維持費の高いF-35の調達を漫然と続けるべきか。航空自衛隊に、戦闘機調達の当事者能力なし。
問題の多いステルス戦闘機「F-35」の負担軽減のための新機種をアメリカ空軍が検討中
https://gigazine.net/news/20211213-us-air-force-has-doubts-f-35/
>「次世代の高性能ステルス戦闘機」として注目され、アメリカ空軍・海軍をはじめオーストラリア空軍、日本の航空自衛隊などに配備されている「F-35」にはさまざまな問題が指摘されています。専門家によると、アメリカ空軍はF-35の負担を軽減するため、新機種の導入の検討を始めているそうです。
The Air Force wants a new fighter to fill in for the F-35 - Sandboxx
https://www.sandboxx.us/blog/the-air-force-wants-a-new-fighter-to-fill-in-for-the-f-35/
これがどの程度信憑性、実現性のある話か現時点ではわかりません。ですがF-35の高コストに対してはいぜんから多くの疑問と批判がなされてきました。
>元アメリカ海兵隊員であり防衛技術分析の専門家であるアレックス・ホリングス氏もF-35は非常に有能な航空機だと認めているものの、残念ながらF-35にはハードウェアとソフトウェアの両面でさまざまな問題があることが指摘されています。
>開発プログラムは18カ月遅れ、プログラム全体のコストが62億ドル(約7000億円)も高くなってしまったとのこと。しかし、これはF-35の道のりで生じた数多くの問題の始まりに過ぎなかったとホリングス氏は指摘しています。
>最新のステルス性を保つ必要性から、F-35は1時間のフライトにつき約4万4000ドル(約500万円)のコストがかかるそうで、1988年から運用されていていまだ現役の戦闘爆撃機・F-15EXの1時間当たり2万ドル(約230万円)と比較すると2倍以上です。また、F-15EXの運用寿命が2万時間なのに対してF-35の運用寿命は8000時間とのこと。
>ホリングス氏はこれらの点から、「簡単に言えば、F-35は信じられないほど有能かもしれません。しかし、それと同時に信じられないほど高価です。アメリカが行う多くの戦闘作戦にとって、実際のところF-35の高度な能力は必要ありません」と述べています。この点はアメリカ空軍も認識しており、参謀総長であるチャールズ・ブラウン氏は2021年2月に、比較的ローエンドな任務でF-35を使うことは「毎日フェラーリで通勤するようなもの」と発言しました。
>すでに一部の専門家らはF-35は「失敗」だと見なしているものの、F-35は部品製造をアメリカ全土に広げることで多くの雇用を生み出しているため、政治家がF-35の生産を停止するように働きかける可能性は低いとホリングス氏は指摘。中にはF-35プログラムを「失敗と呼ぶには大きくなりすぎた」とする人もおり、「第5世代マイナス」のジェット戦闘機の導入を模索するにせよ、しばらくはF-35の製造が続けられる見込みです。
F-35に限りませんが、ステルス機の整備コストの問題をぼくは繰り返して問題だと言い続けてきました。
ですからFXでは武装搭載量が多く、ライセンス生産でも実利が多いタイフーンを採用し、F-35を導入するならばしばらく運用の様子を見た上で、F-35Bを2個飛行隊程度を輸入すればいいと主張してきました。今でもその思いは変わりません。またいずも級をF-35B運用のプラットホームに利用することも提案してきました。
軍オタさんたちは一般にコストや予算に無関心です。兵器という玩具が好きなお子様だからです。国産兵器愛にあふれる軍オタさんたちはF-2にしても双発であるF-15Jよりも運用コストが高くても問題にしません。
日本では専門誌といわれているものは、基本外国ではマニア誌に過ぎません。商売ですから金銭感覚に無頓着な「大きなお友達」の喜ぶ記事を掲載します。それを読んで事情通を気取るのは滑稽というものです。
趣味の話と現実の国防は分けて考える必要がありますが、「大きなお友達」にはそれができません。あるのは情念やら根拠のないテクノナショナリズムです。
