イーロン・マスクのF-35不要論は半分正しい
「F-35戦闘機なんか要らない!」イーロン・マスクが主張する真意
https://news.yahoo.co.jp/articles/455e4f4397429281581958f9dba5389a97b6635b?page=1
>マスクは昨年11月24日、「F-35のような有人戦闘機をまだ製造しているバカもいる」とXに投稿した。彼は別の投稿(下を参照)で、「F-35の設計は要求レベルで破綻していた」と書き、設計段階から疑問を呈している。 そのため、「F-35は高価で複雑な 『何でも屋』になってしまった」という。
>「ドローン(無人機)の時代には、有人戦闘機は時代遅れなのだ。 パイロットが殺されるだけだ」
これは極論です。いまだ有人機は有用です。特にネット環境がダウンしたりサイバー攻撃で乗っ取られるような場合、有人機でないと対処できません。
>F-35について言えば、その高額な価格や巨額の開発費に対する疑問が問題になる。昨年8月27日付の「ニューヨーク・タイムズ」は、「F-35戦闘機は1機あたり8000万ドルもする」と報じている。
>昨年11月26日に公表された「Forbes」の記事は、運用試験・評価局の年次報告書によると、F-35開発プログラムは予定より10年遅れ、予算は1800億ドル超過していると推定されていると書いている。
>米国政府説明責任局(GAO)は昨年4月15日付で、「F-35の維持コストは上昇を続ける一方で、計画された使用と利用可能性は減少」という資料を公表している。それによると、「国防総省は現在、約630機のF-35を運用しており、2040年代半ばまでに合計2500機を調達する計画である」。
>「国防総省は2088年までF-35の使用を継続する予定であり、取得と維持に2兆ドル以上を費やす計画である」と記されている。
>維持費の予測額は2018年の約1兆1000億ドルから2023年には約1兆5800億ドルへと、44%も増加している。
>その半面、飛行時間は減少している。2020年の年間コスト見積もりでは、F-35艦隊が定常状態で年間38万2376時間飛行すると報告した(これは2030年代半ば頃の予測)。
>2023年度の年間コスト見積もりでは、定常状態における飛行時間の推定値は30万524時間に修正された。これは、年間飛行時間が約8万2000時間、つまり21%減少することを意味している。
>現状では、「米軍が優先するインド太平洋地域での戦争のように、広大な地域での航空戦や、海戦がより多く発生する状況では、これらの無人機は速度が遅く、搭載量や航続距離も不十分」と考えられている
本来F-35のコスト高騰と戦闘機の無人化は切り分けて考えるべき話です。
もともとF-35はF-22の低位機種として開発されました。ローハイミックスで使う、低価格なステルス機という位置づけでした。ところがあれもこれも盛り込むので開発費が高騰し、また開発期間もずれ込んでいます。いまだの当初想定されたミッションを完遂する能力は確保されていません。
更に申せば、エンジンの加熱問題などの多くのトラブルを抱えています。
それとその原因の一つが強欲資本主義です。ロッキード・マーチンにしても株価を吊り上げるための短期利益確保のために研究開発費を削り、人的投資をサボってきた。社内に経験豊富な技術者が減って、システム統合の能力が低下していることも原因です。
その点ではマスクやトランプが音頭を取れば製造業は益々弱くなります。
ボーイングが強欲資本主義で没落したのを擁護して、経営の見直しを阻んだのは先のトランプ政権です。
トランプ政権で米国の製造業は軍事に限らず弱体化するでしょう。
軍オタさんたちはF-35はコスパに優れた戦闘機だと熱弁しますが事実ではない。更に申せばミッション達成率も低いままです。
ざっくり言えば維持費はF-15の2倍で期待寿命は半分、つまりコストは実質4倍です。
ステルス性能を維持するための費用は相当高いわけです。
果たして全ての戦闘機をステルス化する必要があるのか。確かにレーダーで探知されにくい戦闘機は有用です。ですがステルス性とトレードオフで失うものも多いわけです。
ステルス性維持のための極め高い維持費が必要であり、兵装はウェポンベイ内部に収まるために搭載量が少ないし、サイズの制限も大きい。
ステルス戦闘機が有用なのは侵攻作戦の尖兵であり、敵のレーダーの無力化などです。
