国産水陸両用装甲車は白日夢

 こういう胡乱なテクノナショナリズムを煽る記事はどうかと思いますよ。現状でも開発中の国産水陸両用装甲車は失敗確実です。「米軍が関心」とか既に死亡フラッグですよ。ホントに必要ならば再度海兵隊が挑戦していますよ。

夢の「“爆速”水陸両用車」実現するか そもそも必要? 大金はたいたアメリカが日本に託すワケ
https://trafficnews.jp/post/131340

>1990年代後半から開発が始まった遠征戦闘車(EFV)は、従来の水陸両用車の弱点である水上航行速度の遅さと防御力の弱さを克服して、水上最高速度46km/hとAAV-7の約4倍、防御力は約2倍と、海兵隊の夢を実現する水陸両用戦闘車でした。
>最高速度での航行距離は40km程度が限界でしたが、陸上でも最高速度72km/hと、M1エイブラムス主力戦車を凌ぐ機動性を発揮できるという触れ込みで、2015(平成27)年には配備が始まる予定でした。

>コストも高く、開発費は総額150億ドル(約2兆2000億円:1ドル≒150円)に上り、完成しても1両の価格は2230万ドル(約33億円)になると見積もられました。結局、オバマ政権の軍事予算削減方針で2011(平成23)年1月、開発は中止されてしまいます。

>それでもAAV-7の後継は必要であり、スペックダウンした装輪式の水陸両用戦闘車(ACV)が代わりとなり、BAEシステムズとイヴェコ社製の8×8装甲車が2018(平成30)年に採用されました。EFVの夢をすっぱり放棄し構造はオーソドックスになり、水上速度も11km/hとAAV-7と同レベルです。

>装輪式のACVは、陸上では履帯式のEFVやAAV-7より高速で、維持コストも安く済みます。1両の価格も300~450万ドル(4億5000~6億7500万円)に抑えられています。ヘリコプターやティルトローター機など航空機の発達により上陸手段は多用化し、水陸両用車の必要性は薄れたともいわれますが、海兵隊はACVに満足しているとは思えません。


だからといってEFVタイプのものを欲しているわけではないでしょう。

>そこで視線を向けているのは、日本です。
>日本も陸上自衛隊水陸機動団にAAV-7を配備していますが、防衛装備庁では「将来水陸両用技術」として水陸両用車の開発を独自に進めており、EFVの失敗を教訓にしてむやみに高速性は求めず、実現可能な技術の中で速度を追求しています。アメリカは共同研究に参画して、日本にEFVの夢を託した形です。

この米国が参加というのはテクノナショナリズムに目が曇っている人達には「アメリカ様が真剣に欲している」と映るのでしょうが、単にどんな事やっているのだろう、でも自分たちでやる必要もないよな、というのにいっちょ噛みしておこうという程度です。

>日本がACVではなく水陸両用車を開発しているのには独自の事情があります。日本が水陸両用作戦を想定する南西諸島の多くはサンゴ礁に取り囲まれています。しかしAAV-7には、サンゴ礁を乗り越える能力はありませんので、上陸場所が限られ運用が制限されてしまうのです。そこで新しい水陸両用車には、このサンゴ礁を越える能力が必要です。

これって陸幕や内局がバカで無能だといっているのに等しいわけです。
別に南西諸島に急にリーフができたわけじゃない。もとからあったわけですが、にも関わらずAAV7を入れちゃったわけでしょう。
しかも2年のトライアルやってだめならば、入れないといっていたのに、米帝様から入れろと言われて、トライアルと半年に縮めて発注してあった指揮通信車と回収車型の到着すらまたず、リーフでの実験もやらず、揚陸艦からおろすのも、おおすみ級から瀬戸内海で一回やったきりです。米帝から言われて縮めたというのは陸幕からの正式回答です。

アメリカ様から言われたらから頭も使わずに、リーフも越えられないクズ装甲車を導入前提でヤラセの試験したわけです。

馬鹿なんですか?
アメリカの言いなりで独立国の軍隊ですか?