そして日本政府や外務省、防衛省には当事者能力がありません。
フィンランド空軍、次期戦闘機にF-35選定
https://www.aviationwire.jp/archives/240551
>ロッキード・マーチンは「F-35の製造は20年以上続き、維持管理は2070年代まで続くだろう」とコメントし、フィンランドの防衛産業とともに導入を進める。空軍は機体や武器のほか、フィンランド独自の供給保証要件に合わせた持続的なソリューションや、包括的な訓練プログラムの提供を受ける。
多くの専門家や軍オタさんたちは米国からF-35や高度な装備の情報開示はありえない、常日頃主張されていますが、なんで小国のフィンランドができたのでしょうか。以前はトルコも米国に対して同様の要求をしていました。またイスラエルは昔から米国製の機体の情報開示を得られて独自の兵器体系やアビオニクスなどを組み込んできました。
つまり日本政府が交渉力も外交力も無い無能ということです。
現実の国防ではコストや予算は極めて大きな問題です。防衛政策は最終的に予算に反映されます。
F-35一個飛行隊の運用コストでF-15の最新型であるF-15EXが2個飛行隊運用できます。
また機体寿命では8千時間のF-35は2万時間のF-15EXの2.5倍かかると言えます。であればF-35の調達単価は実は110億円であれば275億円ということになります。
如何に能力が優れているとはいえ、このような機体を数多く調達すべきだったのでしょうか。またFX選定時にこのことを防衛省や空幕はどれだけ真剣に考えたのでしょうか。果たして今後少子高齢化で税収がヘルであろう、しかもGDPの2倍以上の借金を抱えている我が国が、第二次安倍内閣が決定した多数のF-35を導入、運用することが可能でしょうか。
また高価で金のかかるF-35をアラート任務で使い潰していいのでしょうか。極論をいえばF-35は床の間に飾っておく戦闘機ではないでしょうか。
であればアラート任務には安価な戦闘機を無人機とペアで運用したり、F-35は搭載量の多いF-15Jの改良型あるいは、無人機と組み合わせて使うというような運用も考えないといけないでしょう。それは次期戦闘機にも言えることです。
真剣に「ステルス機」の損耗を防ぐための安価な戦闘機や無人機の導入を検討すべきだと思います。
空自F15戦闘機 改修費約3970億円に削減 来年度予算案に計上へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211211/k10013384021000.html
>交渉を重ねた結果、さらに10億円費用を圧縮し、およそ3970億円まで価格を抑えられたとして、防衛省は来年度予算案に改修費を盛り込む方向で最終調整に入りました。
>改修費は当初の見積もりの1.2倍で、およそ730億円膨らむことになります。
この金額はまるまるF-15EXを2個飛行隊、調達方法次第では、うまくすればパッケージでエンジンやら兵装も付けられるかもしれません。
空幕や装備庁に当事者能力はないので素直にF-15EXのパッケージを採用したほうがいいでしょう。それでF-35の買いましはやめて5年ぐらいで全てのF-15Jの近代化を行う。なんならボーイングに丸投げでいいじゃないでしょうか。
更に申せば未改修のF-15Jの偵察部隊案を復活させるべきです。
F-35に偵察までやらせるのであれば、ただでさえ劣勢の戦闘機の数を減らすことになります。先述のように運用コストはバカ高いし、期待寿命もみじかい。
であれば運用コストが安価である未改修のF15Jの偵察機化を行うべきです。偵察ポッドはおとなしく輸入にすればいい。
未改修のF-15は数があるのでローテーションで使えば相当の期待寿命を稼げるでしょう。
また調達予定のF-35の総数を減らし、無人機含めた他のアセットに変更する。
あるいは空中給油機や早期警戒機などを増やす、基地防御機能向上に使用するべきではないでしょうか。
コストや予算を考えない防衛論議は時間の無駄でしかありません。