しかも戦闘機は昔のように戦闘機だけで戦うわけではない。早期警戒機や電子戦機、その他アセットとネットワーク化されて戦うわけです。その環境下ではステルス機に圧倒的なアドバンテージはない。我が国の場合むしろ、電子戦機、早期警戒機、空中給油機を充実させてより搭載兵装の多い非ステルス機を主力とすべきだとぼくは思います。
空自の戦闘機を全部調達コストと維持コストのバカ高いステルス機にするなど財政的にも無理です。同時に無人機開発に力を入れるべきです。我が国に単独でそのような能力はないので、他国とアライアンスを組んで行うべきです。
問題なのは防衛省や空幕が米空軍の猿真似だけを一生懸命にやるのではなく、自国の置かれた立場や環境をまともに考えてふさわしいドクトリンと装備体系をつくることです。まあ、組織ぐるみで官製談合という犯罪行為を犯しても恥じない反社団体には無理でしょうけど。
■本日の市ケ谷の噂■
安倍晋三が総理に返り咲くための手練手管の与太話に付き合いうために5年で43兆円の予算を確保した日本政府だが、防衛省は大金を使い切れず年に1千億円以上も使い残しがあるが、繰越金を含めると実は3千億円以上。安倍晋三のスカポンタンがGDP2パーセントは必要だ、使い道はあとから考えればいいと与太を触れ巻いて、それを防衛研究所が幇間よろしく、尻尾を振って増やした予算で、この惨状。しかも消化器や電池など本来手当が必要なものには予算は振り向けられず、防衛省、各幕僚監部の当事者能力が疑われる状態、との噂。
財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料
防衛
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241028/01.pdf
防衛(参考資料)
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241028/03.pdf
財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料
防衛
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241028/01.pdf
防衛(参考資料)
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241028/03.pdf
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936
海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823
European Security & Defenceに以下の記事を寄稿しました。
Japanese MoD selects Beechcraft T-6C as the JASDF’s new primary trainer
https://euro-sd.com/2024/12/major-news/41765/japan-selects-t-6c-for-jasdf/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊 次期初等練習機選定は審査が僅か一ヶ月で試乗もなし
https://japan-indepth.jp/?p=85525
月刊「紙の爆弾」12月号に以下の記事を寄稿しました。
税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
![紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社](https://m.media-amazon.com/images/I/51Z-pY35W4L._SL500_.jpg)
紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
自衛隊「職務中の死亡事故」はなぜ止まらないのか?4月のヘリ墜落で8人死亡、背後に潜む人災の実態とは
https://merkmal-biz.jp/post/77927
Japan in depthに以下の記事を寄稿しました。
新聞テレビが報じない自民党の防衛費GDP比2パーセント公約の撤回
https://japan-indepth.jp/?p=84903
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊のT-7後継機取得 「官製談合」疑惑が再燃するなか、透明な入札は実現できるのか?