そんなうつけ組織がまともに将来の装甲車両の開発ができるわけがないでしょう。

>ただ一口に水陸両用車といっても技術は難しいもの。船とクルマは別物であり、河川のような波のない水面をおっかなびっくり浮航するのではなく、波のある海上を高速航行しなければなりません。そしてこのような水陸両用車を造るノウハウは日本にありません。EFVにはなかったサンゴ礁というハードルもあります。「将来水陸両用技術」では、一つひとつ手探りで解決していくしかないのです。

>防衛装備庁は、地面に乗り上げる駆動力と水上の推進力を確保するには3000馬力級のエンジンが必要としています。

>日本は戦前からエンジンを国産しており、その性能と品質は国際的にも定評があります。10式戦車のエンジンは8気筒1200馬力、16式機動戦闘車のエンジンは4気筒570馬力ですが、この2つのエンジンの基本構造は同じで必要に応じて気筒数を変えています。ちなみに3000馬力を実現するためには12気筒にします。2ステージターボチャージャー装備で大柄になりますが、3000馬力級エンジンとしてはコンパクトで、船舶用の約7分の1のサイズに収まり、実現可能性は十分にあります。

「日本は戦前からエンジンを国産しており、その性能と品質は国際的にも定評があり」だったらなんで軍民問わず、中型大型の車両用ディーゼルエンジン市場でのシェアが低いんでしょうかね?こういう情弱騙す記述は問題だと思いますよ。

>アメリカはEFVに挑戦し、30億ドルを投入して失敗しました。代わりのACVはAAV-7の本当の後継ではなく「つなぎ役」で、本命は日本と共同開発している「将来水陸両用技術」(EFV改か?)と、3000馬力級のエンジン技術ではないかといわれています。

ACVがつなぎで、本命が日本の水陸両用装甲車だなんて米軍関係者の誰がいっているのでしょう?

少なくともぼくは聞いたことがありません。こういう情弱のオナニーのおかずみたいな、記事を書くとPVが稼げるのでしょうが、それでいいですかね?物書きのとしての良心ががあればこんな情弱を騙す記述はできないでしょう。

 >2024年度は、世界に類を見ない無人水陸両用車の開発として206億円の予算が計上されており、水陸両用車技術の開発は進捗していることがうかがわれます。AAV-7の使用国は日米以外にも12か国あるので、開発に成功すれば海外市場も期待できるかもしれません。

 
 そもそも論でいえば小銃の手入れすらまともにできない軍隊に、将来技術と戦場と運用環境の想定が難しい新しいカテゴリーの装甲車が開発できるか疑うのが大人というものです。以前EFVがキャンセルされた後の富士学校の合同調査会堂での発表では「EFVタイプが世界の揚陸用装甲車の主流になる」と発表していました。それは業界団体の作ったレポートのほぼ丸写しでした。
キャンセルされた車両主流になるとは面白い話です。
多分EFVがキャンセルされたことすら知らなかったんじゃないですか。「専門家」と呼ばれる富士学校の教官レベル含めて。
 そして陸幕は水陸機動団を編成するにあたって、英海兵隊ですら視察や調査をしていませんでした。戦車や戦闘機までもつ米海兵隊を眺めて、鉛筆舐めて「ぼくのほしいかいへいたい」みたいな感覚で編成したわけです。

 そして最新型のAMVはネットワーク化されずに音声無線した搭載しないというセンスの組織です。

 そもそも今の揚陸作戦は沖合40キロ、水平線の彼方まで後退しています。そして強襲揚陸作戦など米海兵隊でも想定していません。しかも今後ドローンやミサイルの発達で、母船団は40キロ以遠に下がらざるを得ないでしょう。
しかもAAV7の3~4倍の速度といっても良い標的です。揚陸までの時間はかなりかかります。
今後はヘリボーンが主流となるでしょう。また海上から揚陸するにしても高速の上陸舟艇などで海岸付近まで装甲車両を運ぶ方がましです。
EFVや「水陸両用装甲車」の水上航行用のエンジンやシステムは陸上ではデッドスペース、デッドウェイトでしかありません。敵のドローンやミサイルのいい目標です。

高速で水上航行し、陸上で戦える装甲車というものは両立できません。

防衛省は「水陸両用装甲車」の無人型の開発までやるようですが、これは必要だからではなく、単に調達数を増やして単価を下げるための方便でしょう。
AAV7と同数でも約50両にしかすぎず、これを膨らますためものもでしょう。目的が不純です。

