防衛大臣記者会見令和7年3月14日(金)における質問
防衛大臣記者会見令和7年3月14日(金)におけるぼくの質問です。
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2025/0314a.html
記者:
大臣、現役の自衛官時代にですね、演習で手りゅう弾何発携行されていたでしょうか。
大臣:
手りゅう弾。ここへぶら下げて持っていましたけれど、それを携行というんですか。
記者:
はい。
大臣:
携行した記憶はありますけれど、何発かというのは覚えていません。
記者:
実はですね、先日、陸幕の方にですね、去年の手りゅう弾事故に関連して質問した時にですね、手りゅう弾のポーチをどのくらい持っているかと聞いたんですが、各普通科連隊には置いてあると、その数に関しては保安上答えられないというお答えだったんですが、こういうことを隠す軍隊って普通ないと思うんですよね。こんな、公開して当たり前の情報なんで。しかも、ただ問題なのはですね、手りゅう弾のポーチというのは実はあるにはあるんですけれども、第2次世界大戦の米軍をコピーしたもので、コットン製の旧式のもので誰も使っていない。取材した限りですと、20年ぐらい前に倉庫で見たことがあるんですけれども、誰も使っていませんと。しかも、演習に関しては模擬手りゅう弾も配られないんで、隊員さん達、自分たちで自作で模擬手りゅう弾を持って使っていると。これ、保安上の問題で答えられないんじゃなくて、恥ずかしかったから答えられなかったんじゃないですか。つまり、手りゅう弾をまともに運用するというですね、システムができていないんではないか。手りゅう弾をまともに運用できない人たちがですね、手りゅう弾の投てきで、危険な、米軍もやめたマーク2を未だに使って大丈夫だ、運用を変えて大丈夫だ、というふうにおっしゃっているんですけれども、大臣、陸自で本当に手りゅう弾をまともに運用できていると思いますか。
大臣:
私は、幹部候補生学校でですね、手りゅう弾に関する教育を受けました。教本には、手りゅう弾の種類とかね、特性を書いておりましたし、実際は模擬弾などを通じて、こうやって金具を外しますとかですね、そういう訓練を受けた後に、投てき訓練ですね、射場で実際、手りゅう弾を投てきをいたしました。この時は、かなり安全に重視をした対処要領とか、避難要領とか、それを徹底した上で、そういう訓練を実施しましたし、実際、部隊における訓練もですね、安全第一ということで、そういうことは徹底して行っていると認識しております。残念ながら、前回は訓練事故が起こって隊員が死亡してしまいましたが、通常は考えられないようなですね、自分の背丈よりも深い所に入ってやっておりますので、なぜ、あのようなことが起こったのか、これは厳しく、今分析をして、再発防止も講じているわけでございますので、そのような手りゅう弾の訓練等に関しましては、安全重視の上で行っているというふうに認識しております。
記者:
問題はですね、演習に手りゅう弾を持っていかないということが、実戦で使うつもりがないということなんじゃないですか。自衛隊は、米軍だけではなくて、諸外国、英軍、オーストラリア、フランス、インド、共同演習していますけれども、彼らとですね、演習をしてそこから何を一体学んでいるのか、彼らは、どういうふうに、例えば自分たちの個人装備に使っているのか、どういうものを持っているのか、ということを真摯に学べばですね、ちょっと自分たちの今の方法がおかしいんではないかという反省が出てくると思うのですけれども、これ、共同訓練を本当にやっている意義があるんでしょうか。
大臣:
実際の訓練は、実訓練としてですね、行っているわけでありますけれど、普通の演習等につきましては、私もここにぶら下げて行軍をやったことがありますけれど、いわゆる模擬弾で、これ外れると爆発してしまいますから、やはり安全管理上ですね、そういうことは避けつつ、実際は訓練で投てき、実物でしますので、そういった安全管理、それはしっかりやりながら訓練を実施していると思います。


まあ中谷大臣はうまいこと論点をそらしましたが、問題は陸幕が保安上の理由で手榴弾ポーチの保有数を言えないいったこと。他の軍隊では頭がオカシイレベルの話が自衛隊では常識ということです。
もうひとつはその後生大事に隠している手榴弾ポーチが実は第二次対大戦の米軍のコピーで完全に時代遅れで、しかも倉庫に眠ったまま。少なくとも20年以上は使われていないし、演習でつかう模擬手榴弾も支給されていないということです。すなわちまともな運用構想も、運用自体もされていない。
つまり陸自の手榴弾運用は全く駄目で実戦では使い物にならないでしょう。その役に立たない手榴弾を形だけ投擲訓練して死人がでるなら手榴弾なんて廃止にすればいい。
記者:
