新潮社、フォーサイトに軍事の記事を掲載する能力も見識もない。

フォーサイトの頭が悪い記事です。
フォーサイトって月刊HanadaとかWillレベル、それ以下ですね。
しかも卑怯な無署名記事。その点では日経レベルですなあ。

自衛官の制服はなぜ不揃いなのか――崩壊する「防衛産業」の現場から
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fsight/world/fsight-49828?redirect=1

>国際法上、陸上自衛官が有事に戦闘を行うためには制服の着用が必要とされる。それほど重要な「装備品」であるにもかかわらず、2018年に導入された新制服がいまだ全隊員に行き渡らず、部隊ごとにバラバラの制服を着用しているのが実態だ。その背景には、予算や人員の不足のみならず、日本の繊維産業から国内製造能力が失われているという「空洞化」の問題がある。

へー、自衛隊は勤務服着て戦闘するんですかぁ。フォーサイトって勉強になるなあぁ(棒
著者は戦闘服と勤務服の区別もつかないトンチキです。


>一体なぜ、陸上自衛隊の制服は統一されていないのか。そんな疑問を投げかけられることがしばしばあるので、この背景を深掘りしてみたい。

>約15万人全員に行き渡るには10年ほどかかるということで、陸自隊員の制服が不揃いの状態はまだ当分の間は続くのである。
>当時、自民党などからも「一気に調達できないのか」「士気にも関わり、短期間で調達すべきだ」との声が噴出し、計画の短縮を求め財務省にも申し入れをしたというが、どうすることもできなかった。

そもそも勤務服を更新する必要なんぞなかった。そんな金があれば、プレートキャリアなど戦闘に使う個人装備に使うべきでした。
どうしても、というならばユニクロにでも頼めばよかったんですよ。1年で揃えられたでしょう。

>財務省にお願いして予算を増やしてもらってもどうにもならない事情があるからだ。
>主たる原因は、国内製造能力の問題である。わが国の繊維製造拠点の多くは、とうの昔に人件費が安い海外に移転し、純国産の被服を作るインフラが脆弱になってしまっているのだ。現在の日本で国産の衣服にこだわっているのは、自衛隊をはじめとする安全に関わる分野ぐらいとなっている。


戦闘服ならばまだしも、勤務服なんてベトナムあたりで安く作ればいいんですよ。

>航空会社の客室乗務員もなりすましを防ぐなど危機管理上の理由から国産にしているとかつて聞いたことがあるが、そういった制服着用の職種であっても、現時点でどれくらい国内調達を行っているかは不明だ。すでに多くの職種で、高価格になる国産ではなく輸入品を採用している可能性が高いのではないだろうか。もはやわが国は被服を大量生産することができなくなっているからである。

頭悪いんですか?
なりすまし防ぐならばIDカードを工夫すればいいでしょうや。

>特定の公務員は制服の着用が法令によって規定されている。国家権力の行使権限を持つという意味で、これらの人たちは国民から容易に識別できる必要があるからだ。
>制服の着用は法令で定められていて、それを着る資格を持たないものが制服あるいは類似するものを着用すると、軽犯罪法(第1条第15項)により拘留または科料に処せられることになる。


それが外国製だとその「違反」とやらになるんですかね?

 >さらに自衛隊において制服は当然のことながら「軍服」である。同書によれば「軍服」には「身体の保護」のみならず「任務遂行の支援」「敵味方の識別」「存在の表示」「団結の象徴」「統制の斉一」などの目的が加わるといい、また「着用者に『職務に対する誇り』をもたらすというのが、もうひとつの大きな意義であろう」としている。

 だから勤務服着て戦闘するんですか?外国製だと誇りが保てないんですか?
 でも不思議ですよね。海外の見本市に行けば多くの国のメーカーが外国の軍隊から受注を受けるべく出展しているわけですか。

>実は私自身、写真週刊誌の企画や自衛隊の行事において「1日司令」を務めた際に自衛官の制服を着用した経験がある。

無署名記事で「私」といわれてもねえ。お前誰だよ(笑

>その写真を見た米軍関係者から怪訝な顔をされたことが何度もあり、日本人にとってはテレビで芸能人などが自衛官の制服を着ていても特に違和感を持たれないが、米軍人にとってそれは許し難いことであり、彼らの誇りを傷つけることにもなるのだと思い知らされることになった。

