防衛大臣会見令和5年2月14日(火)の質問
防衛大臣会見令和5年2月14日(火)のぼくの質問です。
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2023/0214a.html
Q:過日ですね、大臣にお尋ねした情報関係の電波の使用の関係に関する質問に関して、情報通信課の方からレクチャーいただいたんですけれども、イエス・ノーで答えられる話もなんか曖昧模糊としてよく分からなかったんで、改めてお尋ねしたいんですけれども、そのレクチャーではですね、結局その自衛隊の使っている周波数帯とかですね、通信にしろ無人機にしろ、特にもう支障は起きていないということだったんですね。見直すんですかというと、なんかむにゃむにゃって話だったんです。これは諸外国から見ればおかしい周波数帯を使っていて、普通に考えたらこれ、問題があるかと思うんですけれども、これ見直すお考えまずあるでしょうか。
A:その点については、現場の方でいろいろと検討している最中だと思いますので、私のところにはまだそういったお話は来ておりません。
Q:それに関連してのお話なんですけれども、これまた電波関係ですね、イージス艦のイージスレーダー、50海里沖合に出ないとこれ使用できないというのがこれ電波法で決まっているんですけれども、これに関して例えばもっと陸地に近いところで、たまたまこう敵からミサイルが来たと、その場合に迎撃はこれ法的に可能かどうか、その実際に防衛省としては、それを迎撃を命じるのか、命じないかということがまず1点と、あと同様に、50海里離れてしか使えないイージスレーダーをですね、アショアでは内陸にするということになった訳ですね。電波法の前提でアショアを設置してそれで法的に問題はないのかどうか、これちょっとお尋ねしたいんですけれども。
A:お答えできるものというのが今、私の手元にはそういった関係のですね、あれがございませんので、お答えはできません。仮定の質問にはなかなかお答えがしづらいということがありますので、そこの点は御容赦願いたいと思いますし、また、その他細かいことに関してはですね、大変申し訳ありませんが、現場の方にまたしっかりと検討するように申し伝えたいと思います。
Q:現場にそのレクチャーを受けて、それで曖昧模糊でこうイエス・ノーで答えられる、だからその電波法に、イージス艦のレーダーを使って良いのか悪いのかって、イエス・ノーで答えられる話だと思うんですけれども、それをこう答えられないというお話だったものですから、改めて敢えてこうお尋ねしている次第なんですけれども。
A:その点については、また現場の方にはですね、答えられる範囲というものをしっかりと指示をしておきたいというふうに思います。
こんな状態を放置して装備を大人買いして防衛強化になるんでしょうか。
特異な周波数帯を使っていても通信もネットワークも、無人アセットの運用も問題ない、であれば見直しなんて必要ないわけで、三文書の記述と矛盾しています。
軍用に合わない周波数帯を使用して海外の軍隊と同等にできるというならば欧米を遥かに両がしたテクノロジーあるいは魔法を使えていることになります。
単に総務省と交渉が嫌なだけでしょう。実は海保は無人機の電波の使用に関して交渉を始めています。遥かに組織としてはまともです。そして彼らは衛星通信を使うことで、電波の規制を回避することもやっています。
無敵皇軍的な防衛省、自衛隊の予算を二倍に増やしても、使えない周波数帯のクズ装備を買い込むだけです。一円もかからない周波数帯の見直しをしないは当事者能力の欠如です。ぜひ野党は国会でこういうところを追求すべきです。
そしてイージスレーダーの法規制の問題です。
現在の電波法ではイージスアショアの設置は不可能でした。電波法の見直しもせずに、しかもお手つきでSPY7を調達までした。
これは違法行為を行おうとしたのではないのか。
アショア導入の責任は誰にあったのか、あきらかにすべきです。取材する限りはNSCにいる高橋憲一元防衛事務次官元防衛次官のようです。NSCの人間が非公式なルートを使って、内局の一部官僚を操って違法なアショア導入をさせたというのであれば、それは文民統制上大変問題です。
イージス艦の50海里以内での迎撃は可能かどうかというのも優れて法律問題です。
法的には迎撃はできません。
それを大臣が明言できないというのは法治国家といえません。
イージス艦の関係者は我々はその時が来れば、迎撃しますと誰もが仰る。
