岸防衛大臣記者会見令和3年2月2日(火)における質問。
岸防衛大臣記者会見令和3年2月2日(火)におけるぼくの質問です。久しぶりの会見参加でした。
Q:先日も会見でお話していたかと思うのですが、「自衛官に私的戦闘訓練。特殊部隊の元トップが指導」という記事、これは共同通信社の記事なんですけれども、ここで取材方法に問題なかったかということがあると思うんですよ。というのは、むすびの里の主催者の荒谷元特戦群長がですね、共同通信の、ここにおいでの石井暁記者がですね、隣の敷地に無断で入り、しかも嘘をついて撮影をしていたと、しかも四日間も頑張ったと、その後抗議をすると恫喝をしたと、大臣会見・統幕長会見に会見質問をしたというふうに恫喝されたと言っているんですけれども、内局の方に確認したところ「そのような事実はない」ということだったんですが、これ事実かどうか、これ確認する必要があるんじゃないでしょうか。これが事実とするならば、取材方法で違法なことをしてもいいという人達が、この防衛省A棟の中を徘徊するということになってしまいますが、いかがでしょうか。
A:この今のお問い合わせについてですね、私がコメントする立場ではないと思います。いずれにしても、この記者会見等々における取材については、記者の皆様がきちんとルールを守ってやっていただけるものと思っております。
Q:外で違法行為をした人間が、防衛省の中だけはお行儀よくするということなんでしょうか。以前から、やっと先月、フリ―ランスの参加が認められたんですけれども、それもセキュリティが問題だからということで2年間もかかったんですけれども、記者クラブの記者なら許されるということなんでしょうか。
A:記者クラブの中だろうとですね、きちんと取材のルールを守っていただいている方に入っていただきたいと思っております、一般論としてね。それから、フリーランスについては、防衛省で行われる会見においてはですね、防衛省の施策や見解を広く社会に伝達する大切な機会だと、こういうふうに思っております。その中で、参加基準については、会見の参加範囲の拡大がそうした会見の本来の意義を損なうことがあってはならない、そういうことが担保されるように参加基準を定めたものでございます。
Q:ということは、この件に関して防衛省は事実調査をしないし、共同通信はそのまま記者証を持っていられるということですよね。そう理解してよろしいでしょうか。
A:取材方法はですね、違法がどうかということも含めて、民間人とのやりとりでございます。そういう意味でコメントをすることは差し控えさせていただきたいと考えています。
これは以下でご案内した共同通信の石井暁氏の取材記事に関する質問です。
共同通信と石井暁記者に遵法精神はあるのか?
https://kiyotani.seesaa.net/article/202101article_14.html
取材された側のむすびの里の側の声明です。
共同通信社から配信された記事について
https://musubinosato.jp/2021/01/24/%E5%85%B1%E5%90%8C%E9%80%9A%E4%BF%A1%E7%A4%BE%E3%81%8B%E3%82%89%E9%85%8D%E4%BF%A1%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
以下はこの会見における石井暁君の質問と大臣の答弁です。
Q:先程、不適切な質問をした記者がいましたが、あれは全くの事実無根です。会見の場で質問すること自体、極めて遺憾だと思います。それに関して質問します。特殊部隊の元トップが、陸自隊員に私的な戦闘訓練をしていたといことについて、これは自衛隊法が保秘義務、職務遂行義務、品位保持義務等を定めていますが、それのどこに触れると考えられますか。
A:報道については承知しておりますが、基本的に勤務外における私的な活動について、防衛省としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
Q:自衛隊を天皇の軍隊にする、あるいは三島由紀夫が持っていた私兵組織の盾の会のような組織が必要だと唱えている荒谷氏が、現職の自衛官、予備自衛官を募集して訓練していることに何ら問題がないと考えられますか。あるいは、この状態を野放しにされるおつもりですか。
A:個人の思想について、逐一コメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。その上で、主にイベントについてホームページの情報等を含めて総合的に判断した結果、特段の問題があるとは考えておりません。元自衛官とはいえ、一民間人の方の活動について、防衛省が具体的にどのような確認をしているかということも含めて、防衛省としてはコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
Q:先週の記者会見で、湯浅悟郎陸上幕僚長は、自衛隊法に基づく品位保持義務に関して指導することがあり得るとおっしゃられました。それについて大臣のご所見を伺わせてください。
A:それは一般論として申し上げられたんじゃないですか。
Q:一般論の話をしている記者会見でなくて、文脈からいってこの話に間違いありません。
A:湯浅さんの会見のことについて、この場で私からコメントすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、先ほど申しましたように、その場でですね、ホームページ等の情報を含めて考えますと、総合的に考えて特段問題があるイベントではなかったと考えております。