https://merkmal-biz.jp/post/77504/2
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳
旧式の危険な手榴弾が訓練でも使用されている
https://toyokeizai.net/articles/-/831217
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
率直に言う 陸上自衛隊の戦車は「全廃」すべきだ
https://merkmal-biz.jp/post/77045
「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る
https://merkmal-biz.jp/post/76790
月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。
![軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61Z1LfmYXKL._SL500_.jpg)
軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、ベトナムに「資材運搬車」を提供
https://japan-indepth.jp/?p=84403
「軍オタ」が歪める防衛議論(前編
https://japan-indepth.jp/?p=84282
軍オタが歪める防衛議論(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=84315
European Security & Defenceに寄稿しました。
https://euro-sd.com/2024/09/major-news/40266/jgsdf-calls-for-numerous-afvs/
東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352551
月刊ZAITENに寄稿しました。
https://www.zaiten.co.jp/latest/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/774627
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
https://news.yahoo.co.jp/articles/455e4f4397429281581958f9dba5389a97b6635b?page=1
>マスクは昨年11月24日、「F-35のような有人戦闘機をまだ製造しているバカもいる」とXに投稿した。彼は別の投稿(下を参照)で、「F-35の設計は要求レベルで破綻していた」と書き、設計段階から疑問を呈している。 そのため、「F-35は高価で複雑な 『何でも屋』になってしまった」という。
>「ドローン(無人機)の時代には、有人戦闘機は時代遅れなのだ。 パイロットが殺されるだけだ」
これは極論です。いまだ有人機は有用です。特にネット環境がダウンしたりサイバー攻撃で乗っ取られるような場合、有人機でないと対処できません。
>F-35について言えば、その高額な価格や巨額の開発費に対する疑問が問題になる。昨年8月27日付の「ニューヨーク・タイムズ」は、「F-35戦闘機は1機あたり8000万ドルもする」と報じている。
>昨年11月26日に公表された「Forbes」の記事は、運用試験・評価局の年次報告書によると、F-35開発プログラムは予定より10年遅れ、予算は1800億ドル超過していると推定されていると書いている。
>米国政府説明責任局(GAO)は昨年4月15日付で、「F-35の維持コストは上昇を続ける一方で、計画された使用と利用可能性は減少」という資料を公表している。それによると、「国防総省は現在、約630機のF-35を運用しており、2040年代半ばまでに合計2500機を調達する計画である」。
>「国防総省は2088年までF-35の使用を継続する予定であり、取得と維持に2兆ドル以上を費やす計画である」と記されている。
>維持費の予測額は2018年の約1兆1000億ドルから2023年には約1兆5800億ドルへと、44%も増加している。
>その半面、飛行時間は減少している。2020年の年間コスト見積もりでは、F-35艦隊が定常状態で年間38万2376時間飛行すると報告した(これは2030年代半ば頃の予測)。
>2023年度の年間コスト見積もりでは、定常状態における飛行時間の推定値は30万524時間に修正された。これは、年間飛行時間が約8万2000時間、つまり21%減少することを意味している。
>現状では、「米軍が優先するインド太平洋地域での戦争のように、広大な地域での航空戦や、海戦がより多く発生する状況では、これらの無人機は速度が遅く、搭載量や航続距離も不十分」と考えられている
本来F-35のコスト高騰と戦闘機の無人化は切り分けて考えるべき話です。
もともとF-35はF-22の低位機種として開発されました。ローハイミックスで使う、低価格なステルス機という位置づけでした。ところがあれもこれも盛り込むので開発費が高騰し、また開発期間もずれ込んでいます。いまだの当初想定されたミッションを完遂する能力は確保されていません。
更に申せば、エンジンの加熱問題などの多くのトラブルを抱えています。
それとその原因の一つが強欲資本主義です。ロッキード・マーチンにしても株価を吊り上げるための短期利益確保のために研究開発費を削り、人的投資をサボってきた。社内に経験豊富な技術者が減って、システム統合の能力が低下していることも原因です。
その点ではマスクやトランプが音頭を取れば製造業は益々弱くなります。
ボーイングが強欲資本主義で没落したのを擁護して、経営の見直しを阻んだのは先のトランプ政権です。
トランプ政権で米国の製造業は軍事に限らず弱体化するでしょう。
軍オタさんたちはF-35はコスパに優れた戦闘機だと熱弁しますが事実ではない。更に申せばミッション達成率も低いままです。