ですが、それは違法行為です。有事に政治が現場の違法行為に期待するのは法治国家でも文民統制でもありません。
速やかに法改正をすべきですが、それが何で嫌なのでしょうか。
Q:先ほどもお話にでた、香田元提督もおっしゃってたんですけれども、これ制服組が国会で証言できないというのが、非常に諸外国から見ても異常な感じの状態がずっと我が国は続いていると思うんですけれども、これ大臣、変えるお考え、若しくはその内閣として変えるお考えってないんでしょうか。それに関わってなんですけれども、国会で日本の場合、秘密会議が持てないというのも、また非常に防衛上問題あるかと思うんですけれども、こういうことを変革していくという、大臣お考えございますでしょうか。
A:国会の受け入れについてはですね、やはり国会で議論していただかなければならないと思っております。秘密会の規定はあるわけではありますが、なかなかそれが実行できていないというのは、承知をしておりますが、今後、更に議会で議論していただければというふうに思っておりますし、その受け入れ体制が整ってそしてまた、我々の方もそれに対応していかなければならない時には、判断をさせていただきたいというふうに思っております。
これは奇しくも石破茂氏が昨日国会で質問しました。制服組が国会で証言できない。
そして秘密会議が国会でもてない。これが放置されてどこか文民統制でしょうか。
Q:先日、内局の方にお尋ねしたんですけれども、新しく、来年度から調達される予定の装甲ドーザーなんですけれども、装甲ドーザーですね、75式ドーザー更新ということで伺っているんですけれども、これに関して、一切概要が言えないというふうに言われまして、それは手の打ちを明かさないためだというふうに言われたんですけれども、エンジンの出力すら言えませんというのはですね、これ諸外国の軍隊の実態からみるとですね、非常にこれ奇異だと思うし、非常にこう言ったら失礼ですけれども、子供っぽいと思うんですよね。こういう過度な秘密主義というのが、これでこう国民に対して、防衛費2倍に増やしますという時にですね、こういう過度な秘密を持っていいのか。そしてその、こういう秘密、全部秘密にすると他の物と比べられませんよね。性能とかも。それは納税者に対して誠実な態度なんだろうかと、大臣どうお考えですか。
A:御指摘の点は、私ども、私自身も受け止めたいと思いますけれども、しかしながら、やはり、今までの経緯等々、いろいろ考えてそのようなお答えになったかと思いますので、私もその点については、よく存じ上げておりませんので、また調査をさせていただきたいと思います。
Q:同様なことがありまして、リモート・ウェポン・ステーション、これ海自の護衛艦に採用されたものなんですけれども、この仰角、俯角をこうどの程度かと装備庁に聞いたら、それ言えませんと、いう話を聞いてですね、それを記事に書いたらですね、後で搭載した艦の一般公開の時に仰角、俯角を書いていたという話があるんです。そういうことは、何のために秘密にしているのかよく分からない。先ほどのドーザに関して言いますと、当初1億円で調達を単価というふうに言っていたのが、今、5.6億円をめどにするとおっしゃっているんですけれども、実質的に来年度は7億円を超えちゃいます。初度費とか開発費込めると一両当たりたぶん、8億円を超えるんではないか、対して、競合の輸入品に関して言うと2.6億円だったわけです。それで、性能を例えば比較をして、これで妥当だというんであれば、それは妥当性があるかと思うんですけれども、何で1億円のものから、7億円、8億円するんですか、というのは非常に納税者から見ると疑いを持たれる。下手をすると、官製談合をやっていたんじゃないというような疑いを持たれても仕方がないんじゃないかと思うんですけど、こういうところでも透明性というのは必要なんじゃないんでしょうか、大臣どうお考えでしょうか。
A:御指摘の点、我々とすれば、しっかりと御説明をしていかなければならないという立場でありますので、今後改善の点があるとするならば、そのような疑いを受けないような説明を今後心掛けていきたいというふうに考えます。
自衛隊お得意の「小さく産んで大きく育てる」です。
当初調達単価は、日立案が1億円、対してFNSSのACEは2.6億円でした。
日立が安い、それから試験用車両の調達予算がない、という話で日立案だけを調達したわけです、それが6.5億円。
おかしくないですか?