Q:元特殊部隊のトップが、それも天皇の軍隊に自衛隊をするといって、盾の会のような私兵組織、民間防衛組織が必要だという主張している人のところに、毎年自衛官達を募集して、私的な戦闘訓練していることに、何ら問題がない、何の指導もする気がないと断言されるのですか。
A:自衛隊員が勤務時間外であっても、品位の保持の義務、また自衛隊法を始めとする各種法令を遵守していくこと、厳正な規律を維持することということは当然のことだろうと、こういうふうに思っています。
Q:大臣はこういう動きを推奨されるんですか。
A:推奨するとかしないとかそういう話ではなくて、特に我々として問題があるイベントとは考えていないということであります。
石井暁君はむすびの里側が虚偽を述べたと主張しているわけです。
ぼくにはどちらの主張が正しいのかジャッジできません。
ですが、防衛省はこの件を調査すべきです。仮にむすびの里側が正しいのであれば、石井暁君及び共同通信社が防衛記者会の会員であることはセキュリティ上、大変問題であると思います。
自分が正しければ脱法、違法な取材をしても許されると考える、テロリストと同じメンタリティの記者あるいは通信社が機密の多い防衛省A棟を自由にうろつくことは許されるべきではありません。機密エリアに侵入したり、盗撮、盗聴、また職員を恫喝する可能性があるからです。
防衛省はフリーランスが記者会見に参加するのはセキュリティ上あれこれ問題があるとして、2年に渡り参加を認めませんでした。それほどセキュリティが重要であれば、この件はそれこそ、警務隊、中央調査隊が調査すべき案件です。なにせぼくふぜいですら中央調査隊があれこれ調べていたぐらいですから。
石井暁君も共同通信社に取材に瑕疵がないのか、あるいは問題があった場合、それが石井暁君個人なのか、共同通信社も彼の行動を是として組織ぐるみでおこなったのか明らかにすべきです。
仮にそうであれば、石井暁君、あるいは共同通信社記者に対して記者証の剥奪をすべきです。また併せて防衛記者会に対して会員から除籍すべきです。
それができないのであれば、防衛省はセキュリティよりも記者クラブとの癒着あるいは馴れ合い関係の維持のほうが重要だという認識だということになります。
これはたいへん大きな問題だと思います。
併せて防衛記者会にも同じことが言えます。この件を調査もせずにだんまりするのであれば、同じ穴のムジナ、ということです。「報道関係の代表」を僭称して会見を主催、他の媒体やフリーランスを取材機会から排除している団体が、不法行為も容認することになります。
本件に関しては共同通信社に取材を申し込みました。一週間たった現在何の連絡もありあません。また防衛記者会にも以下のように質問をだしました。
防衛記者会
幹事社殿
共同通信、石井暁氏の取材手法についての防衛記者会の認識について。
以下の共同通信社、石井暁記者が書いた記事について記者会の見解を伺いたい。
自衛官に私的戦闘訓練 特殊部隊の元トップが指導(1月23日付)
取材に法的、道義的な問題がなかったか。
石井記者の記事、取材について取材対象である「熊野飛鳥むすびの里」が声明をだしています。そこには以下のように述べられています。
>合宿開催とほぼ同時(26日)に、「むすびの里」の大又川を挟んでの対岸の私有地からカメラをどんと据えて「むすびの里」を撮影している人物がいるので、「むすびの里」のスタッフが私有地の所有者と撮影している本人に確認に行きました。
その人物は、共同通信社の石井暁氏で「自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体」等自衛隊関連の暴露記事をネタにしている記者のようです。
>私有地の所有者には、風景の写真を撮ると嘘をついていたらしく、こちらのスタッフが苦情を言うと「取材妨害で警察に訴える」と大声で怒鳴りだしました。
その後もSNSで「防衛大臣、統合幕僚長には会見質問通告しました。」「警視庁公安部、三重県警警備部公安課には連絡しました。」「情報保全隊には後程伝えます。」等の脅迫とも取れる文章を送ってきました。
>土地の所有者も困って、石井氏に苦情を言うと「相手(荒谷)には了解を得ている」とまた嘘をついて4日間そこに居座って撮影をし続けておりました。
この声明が正しいのであれば、石井記者は私有地に無断で入ったことになり、脱法行為である。
しかも地主には何度も嘘をついて居座ったことになる。
さらに取材拒否は違法行為だと、根拠のない言説で恫喝したことになる。
報道室によれば石井記者が「防衛大臣、統合幕僚長には会見質問通告しました。」という事実はない。
上記に事柄が事実であれば、石井暁記者、あるいは共同通信社は組織的に、取材活動において不法行為、恫喝を行ったことになる。
防衛記者会はこの件に関して、石井暁記者および共同通信社に事実関係を確認する気はあるか。
また荒谷氏の主張が事実であれば、石井暁記者および共同通信社を除名などの処分する気はあるのか。
この件に関して2月15日までに返答願います。
返答がなければ、防衛記者会は事実関係の調査を行わず、仮に石井暁記者および、共同通信が不法な取材や恫喝を容認すると理解する。防衛記者会は脱法、あるいは違法な取材を許容すると理解する。
なおこの書面は公開する。
European Security & Defence に以下の記事を寄稿しました。
JMSDF to Introduce New Crew System
https://euro-sd.com/2021/01/headline/20799/new-jmsdf-crew-system/
Japan in Depth に以下の記事を寄稿しました。
海自FFMと隊員減対策(前編)
https://japan-indepth.jp/?p=56206
海自FFMと隊員減対策(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=56255