その「米軍関係者」は警察や海保、税関とかのポスターも見なこと無い、日本での勤務のない人なんですかねえ(笑

 >因みに日本では依然として理解が徹底されていないが、「自衛隊員」という呼び方は防衛省の全ての職員を指し、制服を着ている人だけが「自衛官」である。自衛官にとっての制服は単なる被服ではない。昭和32(1957)年に定められた防衛庁訓令第4号「自衛官服装規則」3条には「自衛官はこの訓令の定めるところに従い、正しく制服等を着用し、服装および容儀を端正にし、自衛隊員としての規律と品位を保つように努めなければならない」とある。

じゃあ何でその大切な制服を通勤時に使用しないんですかぁ?
通勤時には規律も品位も保つ必要無いからですかぁ?


 >ジュネーブ条約で武器の保有・武力の行使権限が制服の着用を条件に与えられていることから、「制服を着る」という行為は国際的にも非常に重い意味を持っているのだ。

 だから勤務服で戦闘するんかい?まあ、緊急時にそういうケースも無いわけでないが、別にその制服が外国製だとジュネーブ条約違反になるんかい?


>万が一、制服そのものやその仕様書でさえも国内外に流出するようなことがあってはならない。テロリストの手に渡るなどすれば極めて深刻な事態となるからだ。実際に昭和46(1971)年8月21日には、陸上自衛隊東部方面隊所属の自衛官が警衛勤務中に制服姿の2人の左翼運動家に襲われ、殺害される事件が起きている(「朝霞自衛官殺害事件」)。制服を盗んだ上での犯行だった。こうした教訓からも、本物の制服が部外者、特に犯罪者の手に渡るようなことはあってはならないのだ。

頭がおかしいレベルですよ。その理屈ならば本物の自衛隊や米軍の軍服手に入れれば、群施設にフリーパスで入れることになるよねえ
じゃあ、何で各国軍隊が現用の軍服をサープラスとして放出しているんですねえ。スイスなど一部の例外はありますが、あくまで例外は例外です。

英軍とかドイツ軍でも国外で軍服作らせたりしていますが。

>コスト削減のため、制服の製造も海外工場で低賃金の外国人労働者にさせてはどうかという議論がこれまで度々醸されてきたが、実施に至らず国内製造を維持してきたのはこうした理由がある。

理由は利権です(笑

>まして一般国民には「あえて国産の服にこだわる」など考え難いこともあり、自衛官の制服をわざわざ国内企業に発注するのは「防衛産業を守るためなのか」と批判の的になりがちである。
常識がある人間ならばそう考えます。

>自衛官の制服作りは大量生産の服のそれとは全く違う。まず製造段階で監督や検査が繰り返し行われなくてはならない。糸作りから染色までを独自に行い、その保全も徹底している。これらは重要機密になるからだ。

いや、大量生産ですよ。頭おかしいですか(笑
PXの売店で個人的に発注もできますがね。

 各企業は糸の1本までも責任を負っている。具体的には製造に関わるあらゆる情報保全も企業が担うことになる。文字通りたった1本の糸ですら余剰分は焼却処分し、焼却炉の煙突の煙まで撮影して報告書を作成し、防衛省に提出するのだ。

>もしそんな事やってればただのバカ野郎だし、それで制服の単価が上がっていれるならば納税者に対する背信行為です。

>一方、制服を国内製造する重要性は分かっていても、付属品等は安物でもいいのではないかという声もあり、これまでに数々のものから「国内製造規定」を外している。ネクタイくらいはいいのではないか、といった具合である。

別に外国製で問題ありません。国内企業が主契約ならば何の問題もないでしょう。

>実際には、色や素材は制服に合わせたものを発注するために既製品というわけにいかない。数万人分あるいは十数万人分という数量の規模では海外発注する分量でもない。「15万本のネクタイ」をオーダーしたところで、大手の企業にとって大量発注と言えるものではなく、かえってコストがかかり、私たちお馴染みのアパレルメーカーが喜んで受注するような注文ではないのだ。

ユニクロって国内で生産しているんですか?
専用に糸や生地を作る、あるいは指定しても海外の工場で作れますよ。それも大手企業に発注せずとも中小アパレルでもできる仕事ですよ。そういうやりたい、という企業を排除して既存業者が甘い汁を吸っているのが現在のシステムです。