競合の2.5倍で調達しているんですよ。
そして来年度の予算で要求の調達単価は7億円以上です。陸幕や装備庁は5.6億円にするといっていますが、無理でしょう。開発費10億円、初度費ふくめれば8億円を超えることは明白です。
しかも日立案ではNBCシステムがついていない。島嶼防衛を重視するというにもかかわらず、水陸両用機能がない。これらの機能はACEには全部ついています。
更にACEはエプロンの裏側に「ボウル」と呼ばれるスペースがあり、車体に排土を搭載して自重を重くすることによって、排土機能を高める機能があります。この場合自重は8トン重くなり、重量は24.1トンに増加します。これにより軽量の車体にもかかわらず、高い排土機能を有しています。
日立案ではこれもないわけですから、排土能力は低いはずです。
更に申せばACEは米陸軍のM9のライセンス品です。ですから米軍と相互互換性があります。更に有事には米軍から供与を受けることも可能です。それはコンポーネントも含めてです。
何でこんな国産採用ありきが通るのでしょうか。
これでは「官製談合」を疑われても仕方が無いと思います。
それとも装備庁や陸幕の担当者が単に無能なのでしょうか。選定された
日立案について概要を聞きましたが、まったく言えないそうです。エンジンの出力ですら言えないそうです。
本気でそう思っているならばただのバカです。バカが装備調達していていいのでしょうか。
恐らくは単に保身でしょう。全部秘密にすれば何も追求されない。
非常に汚ない保身と組織防衛です。
こういう頭の悪い保身で何でも秘密にするから、何が本当に機密かわからなくなります。
更に申せばこういう胡乱な軍隊は戦争に弱い。少なくとも人民解放軍はそう思うでしょう。
こういう秘密、隠蔽主義は仮想敵の冒険主義を誘発して、国防を危うくします。
これまた野党は国会で追求すべきです。
東洋経済オンラインに寄稿しました。
三菱の国産ジェット機が撤退に追い込まれた必然
政府も含めたビジネス感覚、当事者意識の欠如
https://toyokeizai.net/articles/-/652353
European Security & Defence 誌に寄稿しました。
https://euro-sd.com/2023/02/news/29621/japan-to-import-minimi-mk3s-from-fn-herstal-g28es-from-hk/
■本日の市ヶ谷の噂■
スキャンイーグルは通常基地局+5機の機体だが、陸自は編成定数の2機だけ。予備機を持つという発想がない。だから故障すると米国送りになるので、運用できる機体がなくなる。しかも通常5GHzを2.4GHzで運用しているので落ちやすい。稼働率が低いのは防衛省と陸幕、装備庁の無能とやる気の無さが原因、との噂。
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2023/0214a.html
Q:過日ですね、大臣にお尋ねした情報関係の電波の使用の関係に関する質問に関して、情報通信課の方からレクチャーいただいたんですけれども、イエス・ノーで答えられる話もなんか曖昧模糊としてよく分からなかったんで、改めてお尋ねしたいんですけれども、そのレクチャーではですね、結局その自衛隊の使っている周波数帯とかですね、通信にしろ無人機にしろ、特にもう支障は起きていないということだったんですね。見直すんですかというと、なんかむにゃむにゃって話だったんです。これは諸外国から見ればおかしい周波数帯を使っていて、普通に考えたらこれ、問題があるかと思うんですけれども、これ見直すお考えまずあるでしょうか。
A:その点については、現場の方でいろいろと検討している最中だと思いますので、私のところにはまだそういったお話は来ておりません。
Q:それに関連してのお話なんですけれども、これまた電波関係ですね、イージス艦のイージスレーダー、50海里沖合に出ないとこれ使用できないというのがこれ電波法で決まっているんですけれども、これに関して例えばもっと陸地に近いところで、たまたまこう敵からミサイルが来たと、その場合に迎撃はこれ法的に可能かどうか、その実際に防衛省としては、それを迎撃を命じるのか、命じないかということがまず1点と、あと同様に、50海里離れてしか使えないイージスレーダーをですね、アショアでは内陸にするということになった訳ですね。電波法の前提でアショアを設置してそれで法的に問題はないのかどうか、これちょっとお尋ねしたいんですけれども。
A:お答えできるものというのが今、私の手元にはそういった関係のですね、あれがございませんので、お答えはできません。仮定の質問にはなかなかお答えがしづらいということがありますので、そこの点は御容赦願いたいと思いますし、また、その他細かいことに関してはですね、大変申し訳ありませんが、現場の方にまたしっかりと検討するように申し伝えたいと思います。
Q:現場にそのレクチャーを受けて、それで曖昧模糊でこうイエス・ノーで答えられる、だからその電波法に、イージス艦のレーダーを使って良いのか悪いのかって、イエス・ノーで答えられる話だと思うんですけれども、それをこう答えられないというお話だったものですから、改めて敢えてこうお尋ねしている次第なんですけれども。
A:その点については、また現場の方にはですね、答えられる範囲というものをしっかりと指示をしておきたいというふうに思います。
こんな状態を放置して装備を大人買いして防衛強化になるんでしょうか。
特異な周波数帯を使っていても通信もネットワークも、無人アセットの運用も問題ない、であれば見直しなんて必要ないわけで、三文書の記述と矛盾しています。
軍用に合わない周波数帯を使用して海外の軍隊と同等にできるというならば欧米を遥かに両がしたテクノロジーあるいは魔法を使えていることになります。