自衛隊機のコスパを検証する(前編)
https://japan-indepth.jp/?p=55801
自衛隊機のコスパを検証する(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=55809
官庁の情報開示は途上国以下~記者クラブの弊害~
https://japan-indepth.jp/?p=55598
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
来年度の防衛予算5.3兆円が実はもっと多い訳
実際は5.7兆円、過小に見えているのはなぜか
https://toyokeizai.net/articles/-/398559
Q:先日も会見でお話していたかと思うのですが、「自衛官に私的戦闘訓練。特殊部隊の元トップが指導」という記事、これは共同通信社の記事なんですけれども、ここで取材方法に問題なかったかということがあると思うんですよ。というのは、むすびの里の主催者の荒谷元特戦群長がですね、共同通信の、ここにおいでの石井暁記者がですね、隣の敷地に無断で入り、しかも嘘をついて撮影をしていたと、しかも四日間も頑張ったと、その後抗議をすると恫喝をしたと、大臣会見・統幕長会見に会見質問をしたというふうに恫喝されたと言っているんですけれども、内局の方に確認したところ「そのような事実はない」ということだったんですが、これ事実かどうか、これ確認する必要があるんじゃないでしょうか。これが事実とするならば、取材方法で違法なことをしてもいいという人達が、この防衛省A棟の中を徘徊するということになってしまいますが、いかがでしょうか。
A:この今のお問い合わせについてですね、私がコメントする立場ではないと思います。いずれにしても、この記者会見等々における取材については、記者の皆様がきちんとルールを守ってやっていただけるものと思っております。
Q:外で違法行為をした人間が、防衛省の中だけはお行儀よくするということなんでしょうか。以前から、やっと先月、フリ―ランスの参加が認められたんですけれども、それもセキュリティが問題だからということで2年間もかかったんですけれども、記者クラブの記者なら許されるということなんでしょうか。
A:記者クラブの中だろうとですね、きちんと取材のルールを守っていただいている方に入っていただきたいと思っております、一般論としてね。それから、フリーランスについては、防衛省で行われる会見においてはですね、防衛省の施策や見解を広く社会に伝達する大切な機会だと、こういうふうに思っております。その中で、参加基準については、会見の参加範囲の拡大がそうした会見の本来の意義を損なうことがあってはならない、そういうことが担保されるように参加基準を定めたものでございます。
Q:ということは、この件に関して防衛省は事実調査をしないし、共同通信はそのまま記者証を持っていられるということですよね。そう理解してよろしいでしょうか。
A:取材方法はですね、違法がどうかということも含めて、民間人とのやりとりでございます。そういう意味でコメントをすることは差し控えさせていただきたいと考えています。
これは以下でご案内した共同通信の石井暁氏の取材記事に関する質問です。
共同通信と石井暁記者に遵法精神はあるのか?
https://kiyotani.seesaa.net/article/202101article_14.html
取材された側のむすびの里の側の声明です。
共同通信社から配信された記事について
https://musubinosato.jp/2021/01/24/%E5%85%B1%E5%90%8C%E9%80%9A%E4%BF%A1%E7%A4%BE%E3%81%8B%E3%82%89%E9%85%8D%E4%BF%A1%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
以下はこの会見における石井暁君の質問と大臣の答弁です。
Q:先程、不適切な質問をした記者がいましたが、あれは全くの事実無根です。会見の場で質問すること自体、極めて遺憾だと思います。それに関して質問します。特殊部隊の元トップが、陸自隊員に私的な戦闘訓練をしていたといことについて、これは自衛隊法が保秘義務、職務遂行義務、品位保持義務等を定めていますが、それのどこに触れると考えられますか。
A:報道については承知しておりますが、基本的に勤務外における私的な活動について、防衛省としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
Q:自衛隊を天皇の軍隊にする、あるいは三島由紀夫が持っていた私兵組織の盾の会のような組織が必要だと唱えている荒谷氏が、現職の自衛官、予備自衛官を募集して訓練していることに何ら問題がないと考えられますか。あるいは、この状態を野放しにされるおつもりですか。
A:個人の思想について、逐一コメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。その上で、主にイベントについてホームページの情報等を含めて総合的に判断した結果、特段の問題があるとは考えておりません。元自衛官とはいえ、一民間人の方の活動について、防衛省が具体的にどのような確認をしているかということも含めて、防衛省としてはコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
Q:先週の記者会見で、湯浅悟郎陸上幕僚長は、自衛隊法に基づく品位保持義務に関して指導することがあり得るとおっしゃられました。それについて大臣のご所見を伺わせてください。