>外国の工場に人を派遣して保全や品質管理のチェックをする労力を考えれば、結局は国内製造にするのが合理的だ。

あれ、やっぱりユニクロは国産なのか(笑
普通に海外で保全や品質管理できていますよ。戦闘服でもね。


>国産品の最大の特徴は「100%の状態で納品」されることだ。海外製造では数の過不足や不良品があることを想定しなくてはならない。その管理にマンパワーを割くことや、返品・交換などの二度手間を余儀なくされることは想像に難くない。

じゃあ国内メーカーで作れば不良品はゼロですか?
例えばユニクロでそんなに、不良品が発注していますか?
仮に不良が発生しても単に多めに発注すれば済むだけの話です。
アパレル産業を舐めてねえか、おい。

>従来の国産に替えて中国製の手袋を入れたところ、色落ちしてすぐに使えなくなり1年後に再公募した事例もあった。だが、再公募では過去の最安値より価格を上げることはできないルールがあるため、手を挙げる企業がおらず、仕方なく従来の国産品を納めていた企業が引き受けた。いや、正確に言えば自衛隊側から頭を下げてお願いしたということだった。

それは調達の仕様をきちんと書けば済む話です。まあ、空自だときちんと仕様に書いていても、会計担当者が出入りのOBの会社とつるんで粗悪中国製入れてますが。

それに日本製の制服や個人装備も劣悪中国製レベルのものは少ないないですよ。だから、隊員の皆さんはポケットマネーで「外国製装備」を買うわけですが。

文中から「日本スゲー」な選民意識がプンプン臭ってきて気持ちが悪いです。


>その企業にとっては赤字覚悟の苦渋の受注となる。こんなことができるのは日本の企業くらいで、昨今は経営形態も変ってきているため、日本的な義理人情や使命感といった観点での判断は難しくなっているし、またそれは決してあるべき姿ではないだろう。赤字受注のあおりを食うのは下請の零細企業なのである。

赤字ならば受注しなければいいだけの話です。
こういうインチキ臭い、あるいはインチキそのものお涙頂戴の嘘が日本人大好きですからね。

>因みに、中国製の不良品を納入した業者は指名停止になるか、自ら姿を消してしまうため、1回限りの「取り逃げ」をしていることになる。

そういうことを恒常的にやっている企業多いじゃないですか。それを何度も繰り返して商売している。
得てして自衛隊OBがやっている企業ですがね。あえて名前は出しませんが。特に地方調達は酷いですよ。

>防衛装備品という特殊な分野における競争入札制度は「安かろう悪かろう」の悪しき事例を積み上げているだけでなく、結果的に税金を食い物にされている現実があることを多くの人に知ってもらいたい。

それは防衛省や自衛隊が調達を舐めていし、コンプライアンスを軽視しているからです。調達担当者の数は少なすぎるし、質も低い。おまけに部隊が要求したもの会計担当者がかってに変更する。それは大抵悪質なOB企業とつるんでいるわけです。つるんでいなくても、安く上げると上司に褒められたりするから、あえて安かろう悪かろうをいれているわけです。


>なぜ陸自の制服がまだ全隊員に行き渡らないのか、というテーマから離れたようであるが、早く出来上がりそうな海外製造ではなく、国内調達しなければならない理由がお分かり頂けたのではないかと思う。

全くわかりません。書いている人間が無知で嘘つき、あるいは頭がおかしいということだけはわかりました。

>米国では、バイアメリカン法などで「米国外で生産された物は調達しない」と定められていることもあるが、それ以前に、国のため命を懸ける人たちの身に着ける物が「安物でいい」という感性そのものがあり得ない。かつて、米軍のベレー帽が中国製だったことが分かり、すでに配布された物も在庫も全てを破棄したという逸話もあったほどだ。

 バイアメリカンは調達を歪めていると批判も多いですよ。それにそんなに国産大好きならなんで、拳銃、小銃、迫撃砲、装甲車、ヘリコプターに至るまで、外国の企業が米国で生産しているんですかね?米国で開発すればいいじゃないですか(笑