ざっくり言えば維持費はF-15の2倍で期待寿命は半分、つまりコストは実質4倍です。
ステルス性能を維持するための費用は相当高いわけです。
果たして全ての戦闘機をステルス化する必要があるのか。確かにレーダーで探知されにくい戦闘機は有用です。ですがステルス性とトレードオフで失うものも多いわけです。
ステルス性維持のための極め高い維持費が必要であり、兵装はウェポンベイ内部に収まるために搭載量が少ないし、サイズの制限も大きい。
ステルス戦闘機が有用なのは侵攻作戦の尖兵であり、敵のレーダーの無力化などです。
しかも戦闘機は昔のように戦闘機だけで戦うわけではない。早期警戒機や電子戦機、その他アセットとネットワーク化されて戦うわけです。その環境下ではステルス機に圧倒的なアドバンテージはない。我が国の場合むしろ、電子戦機、早期警戒機、空中給油機を充実させてより搭載兵装の多い非ステルス機を主力とすべきだとぼくは思います。
空自の戦闘機を全部調達コストと維持コストのバカ高いステルス機にするなど財政的にも無理です。同時に無人機開発に力を入れるべきです。我が国に単独でそのような能力はないので、他国とアライアンスを組んで行うべきです。
問題なのは防衛省や空幕が米空軍の猿真似だけを一生懸命にやるのではなく、自国の置かれた立場や環境をまともに考えてふさわしいドクトリンと装備体系をつくることです。まあ、組織ぐるみで官製談合という犯罪行為を犯しても恥じない反社団体には無理でしょうけど。
■本日の市ケ谷の噂■
安倍晋三が総理に返り咲くための手練手管の与太話に付き合いうために5年で43兆円の予算を確保した日本政府だが、防衛省は大金を使い切れず年に1千億円以上も使い残しがあるが、繰越金を含めると実は3千億円以上。安倍晋三のスカポンタンがGDP2パーセントは必要だ、使い道はあとから考えればいいと与太を触れ巻いて、それを防衛研究所が幇間よろしく、尻尾を振って増やした予算で、この惨状。しかも消化器や電池など本来手当が必要なものには予算は振り向けられず、防衛省、各幕僚監部の当事者能力が疑われる状態、との噂。
財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料
防衛
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241028/01.pdf
防衛(参考資料)
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241028/03.pdf
財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料
防衛
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241028/01.pdf
防衛(参考資料)
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Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936
海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823
European Security & Defenceに以下の記事を寄稿しました。
Japanese MoD selects Beechcraft T-6C as the JASDF’s new primary trainer
https://euro-sd.com/2024/12/major-news/41765/japan-selects-t-6c-for-jasdf/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊 次期初等練習機選定は審査が僅か一ヶ月で試乗もなし
https://japan-indepth.jp/?p=85525
月刊「紙の爆弾」12月号に以下の記事を寄稿しました。
税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
![紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社](https://m.media-amazon.com/images/I/51Z-pY35W4L._SL500_.jpg)
紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社
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自衛隊「職務中の死亡事故」はなぜ止まらないのか?4月のヘリ墜落で8人死亡、背後に潜む人災の実態とは
https://merkmal-biz.jp/post/77927
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新聞テレビが報じない自民党の防衛費GDP比2パーセント公約の撤回
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航空自衛隊のT-7後継機取得 「官製談合」疑惑が再燃するなか、透明な入札は実現できるのか?
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「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳
旧式の危険な手榴弾が訓練でも使用されている
https://toyokeizai.net/articles/-/831217
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
率直に言う 陸上自衛隊の戦車は「全廃」すべきだ
https://merkmal-biz.jp/post/77045
「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る
https://merkmal-biz.jp/post/76790