A:それは一般論として申し上げられたんじゃないですか。
Q:一般論の話をしている記者会見でなくて、文脈からいってこの話に間違いありません。
A:湯浅さんの会見のことについて、この場で私からコメントすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、先ほど申しましたように、その場でですね、ホームページ等の情報を含めて考えますと、総合的に考えて特段問題があるイベントではなかったと考えております。
Q:元特殊部隊のトップが、それも天皇の軍隊に自衛隊をするといって、盾の会のような私兵組織、民間防衛組織が必要だという主張している人のところに、毎年自衛官達を募集して、私的な戦闘訓練していることに、何ら問題がない、何の指導もする気がないと断言されるのですか。
A:自衛隊員が勤務時間外であっても、品位の保持の義務、また自衛隊法を始めとする各種法令を遵守していくこと、厳正な規律を維持することということは当然のことだろうと、こういうふうに思っています。
Q:大臣はこういう動きを推奨されるんですか。
A:推奨するとかしないとかそういう話ではなくて、特に我々として問題があるイベントとは考えていないということであります。
石井暁君はむすびの里側が虚偽を述べたと主張しているわけです。
ぼくにはどちらの主張が正しいのかジャッジできません。
ですが、防衛省はこの件を調査すべきです。仮にむすびの里側が正しいのであれば、石井暁君及び共同通信社が防衛記者会の会員であることはセキュリティ上、大変問題であると思います。
自分が正しければ脱法、違法な取材をしても許されると考える、テロリストと同じメンタリティの記者あるいは通信社が機密の多い防衛省A棟を自由にうろつくことは許されるべきではありません。機密エリアに侵入したり、盗撮、盗聴、また職員を恫喝する可能性があるからです。
防衛省はフリーランスが記者会見に参加するのはセキュリティ上あれこれ問題があるとして、2年に渡り参加を認めませんでした。それほどセキュリティが重要であれば、この件はそれこそ、警務隊、中央調査隊が調査すべき案件です。なにせぼくふぜいですら中央調査隊があれこれ調べていたぐらいですから。
石井暁君も共同通信社に取材に瑕疵がないのか、あるいは問題があった場合、それが石井暁君個人なのか、共同通信社も彼の行動を是として組織ぐるみでおこなったのか明らかにすべきです。
仮にそうであれば、石井暁君、あるいは共同通信社記者に対して記者証の剥奪をすべきです。また併せて防衛記者会に対して会員から除籍すべきです。
それができないのであれば、防衛省はセキュリティよりも記者クラブとの癒着あるいは馴れ合い関係の維持のほうが重要だという認識だということになります。
これはたいへん大きな問題だと思います。
併せて防衛記者会にも同じことが言えます。この件を調査もせずにだんまりするのであれば、同じ穴のムジナ、ということです。「報道関係の代表」を僭称して会見を主催、他の媒体やフリーランスを取材機会から排除している団体が、不法行為も容認することになります。
本件に関しては共同通信社に取材を申し込みました。一週間たった現在何の連絡もありあません。また防衛記者会にも以下のように質問をだしました。
防衛記者会
幹事社殿
共同通信、石井暁氏の取材手法についての防衛記者会の認識について。
以下の共同通信社、石井暁記者が書いた記事について記者会の見解を伺いたい。
自衛官に私的戦闘訓練 特殊部隊の元トップが指導(1月23日付)
取材に法的、道義的な問題がなかったか。
石井記者の記事、取材について取材対象である「熊野飛鳥むすびの里」が声明をだしています。そこには以下のように述べられています。
>合宿開催とほぼ同時(26日)に、「むすびの里」の大又川を挟んでの対岸の私有地からカメラをどんと据えて「むすびの里」を撮影している人物がいるので、「むすびの里」のスタッフが私有地の所有者と撮影している本人に確認に行きました。
その人物は、共同通信社の石井暁氏で「自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体」等自衛隊関連の暴露記事をネタにしている記者のようです。
>私有地の所有者には、風景の写真を撮ると嘘をついていたらしく、こちらのスタッフが苦情を言うと「取材妨害で警察に訴える」と大声で怒鳴りだしました。
その後もSNSで「防衛大臣、統合幕僚長には会見質問通告しました。」「警視庁公安部、三重県警警備部公安課には連絡しました。」「情報保全隊には後程伝えます。」等の脅迫とも取れる文章を送ってきました。
>土地の所有者も困って、石井氏に苦情を言うと「相手(荒谷)には了解を得ている」とまた嘘をついて4日間そこに居座って撮影をし続けておりました。
この声明が正しいのであれば、石井記者は私有地に無断で入ったことになり、脱法行為である。
しかも地主には何度も嘘をついて居座ったことになる。
さらに取材拒否は違法行為だと、根拠のない言説で恫喝したことになる。
報道室によれば石井記者が「防衛大臣、統合幕僚長には会見質問通告しました。」という事実はない。
上記に事柄が事実であれば、石井暁記者、あるいは共同通信社は組織的に、取材活動において不法行為、恫喝を行ったことになる。
防衛記者会はこの件に関して、石井暁記者および共同通信社に事実関係を確認する気はあるか。
また荒谷氏の主張が事実であれば、石井暁記者および共同通信社を除名などの処分する気はあるのか。
この件に関して2月15日までに返答願います。
返答がなければ、防衛記者会は事実関係の調査を行わず、仮に石井暁記者および、共同通信が不法な取材や恫喝を容認すると理解する。防衛記者会は脱法、あるいは違法な取材を許容すると理解する。
なおこの書面は公開する。
