防衛装備庁の差別主義の駄目な広報は社会主義国以下
本日、明日両日、防衛装備庁主催の「防衛産業参入促進展」が開催されています。
まあ例によってアパルトヘイト広報談合組織、記者クラブ優先だし、共産国かと思うようなだめな秘密主義の報道規制がありました。
まず、案内が防衛記者クラブだけしか回らない。ぼくは業界の人から教えてもらって知りました。以前行われてた同様の見本市とは名前が変わって今回がその一回目です。サイトで情報が公開されたのはつい最近、記者クラブには別途案内が行っていました。
そして記者クラブのみ対象の事前のレクが昨日ありました。
これまた露骨な差別です。記者クラブ=白人の旦那、お嬢様だけが参加でき、非会員=黄色いの、黒いのは参加させない。人種差別と全く同じ構造です。これでよくも民主主義国家、法治国家と言えるものです。
そして記者クラブの記者は軍事技術について無知です。辞令で防衛省に配属されるだけです。むしろ、我々専門記者、ビジネス媒体や、業界紙などの記者のほうが詳しいわけです。つまり、防衛装備庁は自らPR効果を減じているわけです。
更にナイーブなのが事前に取材拒否企業の印がついた取材拒否企業が明示された、見取り図が渡されました。これにはナンバリングがされており、事後に回収されました。
いったいどこまで世間知らずのお嬢様組織なのでしょうか。
そもそも防衛装備は税金で買われています。防衛省も企業も納税者にできるだけ、その実態を知らしめる義務がありますが、何でも隠せという隠蔽体質が防衛省、業界にあります。
しかも今回の出展社はこれから防衛産業に参入しようという企業で、秘密にする理由がありません。「死の商人呼ばわりされるのが怖いよう~」とビビっている間抜けで、根性も座っていない企業なんぞ防衛産業に参入しても使い物にならないでしょう。
一応大人なので今回は控えますが次回からは公開するつもりだし、どういう了見でなのか個別に追求するつもりです。
そして取材は9:30から20分その後、装備庁長官の挨拶を挟んで20分ほどでした。あれこれお話を聞く時間はありませんでした。この点でも広報の意味は低いわけです。
さらに長官の挨拶も3分程度でなんの中身もない。だったらやらなかったほうがよろしい。
過剰に秘密にして情報を隠蔽するから、装備調達の問題点に納税者やメディアの目が届かず、値段だけは高くてクズのような装備をつくり、開発だけが目的化した無意味な開発が行われているわけです。装備庁は解体したほうがよろしいと思います。
このような「透明性」とか「説明責任」が理解できない隠蔽体質では防衛産業振興なんてできないし、予算を増額しろというのは随分と厚かましい話だと思います。
今回個人的に面白いと思ったのは、モモヤマシステム社のリチウム電池の消火システム、ADJのドローン用の超小型の30kW発電機システムでした。



■本日の市ヶ谷の噂■
防衛医大では来年3月で救急の教授が定年。もう一人の救急の教授は嫌気がさして退職予定。このため、とうとう無様にも大学院生の受け入れが出来なくなる模様。
まあ例によってアパルトヘイト広報談合組織、記者クラブ優先だし、共産国かと思うようなだめな秘密主義の報道規制がありました。
まず、案内が防衛記者クラブだけしか回らない。ぼくは業界の人から教えてもらって知りました。以前行われてた同様の見本市とは名前が変わって今回がその一回目です。サイトで情報が公開されたのはつい最近、記者クラブには別途案内が行っていました。
そして記者クラブのみ対象の事前のレクが昨日ありました。
これまた露骨な差別です。記者クラブ=白人の旦那、お嬢様だけが参加でき、非会員=黄色いの、黒いのは参加させない。人種差別と全く同じ構造です。これでよくも民主主義国家、法治国家と言えるものです。
そして記者クラブの記者は軍事技術について無知です。辞令で防衛省に配属されるだけです。むしろ、我々専門記者、ビジネス媒体や、業界紙などの記者のほうが詳しいわけです。つまり、防衛装備庁は自らPR効果を減じているわけです。
更にナイーブなのが事前に取材拒否企業の印がついた取材拒否企業が明示された、見取り図が渡されました。これにはナンバリングがされており、事後に回収されました。
いったいどこまで世間知らずのお嬢様組織なのでしょうか。
そもそも防衛装備は税金で買われています。防衛省も企業も納税者にできるだけ、その実態を知らしめる義務がありますが、何でも隠せという隠蔽体質が防衛省、業界にあります。
しかも今回の出展社はこれから防衛産業に参入しようという企業で、秘密にする理由がありません。「死の商人呼ばわりされるのが怖いよう~」とビビっている間抜けで、根性も座っていない企業なんぞ防衛産業に参入しても使い物にならないでしょう。
一応大人なので今回は控えますが次回からは公開するつもりだし、どういう了見でなのか個別に追求するつもりです。
そして取材は9:30から20分その後、装備庁長官の挨拶を挟んで20分ほどでした。あれこれお話を聞く時間はありませんでした。この点でも広報の意味は低いわけです。