開発費を含めて調達単価は30億円を超えるのではないでしょうか。エンジンもトランスミッションも、パワーパックも、ゴム製履帯も全くの新規開発です。ゴム製履帯以外は他に転用もできません。コストはかなり高くなります。無人型を作ったところで焼け石に水でしょう。
以前から申し上げているように「水陸両用装甲車」は既に死んでいるプロジェクトです。それを続けている事自体、装備庁や陸幕に当事者能力がないということです。

■本日の市ヶ谷の噂■
陸自のUH-X選定では本来要求仕様ではもっと早かった巡航速度をスバルの提案する時代遅れのベル 412EPIベース案が参加できるよう下げた。ところが本命のエアバス・川重案がまさかの敗退で「低速」の「最新型」汎用ヘリの採用となった。今にして陸幕は進出速度の遅さに歯噛みしている、との噂。

この記事へのコメント

ミスターフリゲート
2024年03月06日 11:48
>そもそも今の揚陸作戦は沖合40キロ、水平線の彼方まで後退しています。そして強襲揚陸作戦など米海兵隊でも想定していません。しかも今後ドローンやミサイルの発達で、母船団は40キロ以遠に下がらざるを得ないでしょう。
しかもAAV7の3~4倍の速度といっても良い標的です。揚陸までの時間はかなりかかります。
今後はヘリボーンが主流となるでしょう。また海上から揚陸するにしても高速の上陸舟艇などで海岸付近まで装甲車両を運ぶ方がましです。

ってことは清谷氏が推してたへグランド社のBvS10やACVもあんまり期待はできないってことですかね?まあ確かに装甲車は遅いですが。
しかしエアボーンですか。となるとヴィーゼルかbmd3くらいしかないですね。

まあ気づかれやすく回避が難しい装甲車よりも半潜水艇や強襲揚陸艇でやった方がいいのかも。CB90とか
偽陸士
2024年03月06日 12:41
仏製のカイマンで砂浜に乗り上げて、そのまま装甲車発進させた方が早くないかい?

その前の上陸地点で誘導員の配置はCOIN機掩護の下、ヘリボーンか高速艇で砂浜に取り付けばいい話なので渡河作戦以外は水陸両用装甲車は不要かと。

イタリアのラケーリでもAAV7の採用は海上で撃破される危険があり、反対は根強く残ったと聞いています。
ミスターフリゲート
2024年03月06日 13:20
偽陸士さん
>その前の上陸地点で誘導員の配置はCOIN機掩護の下

あるいはバイラクタルtb2やtb3だったり、リーパーなどのUAVも悪くないかと
Goodman80
2024年03月06日 13:42
■本日の市ヶ谷の噂■
UH-1と大差ない機体のベル 412EPIベースのUH-2じゃ一回り小さいBK117より巡航速度が10%遅く、同クラスの新型機より15%は遅いんで、数合わせだけの陸自には適当な機体でしょう。高性能機持たせても使いこなせるわけでも無いんで。ひじょーにらっしぃー機体で喜ばしい限り。ベル 412EPIも見栄っ張り海保や警察くらいしか採用して無いし、ふつーの自治体なんかはBK117等を採用してる。
偽陸士
2024年03月06日 15:50
ミスターフリゲート様。

>あるいはバイラクタルtb2やtb3だったり、リーパーなどのUAVも悪くないかと

いやね、それが理想です。
周波数帯域の問題も解決して、空母モドキもアナドルみたく立派なUAV母艦になれば感動モノなんですがそうはならんだろうと。
人的被害も確実に減らせるのにね。

陸自も戦車や火砲全廃して、クズィエルマに切り替えれば良い。
対地対空対艦とマルチな戦力を獲得出来る上に、火力調整会議で空中火力が師団長マターから大隊長マターにまで、敷居が下がる。
それに高射特科への射撃諸元の附与が自前で可能になる。
地対艦ミサイル連隊への野戦情報の提供も可能だ。