European Security & Defence に以下の記事を寄稿しました。
JMSDF to Introduce New Crew System
https://euro-sd.com/2021/01/headline/20799/new-jmsdf-crew-system/
Japan in Depth に以下の記事を寄稿しました。
海自FFMと隊員減対策(前編)
https://japan-indepth.jp/?p=56206
海自FFMと隊員減対策(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=56255
自衛隊機のコスパを検証する(前編)
https://japan-indepth.jp/?p=55801
自衛隊機のコスパを検証する(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=55809
官庁の情報開示は途上国以下~記者クラブの弊害~
https://japan-indepth.jp/?p=55598
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
来年度の防衛予算5.3兆円が実はもっと多い訳
実際は5.7兆円、過小に見えているのはなぜか
https://toyokeizai.net/articles/-/398559
この記事へのコメント
ご苦労さまでした。なかなか興味深い会見ですね。
ぜひ生で見てみたかった(笑)。
それはともかく、
「A:推奨するとかしないとかそういう話ではなくて、特に我々として問題があるイベントとは考えていないということであります。」
ここが一番のポイントですね。防衛省としては特に問題あると言う認識が無く、取材と称した石井記者は問題があると思ってご注進差し上げた感じなんでしょうか。結果そんな事気にするなよなご裁断に白けたかも知れませんが、防衛省としては事をこれ以上大きくしたくないとも考えられます。
きちんとした回答が得られれば良いのですが。
国民がそんなものに賛意を示すとでも思っているのだろうか?
ネトウヨやらしか反応せんだろうに。
国民の為の国民による組織だからこそ戦後以来の蔑視から脱却しつつあるというのにそれは意味が解らんしそんなもので強くなるなら苦労はしない。
しかし本当に元某群長がそんな思想を持っていたのかは気になりますね。
民間防衛組織を組織したいのかそれとも、巷で言う心理戦課程の亡霊なのか・・。
確かに自衛隊には国旗に神様がいるとか言いだす頭がおかしい奴もいますが(大抵は幸福の何とかだが)、その一方でまともな奴も同様に居る(こちらの方が多い)。
そこまで神道宗教というか精神的に旧軍化はしていないとは思いますけれどもね。
第一にリアリストが狂信的な宗教家になってどうするんだと。
単に記者がおかしいのか群長が宗教家なのか気にはなりますがしかし、普段我々にルールを守れと言う割に守らんのは問題ですよ。
高度情報戦下においては敵の偽情報に踊らされない為には戦時下においては情報は限りなく秘匿、統制されるべきです。
非民主主義的と言われるかもしれませんが有事になれば対象国は狡猾に宣伝戦を使うでしょうしある程度はやむを得ない(タイムラグがあるのは)。
そんな中、彼のようなある種やる気のある記者が統制に従うでしょうか?
手段を選ばない取材に関しては今回でなくても何れは問題になるかもしれません。
防衛大臣がコメントする立場に無いのなら、どなたがその立場に有るのか知りたいものです。(笑)
さてもう一人の主人公の石井記者ですが、御自分の取材中の言動を記者会見の席で指摘され、此処で取り上げるなとはどんな神経をしているのか・・・・・
そんな人物を痛い質問をしないからと何の支障も無く入館させ、フリーランスは排除する。
もう省から庁に格下げで良いでしょう。
どうせ有事法制もやらないでしょうし。
国産兵器と一緒に事業仕分けしましょう。
>Masaya Hariuさん
>
>記者会見を終えた後に石井 暁 記者に絡まれませんでしたか?
こんな記者を重用する会社も会社ですね。これから先、共同通信が流す防衛関連ネタは疑ってかかったほうが良いですかね。
そらそうと、例の北欧生まれな装輪装甲車、いつになったら日本に到着するのやら...。いくら何でも掛かりすぎですよね。
>森喜朗氏「どんなことがあってもやる」五輪再延期を否定 無観客も想定
https://mainichi.jp/articles/20210203/k00/00m/050/227000c
誰か、この暴走老人を止めろよorz。
>F-15EXが初飛行 3月までに初納入へ
https://www.aviationwire.jp/archives/220116
空自もイーグルの近代化は諦めて大人しく、これに入れ換えたほうが良いんじゃないですか。
楽しみにしてます。
同感です。空自と三菱の能力から真面な物には成らないでしょう。まんま購入が望ましいと思います。F-3の開発など無駄を止めれば調達可能になり、残りをF-16V程度の機体にすればF-3の調達費用で購入可能になります。F-35とF-15EXがあるのにF-3の開発など愚の骨頂です。
https://mainichi.jp/articles/20210204/k00/00m/050/033000c
>>>女性の数だけを増やすのは考えものだということが言いたかった。
自分の発言の、何がどう問題なのか理解出来ていないでしょ、この人は。
航空機の開発どころか改良も難しいというのは本当に残念極まりないですよね。まあでも軍拡、近代化が著しい仮想敵国を考えると、独自開発は時間的に間に合わない可能性もありますし、やむを得ないかと。
F-2の後継はF-16Vという感じですかな?