自衛隊はマニアを喜ばせるために存在しているのではなく、我が国の主権と領土、国民を守るために存在しており、防衛費は費用対効果を厳しき求められるものです。
Japan In Depth に以下の記事を寄稿しました。
新聞が誤報する史上最大の防衛補正予算
https://japan-indepth.jp/?p=63181
この記事へのコメント
F-35Aだけ60機くらい買って残り80機はF-15EXを買いますと言えばこの方が米議会の受けはいいじゃないだろうか。普段使いにこんな高級車は要らないので、維持費の安いF-16V以下の機体で通常業務をこなすのが良いのではないだろうか。
真剣に「ステルス機」の損耗を防ぐための安価な戦闘機や無人機の導入を検討すべきだと思います。
無人機となると、トルコのアキンチ、開発中ならアメリカのアヴェンジャーとかですかな。
ところで、海外ではゲートウェイなる用途の機体を用意し、異なる種類のネットワークを変換・中継させる試みがなされているそうです。F-15Jは現状リンク16にしか対応していないそうですが、例えばF-35にはそのままMADLを使わせて、F-15Jのリンク16と併せて相互運用するという使い方等は構想されていないのでしょうか。どうせ爆買いの動きは止まらないし、せめて有効活用してくれと思っていたのですが、よく考えると防衛省が何か「有効活用」していたことなんか一度も無かった(苦笑)
>コストや予算を考えない防衛論議は時間の無駄でしかありません
この国の歴史をちょっとでも齧った人間なら、軍事費の膨張に対しては危機感を覚えるものだと思います。少なくとも防衛費2%に上げろ!などと思考停止で放言したりはしない。そういう人たちは『日露戦争、資金調達の戦い: 高橋是清と欧米バンカーたち』でも読んでみてほしい。先人たちがいかに苦心して戦費を調達したか、戦争というものがどれだけカネのかかるものなのか、そして軍事費にカネをブチ込み続けた帝国日本がその後どうなったのか、少しは理解できましょう。
https://www.asahi.com/articles/ASPDG6R1TPDGUTIL045.html
「すべての数字を消す」国が指示 消しゴムで書き換えた統計データ
https://www.asahi.com/articles/ASPDG6QJZPDGUTIL054.html?iref=pc_extlink
決裁文書改ざん訴訟 国側 一転して賠償責任全面的に認め終結
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211215/k10013389361000.html
これ全部安倍絡みの工作でしょう。検査院がもっと調べたら他の省庁でも数字の不正がボロボロ出てくるのでは?
消しゴムで消すって何?呆れて物が言えない。
政府主導で不正とかこんな事太平洋戦争当時から何も変わってない。安倍の言う美しい日本のやり方ですね。
是非キチンとした数字を発表してもらいたいものです。
こんな事だから防衛予算二倍なんて事すると無駄遣いがもっと増えるだけになるんですよ。既得権益のためなら手段を選ばない、国民がどうなっても構わない、80年前と一緒。
本当にデータや文書改竄できない仕組みを本気で作らないと
嘘っぱちのデータで景気回復みたいな大本営発表を聞くだけになってしまう。正しい検証もできなくなる。よいよ日本が落ちぶれるだけ。
それと森友裁判の突然の終了に呆れた。突然金払って裁判終了に持ち込むとか馬鹿にしている。国が罪を認める代わりになぜ起こったのかの問題を有耶無耶にしてしまった。
結局安倍に行き着く所から逃れられない事がはっきりしたのだろう。追求逃れもここまで露骨だと呆れる。
こんな隠蔽国家では何があっても政治家が良いように誤魔化して好き勝手できてしまう。中国も真っ青の民主国家だ(呆)。
防衛装備庁とでもしましょうか。
偵察機も中古のF-16にラファエルの偵察ポッドを付ければ充分です。
F-15はボーイングに丸投げでいいでしょう。(笑)
低空では燃料をバカ食いしますし。
安いと言う触れ込みながら運用コストが高めになるのはF22で見えていたのであまり多すぎても金食い虫になるだけなので合計で100機、4飛行隊程度で良かった。