>防衛費の大幅な増額が決まり、企業関係者の表情はさぞかし明るいだろうと思われるかもしれないが、繊維産業に限らず、実際は危機感に溢れている。製造現場にとっては、「特需」によって一気に人員を増やしたり設備投資をしたりしたところで、それが何年続くのかが問題だ。10年後に、状況が変わったからと従業員を解雇するわけにはいかないのである。導入した設備も将来にわたり使用するのでなければ経費を回収できないだろう。

であれば防衛受注をしない方が賢いわけです。

 日本で「防衛産業」と呼ばれる企業はどこも防衛事業専従ではなく、民生品の製造で経営が成り立っている。最大手の三菱重工や、川崎重工のようなプライムメーカーでさえ、企業利益全体に占める防衛部門の貢献度は極めて小さい。これは、儲かる民需部門がなければ、儲からない自衛隊の装備品を手がけることはできないという実情を如実に表している。

いや、儲からない。ずーっと赤字ならばオーナー企業ならまだしも上場企業だと株主に訴えられますから。

>一方、繊維業界はもともと価格競争が厳しく利幅が小さいため、民生部門の売上で防衛部門を支えることができない。よって立つところがない点で、他の防衛装備とは特徴が異なるものだ。

違いません。

>ここにも競争原理を適用させ、製造能力と技術を弱めてきてしまったのである。自衛官の制服を開発・製造できる企業は限られており、本来は完全な自由競争に委ねるのではなく、国家として保護する必要があったはずだ。そのような説明が通用しなかったのは残念でならない。

競争原理が働いていたユニチカとクラレが独占しているんですか?
なんで他国では全く使われていないビニロン使っているんです?
他国には生地を供給している帝人が防衛市場に参入できないんですか?


https://japan-indepth.jp/?p=31185
>自衛隊の迷彩戦闘服は難燃性のビニロンを使用しているが、世界で筆者の知る限りビニロンを戦闘服に使用している国はない。実は難燃性もそれほど高くない。ビニロンは国内で開発された繊維であり、この使用を前提とするのは非関税障壁の一種ではないか。自衛隊は他国の難燃繊維と比較したのか極めて疑わしい。もし難燃性のビニロンが戦闘服用として極めてすぐれているのであれば、何故外国で採用されていないのだろうか。

>本年3月1日に公正取引委員会は防衛省や防衛装備庁が発注する自衛官用の戦闘服などの入札で談合を繰り返していた疑いがあるとして、独占禁止法違反容疑で、大手繊維メーカーのユニチカ(大阪市)とクラレ(同)の各東京本社へ立ち入り検査を行った。ビニロンは、50年にクラレが初めて製品化した合成繊維である。難燃性ビニロンを製造しているのは、国内ではクラレとユニチカの2社しかない。ビニロンは染料のノリが悪く、色落ちし易いという欠点がある。このためグリーン系迷彩である陸自の迷彩は色落ちしてすぐに茶色になる。つまり迷彩効果がなくなる。仮に難燃性に問題がなくても、迷彩効果が落ちるのでは戦闘服として落第だ。少なくとも筆者はこれほど色落ちが激しい外国製の戦




 >国の防衛に関わる制服製造能力を守るためには、大量受注ではなく、製造計画が立てられることだと関係者は口を揃える。そうすれば人も機械も作業量に凸凹なく稼働でき、効率的に運用できるからだ。複数年度契約や随意契約にすべきという指摘は外部有識者からもなされてきたものの、もし「談合」などと報じられれば「また防衛産業が不正か」と厳しい目が向けられる。世論の同意を得られないと考え、官側からも政治家からもそう主張することはあり得なかったのだろう。その結果、ますます真実を知ってもらう機会が遠のくということが繰り返された。

 これも話が全く違う。確かに行き過ぎた競争入札は問題がだが、問題の本質は調達計画が不在、不透明なことにあるわけです。
 毎度毎度申し上げておりますが、調達数、調達期間、調達金額を公表し、それを議会が承認した後にメーカーと契約すればいい。世界中で行われていることです。
 例えば制服15万着を7年間で調達する。これがわかれば企業はきちんと事業計画がたれられる。調達が5年で終わるか、30年かかるかわかりません。調達ゼロの年もあるでちょう、調達が途中で打ち切られることもあるでしょう。でも補償はないもありません、で、まともな企業は受注しませんよ。
 火器ですらカール・グスタフM3は途中で5年も調達ゼロの年が続きました。これは調達制度の問題であり、無能な自民党の国防部会がこの事実を放置してきたことも大きいと思います。