https://m.huffingtonpost.jp/entry/mori_jp_601ba4b6c5b6c0af54d0dec5
>森喜朗会長が辞任を求める報道陣に“逆ギレ”「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」
https://www.chunichi.co.jp/article/196758?rct=societynews
記者会見の様子をチラ見しましたが、明らかに森さんは不機嫌そうでしたもんね。何かやらかしそうだなと思っていたら、本当にやらかしちゃったorz。これじゃあ何のために会見を開いたのやら。
これなら、タイやスウェーデンで使われてますから、日本の北から南まで気候的な問題が少ない。
整備性もバツグンで稼働率も高い。
スーパーホーネットもありです。
意外に実用性もあるし、ボーイングのバッグオーダーも少なくなりつつあり、喜んで売ってくれる。
しかも、アメリカの政治家のご機嫌取りは向こうがしてくれる。
悪くない選択肢ではあります。
もう功なり遂げたとして、後進に道を譲った方が晩節を汚さずに済んだ。
後釜も公募にして、自民党若いやつから20人位で選ばせたら、まだマシな人が政界に行ったでしょうね。
「現地取材で実際の訓練は確認できなかった」とか恥ずかしげもなく書いてあるし、載っている写真は何やってるんだか全くわからない後ろ姿の隠し撮りだけって、記事として出すにふさわしいクオリティじゃないですよね。「OBは……保守的な主張を繰り返している」って最後っ屁が何かを訴えたげに見えますけど、これを読んだところで「思想の偏った人達が集まって何かやってる」以上の情報は得られない。よしんば反応する人がいるとすれば、同じく思想の偏った人達くらいでしょうね。実際世論は大して反応していませんし。
荒谷隊長も、言動を見るに割と精神主義的なところがあるというか、清谷さんが言われている通りの方なんだろうなぁと思いました。まぁ個人的には、こんな訓練ごときより竹田某みたいな胡乱な輩が隊員に講義していることの方が500倍ヤバいと思いますが(苦笑)
同感です。
ヤバいですよこの人ら。現有環境の認識ができてない。
世情を理解していない。
政治家として終わってます。
こういう人らを見て若者は失望するし何ならこの国を棄てる。
昔とまるでもって違うのだからそこは認識しないと駄目だと思います。
老害がこの国では味を占めてるなんて思われたら、日本というプラットフォームを棄てる有望な若者も増えますよ。
まぁ実際に森さんみたいな人が権力を握り縁故資本主義でやってきたからこういうわけわからんちんがずっと権力を握り続けるしトリクルダウンなんて起きない。
この国潰れかねないんじゃないですかね。
国土や国民、財産や民主主義を守る為に務めさせて貰って来たから旧軍の気持ちなんて解からなかったけれども、国民特に東北の農民の惨状を憂いて立ち上がった軍人擬きの最低な連中の気持ちが今は少し解りますよ。
上が駄目な時の絶望は酷い物です。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79783
ご参考まで
F-35を100機、F-15EXを80機配備し、残りをF-16V程度の機体を配備するのがベストと考えます。後はテジャスクラスの高等練習機を40機、それをベースとした軽戦闘機を配備すると自分が考える理想的な空自の姿となります。
日本人がまだまだ知らない…自衛隊「深刻すぎる大問題」の正体
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79783
勝手に派遣した無能な政治家や官僚たちは、現場に責任を押付けて自分達だけは逃げ延びる気なのでしょう。昔から全く進歩の無い国、貧乏くじは下級の役目。
F-15EXも全機輸入で、且つ予備滑走路の整備も進められるならありかと。
機数もF-35をA型からB型に代え50機程度に抑え輸入にして予算を工面するなら、もう少し増やしても良いと思います。
軽戦闘機はテジャスよりはグリペンを推します。
インドもなかなかに渋く、生産ラインを日本に作らせてもらえるとは限りません。
グリペンだとブラジルにも仕事を卸した実績もあり、期待できます。
最低の軍人もどきの行為
地獄への道は善意で敷き詰められているというやつですね。
善意をいい方向に生かすためには、知恵が必要という一例ですね。
グリペンはE型だとF-16Vと単価が変わらない上、複座を購入しても高等練習機には成りません。別にデジャスに拘る訳では無く、同種の機体なら韓国、台湾や中国でも製造しています。どれか適当な機体を調達すれば良いと思います。グリペンのFCSはこれらの軽戦闘機型と大差ないので調達する意味は少ないと思います。
T4レッドホークはどうなんですかね?