単に総務省と交渉が嫌なだけでしょう。実は海保は無人機の電波の使用に関して交渉を始めています。遥かに組織としてはまともです。そして彼らは衛星通信を使うことで、電波の規制を回避することもやっています。
無敵皇軍的な防衛省、自衛隊の予算を二倍に増やしても、使えない周波数帯のクズ装備を買い込むだけです。一円もかからない周波数帯の見直しをしないは当事者能力の欠如です。ぜひ野党は国会でこういうところを追求すべきです。
そしてイージスレーダーの法規制の問題です。
現在の電波法ではイージスアショアの設置は不可能でした。電波法の見直しもせずに、しかもお手つきでSPY7を調達までした。
これは違法行為を行おうとしたのではないのか。
アショア導入の責任は誰にあったのか、あきらかにすべきです。取材する限りはNSCにいる高橋憲一元防衛事務次官元防衛次官のようです。NSCの人間が非公式なルートを使って、内局の一部官僚を操って違法なアショア導入をさせたというのであれば、それは文民統制上大変問題です。
イージス艦の50海里以内での迎撃は可能かどうかというのも優れて法律問題です。
法的には迎撃はできません。
それを大臣が明言できないというのは法治国家といえません。
イージス艦の関係者は我々はその時が来れば、迎撃しますと誰もが仰る。
ですが、それは違法行為です。有事に政治が現場の違法行為に期待するのは法治国家でも文民統制でもありません。
速やかに法改正をすべきですが、それが何で嫌なのでしょうか。
Q:先ほどもお話にでた、香田元提督もおっしゃってたんですけれども、これ制服組が国会で証言できないというのが、非常に諸外国から見ても異常な感じの状態がずっと我が国は続いていると思うんですけれども、これ大臣、変えるお考え、若しくはその内閣として変えるお考えってないんでしょうか。それに関わってなんですけれども、国会で日本の場合、秘密会議が持てないというのも、また非常に防衛上問題あるかと思うんですけれども、こういうことを変革していくという、大臣お考えございますでしょうか。
A:国会の受け入れについてはですね、やはり国会で議論していただかなければならないと思っております。秘密会の規定はあるわけではありますが、なかなかそれが実行できていないというのは、承知をしておりますが、今後、更に議会で議論していただければというふうに思っておりますし、その受け入れ体制が整ってそしてまた、我々の方もそれに対応していかなければならない時には、判断をさせていただきたいというふうに思っております。
これは奇しくも石破茂氏が昨日国会で質問しました。制服組が国会で証言できない。
そして秘密会議が国会でもてない。これが放置されてどこか文民統制でしょうか。
Q:先日、内局の方にお尋ねしたんですけれども、新しく、来年度から調達される予定の装甲ドーザーなんですけれども、装甲ドーザーですね、75式ドーザー更新ということで伺っているんですけれども、これに関して、一切概要が言えないというふうに言われまして、それは手の打ちを明かさないためだというふうに言われたんですけれども、エンジンの出力すら言えませんというのはですね、これ諸外国の軍隊の実態からみるとですね、非常にこれ奇異だと思うし、非常にこう言ったら失礼ですけれども、子供っぽいと思うんですよね。こういう過度な秘密主義というのが、これでこう国民に対して、防衛費2倍に増やしますという時にですね、こういう過度な秘密を持っていいのか。そしてその、こういう秘密、全部秘密にすると他の物と比べられませんよね。性能とかも。それは納税者に対して誠実な態度なんだろうかと、大臣どうお考えですか。
A:御指摘の点は、私ども、私自身も受け止めたいと思いますけれども、しかしながら、やはり、今までの経緯等々、いろいろ考えてそのようなお答えになったかと思いますので、私もその点については、よく存じ上げておりませんので、また調査をさせていただきたいと思います。
Q:同様なことがありまして、リモート・ウェポン・ステーション、これ海自の護衛艦に採用されたものなんですけれども、この仰角、俯角をこうどの程度かと装備庁に聞いたら、それ言えませんと、いう話を聞いてですね、それを記事に書いたらですね、後で搭載した艦の一般公開の時に仰角、俯角を書いていたという話があるんです。そういうことは、何のために秘密にしているのかよく分からない。先ほどのドーザに関して言いますと、当初1億円で調達を単価というふうに言っていたのが、今、5.6億円をめどにするとおっしゃっているんですけれども、実質的に来年度は7億円を超えちゃいます。初度費とか開発費込めると一両当たりたぶん、8億円を超えるんではないか、対して、競合の輸入品に関して言うと2.6億円だったわけです。それで、性能を例えば比較をして、これで妥当だというんであれば、それは妥当性があるかと思うんですけれども、何で1億円のものから、7億円、8億円するんですか、というのは非常に納税者から見ると疑いを持たれる。下手をすると、官製談合をやっていたんじゃないというような疑いを持たれても仕方がないんじゃないかと思うんですけど、こういうところでも透明性というのは必要なんじゃないんでしょうか、大臣どうお考えでしょうか。
A:御指摘の点、我々とすれば、しっかりと御説明をしていかなければならないという立場でありますので、今後改善の点があるとするならば、そのような疑いを受けないような説明を今後心掛けていきたいというふうに考えます。
自衛隊お得意の「小さく産んで大きく育てる」です。
当初調達単価は、日立案が1億円、対してFNSSのACEは2.6億円でした。
日立が安い、それから試験用車両の調達予算がない、という話で日立案だけを調達したわけです、それが6.5億円。
おかしくないですか?