戦車から隊員を降ろしてドローンスクールに通わせるべきだろう。
戦車師団はウクライナにプレゼント。
1個連隊おまけ。
アパッチもつける。

対価は小型ドローンで貰おう。
やれやれ
2024年03月06日 15:58
■本日の市ヶ谷の噂■
自業自得でよろしいのではないでしょうか(呆)。
スバルブースの状況は後日書きますが、スバルもUH2=412EPXしか売るものがなくて頭抱えている状況の様です。
三胴
2024年03月06日 16:17
陸を走るMBTやIFVですら自爆ドローンに容易に撃破されるげんじなんだから脚が遅いわ洋上でまともな遮蔽もとれないわ図体もでかいわの水陸両用車両なんてまあ的にしかならんすよね
航行する以上ドローン対策の鳥籠つけてトップヘビーになるのも厳しいし
やれやれ
2024年03月06日 16:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/f315769ee3707256e051a351989cd483d313de69?page=1
「ドイツ空軍の中佐に質問すると、「日本が初めて出展したというので入ってみた。オリジナリティがあっていいね」」
シンガポールエアショーとしては2回目なんですけどね。1回目はもっと小さくて寂しかったです。
微笑んでいたのは生暖かい目でみていただけかと。
因みにドイツもブース構えていましたよ。

タカギスチール
金属材料の卸会社です。
http://takagi-steel.co.jp/about/aircraf-materials
を展示していました。
JISやISO以外にも顧客要求の配合の合金を納めることもできるそうです。
ここも防衛省べったりという会社ではないそうです。
重工メーカに材料を卸すのが主業のようで。
東南アジアの会社にも材料卸せないかな?みたいなノリでした。

NTKJ
https://www.ntkj.co.jp/
https://www.ntkj.co.jp/news/5766/
樹脂製の光学製品の会社です。展示ではよくあるフレネルレンズの拡大鏡やプラスチックレンズとアルミの円筒形インゴットを鏡面加工したアルミの鏡を展示していました。赤外線センサーの赤外線の集光に使うもののようです。その辺の部分の応用製品が防衛装備品に使用されるようで。
ここも防衛省べったりでは無い会社でした。

旭金属工業
https://www.akg.co.jp/
飛行機の機体などの金属加工業の会社です。
ボーイングやエアバスの機体部品を重工メーカー(組立)
経由で納めているそうです。
マレーシアにも工場があるようです。
防衛もあるけど民間機の利益のほうが多いそうです。
マレーシア工場もあるのでなにか協業できれば、と言う事のようです。
やれやれ
2024年03月06日 16:52
JRC
https://www.jrc.co.jp/news/2024/0207-1
Tactical LTE Box JRL-174
基本的に防衛、警察、消防、空港向けらしいです。
一般売も可能らしいですが、電波の周波数の関係で日本では使用できないと言っていました。
海外の軍用周波数を使用している言うことなのでしょうかね。
海外向け製品ということの様でした。
海外の同業他社と比べて優位性があるのかどうなのかは分かりません。
類似品は他でも見るので。

エッジコーテックス
https://www.edgecortix.com/ja/
AIチップのスタートアップ企業だそうです。
このチップとソフトを売り込みたいらしい。
https://www.edgecortix.com/ja/products/sakura
それなりに省電力で高性能の推論ができるらしい。
防衛向けという訳ではないそうですが、例えばドローンに搭載して画像検出して人物や物の識別みたいな事を素早く見分ける事などに応用できるそうです。
小型で省電力、小型のドローンや監視カメラなど小型の組み込み装置に搭載できそうなのが特徴のようで。
https://www.edgecortix.com/ja/industries/defense-and-security

ミスターフリゲート
2024年03月06日 17:26
偽陸士さん
>陸自も戦車や火砲全廃して、クズィエルマに切り替えれば良い。

そこはちょっと考えものですかね。ないとは思いますが、北海道防衛にHIMARSとカエサル辺りの自走砲、戦車100台は残すべきとは個人的には。まあどのみち削減の方向性は変わらんですが