エンジンの保守サイクルが想定より短く交換部品も直ぐに間に合わず稼働率が下がる弊害も出てきた。
相手に先制攻撃をする時に最も効果を発揮するステルス機は数が多くても金がかかって持て余すだけなのに。
ビーストモードで使うのも実際に戦争になった時くらいしか用が無いし、スクランブルなど通常任務ならステルスでない方がコスパが良いのに。
これに加えてF3ですからね...何を考えているのか。
お花畑の世界で夢を見ているとしか思えません。
F15改修がいいのか新しく(中古かも?)戦闘機を購入するのがライフサイクルコスト的にどれがコスパ良いのか分かりませんが、F3は悪手でしょう。
「日本では専門誌といわれているものは、基本外国ではマニア誌に過ぎません。商売ですから金銭感覚に無頓着な「大きなお友達」の喜ぶ記事を掲載します。」
これは寄稿しているライターさん等と話しをしてみれば分かりますが、結局商売なのでマニア受けする内容でないと売れないんですよね。雑誌社からもこんな感じでってお願いあるし、自衛隊の不備を舌鋒鋭く追求するような記事は書きません。ライターさんも色々裏情報を持っているので問題点もよく知っているのですが、批判するにしてもかなりマイルドな書き方になっています。構図は記者クラブと一緒ですよ。
防衛省、自衛隊にいい顔しないと付き合い難い、取材がしにくくなる、特集に協力してくれなくなる等など言われなくても忖度しますからね。
それより何より編集部が編集長と編集が各1人で後はバイトと外のライターに記事を委託ではね。軍事専門誌では無く趣味の本が精一杯ですよ。
「それを読んで事情通を気取るのは滑稽というものです。」
普通の人はそういった事を知らないので情報源が雑誌だけだと自衛隊マンセーになるのも仕方ないかと...
「コストや予算を考えない防衛論議は時間の無駄でしかありません。」
ソ連がどうして崩壊したのか考えたら分かると思うんですけどね。
お金がなくなったら戦う前に負けなんですけどね。
きっと大和魂があれば金が無くてもなんとかなるんでしょう(呆)。
ただし、その場合、空自に必要な「もう1機種」は「簡素な要撃機」になると思います。しかも平時に使いやすい、運行経費の安価なものです。現状で言えば、それはF15EXに相当するのでしょうし、F16VやグリペンE(航続距離はそこそこ長い)のようなものでしょう。
F15EXにはミサイルキャリアという側面もあり、有事にも役割はあります。グリペンEは(おそらくF16Vも)調達単価は安くはないですが、飛行時間あたりのコストが低いことが鍵で、要は「飛ばせば飛ばすほどコスト効率が良くなる」機体です。まさにF35の対極に位置するわけですね。
となると、F-3としては、「平時に活躍できる簡素な要撃機」であるべきと思います。問題は、ステルス性が必要ないなら、F15EXやF16VやグリペンEで良いということです。個人的にはあえて目指すなら、
・F16レベルの機体規模で
・前方へのステルス性があり(有事の空対空戦闘対策)
・平時の要撃機として、AAM2発程度を抱えての、そこそこの航続力、早い巡航速度(スーパークルーズ)、早い上昇速度が必須で、
・F16レベルの一定の機動力を持ち
・有事に短い滑走路かつ少ない支援要員で、短いターンアラウンド時間で運用できるグリペンのような特性を兼ね備え(南西諸島有事では航空優勢は取れないでしょうから)
・T4の一部とF2Bの多くを代替する練習機も兼ねられること
でしょうかね。。。
書いていても、なかなか難しいですね、F-3に何をもとめるかは。
F-16Vより進んだ機体で安価な機体と言うとロシアのチェックメイトくらいしか有りません。高価で維持費のかかる電波吸収塗料等を使わず、機体形状だけでそれなりのステルス性を持っています。Su-57の単発的な機体でステルスウェポンベイの数も多い。開発に参加して得意分野の素材を提供する、ノウハウ等必要な物は日本で製造する等で技術の流出を防げば問題無いでしょう。