 こうした「事なかれ」体質により、業界維持のための根本的な対策に着手しなかったことが、制服を一気に製造できない状況につながり、統一されているべき自衛官の制服の色がバラバラのままという現在の光景を生み出したのだ。

>これとなかれ主義は否定しないが(笑)、それ以前に商社でもベトナムあたりで生産させれば数分の値段と期間で調達が可能ですよ。それに余剰分を発注しても。それはベトナムとの友好関係の強化にもなる。

>自衛隊側の事情も関係している。すでに述べてきたように、武器使用の国権さえも伴う自衛官の制服は、「端正」かつ「品位を保つ」ものでなければならず、体型に合わない不格好なものであるわけにはいかない。配付にあたっては、まず一人一人採寸を行い、体に適合したものを作る必要がある。

そんなこたあ、やってねえだろう。だったら英國屋にでも注文すりゃいいじゃん(笑

実際体型にあってない制服来ている自衛官よくお見かけしますが。
一体どこのパレルワールドの自衛隊を取材して記事書いているんだ?

>約15万人の陸上自衛官全員にその作業を行い、製造し、配るという一連の行程は決して容易ではない。部隊では常に人が交代し、退官と入隊が繰り返されており、任務の多さに比べ人員が全く足りていない。採寸などの作業が追いつかず、すでに納品はされているものの倉庫にとどまり配布に至っていないケースもあるとみられる。

>自衛隊の場合は誰か一人分だけ間に合わせるというわけにはいかず、部隊単位で配布する必要があり、そういった自衛隊独特の事情も遅れている理由ではないかと想像する。

ホント病院いけよ、おまえ(笑

>いずれにしても、陸自の構造的な事情と国内繊維産業、そして日本の防衛産業政策が進まなかったことが、緑と紺の2種類の制服の混在に繋がっていると言えるだろう。

だから陸自にゃ当事者能力が無いし、OBが天下っている会社に忖度しているんだよ。

>また、リアルに有事を考えていくと、これから先、仮に予備自衛官を充実させるなど人員の強化を図るにしても、果たしてその人たちに制服が行き渡るのかという素朴な疑問も湧いてくる。私服で戦うということになるのだろうか、と。

だったら尚更安く、短期に調達できる海外で生産して、予備を在庫しておくべきだよ。
それに繰り返すけど、自衛隊は勤務服で戦闘するんかい?

>自衛隊向けの装備品は戦車であれ被服であれ、「製造ライン」といっても基本は手作りだ。発注量が少なく大量生産に適したレベルではないからだ。昭和製の古いミシンで自衛隊の制服や靴を一つ一つ丁寧に心を込めて作業をしていた現場の人たちのことが思い出される。

>こうした縫製工場は、プライムメーカーと専門の商社が全国を探して引き受けてくれる所を見つけている。「工場」と言っても、その多くが北海道や東北の農家で農閑期に作業をするケースが多く、担当者は担い手探しのため驚くような僻地にも足を運ぶという。

>「引き受けると言ってくれても、どこでもいいわけではありません」とある担当者は言う。品質を維持できる技術を持つ担い手探しは至難の業だ。腕の良い職人は仕事内容に納得がいかないと引き受けない。そのため、何度も訪れてとことん話をするのだという。

またもこういうお涙頂戴の浪花節。それは事業として成立していないわけでしょう。それは経営者の無能を現場のガンバリズムで補うという、かつての帝国陸海軍が将兵が南方戦線で散々やって失敗したやつやで。

ちなみにポーターブランド吉田カバンのバッグは国内生産だけときちんとビジネスになって儲かっておりますが。


>2011年、こうした零細縫製工場に大きな衝撃を与える出来事が起きた。東日本大震災だ。災害派遣で泥地での行方不明者捜索を行う自衛官の被服が早急に必要になったのだ。しかし、通常の人員規模では到底、縫製が追いつかない。困惑する関係者を救ったのは高齢の担い手たちだった。

>「おれらがやるで!」と腕をまくったのは、すでに10年以上前に引退し年金生活をしていた人たちだった。急遽ミシンを増設し必死の作業を行うことになった。しかし、それでも自衛隊が求める量には間に合わない。そこで、より古い人たちを探すことになった。すると、日本の戦後復興を支えた時代の人々も集まった。恐る恐るミシンの前に座った彼らだが、技術の衰えは全くなかったという。先の担当者はこう語る。