やれやれさん
乙です。下手な重工より中小が頑張っているっていう。
KU
2024年03月06日 19:05
>>>市ヶ谷の噂

まさに安物買いの銭失い(^_^;)。オスプレイなんざ唯々諾々と受け入れるから、そうなるんでしょうに。何を今さらですよぬ。
坂田三吉
2024年03月06日 19:15
公明党が次期戦闘機の第3国への輸出容認へ。
拝み屋の事だから卓袱台返しがあったりして。
レッド
2024年03月07日 00:58
AAV7を買ったときの陸幕長は君塚。その時に当時の技本が国産水陸両用車の開発をしてたけどアメリカの圧力か何か知らんが、突然開発を中止してAAV7を買った。しかし、あまりに使えないから将来水陸とやらの研究を無理矢理立ち上げた、ていうのは表向きの理由で、真の理由はM菱を儲けさせるため(笑)という噂(笑)
過去に水陸の開発を無理矢理中止させておきながら、やっぱり開発しなきゃって要求出して手のひらを返した陸幕に対して、装備庁の中にはいまだに恨みを持つ技官もいるとかいないとか(笑)
マリンロイヤル
2024年03月07日 07:56
そもそも、水機団なんて継戦能力限定の部隊なんか、陸自が作る必要ないですよ。陸自は火力をフルに発揮して戦う事を前提とした部隊の整備をすべきです。
元出入り業者の者
2024年03月07日 07:58
そうなとこだったような話ですな。
まあ、A山本部長時代から選択と集中で陸幕要求事業はバッサバッサと切られ
弾薬系ですら陸でなく海要求モノなら通してくれるような状況だったかと。
キヨタニさんに言われるまでもなく戦車や火砲は基本予算がつかない状況だったんで、そこで米帝系の技官が先のない戦車でも火砲でもない水陸を日米共同の親方星条旗事業にすればカネが取れると悪知恵つけたとか。
米帝様アルアルで向こうにしたらひょっとしたら日本が米帝様自身で解決できなかったことをやってくれるかもしれないと、宝くじでも買う感じで
リスク低減事業として入って来た程度の話がフラワーセンターなバカウヨたちが勘違いなマンセーするいつもの光景か
やれやれ
2024年03月07日 10:32
【戦地ウクライナでも稼働!】世界に誇る日本企業の技術「モバイル浄水器」、キーウ水道局員視察の現場
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/33096
NECの浄水セットの立場は...売り込んでいたのにね。
ひゃっはー
2024年03月07日 11:36
>「専門家」と呼ばれる富士学校の教官

 防衛大の教授が書いていましたが、学校で教官やってる人は大抵が咎人か病人なんですよね。たまに、このブログに書いていることを教育に取り入れようとする教官が現れると、おバカな学校長以下でよってかかっていじめにかかるんですよね。
 その代表例が富士学校の普通科部で戦史を教えている1等陸尉の見岡貴章でしょう。同僚に嫌がらせをして特別防衛監察で通報された挙句、幹部候補生学校から追い出されたような奴なんです。
 そういう頭のいかれた幹部の巣窟なんだから、陸自の幹部候補生学校ではMRAPを教えてませんよ。MRAPを知らずして、どうやって現代の装甲車の趨勢やコンセプトやイラク戦争のことを知ることができるんでしょうか。戦時中の陸軍士官学校では、ソ連兵や米兵は弱いと教えていたそうですが、その時から何も変わっていません。
やれやれ
2024年03月07日 12:06
ひゃっはーさん、
それは酷い。知っていて教えないなら極悪だし、
知らないとしたら無知も大概にしろと言いたい。
要するに今使っている装甲車と比較されると極めて都合が悪いからでしょう。
世界をみると進んでいるのに俺達こんなポンコツ使わされているって。
偽陸士
2024年03月07日 13:44
ミスターフリゲート様。

>そこはちょっと考えものですかね。ないとは思いますが、北海道防衛にHIMARSとカエサル辺りの自走砲、戦車100台は残すべきとは個人的には。まあどのみち削減の方向性は変わらんですが

現状、リアルタイムで敵の位置が掴めないのに火砲も役に立ちますまい。
それに山間部の細道で隊列なんて、アフガンでのソ連軍の二の舞いです。
ドローンで山や谷を飛び越えていった方が早いです。
装甲車もAMVで充分でしょう。
欲を言えばチェンタウロやルーイカットも予算に余裕があれば欲しいかと。
装軌車も工兵車・回収車くらいは有っても良いと思いますが、それ以外は使い勝手が悪いかと。
なんせ運ぶのに一苦労。
道路事情の悪い日本での戦車なんてウォーカーブルドックが精々ですよ。
やれやれ
2024年03月07日 14:26
シンガポール・エアショーですが、
今までは本業のついでに防衛もって企業の展示紹介でしたが、
これから防衛が本業の部門の会社の展示を説明します。

