7.62ミリと12.7ミリの間に商機はあるか。

7.62ミリと12.7ミリ機銃の間には潜在需要があるのではないでしょうか。
例えば9~10ミリ程度の口径の機銃はあれこれ需要があるのではないでしょうか。
下車歩兵が携行できない重量、また歩兵のアーマープレートを貫通できるというのがミソです。


仮に10ミリ機銃としましょう。まず戦車等の同軸機銃です。同軸機銃は7.62ミリ機銃が多いわけですが、より大きな口径が必要という主張があります。自衛隊機甲科OBの方にもいますが、イスラエルのメルカバMk4は砲塔上の主砲軸線上に12.7ミリ機銃を末つけています。

歩兵が携行している機銃はせいぜい7.62ミリ機銃ですからより大きな口径の機銃ならばアウトレンジから攻撃できます。小銃も同じです。
ところが12.7ミリ機銃だと大きすぎて同軸機銃には不向きです。また弾薬も大きいので大量の弾薬を搭載するのは難しい。長期に渡る戦闘や市街戦の場合はより弾数が多いほうが有利です。であれば7.72ミリと12.7ミリの中間的な機銃が適合するのではないでしょうか。

ヘリのドアガンとしても有用ではないでしょうか。これまた歩兵が携行できる7.62ミリ機銃よりも長い射程があるので、通常の7.62ミリ機銃や7.62ミリのミニガンよりよろしいのではないでしょうか。M3のような航空用の12.7ミリもありますが、確かに射程は長いですがこれまたヘリでは重量の制限があって、大量の弾薬を搭載できません。

また装甲車両などの車長用の銃座や、RWS用としてもいいのではないでしょうか。特に小型のドローンの撃退には12.7ミリより小口径でもいい場合が多いでしょうし、多くのドローンを撃墜するにはより多くの弾薬が必要です。また市街戦でも威力より、携行弾数が重要な局面は多いのではないでしょうか。


無論すでに.338ラプア・マグナム弾などが存在します。これ自体が7.62ミリ弾と12.7ミリ弾の間を狙ったカートリッジです。そして米軍ではこの口径の機銃を採用する可能性が極めて高い状態です。そうなれば他国も追従するでしょう。であればそう遠くない将来に、このクラスの機銃が下車歩兵装備として普及するかもしれません。そうであればこれを上記のような用途で採用しても歩兵に対して優位を確保できないでしょう。

ですから、それよりも何割か射程が長いカートリッジが有効ではないかと思うわけです。とはいえ.338弾ですら現状コストが高く、.338と12.7ミリ弾の間のニッチ狙いですから、さらに新しい弾薬、機銃を開発するのは相当ハードルが高いでしょう。
.338機銃が普及するのに時間がかかるのであれば、これを利用すれば当面優位は稼げる、という考え方もあるでしょう。

また同じ口径でも弾頭の重さとか、火薬の量、カートリッジの長さなど仕様によって全く違う性能になります。そのあたりの設計の妙も重要かと思います。













令和3年1月23日付で共同通信社から配信された「自衛官に私的戦闘訓練 特殊部隊の元トップが指導」という記事について、ご説明します。
「むすびの里」では、年間を通じて武道合宿や文化講習会を開催しておりますが、昨年12月には、「むすびの里」ホームページに掲載の上、自衛官限定の「自衛官合宿」を開催しました。
記事にある「自衛官合宿」を実施した期間は令和2年12月26日~30日であります。
この合宿は、自衛官の任務遂行能力向上のための自己啓発に資することを目的としております。
参加者を自衛官に限定する理由は、国防に任ずる自衛官のための専門的な能力向上のための合宿だからです。
実施した内容は、集団での戦術行動も加味した森林錯雑地での徒手格闘(素手での格闘術)です。
参加した自衛官は、休暇を取っての参加であり、自衛隊法に抵触する要素は全くありません。
むしろ、休暇を使ってまで、自衛官としての自己啓発に努める隊員に敬意を抱くものです。
また、コロナ禍の緊急事態宣言が発せられる以前の開催でしたが、防衛省が感染防止努力について規定している各種指導を尊重し、必要な処置をとっての開催でありました。