空自が方向性を見いだせていない事が一因ではないかと思われます。他国でもそれ程見いだせているようには見えません。かつて水上艦はお互い砲や魚雷を撃ち合っていましたが、主たる脅威がミサイルを含む航空機と潜水艦になり、水上艦同士で優位に立つ事に特化した戦艦が消えました。最近の戦車が重くなり続けているのは、戦車砲が携帯型対戦車ロケット弾を持って忍び寄る敵歩兵やゲリラに対しては有効ではない事も関係しているでしょう。戦艦と違い戦車には副砲は載せられないでしょうから。今は戦闘機が似たような状況にあるのではないかと思ったりもします。もしかしたら「他の航空機に対する優位を目指す」のはF22で「節目」になったのかも知れません。「方向性がはっきりとは見出せない」状況では「既存の中での良い物で凌ぎながら、方向性が見出せた時の準備をする」のが良いのではないかと思われます。それこそ「ユーロファイターをいじり倒して叩き台にする」のもありだったのではないかと。F35は複数の開発計画を一つに纏めた事によって複雑化し、それが「消耗品なのに消耗できないコスト増大」と「武人の蛮用に耐えられない信頼性の低下」をもたらしたと思われますが、制海艦構想や無人機化という未来への橋渡しの可能性もあるように思われます。将来的には「F35で最も生産されたのは無人機バージョン」になるかも知れませんし。
・凄まじい量産化努力による価格低減と、なにより4.5世代機の価格高騰により、調達価格は同等になりました。4.5世代の価格高騰の原因は、おそらくは、「F35並みのセンサーフュージョン」のための機器とシステム開発だと理解しています。
・一方で運行コストは3-4倍と高価です。ステルスコーティング関係と言われています。(F35B/Cは、超音速飛行が制限されていますが、高温になる部分がありステルスコーティングが劣化するとの噂:真偽は?)。つまり、F35はステルスであるために飛行時間当たりのコストが高いようです。
・ステルスそのものは、レーダーの工夫で完全ではなくなっていると言われていますが、戦闘機同士のレーダーでは小さくしか映らないと理解しています。遠距離からAMRAAMなどを打ち合うことを考えれば圧倒的な利点で、F15/16/18相手に高いキルレシオを達成しているのも当然です。ミサイルのレーダーでも小さく見えるでしょうから、ジャミングにも有利でしょう。
・地上レーダーの工夫でステルス機が見えるとはいえ、基本的には低周波レーダーですから、機種が弁別できずタイトな編隊を組めば何機かも不明確。これはつまり、ドローンなどでF35Bの「ふり」をするのが容易だということです。水上艦でのステルスはソフトキル効率改善が目的ですが、戦闘機でも使える。
というわけでステルス機の価値がない訳ではないと思います。一方でこの機体を平時のアラートに使うのは愚かです。また「ステルス機の運用が高価」とほぼ確定した以上、今後も非ステルス機は製造され続けるでしょう。故に、「ステルス性が低いけれども運行経費が安い機体」、要は4.5世代機は今後も必要だということだと思います。
F-3としては、「コーティングなどの手間がないレベルでステルスを持つ機体」として、「4.9世代」(?)機が良いのでしょうか。
実は、そうなると、お隣のKFXの狙いは悪くない気がします。となるとさらにF-3は困る訳です、そんなことは認めない人たちがいますからね(笑)。という訳で、以下でどうでしょうね。。。
・前方ステルスを持つグリペンE規模の機体で、並行して無人機2タイプとと練習機を開発し随伴させる。小型の機体でしか「練習機との併用」はできないが、搭載量が減るわりにシステムは高価になるのが難点。そこで、ウェポンキャリアーとしての随伴機も同時に開発する。
・有人機がレーダーと3-4発の機内AAMだけ(アラート向け)
・無人機Aがレーダーもコクピットを廃止して燃料タンクにし、代わりにミサイルキャリアーに(機内AAM 12発とか)。データリンクだけを搭載することで安価に。
・無人機Bが有人機と同等のレーダーを搭載してコクピットを全て燃料タンクとする先行監視型に
・練習機は有人機のレーダーを廃止して2人目の座席を、それ以外はミサイルキャリアー同等に(航続距離の短いミサイルキャリア、安価に)
・どの機体もいわゆる beast mode では、機外パイロンにいっぱいの兵装を搭載できるようにして、「ステルスが重要でない戦場」では幅広く活用
とかですかね。。。後半は「妄想膨らむ。。」ですみません。。。