沖電気
https://singaporeshimbun.com/?p=31064
で主に航空機向け液晶パネル(ひらたく言うとグラスコクピットの液晶パネル)の写真展示だった訳ですが、
全然知らなかったのですが横河電機から買収したものを展示するのが主だったようです。
https://www.oki.com/jp/press/2021/10/z21058.html
横河マニュファクチャリングとそのシンガポール法人がやっていた事業を買収したそうで。シンガポールとも関係が深いのが出展の理由の1つのようでした。
因みにチャンギ空港近くにあるMRTのBedok駅からYOKOGAWAの工場が見えるのですが(Panasonicの工場の奥)看板はそのままですが今は沖電気の工場のようです(1部門だけなのでその部分だけ横河から間借り状態かも?)。
飛行機用なので気圧の変化や加速度や振動に対してかなり強固な作りにしないといけないのとかなり過酷な試験をやっているらしい。
しかし数はあまり見込めないから横河は売り払ったのかな?

沖電気としては他に防衛省向けにソナーとかソノブイを売っていると言っていました。NECは知っていたのですが調べてみると沖電気と日本無線もやっているようですね。
NECと性能についてどうよと聞いたら性能はわからないと。
ただどっちがどっちか忘れましたがP3C用とP1用で棲み分けしているらしいです。共用できないわけでは無いらしいのですが。
兵装には詳しくないのですが機内の分析装置とソノブイは関係性が深いようでどこのソノブイでも性能が最大限生かせるわけではないような事を言っていました。このあたりの事情は素人には分かりようが無いです。
ひゃっはー
2024年03月08日 11:43
やれやれ様へ
 幹部候補生学校は軍学校ではなく神学校ですね。富士学校も見岡貴章が教官をやっているようなところなので、似たようなものでしょう。
 陸自のやってる事は絶対に正しいんだ、古の栄光ある帝国陸軍の失敗を指摘する者はポアしても構わん、と言い出しそうな、現実を見ようとせず勉強もしない狂信者が集うサティアンです。だから、やってることは教育訓練ではなく洗脳です。課業時間中に宗教の布教を行うことは、通達で禁止されていたはずですが…
2024年03月10日 03:44
>ってことは清谷氏が推してたへグランド社のBvS10やACVもあんまり期待はできないってことですかね?
低速による撃破の可能性もあるけど、やはり珊瑚礁を超えられないと言う問題から、揚陸地点が限定されると言うのは大きいと思います。守備する側はその分楽なわけです。AAV7にしろBvS10にしろ、現代陸軍が厳重に守備する砂浜に上陸するのは、多大な損害を伴うでしょう。可能な限り迂回し、陽動を仕掛け、相手を振り回す必要があります。
なお、強襲揚陸艦を持たない自衛隊は、ケイマン90のような揚陸艇とセットで、shore-to-shoreの揚陸作戦を行う能力は重要となるでしょうが、AAV7は図体が大きすぎて、その用途に全く向いていないと指摘せざるを得ません。
図体を活かして戦場救急車に転用できないものでしょうか。
ガハハ
2024年03月10日 08:02
>低速による撃破の可能性もあるけど、やはり珊瑚礁を超えられないと言う問題から、揚陸地点が限定されると言うのは大きいと思います。
敵はアメリカ様ですら持っていない珊瑚礁を越えられる水陸両用車を持ってるんですかね、ないと上陸、占領できんじゃん。
ブロガー(志望)
2024年03月10日 23:33
お邪魔します。
 こんな事を言うのも何ですが、自衛隊に何を期待しているのかとも思ったりもします。人は他者がどう言おうが、結局は己の意志で動くものです(命令等に従うという選択をするのは本人で、仮にそれを奪ったら、奪った側にその負担が行く)。いっそ「憲法9条は戦力不保持・交戦権否定を明記している。つまり自国民を見殺しにする事を宣言している。自衛隊も在日米軍も米の極東に於ける拠点としての日本を守る存在であって、日本国民を守る存在ではない。故に人間の尊厳及び自然法の名に於いて国民自身が自衛権を行使する。」と宣言して、21世紀の武士団である民兵組織を作るべきではないかと思ったりもします。更に「戦力不保持・交戦権否定を貫かないのであれば、それは法治・立憲主義の否定である。そういった状態では人権が守られる保障など無く、どこかの国のように政権に不都合と認識されれば投獄されたり闇に葬られたりする事があり得るという事である。故にそれに立ち向かうために我々は武装する。また我々は奪われようが殺されようが加害者になる可能性を絶対に否定したいという人達の意志も尊重する。」とも。