さらに長官の挨拶も3分程度でなんの中身もない。だったらやらなかったほうがよろしい。
過剰に秘密にして情報を隠蔽するから、装備調達の問題点に納税者やメディアの目が届かず、値段だけは高くてクズのような装備をつくり、開発だけが目的化した無意味な開発が行われているわけです。装備庁は解体したほうがよろしいと思います。
このような「透明性」とか「説明責任」が理解できない隠蔽体質では防衛産業振興なんてできないし、予算を増額しろというのは随分と厚かましい話だと思います。
今回個人的に面白いと思ったのは、モモヤマシステム社のリチウム電池の消火システム、ADJのドローン用の超小型の30kW発電機システムでした。



■本日の市ヶ谷の噂■
防衛医大では来年3月で救急の教授が定年。もう一人の救急の教授は嫌気がさして退職予定。このため、とうとう無様にも大学院生の受け入れが出来なくなる模様。
この記事へのコメント
取材お疲れ様です。
取材より名誉白人達とのやり取りの方が、大変な様ですが。
この貴金属たちの姿勢を視るに、やはり日本企業は防衛産業からスッパリ脚を洗うべきです。
実戦を他人事と捉え、武器輸出三原則も武力の国家独占も、右も左も賛成する。
ロクな武器を供給出来ないのは当然だし、そんなシロモノ支給される隊員にとっては災厄でしかありません。
ならば武器はすべての輸入し、生産に時間の掛かる物は国内保有量を増やすべきです。
また燃料・弾薬・訓練・整備拠点・データセンターも海外に移すのが良いかと。
そこの運営は実戦経験豊富な民間軍事会社に委託しましょう。
ところで今回の展示会ですが、武器の輸入に携わる商社マンからはどう観られているのでしょうか?
気になります。
もうそこまで落ちぶれていたんですね。
廃校する日も近い?
まあ他の医大の大学院に行く方がよりマシでしょう。
行かせてもらえるのかどうか分かりませんが、
防衛医大の大学院よりマシかと。
そしてそこで世間との違いに驚いて程なく
退職して民間へ…
まさに大本営発表に相応しい人たちではありませんか。変に専門家ぶってる記者より御し易いし余計な事を聞かれても適当にはぐらかす、
舌鋒鋭く突っ込まれることもない。
それにしても…取材拒否する企業?
何のための展示会なのでしょう?
パネルや展示物だけ勝手に見ろと?
もぬけの殻になったパブリックデー並みですね。
中国やロシアでもそんな事ありませんよ。
きちんと入場料払ってる見ていますからね。
それに応えられない質問には応えませんし、
応えられる事には何でも応えてくれます。
呆れますね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4dc4694673a1b1eb4821eea856898610f0be036
また財源もなくこんな対策を…
赤字国債頼みがいつまで続くことやら…
相も変わらずなダメダメっぷりorz。素人以下の大して防衛装備品に興味のきもない、加盟社の人間を集めて何がしたいのやら。こんなのに税金を投入するほど、装備庁ってお金持ちなんですかね?
※<独自>政府、米「トマホーク」購入検討 反撃能力の保有念頭
https://www.sankei.com/article/20221027-ILPLZY26WZMABK72QLRMFTJ23Y/
積むとなると、例の戦艦大和か潜水艦ですかね?むしろ後者のほうが、より実戦的ですかね。
偽陸士さん
>ならば武器はすべての輸入し、生産に時間の掛かる物は国内保有量を増やすべきです。
個人的には、できるなら艦艇とミサイル、多用途車両やレーダー辺りは輸出も視野に頑張って欲しいですけどね。
全て輸入かあ。ただまあ円安が悩ましいところ。
>また燃料・弾薬・訓練・整備拠点・データセンターも海外に移すのが良いかと。
そこの運営は実戦経験豊富な民間軍事会社に委託しましょう。
清谷氏が以前言ってた、弾薬庫と演習場の増設は海外にのやつですね。ただ全て移すのは流石に厳しいかと。燃料、弾薬、整備拠点はある程度国内にあるべきでしょう。
あとどこの民間軍事会社、どこの国に置くかです。
清谷氏はオーストラリアだと言ってましたが
中国製の50万円電気自動車の件
https://youtu.be/oyWowZvKGog
ウルトラマズい情報
一神教の伝統も歴史的な視野も無く、専ら目先の人間関係の積み重ねで秩序を構築してきた日本人には「同じ土俵の上でやり合う」という事ができないのです。国防・安全保障に於いても考えや価値観他は違っていても「如何に日本を守るか」といった「土俵」の上でやり合うのですが、先に述べたように日本人にはそれができないため「父は子の盗んだ羊を隠し、子は父の盗んだ羊を隠すといった関係しか持てない」「考えや価値観や感覚が一定以上離れると意思疎通すらできない」のではないかと。
戦後の日本は「日本は非武装で人畜無害に徹し、防衛はアメリカが担当、自衛隊はアメリカが作れと言ったから作っただけの存在」でやってきたので、自衛隊は「日本の防衛の中核は自分」といった意識を育めなかったのかも知れません(ひたすら内輪に徹し殻に籠る等)。