アラート用戦闘機はアウトソーシングでいいんじゃないか。
空自もドラケン社のような企業と提携して、訓練やアラート任務の機体をアウトソーシングしたほうがいんじゃないでしょうか。
戦闘機100機持つ民間企業!? 英空軍が“軍事請負会社”利用開始 「国防に優れた費用対効果」
https://news.yahoo.co.jp/articles/61787111ef58a26d76a09e288df486532f7ba22f
>イギリス空軍のユーロファイター「タイフーン」戦闘機が2022年12月20日、これまでと異なる相手と初訓練を実施しました。その機体はチェコのアエロ・ボドホディ社製L-159「ハニー・バジャー」。
>今回の訓練でL-159を飛ばしていたのはドラケン・ヨーロッパという民間の軍事請負企業です。この企業の母体はアメリカにあるドラケン・インターナショナルで、アメリカ空軍や海兵隊の訓練で自前の戦闘機を飛ばすことを業務としています。このため、同社ではこのL-159を含めて100機以上の退役戦闘機を民間企業として保有しており、それを軍の要望に合わせて訓練で飛行させています。
>同社では機体のパイロットはもちろんのこと、メンテナンス要員と整備部品まで自前で用意しており、軍や他企業の支援なしで独自に戦闘機を飛ばすことができます。また、仕事を発注する側の軍としても、自前の現役戦闘機を飛ばすよりも安いコストで訓練を行えるというメリットがあります。
>イギリス空軍がジェット練習機「ホークT.1」を使って自前で行っていましたが、同機がイギリス空軍の訓練部隊から退役することから、その業務を民間委託することになり、それが今回の契約へと繋がりました。
現在のアラートの対象は中国の無人機の場合が多いわけです。これに時間あたり200万円ほどかかる戦闘機でアラートをかけるのは、パイロットの負担ももちろん、機体の寿命も縮める行為です。これについて過去空幕長や防衛大臣の記者会見で質問しましたが、何の対策もないようです。
これが平時の相手を消耗させる「戦争」だという認識がなく、従来のルーティンな思考しかできていないのではないでしょうか。これが続けば、空自は無駄に予算と機体、パイロットを消耗させるだけで、完全に中国の術中にハマっています。
であれば対策は必要です。そのひとつが民間軍事会社の安い機体をアラート任務に使うことです。同時に訓練も委託してもいいでしょう。できればパイロットや整備員に自衛隊OBを一定比率で採用することを義務つけるべきです。この安いジェット戦闘機と無人機を組み合わせてアラートに使うべきです。
小泉悠さんから新刊をいただきました。
ロシアのウクライナ侵攻が俯瞰的に分かる内容になっています。ご自身の予想外のことなども隠すところなく、率直に書いてあり、小泉さんの実直で誠実な態度が伺えます。
ウクライナ戦争 (ちくま新書) - 小泉悠
戦闘機100機持つ民間企業!? 英空軍が“軍事請負会社”利用開始 「国防に優れた費用対効果」
https://news.yahoo.co.jp/articles/61787111ef58a26d76a09e288df486532f7ba22f
>イギリス空軍のユーロファイター「タイフーン」戦闘機が2022年12月20日、これまでと異なる相手と初訓練を実施しました。その機体はチェコのアエロ・ボドホディ社製L-159「ハニー・バジャー」。
>今回の訓練でL-159を飛ばしていたのはドラケン・ヨーロッパという民間の軍事請負企業です。この企業の母体はアメリカにあるドラケン・インターナショナルで、アメリカ空軍や海兵隊の訓練で自前の戦闘機を飛ばすことを業務としています。このため、同社ではこのL-159を含めて100機以上の退役戦闘機を民間企業として保有しており、それを軍の要望に合わせて訓練で飛行させています。
>同社では機体のパイロットはもちろんのこと、メンテナンス要員と整備部品まで自前で用意しており、軍や他企業の支援なしで独自に戦闘機を飛ばすことができます。また、仕事を発注する側の軍としても、自前の現役戦闘機を飛ばすよりも安いコストで訓練を行えるというメリットがあります。
>イギリス空軍がジェット練習機「ホークT.1」を使って自前で行っていましたが、同機がイギリス空軍の訓練部隊から退役することから、その業務を民間委託することになり、それが今回の契約へと繋がりました。
現在のアラートの対象は中国の無人機の場合が多いわけです。これに時間あたり200万円ほどかかる戦闘機でアラートをかけるのは、パイロットの負担ももちろん、機体の寿命も縮める行為です。これについて過去空幕長や防衛大臣の記者会見で質問しましたが、何の対策もないようです。
これが平時の相手を消耗させる「戦争」だという認識がなく、従来のルーティンな思考しかできていないのではないでしょうか。これが続けば、空自は無駄に予算と機体、パイロットを消耗させるだけで、完全に中国の術中にハマっています。
であれば対策は必要です。そのひとつが民間軍事会社の安い機体をアラート任務に使うことです。同時に訓練も委託してもいいでしょう。できればパイロットや整備員に自衛隊OBを一定比率で採用することを義務つけるべきです。この安いジェット戦闘機と無人機を組み合わせてアラートに使うべきです。
小泉悠さんから新刊をいただきました。
ロシアのウクライナ侵攻が俯瞰的に分かる内容になっています。ご自身の予想外のことなども隠すところなく、率直に書いてあり、小泉さんの実直で誠実な態度が伺えます。
ウクライナ戦争 (ちくま新書) - 小泉悠
この記事へのコメント
アラートの民間委託は何れ実現しますよ。
まともに平時の戦争たる装備調達が出来ない空自の飛ばせる戦闘機は無くなりますから。(笑)
しかし訓練委託は戦闘機やパイロットに払う給料が無くなるまでやらないでしょうね.....