自分は台湾はともかく、仮想敵国の中韓から導入するのだけはやめてほしいです。中国はなんか小細工施してきそうですし、韓国はバカにするでしょうし
>偽陸士さん
グリペンはE型だとF-16Vと単価が変わらない上、複座を購入しても高等練習機には成りません。別にデジャスに拘る訳では無く、同種の機体なら韓国、台湾や中国でも製造しています。どれか適当な機体を調達すれば良いと思います。グリペンのFCSはこれらの軽戦闘機型と大差ないので調達する意味は少ないと思います。
軽戦闘機としてはグリペンも他機種とボリュームに差を付けるのは難しいでしょうが、出撃回数、整備の容易さ雇用の創出など魅力的な点も多いのです。
もちろん台湾、インドも充分検討に値いします。
またF-16に抵抗感があるのは戦闘機がオール・アメリカンでは不安を覚えるからです。
そうですね。
少なくとも名大臣高橋是清を含め彼らを殺すべきではなかったと思います。
官僚主義というのは日本では非常に非難めいた意味でつかわれることが多いですが本来マックスウェイバーが説いたように専門性をもった官吏としてその所掌に集中するべきでまさに暴力装置である以上は民意の元にコントロールされるべきで徒にそれを振るうことは問題を解決しないばかりか悪化させる。
逆に兵隊目線で言えば求められること(命令、元をただせば民意)をやっているからこそ殺人行為そのものは、犯罪者が行う私利私欲にまみれた殺人と一線を画すのであってその点において兵隊としては犯罪者には墜ちたくはないと想うかぎりです。
仰るように正当性(命令)や知識がないのに暴力を振るえばそれは事態の悪化を招く事は間違いないと思います。
官憲というのは万人の万人に対する闘争を防ぐために個人が暴力を振るって問題解決する手段を国家に預けそれを代行しているに過ぎないという自覚がなければならないのかもしれません。
しかし自民はたるみ過ぎているし腐っている。
選挙が待ち遠しいです。
19190213様。
226では下級将校は高官に、安保の学生は資本家や政治家に上手く焚き付けられ利用され棄てられました。
最悪口封じの銃殺になることも。
叛乱で権力拡大を目指した者、学生に資金を出し暴れさせ、左翼にテロリストのレッテルを貼りつけた者。
必要なのは失政見越しその結果を逆手に取る知恵と冷徹さです。
生き残ったら政治権力を、極小にする。
必要悪はそれにふさわしく最小限に。
知恵を得るには、左に振れ右に振れ真ん中を知るのが一番です。
冷徹になるには歴史を学び、似た様な事例を探すのが最良です。
結末が分かりますから。
>T4レッドホークはどうなんですかね?
T-4は純然たる練習機なので、軽攻撃機には使えても軽戦闘機への改修は無理です。速度も遅く迎撃任務等の通常業務にも不向きです。
偽陸士さん
>またF-16に抵抗感があるのは戦闘機がオール・アメリカンでは不安を覚えるからです。
私もそう思うのですが、他だとF-18E/F位しかありません。ユーロファイターやラファールは性能の割には高価ですし、スホーイ等の東側の機体は維持費がバカ高いからです。
>私もそう思うのですが、他だとF-18E/F位しかありません。ユーロファイターやラファールは性能の割には高価ですし、スホーイ等の東側の機体は維持費がバカ高いからです。
FA-18EFかF-15EXのどちらかは空爆の主力として必要ですね。
そうなると要撃機はF-35、F-16、ユーロファイター、ラファール、スホーイ、ミグが考えられます。
この内、生産技術の習得と雇用の維持を考えればユーロファイターになります。
また防衛産業を止め、素材供給や電子部品の供給に専念するならラファール、スホーイ、ミグもありかと。
アメリカ、ロシアとの二股が難しいならラファールで良いかと。
軽攻撃機兼練習機はジェットならM246、勇鷹がありターボプロップならツカノかウルヴァリンと選り取りみどりです。
けど昨今の財政状況を見ると、F-16とFA-18のオールアメリカンならぬオールインドになりそうな。(汗)
>軽攻撃機兼練習機はジェットならM246、勇鷹がありターボプロップならツカノかウルヴァリンと選り取りみどりです。
個人的には練習機が「勇鷹」、軽戦闘機が「経国 雄鷹」が良いと思っているのですが。
>けど昨今の財政状況を見ると、F-16とFA-18のオールアメリカンならぬオールインドになりそうな。
真面な国家ならF-3の開発など中止させて、その様な舵取りを行うでしょうが、この国では無理ですね。自分達の権益を確保し、予算を食い尽くすことしか頭にないアメーバの様な単細胞生物なのですから。
日本の死者数が前年より1.5万人減 コロナ禍の「受診控え」が一因か
https://www.news-postseven.com/archives/20210204_1633071.html?DETAIL
新型コロナウイルスの影響で通院を減らしたために去年より死者が1万5千人も減ったと言う統計が厚労省より有りました。政府不信に医者不振、この国は何処へ向かうのか、将来真っ暗ですね。道路事情も最低だし、どこが先進国?