競合の2.5倍で調達しているんですよ。
そして来年度の予算で要求の調達単価は7億円以上です。陸幕や装備庁は5.6億円にするといっていますが、無理でしょう。開発費10億円、初度費ふくめれば8億円を超えることは明白です。
しかも日立案ではNBCシステムがついていない。島嶼防衛を重視するというにもかかわらず、水陸両用機能がない。これらの機能はACEには全部ついています。
更にACEはエプロンの裏側に「ボウル」と呼ばれるスペースがあり、車体に排土を搭載して自重を重くすることによって、排土機能を高める機能があります。この場合自重は8トン重くなり、重量は24.1トンに増加します。これにより軽量の車体にもかかわらず、高い排土機能を有しています。
日立案ではこれもないわけですから、排土能力は低いはずです。
更に申せばACEは米陸軍のM9のライセンス品です。ですから米軍と相互互換性があります。更に有事には米軍から供与を受けることも可能です。それはコンポーネントも含めてです。
何でこんな国産採用ありきが通るのでしょうか。
これでは「官製談合」を疑われても仕方が無いと思います。
それとも装備庁や陸幕の担当者が単に無能なのでしょうか。選定された
日立案について概要を聞きましたが、まったく言えないそうです。エンジンの出力ですら言えないそうです。
本気でそう思っているならばただのバカです。バカが装備調達していていいのでしょうか。
恐らくは単に保身でしょう。全部秘密にすれば何も追求されない。
非常に汚ない保身と組織防衛です。
こういう頭の悪い保身で何でも秘密にするから、何が本当に機密かわからなくなります。
更に申せばこういう胡乱な軍隊は戦争に弱い。少なくとも人民解放軍はそう思うでしょう。
こういう秘密、隠蔽主義は仮想敵の冒険主義を誘発して、国防を危うくします。
これまた野党は国会で追求すべきです。
東洋経済オンラインに寄稿しました。
三菱の国産ジェット機が撤退に追い込まれた必然
政府も含めたビジネス感覚、当事者意識の欠如
https://toyokeizai.net/articles/-/652353
European Security & Defence 誌に寄稿しました。
https://euro-sd.com/2023/02/news/29621/japan-to-import-minimi-mk3s-from-fn-herstal-g28es-from-hk/
■本日の市ヶ谷の噂■
スキャンイーグルは通常基地局+5機の機体だが、陸自は編成定数の2機だけ。予備機を持つという発想がない。だから故障すると米国送りになるので、運用できる機体がなくなる。しかも通常5GHzを2.4GHzで運用しているので落ちやすい。稼働率が低いのは防衛省と陸幕、装備庁の無能とやる気の無さが原因、との噂。
この記事へのコメント
ここでもヘリと同じことやっているんですね。
いったい何を考えているのかと。
やる気のさながにじみ出ているというか反省とか学習と言う単語を
知らないのでしょうね。
防衛装備の調達・輸出強化が急がれる理由
新安保文書に装備関連が「防衛力そのもの」と盛り込まれたのはなぜか
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2023021300001.html?page=1
参考にならない話ですけどご参考まで。
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h01592/
「自分達には関係ない。誰かがやってくれる、その為の米軍・自衛隊、いや国連が何とかするんだろう。」感満載。
まあ、大方の国民や政府もそう思ってるんだから当然と言えば当然。米軍の洗脳政策が戦後70年経っても依然健在なのは凄い、凄いぞ米軍の占領政策。まあ、米軍に見捨てられて国中焼け野原になっても核爆発なら生き残るのは極僅かだから大したことは無いか。核汚染された海水で周辺国は文句を言うだろうが。
90年代の半導体敗戦、EV開発にも共通する情報収集力の低さ
https://webronza.asahi.com/business/articles/2023021300002.html
驕れる者久しからずや。ご参考まで。
https://japan-indepth.jp/?p=52127
清谷さんの記事ですがご参考まで。
真面目に答える気が無いのでしょう。
それ以上に問題意識が低いのでしょうね。
まあトマホーク500発買った国士と酷使様から讃えられるのでしょうけど。
トマホーク、500発購入 政府、23年度に一括契約
https://news.yahoo.co.jp/articles/78e4255fd976621081fd33692c2d1ccb7e7b4be4
とか言うと反吐が出る。
記者会見お疲れ様です。
相変わらず緊張感も当事者意識も責任感も感じられない回答ばかり。
ハマコーの息子なら或いはとも思ったのですが、期待外れですね。
件のスキャンイーグルですが、現在中継局一基につき二機運用していますが、今後これを五機で運用したり周波数の設定を変える事は可能だと思われますか?