>「最後は人がミシンを踏んで服は出来上がります。機械がいくつあっても作れないんです」

だから浪花節はいいんだってば。

 防衛技術の維持というのは、結局は「人」を意味していると私はこの時教えられた。

 勤務服は防衛技術じゃありません。

>今、日本の繊維製品全体に占める国産品の割合は約5%と言われている。それはそのまま、高い技術をもって「ミシンを踏める」人の少なさを表している。それを考えれば、制服の配付に時間がかかるのもやむを得ないのだろう。

だから外国で生産すりゃいいんだよ。

 >自衛官にとって制服は「誇り」であり、もし有事の際に殉職すれば「納棺服」にもなる。そこには隊員の血が滲むのである。1着に込められる意味の大きさを多くの国民、特に為政者には知ってもらいたいと思う。

こういう戦前の精神主義みたいなこというから、自衛官のなり手が減るんだよ。それに外国性が嫌なら素材から国内で作るかい?ウールや化繊の原料も、金属ボダンの原料輸入品だしね。こういう見当違いのセンチメタリズムと安っぽいヒロイズムこ浸っている連中こそ国防の敵だとおもいますがね、あたしゃ。


なんか学生服を輸入品にすると愛国心が育たないとかもいいそうでしょうね。

フォーサイトに軍事の記事を掲載する能力も見識もありません。軍事に関する記事を掲載するのはやめたほうが自分たちのため社会のためです。

この記事へのコメント

Goodman80
2023年06月12日 16:06
中国、核兵器の増強継続 各国の総数1万2千発超―国際平和研
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023061200111&g=int
>SIPRIで大量破壊兵器を担当するハンス・クリステンセン準上級研究員は「中国は核兵器の重大な増強計画に乗り出した。この傾向は『国家安全保障に必要最低限の核戦力のみを持つ』とする中国政府の主張と合致しない」と述べた。
中国の10倍以上核兵器を保有している米ソはどうなのよと思ってしまうのは私だけ?
明らかに持ち過ぎの米ソの核兵器を各2千発に制限して、他の国に分け与えれば「核兵器みんなで持てば怖くない」になって世界平和に繋がるから国連主導で核拡散しまくろう。そうすれば日本にも500発くらい貰えるだろう、それくらい国連等に資金面で貢献してるよね。
2023年06月12日 16:24
この記事は自衛隊可哀想で食っている?桜林女史ですね。
https://www.fsight.jp/articles/-/49828
転載しようかと思いつつ突っ込みどころしか無いのでやめました。
この人ことの本質が分かっておらず見てくれてたけに終始する記事にウンザリです。
オマケに防衛産業ガーですからね。
オリンピックでやらかした洋服のアオキ辺りに丸投げすれば良かったのに。一着2万円も出せば良いのが作れますよ(適当)。
正直昔の緑色の方がまだ良かった。消防士か郵便屋さんに見えるんですよね新制服。
金がないのに下らないものには金を掛ける。
そのうち制服も中国製になるかも?ベトナムですかね?

Goodman80
2023年06月12日 17:39
あずきバー FABA(Frozen Azuki Bar Armor)対運動エネルギー弾性能試験
https://www.youtube.com/watch?v=ov9INQiGR8I
JM33徹甲弾を防ぐ対弾性能が有るとは恐ロシア。自衛隊の全車両に装備させよう。防弾チョッキに張り付ければ無敵皇軍が出来上がる。
やれやれ
2023年06月12日 21:03
2023/06/12 16:24
この記事は自衛隊可哀想で食っている?桜林女史ですね。
これは私の投稿です。名前入れ忘れていました…
2023年06月12日 21:58
アイドルに制服着せてのグラビア撮影だけは同感してしまった。雑誌MAMORの表紙なんかはどう思われますか?