https://www.businessinsider.jp/post-184890
https://trafficnews.jp/post/82611
インテークが下にないので、ゴミや雪を吸いにくく、飛行場運用が楽。
電子戦能力が高い。
整備が非常に楽なために、出撃回数が稼げる。
元々がなんでも屋で使えるよう作ったので、弾力的運用がしやすい。
搭載兵器バリエーションが多彩。
こういう点からグリペンEはいいと思いますね。
英陸軍、スウォーム攻撃も電子妨害も可能な小型ドローン「Drone40」を導入
https://grandfleet.info/european-region/british-army-introduces-drone-40-capable-of-swarm-attack-and-electronic-jamming/
イスラエルや米国でも同様の物は開発されており、歩兵の戦闘作戦等にも影響が出ることは確実の様です。先進国の開発は早くて羨ましいですね。途上国の日本も頑張って欲しいものです。
しまいには自衛隊は子供レベルだと。
どうなんでしょうかね。韓国海軍は稼働率低いそうですが。ただ大量破壊兵器は多く持っていますし。
http://blog.livedoor.jp/sekaiminzoku/archives/55465379.html?1612698163#comment-51
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79955
ご参考までに。自衛隊はモンゴル軍並だそうで...orz
>韓国人曰く、日本と韓国が戦争したら、ミサイルだけでも海自は全滅し、第7機動軍団で一か月で占領可能だそうです。
しまいには自衛隊は子供レベルだと。
ソマリアのデルタフォースは軽火器とテクニカルに苦戦しましたよ。
銃刀法を撤廃し道州制に移行しないからバカにされるんです。
巨大な中央政府は総身に知恵が廻りかね。(笑)
>どうなんでしょうかね。韓国海軍は稼働率低いそうですが。ただ大量破壊兵器は多く持っていますし。
イギリスがナチにV1・V2を撃ち込まれて降伏しましたか?
主要な港湾に機雷を敷設された方が負けです。
よって哨戒・攻撃と掃海できるドローンは早く揃えるべきです。
海自潜水艦と貨物船、高知沖で衝突…防衛省が事故調査委を設置
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210208-OYT1T50143/
当時は定期検査後の訓練中で、海面に浮上する際、潜望鏡で貨物船を確認したが、回避行動が間に合わず、衝突したという。
言い訳のしようが無いよね、これ。近くに船がいるのに浮上するとは非常識。
落ちぶれたというのは流石に言い過ぎかと。もっとも、同じようなことがないようにすべきですが。
落ちぶれたというよりは劣化が更に侵攻したと言うべきでしょう。足摺岬の沖50kmで貨物船と潜水艦が接触する可能性など天文学的に低いでしょう。貨物船の下を航行する等の訳の分からない訓練中に突然浮上して接触する以外考えられません。乗員のレベルの低下が齎した人災以外の何物でもありません。詳細はいずれ判明するでしょうが、今後の潜水艦の乗組員の募集に大きく影を落とすことでしょう。
衝突した海自の潜水艦、浮上時のソナー確認が不十分だった可能性
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210209-OYT1T50125/
「海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」(排水量2950トン)と民間貨物船の衝突事故で、そうりゅうが浮上時に水中音波探知機(ソナー)で行う他船舶の確認が不十分だったことが、防衛省関係者への取材でわかった。現場の潮流や乗組員の練度不足などが影響している可能性があり、同省は事故調査委員会のメンバーを現地に派遣し、原因究明を進める。」
事故調査はこれからですが、御用新聞の読売の取材ですらこれですから落ちぶれたと言われても仕方ないでしょう。
少なくとも海自のどこか(教育なのか運用なのか管理なのかイジメなのか色々考えられますが)が良くないから起こった事故だと思います。
偶発的、不可抗力とは思えません。
車で例えると前方の車のあおり運転とかではなく普通に走っていてよそ見してオカマ掘ったレベルですよ。
他所の船の下に隠れて航行すると見つかりずらいと踏んでの事でしょうが。
既に先客が居るのに気付かずぶつかった英仏の原潜事故もありました。
かくれんぼも楽じゃありませんね。
海自全体の技量が低いんです。この潜水艦の場合は、音が聞き取れないソナー員が、ソナー員長でもやってるんでしょう。
私がこちらのブログに投稿するキッカケは、2008年のイージス艦「あたご」の事故です。海自全体の技量低下が原因ですが、コレを指摘する意見は無く、的外れな話が流布してました。
自衛隊OBや軍事系ブログに投稿しようとしたんですが最初からブロックされました。彼らは真相を語るのではなく、ポジショントークをやってただけです。
キチンと投稿できたのは、ここのブログと墨田金属だけです。他は信用しない方がいいでしょう。
海自全体の技量低下は、バブルの頃の人員募集が原因で、曹候補士を創って「階級」を約束して入隊させたのです。
直後にバブル崩壊、予算削減で一般隊員の昇進枠も無くなり、階級を約束して入隊した曹候補士が枠を独占、技量が低くても、人物に問題があっても昇進させました。
その結果が事故多発で、時間が経てば無能な人間も上の階級に来ます。音が聞き取れないソナー員長が誕生したんでしょう。
その答えだけは正直聴きたくなかったです。中国は愚か韓国すら劣るとでも言うのでしょうか?自分は中国はともかく、韓国との比較はそうとは思えません。その国も潜水艦が浮上しないなどの事故もあるわけで。だからといって海自の問題は無視できませんが。
その方が確実かと思います。
海難事故というのは難しいものですし海面状況によってはソナー員だって聴知が難しいこともあるでしょうよ。
どうなんですかね。冬季においてサーマルレイヤーはどうなるんでしょうかね。