月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。
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軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、ベトナムに「資材運搬車」を提供
https://japan-indepth.jp/?p=84403
「軍オタ」が歪める防衛議論(前編
https://japan-indepth.jp/?p=84282
軍オタが歪める防衛議論(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=84315
European Security & Defenceに寄稿しました。
https://euro-sd.com/2024/09/major-news/40266/jgsdf-calls-for-numerous-afvs/
東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352551
月刊ZAITENに寄稿しました。
https://www.zaiten.co.jp/latest/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/774627
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
この記事へのコメント
https://www.zakzak.co.jp/article/20250108-B6N6KJ377RPINKWGFPOLQ6M2E4/
防衛省と自衛隊に使い熟す能力が有れば良いんだが、自前で衛星上げるから要らないとか言うだろう。実用性は遥かに低いだろうが、身の丈に合わない予算を使いつぶすには有効だろう。
この1,2年で達成できるものでは無い。
10年、20年後であれば多くの支持をうけるでしょうが。
ただその目標のために無人戦闘機開発を加速すると言うなら
それはそれでアリでしょう。早く実用化できればF35を増やす必要もなくなるし。
X35の頃から思っていましたが、陸上CTOLと艦載機CTOLとSTOVLを
1つの機体に纏めるのは元々無謀。あちこちに無理が掛かるのは目に見えている。
一番早く実用化したのはSTOVLのB型ですがB型が上手く行かないと簡単な方のCTOLをどうにもできないと言うジレンマがあるからです。
それだけSTOVLは難しいので後回しにできない。
A型とC型はまだ共通化できてもB型は何から何まで違う。
無理矢理合体した弊害が開発遅延とコストアップですから
最初からCTOLとSTOVLは別機種にするべきだった。
そうすればソフトも共通化することなく専用にできたし
CTOLだけならかなり早く実用化できたでしょう。
B型などA,C型には無いリフトファンや推力偏向ノズルまで内蔵しているのだから元々無理ありすぎなんですよ。
もう手遅れですけどF35がイマイチなのは無理、無茶な要求仕様とその設計でしょう。
■本日の市ケ谷の噂■
もうアホかと馬鹿かと。
結局お金の使い方を分かっていないって事ですね。
f16のアップデート版や、清谷氏が推していたユーロファイターにすべきだったのかもしれない。ただユーロファイターは当時ゴタゴタだったのもあるから、なんとも。
参考に
【悲報】アメリカ政府、日本のUSスチール買収は認めないのに韓国のよる軍艦造船会社買収は許可
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/62069808.html
日本は韓国より格下wwwとか嘲笑する輩が不快でしかない。
それはともかく、もうアメリカもこんなんだし、夢をみるのはやめるべきかもね。
f35は辞めてグリペン辺りを買うか。
https://www.afpbb.com/articles/-/3557178?cx_part=top_latest
日本とカナダ以外は大変だ、上手く立ち回らないと「日本」みたいになってしまうのだから。
かつて確かビジネス界出身のマクナマラ米国防長官が空軍の戦闘機も海軍の戦闘機も同じような物だと考えて統合戦闘機F111を開発させたが、大きすぎて十分な数が積めないと海軍は採用せず、かつ空軍の主力機にもならなかったと読んだ記憶があります(空軍向け長距離戦闘攻撃機としてはそれなりに優秀だったかも知れませんが)。イーロン・マスク氏もビジネスマンなので同様の懸念があります。またF35は陸上戦闘機と艦上戦闘機の上に他の機と大きく異なるSVTOL機との統合を目指した機体ですが、ビジネスマンに限らず「陸上戦闘機も艦上戦闘機もSVTOL戦闘機も戦闘機には違いなかろう」と見なす向きが案外大きかったのではないかと勘繰ったりもします。
後「複雑さ」の「度合い」が「人間が扱える限度」を超えてしまったのではないかと思ったりもします。もしかしたら汎用的な人工知能に委ねるとかするしか無くなるのではないかと(もう人間の手が届かない)。
中国人が日本で独自の経済圏を形成=中国ネット「昔は中華街、今は…」「すぐに日本を占領」
https://www.recordchina.co.jp/b946757-s25-c30-d0052.html
「東大」が「中国人留学生」だらけになっていた 大学院生の「5人に1人が中国人」…周辺には「ガチ中華」もズラリ
https://news.yahoo.co.jp/articles/f29006d94224003a9531e8438a7245696fd81cd9
もう全てのビザを厳しくし、中国系の法人税も固定資産税も上げ、脱税やマネロンも取り締まり、日本語喋れることが条件など厳しくしないとマジで乗っ取られるわ。
外国人留学生に税金で支援もするな
https://www.sankei.com/article/20250108-HQXYSGF4RZN5BEWFFW65ZZYWXE/
下総のP3Cもあと一年程度で終わる様で。
ご参考まで。
ケチるところ間違ってませんか?