それならば未だ希望を持てるのですが。
ハマコーの息子は所詮そんなものですよ。ハマコーじゃないし所詮後継いだだけの二世議員。
木更津駐屯地祭にいけばほぼ確実に祝辞を述べる所を見られますが、
琴線に響いたことは一度もなく、実につまらない記憶に残らない事ばかり喋っていました。
佐藤正久のバカヤローも聞き飽きましたがバカヤローだけ覚えているだけマシってレベルです。
最初から期待できないと思っていましたが、期待を裏切らなくてがっかりですよ。
https://president.jp/articles/-/66575
まあ経産省だけでなく防衛省と防衛産業にも当てはまる構図かと。
ご参考まで。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1664283.html
沖縄本島で米軍にいやでも守られるお気楽な沖縄県(琉球政府)の言い分は日本政府と同じ。先島諸島の人達の話を聞く気も無いんだろうな。敵が上陸したら原住民毎焼き殺す米軍の事は自分達には関係ないから問題ないのだろう。米国統治下より劣化してるのはどちらも同じか。吉田の茂ちゃんが草葉の陰で泣いてるだろう。
https://gendai.media/articles/-/106191
中国が米国にと言う事は逆もやってるんだろう。ていうかそれぞれの国はそれぞれの敵国に対して同じような事を手を変え品を変え、やり合っていると言う事なんだろう。どこかの政府も「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られた方が良い。
UUV・UAV・USVを大量に配備して接近拒否に努める一方で、避難を進めるか自衛隊は撤収させて無防備都市宣言させるくらいしかありませんね。
UAVを落としに飛来する戦闘機には無人戦闘機を迎撃にあてる。
ただ中共が国際法を尊重するか疑問ですが。
https://president.jp/articles/-/66598
どうなるんでしょうね?流石に核は使わないかと。
ご参考まで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d1d0f091093738209ae0016925d0a755028a2b
ビジネスで打ち上げを行う筈だったんじゃ?見苦しいし、情けないし、国会答弁と同じじゃ、あ、それ書いてるのもこの連中だから仕方ないか。JAXAも民営化を図り、国内の民間ロケット会社に監督してもらう必要大有り。
在欧空軍のF-15C部隊はF-35への転換が進んでるようですが。
https://www.zakzak.co.jp/article/20230215-4CZJSNOASFPZTOOAF5SP2XAC5Y/
至極ご尤もで。
法整備も抑止力の一つだと考えない保守の無能。
法律戦・心理戦・世論戦を中共に師事して謙虚に学び実践すべきですな。
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/02181103/?all=1
こんなものが通用するのは旧式装備・編成軍隊の陸自くらいと言いたいのでしょう。さすが判っていらっしゃる。
BMPT-72がジャベリンを射程内の入れたのがそもそもの間違い。これをさせないための兵器なんだから。
気球 VS 戦闘機 100年の戦い 「たかが風船」相手に人類はどれほど手を焼いてきたのか
https://trafficnews.jp/post/124420
誠に残念ながら空自の能力では気球は荷が重いみたい。レーダー等での探知自体が難しいし、高高度を飛ばれると上がれる飛行機無さそだし、技量的にミサイルも当てられそうもない。
こうなるとF-15EXが必要になるのか。
https://www.thedrive.com/the-war-zone/an-aim-120-on-a-ah-1-cobra-not-impossible-say-marines
あ~あ、AH-1Z Viper買っとけば戦闘ヘリ全廃なんてしなくて済んだのになー。まあ、陸自には猫に小判だからショウガ無いか。
