の「機動戦闘車」調達は予算のムダ遣いだ
陸自機甲科の失業対策が主目的?
http://toyokeizai.net/articles/-/82806
Japan In Depth に以下の記事を寄稿しました。~
【防衛省、機銃の調達はMINIMIのみ】~小銃用弾倉による空砲射撃で“弾詰まり”
http://japan-indepth.jp/?p=21427
この記事へのコメント
国会で問題になっている統合幕僚監部の運用ガイドライン?資料や河野統幕長の米軍トップへの安保法制の可決への見込みについての言及について私の足りない脳みそで分析しました。
間違いなく安保法制に危惧・反対している上級幹部が存在します。おそらく1佐クラスで統幕・各幕に勤務しているでしょう。でないとあのような資料・情報はリークされません。また、昔イラク復興支援、カンボジア、ルワンダに派遣された経験がある方でしょう。そのような経験から集団的自衛権による武力公使をすればどのような事態を招くか想像できる方ではないでしょうか?部下の死傷だけでなく、発砲命令を下したために梯子を外されたり、スケープゴートされることを危惧していると思います。制服組の権益拡大する勢力が存在します。シビリアンコン・トロール を無視し、権益だけ主張する関東軍と同じではないでしょうか?漫画加治隆介の議で詰め腹を切らされた土方艦長のことを思い出します。
またその方はアメリカに言いなりになり、自衛隊が米軍の子会社になることを憂いているかもしれません。情報保全隊や警務隊を使って犯人探ししているでしょう。退職を迫られることになるかもしれません。たちかぜ裁判の元指定代理人 の3海佐みたく、矛盾・葛藤に悩み、共産党にネタをリークしたのではないでしょうか。
大人の書道もプロレスなのは二科展でバレましたけど
徴兵された兵なら、決められた事にホイホイ従うでしょうが、
志願した兵は、奴隷のようにはならない。
総司令官は軍の信頼を失いつつある。
国を守る決意より、政府への不信感が上回りつつある。
中枢部で、末端で、それはどんどん広がりつつある。
総理は森の全体だけを見て、個々の木を見ようとしていない。
枝は枯れ、根は腐り始めている。
政府への、信頼という養分を失ったからではないでしょうか?
総理は官僚や将官、幕僚部の話だけでなく、末端の士官や下士官や兵たちの声にも、
ちゃんと耳を傾けるべき。
士気の低下した軍隊は、どんな戦争にも勝てません。
そもそも組織委員会のトップである森喜朗がいちいち不快に感じる言動を繰り返しているのがいかがなものに思うのですが、皆さんどう思われているのでしょうか?
まあ、それはともかく国立競技場の件といい、問題がこれだけ噴出しているのだからいっそのことオリンピックを返上してやればいいのでは?
ゼニゲバの集団であるIOCの連中には「偉そうにウダウダ注文をつけるなら放り投げるぞ」と威してやれば良い薬になるでしょう。
まあ、信用がゼロになるでしょうけどね・・・
そういう話はたまに聞きますね。皆無ではないでしょう。
まあ、あれに出てくる王様は「よくもワシに恥をかかせたな」と子供に言わなかったので、度量の広い名君だと思いますよ。その逆が安倍総理なわけだ。
最後の「M-1グランプリ」も優勝者が発表されたとき、あれ?と思いましたものね。そんなことやってるから、大会が打ち切りになったのかも。
思えば「エンブレムのデザインが良くないからスポンサーにならない」といった事は考え難いです。「エンブレムのデザインの優劣」がオリンピック「それ自体」に与える影響はさほど無いと思われず、逆にどんなに優れたデザインでもオリンピックが終わったら使いようが無いので、「人間関係」で決めたのかも知れません。その意味では招致のエンブレムの方が「結果」が求められていたのかも知れませんし、これから決まるであろう「正式」のエンブレムよりも、「疑惑のエンブレム」の方が人々の記憶に残るかもしれません。「特に何の繋がりの無い他人の限られた小遣いの中から買ってもらわなければ商売が成り立たない」漫画とは違うと思います。