もちろんハイローミックスは欠かせないでしょうが。
4.5世代が主力でいいはズレズレだと思うな。
マスタングも当初は急降下爆撃機として開発されて、その後に戦闘機に改良されて傑作機になったようにはならないのでしょう。
「主作戦正面の主力兵器が旧式の方がいいっておかしくないですか?」
別におかしく無いですよ。ステルス機は機体も運用もコスト高なので数が多すぎると自分の首を締めることになります。
F22が打ち切りになったのもあまりに高価な上に維持費が高くて数を揃えられないからです。
勿論価格が非ステルスと同等でランニングコストも安ければ別ですが、それを目指したF35が全くそうならなかった事で分かる通り。
ステルス機の主な目的は相手国に侵攻しての先制攻撃、隠密作戦などで、それ以外の普通の戦闘機の任務もこなせますが非ステルス機よりコスパが悪いんですよ。
何にでも使うことは可能ですがコスパを考えると使い所を選ぶのがステルス機です。
なので数を揃えるなら非ステルス機でコスパの良い機体になります。
https://www.twz.com/news-features/cost-of-navys-newest-flight-iii-arleigh-burke-destroyers-is-ballooning
「我々はもがみ型を欲している」とか言ってるし、日本の造船所でアーレイバーク級やコンストレーション級の建造も受注できるかも知れません。
https://trafficnews.jp/post/507861
本当かね?ご参考まで。
速報】日本、ヤバイ トランプが政権を対中強行派で固める中、あからさまに中国に擦り寄り。アメリカブチギレ
http://blog.livedoor.jp/googleyoutube/archives/52014694.html
アメリカはアメリカで信用ならないが、中国も中国で信用ならない。ウィーチャットペイで脱税し放題、白タクやマナー悪い観光客、サイバー攻撃、尖閣諸島や沖縄など。
どっちもろくでもないとしか見えないし、どうなんだろうね。
https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2025/01/post-308_1.php
トランプが大統領になると言うことはこのようなリスクが常につきまとうという事ですよ。
何があってもおかしくない。
ご参考まで。
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/52107.html
日本政府にも同様の要求をしてくるのは必然だろうが、韓国と北朝鮮が終戦の合意を締結したら、日本にいる国連軍は当然解散となる。日米軍事協定にも大幅な改定が必要となるはずなんだが、植民地政府にはその能力は無い。2倍の請求書に嬉々として支払いを行うだろう。
海空共通戦闘機なんて、成功例はF4だけ、後は失敗ばかり、そこに垂直離着陸機まで足して泥沼に・・・
空自は、F35の心配するより、数的劣勢はどうしようもない状態ですから、空から降りてミサイル防衛と高射砲部隊に専念した方がいいのではないか。
陸自は、海・空・サイバー空間・宇宙空間で劣勢のままどうやって戦うか、研究すべきです。
骨の髄まで憎い安倍晋三の死体蹴りをやめろとは言いませんが、現内閣の外相(防衛大臣経験者)が中国人対象に10年ビザを独断で決めた件、また外交安全保障を統括している現首相がそれを黙認している件も追及して下さい。
軍事衝突の前に国そのものが無血占領されるのが現実味帯びてきてます。
1 日本の10倍くらいの潤沢な防衛予算を費やせる国
2 他国に先制奇襲攻撃を仕掛けることができる国
3 ネットワーク環境が網の目のように整備されている国
でないと使いこなせない機体なんですよね。そんな国はアメリカ以外にはないでしょう。
それができる国が近所にもう一つあるじゃないですか。
それと国力から見て多すぎない数の運用なら持っている意味はあると思います。
多すぎると貧乏な国は足かせにしかならないだけで。
これも清谷氏の記事の受け売りですが、人民解放軍はネットワーク化がまだ途上ですのでステルス機を十分に使いこなすことはできないと思います。
>流行の「ビジネスジェットを“空飛ぶレーダーサイト”化」日本はなぜない? 過去には「検討もダメに…」のワケ
https://trafficnews.jp/post/507861
本当かね?ご参考まで。
サーブの製品も有るのにイスラエル製品を理由に、ビジネスジェット搭載型AEW&Cを導入しなかった。
怪し過ぎます。