合宿開催とほぼ同時(26日)に、「むすびの里」の大又川を挟んでの対岸の私有地からカメラをどんと据えて「むすびの里」を撮影している人物がいるので、「むすびの里」のスタッフが私有地の所有者と撮影している本人に確認に行きました。
その人物は、共同通信社の石井暁氏で「自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体」等自衛隊関連の暴露記事をネタにしている記者のようです。

私有地の所有者には、風景の写真を撮ると嘘をついていたらしく、こちらのスタッフが苦情を言うと「取材妨害で警察に訴える」と大声で怒鳴りだしました。
その後もSNSで「防衛大臣、統合幕僚長には会見質問通告しました。」「警視庁公安部、三重県警警備部公安課には連絡しました。」「情報保全隊には後程伝えます。」等の脅迫とも取れる文章を送ってきました。
土地の所有者も困って、石井氏に苦情を言うと「相手(荒谷)には了解を得ている」とまた嘘をついて4日間そこに居座って撮影をし続けておりました。

こちらは、それ以上係わりたくなかったものですから、そのまま予定通り「自衛官合宿」のプログラムを実施し、無事に終了しました。

整理しますと、この度の「自衛官合宿」は、記事に書かれているような違法性は全くありません。自衛官の秘密漏洩の事実も全くありません。
また、自衛官が外部から戦闘行動の訓練を受けることは珍しいことではありません。特に今回は、私をはじめとする自衛官OBが、自衛隊のために少しでもお役に立ちたいと思ってのことです。

「自衛官合宿」は、これまでも開催してきており、今回が12回目となります。
三重県熊野市で開催するようになってからは、合宿中に地域への奉仕活動も併せて実施しており、昨年は七里御浜のごみ清掃や大又川河川敷のごみ清掃、一昨年は長尾山の林道の清掃や飛鳥神社の境内清掃などをしました。
今年は、コロナのことがあったので、公共奉仕活動は取りやめ、期間も短くしての開催でした。

日本の国防のため、休暇を取って私費を投じてまでも自己啓発に取り組んでいる自衛官を、このような形で貶めるような記事はいかがなものでしょうか。
国民の皆さんには、よく事実関係をご理解いただき、適切なご判断をお願いしたいと思います。


European Security & Defence に以下の記事を寄稿しました。
JMSDF to Introduce New Crew System
https://euro-sd.com/2021/01/headline/20799/new-jmsdf-crew-system/

Japan in Depth に以下の記事を寄稿しました。
海自FFMと隊員減対策(前編)
https://japan-indepth.jp/?p=56206
海自FFMと隊員減対策(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=56255

自衛隊機のコスパを検証する(前編)
https://japan-indepth.jp/?p=55801
自衛隊機のコスパを検証する(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=55809
官庁の情報開示は途上国以下~記者クラブの弊害~
https://japan-indepth.jp/?p=55598

東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
来年度の防衛予算5.3兆円が実はもっと多い訳
実際は5.7兆円、過小に見えているのはなぜか
https://toyokeizai.net/articles/-/398559

この記事へのコメント

Suica割
2021年01月26日 18:31
土地の所有者に嘘ついて取材する。
だから、マスゴミ扱いされるんだよ。
下の本文を読んでの感想です。

次に弾の話。
確かにラプア弾は間のギャップを埋める可能性ありますね。
ただ、大量生産されている12.7ミリと比べたときに、コストが高くなる可能性があるのがネックでしょうね。
アメリカとかで大量に使われている民間用カートリッジから選定して、コストを抑えるとかの手段も必要かもしれません。
まあ、安くするなら、昔のバトルラインライフルの弾を復活させて、車載や機載機関銃弾にするというのもありかもしれません。
それこそ、ガーランドの弾とかいいかもしれません。
19190213
2021年01月26日 23:11
LWMMGとかですかね。
需要はあると思います。
https://news.militaryblog.jp/web/USSOCOM-USMC-start-market-research/about-LWMMG-with-338NM-to-engage-area.html