総理のですね、C-17に関する諸問題に関して伺いたいのですけれども、石破総理がアメリカとの交渉の時に、C-17を導入したいという話はあったというふうな報道がありまして、それに対して防衛省の人間とか空幕の人間とか空自の人間が、否定的な話をしているという記事が多々出ていると思うんですね。C-17を導入したいとかっていう話は、少なくとも日米交渉の中でしか出ていなかった話で、外部ではそれを確認する方法がないのに、それを知っている人間というのは防衛省の中でもごく限られた人間になるのではないか。その限られた人間しか知らない情報を下にリークをするというのは、これは交渉の相手としてはね、防衛省に言ったら全部筒抜けだよっていうと、交渉で機微のある交渉ってできないのではないかって話になるのではないでしょうか。いかがでしょうか。
大臣:
今回の事実が報道されたということにつきましては、これは官邸内のやり取りでもありますし、また日米の首脳会談等の内容でありまして、当然表に出るような話でもありませんし、私自身もその問題については、承知しておりません。したがって、これについてのコメントや感想というのは、私は持ちえないということです。
記者:
その件に関してですね、C-17はコストが非常に高いんだみたいな話を、いわゆる防衛省の専門家という人がですね、コメントをしたというふうに報道があるんですけれども、僕の調べる限りC-17よりもC-2の方が5倍も6倍も運用コストがかかっているんですね。そういう事実でないことをどういう意図でもってね、防衛省の中の人たちがリークしているんだと。僕自身もジャーナリストとしてリークというのは、あるべきものだと思うんですけれども、それは時と場合によるのではないかと。あと、例えばリークする相手が何らかの意図をもって、この三味線で躍らせてやろうと、例えば世論を誘導してやろうみたいなものがあった時は、ジャーナリストは非常に気を付けなければいけないんですけれども、少なくとも今回の一連の報道を見る限り、皆さん言われたことをそのまんま検証せずに、じゃあその記事を書いた人達の中で実際に、じゃあC-17に関して、ボーイングとか在日米軍に取材したのか、実際に、例えば僕も何度も見てますけれども、離着陸の様子とか、例えばクルーに取材したことあるのかというと、多分ないと思うんですよね。だから、言われたことをそのまま書く、書き散らすというのは、これはいったいどういうことなんだと僕は思うんですけれども、大臣いかがですか。
大臣:
事実もう既にアメリカでは、C-17は製造を中止をしてですね、部品も含めて、全ての調達ができない状況にあると聞いております。このC-2とC-17の選定の時は、非常に航空自衛隊の中でもですね、かなりの検討を重ねて決定したわけでありますので、そのいきさつ等について承知しておりませんけれども、あくまでも、この外部からですね、こういったC-17とかC-2についてどう思うかということで個人的な意見を言われる方はいるかもしれませんが、本気でこれを求めるという認識にある人は、まずいないと思います。詳しいことは、また現場にお聞きになってください。
この回答は引用されました。C-17の採用のところだけを切り取って記事にしているところがありましたが、キモは「日米の首脳会談等の内容でありまして、当然表に出るような話でもありませんし、私自身もその問題については、承知しておりません」ということろです。官邸はこの件に関してはシビアに犯人探しをし、リークした防衛省なり空幕の人間は然るべき処罰を受けることになるでしょう、ということです。
防衛省や空幕がC-17の件をリークしたのはC-17が実際に導入されるかどうかではなく、むしろC-17と比較されてC-2の問題点が焦点になって責任が追求され、C-2の調達が減ることを危惧してのことでしょう。
記者:
KC-46に関する質問なのですけれども、来年度の予算に入っていたと思うのですが、現在ボーイングの方にですね、生産が止まっていると。しかも開発の段階で問題がある機体であって、これを何の候補も考えずに、初めから1択で買ってしまって、しかも今その生産が中止になっているという状態で、来年度の予算に計上して良いものなのでしょうか。
大臣:
KC-46は空中給油機。
記者:
はい。そうです。
大臣:
これは我が国の国防上ですね、空中において燃料補給が必要だということで、当時の判断としては装備として購入したものでございますが、非常にその価格とか、メンテナンスの面で上手くいっているのかどうか、いろいろ問題があるかどうかですね、その点についてはまた調べてみますが、現行のFMSにおいても、いろんな課題や問題があろうかというふうに思いますので、今度日米防衛相会談においてもですね、このFMS等の在り方については問題提起をしてみたいというふうに思います。
といっても来年度予算では計上されており、国会でこの件に関してまともに議論はされてはいないようです。共産党もC-17よりもトラブル多発で稼働率が低く、発注してもデリバリーされないKC-46の方を問題にすべきではないでしょうか。国会議員の軍事に対する見識が低いということはこういうことです。