https://news.yahoo.co.jp/articles/287912e2e7d4de43635c72fed6c4402c955f7c51?page=1
送れる戦車はチャレンジャー2しか無く、チャレンジャー3に改修しない79輌が対象だと思いますが、実現すれば結構な戦力になりますね。
アラート用戦闘機なんかなら、中古のF-5やMig-21、A-4なんかで十分。己を知らない空自なら「新品じゃなきゃいや」とか言うだろうが、韓国のT-50の軽攻撃仕様のFA-50程度の機体なら、結構な国で作っているのでそれを買ってあげれば良い。昔の源田みたいのばっかりで、少しは進歩しないんだろうか?
>アラートの民間委託は何れ実現しますよ。
まともに平時の戦争たる装備調達が出来ない空自の飛ばせる戦闘機は無くなりますから。(笑)
そういう経緯を得て実現ってのは嫌ですね。しかしどうすればまともに装備導入するようになるのか・・・
兎に角、保守勢力を与党の座から放逐するところからでしょうか?
その上で自衛隊の一線部隊には情報公開法・ミリタリーオンブズマン・軍事顧問団導入といったところですかね。
調達は商社を複数集めたJVと製造業団体との一騎打ちがよいかと。
アラートを民間に移管すると、空自の主な仕事が無くなるので、F-15Jが要らない子になってしまい、F-35AとF-2だけで十分になってしまいます。T-4も大して要らなくなるのでこれを民間に移管しますか、大飯ぐらいのF-15よりよっぽど役に立つかと思います。
海自の航空部門は民間に委託できると思いますし、陸自なら結構な部門が委託可能でしょう。
純粋に軍事組織でしかできない部分だけ、自衛隊の組織にすれば、少しは見通しも良くなるでしょう。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/217379/1
「金は出してやるんだから、お前ら何とかしろ!」っちゅうことなんでしょうね。国家としてやることやってから言って欲しいもんです。元財務官僚丸出し、お勉強しか出来ないお馬鹿さん。
「安保3文書」で陸上自衛隊に“縮小方針”! 元陸将は「前向きに捉える」が「中国軍の尖閣上陸に対応できない」懸念
https://smart-flash.jp/sociopolitics/217419
元陸将でも少しは真面なことが言える人間がいたことは喜ぶべきなんだろう。
https://mainichi.jp/articles/20230110/k00/00m/040/163000c
水機団よお前もか。まあ何処でもなんでしょうね…
いらない子にはなりませんよ。
そもそも言うとF15、特に那覇の過重労働をどうにかしないと直ぐに飛行時間を使い果たし整備に取られる時間が多くなります。IRANのサイクルも早くなるでしょう。
つまり実稼働できる機体が減ってしまうと言う事です。
スクランブル以外にも通常訓練もあります。
それらが十分できないと練度が下がります。
それに全て民間軍事会社に全て丸投げとはいかないでしょう。
向こうは軽戦闘機なのでドローンとかは良いでしょうが、戦闘機なら駆けつけて加勢しないと厳しいでしょう。
少なくとも戦闘機の時は対応が違うと言うのは見せておかないと。
今の何でもかんでもF15で対応しないといけない状況を緩和するのが主たる目的になるかと。
自衛隊も非正規雇用が増えると、役所の窓口業務がそうであるように、前線もそうなるのか。。。
空自の主な仕事はアラートと訓練です。アラートと訓練相手を民間委託ですから、実戦機だけが必要になります。F-2が100機ほどありますから、4個飛行隊。F-35をバカ買いしたので半分キャンセルで63機で3個飛行隊、練習飛行場はあまり使ってないF-15DJで十分です。F-15Jは現状でも無理な改造等でボロボロで近代改修なんか夢物語ですよ。ロッキードに現物調査してもらう必要アリです。
T-4も部品不足で共食い状態らしいですが、必要ならアラート会社が世界中から真面な機体を探して来てくれます。空自のパイロットはプロの訓練でシゴカナイト使えないお坊ちゃまですから、少しはましになるかと。
つい3ヶ月ほど前に、陸幕長まで謝罪したのは何だったのやら...。
まあ、シゴキのない精鋭部隊なんかあるわけないですよね。特撮ドラマのクリーンな地球防衛軍じゃないんだから。
軍隊やサツなんてそんなもんです。
無論、敵と戦う前に味方を殺す奴はクソ野郎なので処さねばなりません。
敵と戦う最中に上官殺しが横行しそう.....