https://nordot.app/997073071593062400
日本政府、NATOと連携し言論統制へ。着実と戦前に向かっているぞ
http://blog.livedoor.jp/googleyoutube/archives/52001511.html
清谷氏も言うように、普段から装備関連で情報を出したがらない政府に、懸念の声が上がってますね。
参考に
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023021800386&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
急に頭のおかしな連中が訳の判らない話をおっぱじめた。国の大事なことを「とりあえず」とかは止めて欲しいもの。「こんなのが補佐官」なんだから本体もそんなもん。植民地政府にしてもお粗末すぎる。人の核兵器目当てより自国民用の核シェルタ建設が先だろう。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/23729778/
もう時間の問題かも。ご参考に
goodman80さん
シェルター整備、激しく同意ですね。
地下空間全て有事はシェルターへの転用を義務付けるべきでしょうね
https://gendai.media/articles/-/106377
H3ロケット開発遅れもジェット旅客機挫折と同じ匂いがする。延期に次ぐ延期で反省の色すらない。商用を目指すとか笑い話にもならないだろう。失敗から学ぶ事など「悪」でしかないお役所気質。税金をダボダボつぎ込み利権だけ得られればいい小役人根性。役人大国の「病理」。「理系人材」不足の問題など全く関係ない。理系不足はつぎ込んだ学費・努力に賃金に全く反映されないからで、もし有能な人材が出来たとしても当然外国へ行ってしまうのは当然。日本人のノーベル賞受賞者がなぜか外国の研究施設にいるのは周知の事実だし。
https://www.daily.co.jp/gossip/2023/02/19/0016064444.shtml
橋下徹氏は見たくない現実(横田空域や自治米安保等)など見えないふりでの机上の空論。法整備なんかより先にこれらの改善に尽くすべきだろう。まあ、普通の日本人たちには普通の考えなんだが(米軍の洗脳教育プログラム恐るべし)。米軍の植民地なんだし(国連軍様も健在)、植民地政府は一般国民など守る気など全く無いし、ムキになっても疲れるだけだし、下手すると潰されるし、櫻井さんみたいに自分の立場を堅持するためにぶちかますのも仕事だし。この手のおバカには「国際法に基づいて対処する」で済む話(上位権威には弱い)。
渡る戦場は敵だらけ。
https://www.rafael.co.il/worlds/land/trophy-aps/
これなしで装甲車だけ持ってもミサイルの餌食です。
フランス・イスラエルにおすがりしましょう!
戦車を守るBMP-T、それを守るIM-SHORAD、それを守る装輪装甲車達+対ドローン用ドローン、金魚のうんこだらけで小隊が中隊規模になりそう。アクティブ防御やRWS等追加の戦車も大型APUも増設が必要になるから砲塔が重くなるし、徹甲弾等の対処も不十分になる。戦車以外も、当然同じ。
将来的には戦場から人間が居なくなり、UGVやUAVの殴り合いになるだろうから(その前に排除されてるのは人間?)問題は無いんだろうが。
どうして三菱一社のことで日本全体を語るのでしょうか?
だいたいロケットなんてどこの国でも100%完全に成功という産業でもありません。
ましてやH3は新規開発のロケットでいわば試作品でしょう?
試作段階で1発目で成功と言うロケットや戦闘機を作れる国があったら逆に教えてもらいたいですね。
自動車産業なんて1台の新車を発売する裏側には壊された試作品のガラクタの山です。
皮肉なことに実験してガラクタの山を作るのが嫌でコストダウンの為に実験を減らし机上計算で製品化して販売した三菱自動車がどうなったのかお忘れになったのでしょうか?