本邦の幾つかの部隊にあってもいいんじゃないかとは思いますが・・・。
それも出来ないならばセミオート狙撃銃でも買って選抜射手でも整備していかなければ敵の軽火器との直接火器における火力ギャップは埋めれないのかなと。
後は光学系の装備をちゃんとしてあげないと交戦距離は思っている以上に伸びないんじゃないかなと。
5.56だけってのは相対する敵の小火器と比べると見劣りするし確かに普通科には対空兼任でHMGがあるとは言えどもそれを実際に敵歩兵に積極的に使うかと言えば使えない。
比較的安価に整備できるはずの軽火器類の更新は急務だと思いますね。
2021年01月26日 23:27
338ノルマとか言う弾をアメリカの特殊部隊が採用していましたね。
19190213
2021年01月26日 23:42
休暇取ってまで技能を磨こうとしている人間の足を引っ張って欲しくはないなとは思います。
大昔のように訓練や細かい戦闘技術が部外で交流されていなかった時代とは異なり現代では民間人にすらそういった訓練、場合によっては自衛隊軽火器よりも高度なタクトレを提供する企業もあります。
我が国は、専守防衛を掲げており変化する現代の戦場に実際に部隊を派遣し戦訓を獲得し時代に追従する事は敵いません。
間接的に情報を収集しそれとなく整えることしかできないのです。
そのギャップを埋めるにはやはり経験者に教えを乞うことが一番早いです。
そうでもしなければ、現実に戦闘が起こった際に困るのは隊員や当該地域の国民です。
別段反乱を起こそうとかそういった類の話でもないのに危険物扱いするのはいかがなものかと思ったりするのです。

これは部隊でも同じです。
実戦的なものを追い求める人がでると必ず危ない奴扱いをしたり、普段から実は仕事をしたくない要領だけで公務員やっている層は窺った目で彼らを見ます。
恥かしながら私もどちらかと言えばそういう目で見ていました。
しかし、現実問題として自衛隊がこのままで許されるような状況でもないことが目の前にあるのです。
お気楽公務員で居られたかつてとは違い。
海外派遣もあればかつてのソ連のような巨大な国家が眼前に控えている。
このままで良いのかと言われたら違うはずです。
わが身を守る為・・そんな消極的な理由でも良いのです。部隊や個人が不幸にならない為にもそういった努力をしている人間の足を引っ張るのは自分の為にならないはずです。
ノルマまでしかこなさないのは自由ですが他人の努力の邪魔をする権利はないはずです。
Goodman80
2021年01月27日 06:04
ロシアが市街戦用に開発した9X39mm弾が有りますが、弾頭は重量約16gで、7.62mmx39弾の約2倍の重量がある為、発射音も低く、貫通しにくい為、市街戦に向いています。近距離で撃ち合う市街戦には5.56mm弾より遥かに向いています。中距離用の狙撃銃も開発されており、将来陸上自衛隊が市街戦にシフトするのであれば、この弾を使った銃器を装備すべきでしょう。
A
2021年01月27日 09:52
清谷様

米軍が機関銃で使用予定なのは.338ラプア・マグナム弾ではなく、全長が少し短い.338 Norma Magnumではないでしょうか。
キヨタニ
2021年01月27日 10:37
そのとおりです。ですから同じ口径のと書いてあります。

>Aさん
>
>清谷様
>
>米軍が機関銃で使用予定なのは.338ラプア・マグナム弾ではなく、全長が少し短い.338 Norma Magnumではないでしょうか。
>
マリンロイヤル
2021年01月27日 11:33
中間の口径は、近年の中東での戦訓から導き出されてるんでしょうが、それが普遍的かはまだハッキリしないのでは?日本の場合は7.62㍉はロクな銃が無いし、12.7㍉はライセンス生産のデキが悪い。中間の口径よりこの2つをまず何とかすべきでしょう。
偽陸士
2021年01月27日 15:31
ここは思いきって、アサルトライフルは6.8ミリ、ドアガンは338ノルマ、戦車の同軸機関銃やRWSは408 Cheytac(10.3ミリ)にしてみてはどうでしょう。