いやね、フネから落ちると死体は残らんし、敵の弾か味方の弾か死体から検出されんと判らんし。
ボスニアでは上官を小屋ごとロケランで吹き飛ばした事案も在ったそうですから。
戦時では敵の命も味方の命も軽くなります。
ましてやパワハラ上官の命なぞ。
F15DJは実戦より練習機の側面が大きい。
しかも初期型。後席を設けた分J型より色々劣るんですよ。それに23飛行隊のを除くとそんなに多い訳でもない。そればかり使うとやはり整備に取られる時間が増えます。
何処かに皺寄せが来ないように民間軍事会社を
使うのが1番かと。
https://bunshun.jp/articles/-/59792?page=1
まあその通りなんですが、考察が足りてませんね。
そう言う時代になったらそもそも普通の働き手も足りなくて経済が崩壊している事には気が付かないのでしょうね。
仮に人はいないけど経済だけは大国になってたとしたら無人化を進めて足りない分はお金で海外の民間軍事会社を雇うしかないでしょう。
Pre-MSIP F-15DJ 12機、J-MSIP DJ型063-098-墜落2=34機あるので機数に問題はありません。F-15Jに比べれば改修も不完全の様ですが練習機兼用であれば大した問題にも成りません。飛行時間も少ないはずですし、三菱の妙な改修も控えめなので本格改修出来るのもこちらに成るはず。日本のF-15Jなんかどちらも米国等のF-15に比べれば格段に旧式機で大差ありません。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/217419/1
ご参考まで。
>「60代の自衛官が80代~90代の命を守る」自衛隊の「慢性的な人材不足」がもたらす“日本のヤバすぎる未来”
いやもうそこまで来たら、日本人茅の外で在日外国人と本国政府との“独立戦争“になってますよ。(笑)
日本人は原住民の扱いでコンパクトタウンならぬ保護区住まいになっていることでしょう。
>日本人は原住民の扱いでコンパクトタウンならぬ保護区住まいになっていることでしょう。
うーん。それって宗主国のアメリカ様がC国様に替わるってだけじゃ。日本中に監視カメラが設置されてより安全になるかも。警察や役所は罰金の請求処理では忙しくなるだろうけど。
>うーん。それって宗主国のアメリカ様がC国様に替わるってだけじゃ。日本中に監視カメラが設置されてより安全になるかも。警察や役所は罰金の請求処理では忙しくなるだろうけど。
いや忙がしくはならないと思いますよ。
年末年始の付届けさえ欠かさなければ煩くは無いかと。
ただ実効性の無い政策を乱発する点では日中共通化ですね。
上に政策有らば下に対策あり。
>いや忙がしくはならないと思いますよ。
かの国は顔認証で確認して、国民の全ての情報を確保しているので、関連付けで銀行口座から罰金が強制的に徴収されるようです。おかげで違反を行うものも激減して、世界でもマナーの高い国民に変貌したとか。
日本でもマイナカードを強制にして銀行口座と繋げれば可能ですが、AIで全自動でやれば警察も役所も徴収金の金勘定だけで済みますね。
>かの国は顔認証で確認して、国民の全ての情報を確保しているので、関連付けで銀行口座から罰金が強制的に徴収されるようです。おかげで違反を行うものも激減して、世界でもマナーの高い国民に変貌したとか。
進歩?したと観るべきか、猫被るのが巧くなったと観るべきか。
役人も庶民も一筋縄ではいかなそう.....
大都市の横断歩道で信号無視すると、目の前の大型スクリーンに政府の掴んでいる情報を晒されると言う話も有るので、「やるっきゃない」んでしょう。
>大都市の横断歩道で信号無視すると、目の前の大型スクリーンに政府の掴んでいる情報を晒されると言う話も有るので、「やるっきゃない」んでしょう。
SFのデストピアそのものです。(怖)
けど日本人に向いてそうな気もします。