私は広報効果も怪しいし、当該アイドルが好きでその雑誌を買うような人が国防への認識を深めるとか、ファンタジーだと思います。

そして、正直、訓練も受けていないズブの素人に制服と階級つけさせてヘンな敬礼させるのは、あまり気に入りません。諸外国の軍事雑誌ではあまり見ないと思います。普通に現役の軍人の写真でいいはずです。

レッド
2023年06月12日 22:51
MAMORの表紙の制服着たアイドルは、見てて正直イラッとします。広報効果?全然ないと思います。
333
2023年06月12日 23:06
勤務服なんか普通にはるやまか青山に緑か紺のスーツ発注してオプションで金ボタンと階級章を付ければいいんじゃない?
いや、もともと背広やトレンチコート、ダッフルコートなんか軍服由来なんだしさ。
なんなら少子化で受注が減った学生服メーカーに発注すれば?
いや、学生服もセーラー服も元は軍服だからさしつかえ無いでしょ? 
Goodman80
2023年06月13日 07:44
「頑張るヤツには5万ドル、ポンッとやるぜ」アメリカ空軍 特別ボーナスを出す切実な理由とは
https://trafficnews.jp/post/126370
頑張る奴もサボる奴も給料は同じ、上に真面な事を言う奴は昇進もさせず、従順ないい子ばかりかわいがる空自には優秀な人間を引き留める気が全く無い訳が判る。その内、戦車ぶつかるー、飛行機ぶつかる―、護衛艦ぶつかる―どうしようー、ガーン・どすーんに、ああ、もうなっとるじゃん。
ミスターフリゲート
2023年06月13日 13:21
日経レベルというより、清谷氏が荒い口調でつっこんでいる辺り日経より酷い気が


参考に
中国「秘密警察」日本での設立と活動の証拠写真を入手
https://news.yahoo.co.jp/articles/d13cc1d328e7d6023aea9901da4d3cc11ef5fae2

中国、日本に「秘密警察」を設置、派出所には人民解放軍の民兵、スパイ活動、中国人の監視、脅迫など行っていた
http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/57621324.html

こんなことされてもスパイ防止法を制定しない、もしくは反対するのか?
Goodman80
2023年06月13日 13:24
「戦車じゃないから!」米陸軍の新型M10戦闘車 愛称「ブッカー」に決定
https://trafficnews.jp/post/126375
あれM10「ブッカー」さん重量が42tに増えとる、105mm砲だから120mm砲で44tの10式と装甲変わらんじゃないのか?これで軽戦車(light tank)ですらないと言う事は10式なんぞは米国人から見ても……と言う事なんだろうな。
Goodman80
2023年06月13日 19:39
航空自衛隊スクランブルで初確認された中国軍機の正体とは?
https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20230613-00353595
Y-9DZとか無人機とかを飛ばして相手の防空網のデータを搔き集め、分析して相手の弱点を探る地道な作業、開発した物の中途半端な輸送機の機体を流用しているらしい。どっかのお金持ちなお国は主力輸送機を使うとういう贅沢をやるようだ。
やれやれ
2023年06月14日 07:48
KUさん、
中古のT4とかT7でも売るのでしょうか???
どっちも軽攻撃機には改造できないヘッポコ機だから
本当に練習機でいいならいいかもしれませんが。
フィリピンにでも無償で譲渡?が良いところかと。
地雷処理って地雷原処理ロケットとかでしょうか?
地雷処理の重機や探知機は民間で売ってますよね。
それ以外となると火薬を使った玩具になるのかと。
坂田三吉
2023年06月14日 11:06
陸自、日野基本射場で小銃乱射。3人が負傷し内1名が意識不明とは、いじめが原因か。
10代の隊員が逮捕。
歴史は繰り返すのか。 
Goodman80
2023年06月14日 11:27
坂田三吉さん、これっすかね
【速報中】陸自射撃場 自動小銃発射事件 1人重体 10代隊員逮捕
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230614/k10014098731000.html
>は、いじめが原因か。
もしいじめが原因なら、少しはパワハラ、セクハラが減るかも。
坂田三吉
2023年06月14日 11:52
Goodman80様

ありがとうございます。
1名死亡となったそうです。
新兵教育中の事故。
やはりいじめだと思うな。
班長が無能だったか。
KU
2023年06月14日 12:24
>>>練習機輸出