まあ、日本は貧乏ですから貧乏性ゆえにせっかく打ち上げるんだからついでに衛星を乗せてしまおうという所でしょう。
衛星を乗せずに試作ロケットだと明記すれば失敗しても問題には
ならなかったですよ。
たぶん日本が新しい産業を生み出せなくて逼塞しているのは
染みついた貧乏人根性ゆえの、揚げ足取り。
行動して失敗は即、社会的に切腹と言う文化だからでしょう。
車なんか1台1億円の試作車両を作っては壊し作っては壊し。
EUやアメリカの安全基準がそれぞれ別なので二種類作って
は壊すという二重負担。(魂胆は日本車締め出し)
https://www.webcartop.jp/2022/03/861591/
もうね。こんな現状なら老婆心ながらいろいろ将来のことを
考えて国防や産業発展を考えて罵詈雑言や悪口小言に耐えに耐えて宇宙開発にいそしむよりも。
止めた方が健康に良いですよ。
国も中途半端なことはぜずに、おバカな国民にいちいち説明するのが面倒ならば宇宙開発なんかとっとと止めて税金は福祉に使えば国民は小躍りして喜ぶでしょう。
「みなさん!宇宙開発と言う5000億円もの科学者の道楽が
無くなって福祉が増えるのです!5000億円ですよ!」
よろこぶやつ多いでしょうね。
どこかの市長選で財源の考えもなく「全市民への5万円支給」なんて言っちゃうとみんな喜んで投票しちゃう民度なんですから。
だから、すっげえww税金かかるJAXAなんかさっさと民営化したらどうかなw(たぶんすぐにペシャッて外資に買われるかな)
そもそも日本の宇宙開発予算は貧乏日本らしく先進国では情けなくも最低街道驀進中ですw
せこく小出しにチマチマやって辛抱して努力してフルボッコなんだからw
https://sorabatake.jp/9536/
>戦車を守るBMP-T、それを守るIM-SHORAD、それを守る装輪装甲車達+対ドローン用ドローン、金魚のうんこだらけで小隊が中隊規模になりそう。
アクティブ防御やRWS等追加の戦車も大型APUも増設が必要になるから砲塔が重くなるし、徹甲弾等の対処も不十分になる。戦車以外も、当然同じ。
戦車隊も昔は9割が戦車だったのが、支援車輛の比率が上昇して現在の姿になってきたはずです。
戦車一台あたりのエンジン出力も装甲重量も火砲の口径も精度も増加してきた為に、台数減少も問題にはならなかったのかなと。
ただ戦車の能力向上も限界に来ているとも思えます。
攻撃に専念する無人車と、兵員を輸送する重装甲車の二極化と連携が進むのではないだろうか。
>攻撃に専念する無人車と、兵員を輸送する重装甲車の二極化と連携が進むのではないだろうか。
重装甲車これが意外にも難しくT-15は量産の見込みさえなく、プーマ装甲歩兵戦闘車は全く使えず、ナメルは実用上問題ないものの、ナメルIFVについては?逆に小型軽量にしてヴィーゼル2 APCをヘリで輸送する等も有りかと思います。
まあ、日本の防衛には余り関係無いので、AMVと派生型の大量配備が最優先でしょう。後方はハウケイ(イーグルでも)とブッシュマスターで十分だし、後は埃かぶっても泥水に浸かっても弾の出る小銃や軽機関銃があればOK。
日本の政治家にとって結局大臣というのは「経歴に箔を付ける」ためのものです。結果はどうでも(内部での)摩擦や軋轢を起こしたら「箔」どころか「汚点」になるでしょう。また日本の政治家に期待されている事は結局「役人への口利き」です。役人に嫌われてしまったら「口利き」どころではないでしょう。選挙は本来政策というか「賛否が分かれる事でどちらかを選ぶ」事なのでしょうが、政策が結局「現実への対応」であり、かつ様々なしがらみや制約に縛られているため、実質今やっている程度の事しかできません。だから「投票してもその結果が反映される事などない」と少なくない有権者が選挙を離れ、役人との繋がりを求める業界団体や霊感商法に目を瞑ってもらいたい旧統一教会がせっせと表や金及び人手を出す結果になっているのではないかと思ったりもします。
余談ですが三菱スペースジェットに関して言えば、日本が積極的に開発していた戦前戦中に比べて今は「乗る人×時間」が格段に大きくなり、それによって安全性のハードルもうんと上がりました。日本はそれについて行けなかったのでしょう。日本は結局「現場の頑張り(時には犠牲)」になってしまうが故に、例えば環境等の大きな変化といった「現場の頑張り(や経験等)だけではどうにもならない」事に対してはどうにもできないのではないかと。
>また日本の政治家に期待されている事は結局「役人への口利き」です。役人に嫌われてしまったら「口利き」どころではないでしょう。
役人の権限も予算も縮小しましょう!
法律の廃止と減税を掲げる政治家を支持するしかないのなと。
でももっと手っ取り早いのが、与野党を拮抗させて身動き取れなくするのが一番です。
それに投票率が高いと役人も怖じけ付きます。
T4作戦が中止された経緯を観ると分かりますが、ナチスみたいな狂暴な政権ですら世論は怖いのです。
https://www.daily-tohoku.news/archives/152809
ようやく訓練状態が終わって実戦モードに入ったようで。
かなり時間が掛かりましたねえ。