換言すると、議員に知恵と知識があれば、こういう問題が国会で追求されるので議員は馬鹿で無知な方が良いというのが防衛省や幕僚監部の本音です。それは文民統制の否定なのですが。
以下はぼくの質問ではないのですが、関連のやり取りです。
記者:
今のC-17に関連してなんですけれども、すみません、ちょっと聞き漏らしていたらあれなんですが、本気でそれを目指している人はほとんどいないと思いますということでしたけれども、石破総理御自身は、これ一つの持論としておっしゃっていますが、石破さんにもそのつもりがないという認識を大臣は持ってらっしゃるという理解でよろしいでしょうか。
大臣:
石破総理には直接伺ったことはないと思いますが、過去の当時の私の経験としまして、PKOの派遣の時に、大きなヘリがですね、輸送できないという問題がありまして、ロシアのアントノフを借りようとしたらですね、かなり長期間かかりまして、それがですね、その後必要になったいうことでございます。そして、C-17につきまして、導入を検討しているかということにつきましては、現時点において、総理自身も何ら決めて話をしているというものではないというふうに認識をいたしております。ただ、例えばオスプレイなんかの輸送に対して、やっぱり有事に国民の避難誘導などを考えますと、大型のヘリの輸送機というものは、必要な部分もありますので、こういった機動展開能力の在り方につきましては、不断に検討をしてですね、強力に取り組んでまいりたいというふうに思っております。
以下はまたぼくの質問です。
記者:
関連してなのですけれども、航空自衛隊の輸送機のポートフォリオについてお伺いしたいのですけれども、過去3代の空幕長に聞いたところですね、航空自衛隊の輸送機のポートフォリオは何も考えていない、ただC-2を買うだけだみたいな、いつもお返事だったんですけれども、実際問題として、ペイロード8トンのC-1はほぼ退役です。そして、C-130Hはもう30年経って、ほぼほぼもう老朽化も激しいと、これでですね、この段階で全く将来の輸送機のポートフォリオを航空自衛隊が持っていないというのは大変問題だし、来年度の予算にもそういう例えば調査費用なども計上されていないようなのですけれども、これは例えば極端な話、C-2しかなくなってしまう、1トン、2トンの貨物をC-2で運ぶ、というような状態になって大丈夫、問題ないというお考えなのでしょうか。
大臣:
現時点において、航空機の購入等については何ら決まったものはないのですね。ただ、この機動展開能力の在り方については不断に検討しまして、この強化に引き続き取り組んでまいりたいと思いますので、空幕長の方にですね、ポートフォリオのことも含めまして、事実どうなっているか問い合わせしてみたいというふうに思っております。
常に装備調達の問題ですが、事前に構想を発表することなく、当年に予算で要求する。そうなると事実上国会でプロジェクトを議論する時間がありません。これは文民統制と納税者に対する責任説明の軽視です。
C-2買うことしか考えていませんというならば軍事組織として空幕は無能ということです。給油機も含めて輸送機のポートフォリオを再考して、早めに国民に知らせるべきです。
過去の著作の電子版が発売になりました。
『ル・オタク フランスおたく物語』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1PJ1YL/
『弱者のための喧嘩術』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1L9SPW/

防衛破綻 - 清谷 信一

専守防衛 - 清谷 信一
ES&D誌に寄稿しました。
Japan orders 17 Boeing CH-47 Block II Chinook helicopters
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
日本の国会議員は文民統制を理解していない
https://japan-indepth.jp/?p=86366
日本の装甲車事業は日本製鋼所と防衛省が潰す
https://japan-indepth.jp/?p=86042
補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936
海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823
European Security & Defenceに以下の記事を寄稿しました。
Japanese MoD selects Beechcraft T-6C as the JASDF’s new primary trainer
https://euro-sd.com/2024/12/major-news/41765/japan-selects-t-6c-for-jasdf/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊 次期初等練習機選定は審査が僅か一ヶ月で試乗もなし