新しい弾薬は値段も張りますが、ドローンやスナイパーから被る損害に比べれば元はとれるかと。

古いのは1トン辺り幾らでスクラップ業者に売りましょう。(笑)
KU
2021年01月27日 18:14
>契約キャンセルも?難航する仏受注の豪潜水艦プロジェクト

https://newsphere.jp/world-report/20210127-1/

仮にキャンセルとなり日本に話を持ってこられても、MHIもKHIもやる気なんて皆無でしょうにね。


>五輪=一部選手がワクチン接種に抵抗の可能性、競技への影響懸念

https://jp.reuters.com/article/coronavirus-olympics-vaccines-idJPKBN29W0D5

こんな有り様でも有無を言わさずに開催しちゃうんですか?IOCとJOCわ。
ミスターフリゲート
2021年01月27日 21:06
信じられません

http://enjoy-japan-korea.com/archives/7879152.html

韓国はとうとう対馬も韓国領だと本気で言い始めたようです。しかも現役の議員が。中国北朝鮮ロシアだけでなく、原子力潜水艦や空母も建造しようとする韓国ももはや敵国と見なすべきでしょう
Suica割
2021年01月27日 23:24
マリンロイヤル様
まともな銃を輸入しましょう。
今なら64式とかよりまともで良いものが安く手に入ると思います。
スカーヘビーとかでも、国産よりは安いと思います。
ミスターフリゲート
2021年01月28日 01:12
銃器は流石に日本は得意分野ではないから仕方ないかもしれません。やろうと思えばやれるとは思いますが

偽陸士さん
>>古いのは1トン辺り幾らでスクラップ業者に売りましょう。(笑)
スクラップでも構いませんが、中古品と言うか、コレクター向けなどに払い下げで売って、その利益を自衛隊の予算を補填する方が合理的かと思いますが。清谷氏も、いらなくなったものは払い下げや中古に出した方がいいと記事に書いていましたし。
偽陸士
2021年01月28日 04:21
ミスターフリゲート様。

>韓国はとうとう対馬も韓国領だと本気で言い始めたようです。しかも現役の議員が。中国北朝鮮ロシアだけでなく、原子力潜水艦や空母も建造しようとする韓国ももはや敵国と見なすべきでしょう

隣国というものは古今東西、仮想敵国です。
我国にもロシアと積極的に戦争したがる議員さんがいらっしゃいます。
あまり人の事は言えませんよ。

互いに相手から目を離さず銃を突きつけ会い罵りあっているうちが華なのですよ。
その一方で商売相手として互いに利用する。

隣人を愛する必要もありませんが、必要以上に相手をするべきでもありません。

粛々と武力を整備しましょう。
偽陸士
2021年01月28日 09:14
ミスターフリゲート様。

>銃器は流石に日本は得意分野ではないから仕方ないかもしれません。やろうと思えばやれるとは思いますが

銃刀法を撤廃すれば可能でしょうが、現状では予算が無駄になります。

コレクター向けですか・・・・・
同じ豊和でもAR-180なら欲しいのですが。(笑)
Suica割
2021年01月29日 10:00
KU様
もう、いっそのこと原則採点競技だけにして、それぞれの国からのリモートオリンピックにしましょう。
陸上の短距離や投擲競技等工夫すればリモートでやれるものは、参考記録でメダル出してもいいでしょうね。
これなら、やったと言い張れます。
Suica割
2021年01月29日 10:04
偽陸士様
https://dic.pixiv.net/a/M200
これが本当なら、シャイタック弾は止めた方が。
大量生産しやすいものの方がいいでしょうね。
偽陸士
2021年01月30日 00:22
Suica割様。

うーん。
ならばドローンは近接信管付40ミリ~50ミリ擲弾、敵歩兵8.58ミリで使い分けた方が良いのかな?