どうせ海自との連携機能を省いた役立たずなE-2にする為の方便でしょう。
航空優勢なんて維持出来ないんだから、サーブ340AEW&CとグリペンCDにしとけば良いんですよ。
後はパトリオットに新型の射撃統制装置を米陸軍に分けて貰えば良い。
ついでに海自もXLUUVにマグラ7・トルコ製UAV中心に装備体系を替えれば良い。
旧来の装備はそれらの補完に徹するべきでしょう。
>空自は、F35の心配するより、数的劣勢はどうしようもない状態ですから、空から降りてミサイル防衛と高射砲部隊に専念した方がいいのではないか。
激しく同意。
>陸自は、海・空・サイバー空間・宇宙空間で劣勢のままどうやって戦うか、研究すべきです。
サイバーはマイクロソフトに、宇宙はスカパーに丸投げです。
海空はトルコ製やウクライナ製の無人機無人艇で不利を補う事を勧めます。
海自空自はお高く止まってるから、UUVやUSVは買わんのでしょう。
UAVは海保に引き摺られた様ですが。(笑)
空自もUAVどころかCOIN機すら買いません。
そのまま博物館になるんでしょう。(呆)
https://nordot.app/1250292127988957857
4月以降になるようですね。1年後かも知れませんが。
ひゃっはーさん、
米軍よりは劣るにしてもどこかの島国よりは遥かに発達していると思いますよ。
飛ばすのにも、維持・整備にもとーってもお金がかかるらしいので、シェルタに引籠りになって、ロートルのF-15JやF-2が飛ばされ続けてF-15改やF-3開発辺りにも問題続出になるだろうな。米軍のモスボールのF-15やF-16の方がずーっと新型なんだからすこーし分けて貰うのが一番だろう。
>>空自は、F35の心配するより、数的劣勢はどうしようもない状態ですから、空から降りてミサイル防衛と高射砲部隊に専念した方がいいのではないか。
>>激しく同意。
流石にそれはマズイかと。空を制するものが戦を制すると言われるように、爆撃や航空攻撃を防ぐには戦闘機は必要です。
ただ、言うように中国相手に数が不利なのも事実。偽陸士さんがおっしゃるように有人機より低コストで数も揃えやすい無人機の出番でしょうね。
ただ、無人戦闘機はバイラクタルクズルエルマくらいしかないのがなんとも。
あと海自ですが、あきづき型以外の汎用護衛艦やひゅうが型は退役し、UAVやUUVの他にも、対艦ミサイルやスウォームドローン、自爆ドローンのコンテナ発射システムをしこたま積んだ軍用コンテナ船も用意すべきかと。
ウクライナが今、戦闘機を飛ばしてますか?
それに空自の戦闘機を出しても長射程ミサイルの餌になるだけでしょう。
しかも脱出したパイロットの救出も不可能でしょう。
コンテナ船の使い途ですが、イラン製のIRBMにサーモバリック弾頭か高レベル放射性廃棄物を詰めとけば良いんですよ。
原子力施設に手を出したらやり返すぞと。
ですが、ミサイル防衛や高射砲などの地上部隊メインにすると、航空対抗ができずそのまま敵による攻撃や爆撃をより許し、簡単に防空網を破られてしまう他、そもそも地上からでは敵航空機の撃墜は難しいのでは。
パイロット救出については、空自と海自の救難隊を統合すべきと見ます。
>ですが、ミサイル防衛や高射砲などの地上部隊メインにすると、航空対抗ができずそのまま敵による攻撃や爆撃をより許し、簡単に防空網を破られてしまう他、そもそも地上からでは敵航空機の撃墜は難しいのでは。
ウクライナではロシアの航空機は撃墜されまくってますが。
戦闘機飛ばすにしても本土直上か沿岸部が関の山でしょう。
>パイロット救出については、空自と海自の救難隊を統合すべきと見ます。
救難隊統合しても救難ヘリが無事に帰って来れなければ意味がありません。
助けに行ったヘリも撃墜されて終わりですよ。
無人艇に拾いに行って貰うにしても、敵に先を越される可能性もあります。
遠出はさせられませんね。
これ以上聞くのもアレですが、ホントにミサイル防衛や高射砲などの地上部隊メインで大丈夫なんですかね?
>これ以上聞くのもアレですが、ホントにミサイル防衛や高射砲などの地上部隊メインで大丈夫なんですかね?
選択の余地なんて無いと思いますよ。
地主航從に成らざる得ません。
航空機の質量共に相手を上回れないなら、派手な航空作戦は自殺行為でしか無い。
しかも政治的にも技術的にもIRBMと核弾頭を揃えられないなら尚更でしょう。
向こうは日本の港湾や滑走路をICBMで先制攻撃し放題。
呉も佐世保も横須賀もクリミア・真珠湾・タラントの再現になる。
UAV・UUV・USVの大量調達と拠点を漁港や臨時滑走路に移し戦力分散を図り、接近拒否を実現すべきだ。