やれやれさん

きっと、M- 346だのスーパーツカノだのを大人買いしてウクライナへ送りこむんですよ!(確信)。どこにも国産機とは書いてないしw。

>>>陸自

TBSでは殺意を持って発砲した、なんて流れてましたし候補生だし、パワハライジメが原因なんでしょうかねえ。
坂田三吉
2023年06月14日 12:32
憶測ですが。50代1名と20代2名と考えれば、区(小)隊長、班長、助教かも。
Goodman80
2023年06月14日 14:05
陸自・日野基本射撃場で3人撃たれ2人死亡…18歳の候補生を逮捕
https://news.yahoo.co.jp/articles/302de3997464ab8791065f6516b1530900789f51/comments
続報では死亡者は2人になってます。他社のコメントでは
>80年代に山口県内の演習場で同じような事案がありましたが、また起きてしまったことに、とても残念です。
と有るのでめったにない事(少なくとも新聞記事では)の様で、他国でもしばしば発生しているとのこと。まあ、これからは指導員や教官もサブマシンガンとかの火器を装備しての教育になれば猶更緊張感が出て良いのでは。実弾装填済みの小銃を持った相手に丸腰は不味いっしょ。最初に自分達が射撃を見せつけて、新隊員とのレベルの差を見せつけるのも有りかと、口だけで偉そうな事を言ってるだけのオッサンや年長者には誰も敬意をはらう訳ナイショ。
やれやれ
2023年06月14日 14:07
【速報】陸自射撃場で銃発射、死者2人に 新たに男性隊員の死亡確認 18歳隊員は殺人未遂で現行犯逮捕 岐阜市
https://www.fnn.jp/articles/-/542267
犠牲者がお二人に…合掌。

やはり敵は前ではなく後ろに居ますね。
最も撃たれる原因(敵)を作ったのも撃たれる側かも知れませんが。
333
2023年06月14日 14:16
18歳の犯人、この4月に入ったばかりだそうで。
時間的にパワハラもイジメも何も無いんじゃない?
勉強しなきゃいけないこともとても多くて。
学生気分からは180度違う世界。
特に昨今は「お願いします」「協力お願いします」「了承願います」が普通になっちゃって普通に厳しく命令や指示されるとイジメやパワハラだと過剰反応してしまうのではないでしょうかね?
たぶんストレスで頭がイカレたんでしょう。

参考に。
ーー自衛官になるとーーー
http://mezaji.com/%E4%BB%BB%E6%9C%9F%E5%88%B6%E8%87%AA%E8%A1%9B%E5%AE%98%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E5%85%A5%E9%9A%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%81%B8/
抜粋しますと。
ーーー自衛官候補生として入隊した場合、いつ頃からその対策をすればいいのか、ということです。
ほとんどの場合、来春3月末に入隊の辞令が下ります。
入隊すると3ヶ月は前期教育。
朝から晩まで、月曜日から日曜日まで、みっちりしごかれます。
しごかれないまでも、目の前には、覚えるべきことが、山のように積み上がっています。
とてもじゃないけど、悠長に受験勉強をしている余裕はありません。
そして6月末に晴れて前期教育を終えると、今度は、各部隊に配属となります。
配属先によっては、それなりに自分の時間も取れるようになってくるのですが、それは例外中の例外と言ってもいいでしょう。ーーー

でも、宝塚音楽学校の方が封建的でもっとハードらしい。
偽陸士
2023年06月14日 15:10
ミスターフリゲート様。

スパイ防止法なんて不祥事の隠蔽に使われるか、左翼への言い掛かりに使われるのがオチ。

六本木の噂なんて適用第一号ですよ。(笑)

それより在日中国人への脅迫と強要で検挙するのが先。

迫害から逃れて来た人々を追い返す現在の難民政策を止め、徹底的に保護する姿勢に転換しなければ防諜も諜報活動も自己満足レベルで終わります。

佐藤 優氏の要求する情報の出所の議員への明示と報告は必須とは思いませんが、相手から話をしても良いと思わせないと駄目です。

ニューヨーク市警情報部とまでは言いませんが、CIAくらいには目指すべきでしょう。

外国人を味方に引き入れないで電話盗聴した所で、言葉が分からなきゃ意味がない。
尋問もどうやるのかな?

いい加減純血主義止めるべきでしょう。
犬や猫じゃ無いんだから血統書なんて意味ありません。
ふきのとう
2023年06月14日 15:36
縫製工場のくだりはもはや褒めてるのか貶してるのか解らなくなるレベルだと思うんですが…。地方の零細工場でって密造カラシニコフかよって思いました。
偽陸士
2023年06月14日 20:00
にしてもどの媒体も同調圧力のキツさを取り上げないな。

特に逃げ場が無いところの。