戦車の主砲の延長線上に何が在るか調べるのに10ミリの精度は打ってつけと思ったんだが。
ブロガー(志望)
2021年02月07日 23:09
お邪魔します。
 銃器の口径も様々なものが生れては消えていきましたが、実際に作ってみてそれが定着するか否かやってみるしかないのではないかと思ったりもします。それはある種の「平衡」によるものなので、条件が変わればそれも変わるでしょうし。小は拳銃から大は戦艦の主砲まで「火薬を増量する」「初速を大きくする」「弾丸を重くする」といった事が行われてきました。無論「適正な口径にする」のが最善で、それ以外には相応のデメリットもありますが、口径以外での解決も試みてみてはと。
偽陸士
2021年02月09日 15:30
ブロガー(志望)様。

いつも興味深い拝見しています。

なるほどそれはありますね。
信管も近接信管に拘らず、射撃統制装置に秒時を切らせて発射するなら20ミリクラスにも過去にそんな製品が在ったはずですし、小さい標的なら散弾銃を電子制御するのもありかもしれませんね。
2021年02月11日 17:45
残念だがそういう商機はないだろう。
個人的には、7.62ミリ弾を撃てるリボルバーが欲しいところだ。
やれやれ
2021年02月11日 19:29
偽陸士さん、
対空機関砲のVADSの20mm機関砲は時限信管だそうです(全弾そうかは知りませんが)。戦闘機用でも使うのか聞いたらVADSの人は知りませんでした。戦闘機の整備士に聞いたら時限信管は使ってないとの事。
偽陸士
2021年02月12日 09:44
やれやれ様。

ありがとうございます。
擲弾は知っていましたが、VADSで使っていたのは知りませんでした。

秒時の算出次第ではこれからも必要な装備に成り得そうですね。
Goodman80
2021年02月12日 15:39
偽陸士さん
近接信管が使用できるのは57mm以上です。それ以下は時限信管になります。最近は発射時に時間を入力できる物も開発されています。小型ドローンを近距離で破壊するのであれば、小銃用のFCSが開発されています。
Goodman80
2021年02月12日 16:02
豪州ではF-35の追加発注を見直す様です。
オーストラリア空軍、F-35A追加導入をキャンセルする可能性が浮上
https://grandfleet.info/indo-pacific-related/royal-australian-air-force-may-cancel-additional-f-35a-introduction/
新センチュリーシリーズや無人戦闘機を視野に見直しを行う様です。F-3の開発に盲進する自衛隊とは視野の広さが異なる様です。エセ軍隊の素人集団とは言え、巨大な予算を消費するのですから、もう少し何とかならないものでしょうか?
偽陸士
2021年02月12日 23:17
Goodman80様。

>偽陸士さん
近接信管が使用できるのは57mm以上です。それ以下は時限信管になります。最近は発射時に時間を入力できる物も開発されています。小型ドローンを近距離で破壊するのであれば、小銃用のFCSが開発されています。

なるほど。
57ミリ以上の近接信管、それ以下の時限信管、小銃用FCSを使う三段階が火器が考えられるのですね。
これらを巧く使い別ける戦術が構築出来れば良いのですが、自閉隊も有権者も未だドローンを甘く見ている有り様。
アルメニアは明日の日本かもしれません。(汗)
Goodman80
2021年02月13日 16:45
偽陸士さん
個人的には将来の陸軍に置いてはStryker A1(IM-SHORAD)や"Terminator" BMPT-72の様な車輛が主力となり、通常のStrykerやT-90の様な車輛が補助していく形になると思っています。ドローンは様々な形で戦闘に加わり、現在の戦闘方法を変えていく事でしょう。
因みに今の日本のドローン装備はアルメニア軍より随分と遅れている様に思います。アゼルバイジャンが実施したドローンや電子妨害機器等を活用した戦闘方法は此れからの陸軍の装備、戦術等の有り方を大きく変える物と思います。

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