https://japan-indepth.jp/?p=85525
月刊「紙の爆弾」12月号に以下の記事を寄稿しました。
税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
![紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社](https://m.media-amazon.com/images/I/51Z-pY35W4L._SL500_.jpg)
紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社
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自衛隊「職務中の死亡事故」はなぜ止まらないのか?4月のヘリ墜落で8人死亡、背後に潜む人災の実態とは
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Japan in depthに以下の記事を寄稿しました。
新聞テレビが報じない自民党の防衛費GDP比2パーセント公約の撤回
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「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳
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「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る
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月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。
![軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61Z1LfmYXKL._SL500_.jpg)
軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
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European Security & Defenceに寄稿しました。
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東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
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Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2025/0314a.html
記者:
大臣、現役の自衛官時代にですね、演習で手りゅう弾何発携行されていたでしょうか。
大臣:
手りゅう弾。ここへぶら下げて持っていましたけれど、それを携行というんですか。
記者:
はい。
大臣:
携行した記憶はありますけれど、何発かというのは覚えていません。
記者:
実はですね、先日、陸幕の方にですね、去年の手りゅう弾事故に関連して質問した時にですね、手りゅう弾のポーチをどのくらい持っているかと聞いたんですが、各普通科連隊には置いてあると、その数に関しては保安上答えられないというお答えだったんですが、こういうことを隠す軍隊って普通ないと思うんですよね。こんな、公開して当たり前の情報なんで。しかも、ただ問題なのはですね、手りゅう弾のポーチというのは実はあるにはあるんですけれども、第2次世界大戦の米軍をコピーしたもので、コットン製の旧式のもので誰も使っていない。取材した限りですと、20年ぐらい前に倉庫で見たことがあるんですけれども、誰も使っていませんと。しかも、演習に関しては模擬手りゅう弾も配られないんで、隊員さん達、自分たちで自作で模擬手りゅう弾を持って使っていると。これ、保安上の問題で答えられないんじゃなくて、恥ずかしかったから答えられなかったんじゃないですか。つまり、手りゅう弾をまともに運用するというですね、システムができていないんではないか。手りゅう弾をまともに運用できない人たちがですね、手りゅう弾の投てきで、危険な、米軍もやめたマーク2を未だに使って大丈夫だ、運用を変えて大丈夫だ、というふうにおっしゃっているんですけれども、大臣、陸自で本当に手りゅう弾をまともに運用できていると思いますか。
大臣:
私は、幹部候補生学校でですね、手りゅう弾に関する教育を受けました。教本には、手りゅう弾の種類とかね、特性を書いておりましたし、実際は模擬弾などを通じて、こうやって金具を外しますとかですね、そういう訓練を受けた後に、投てき訓練ですね、射場で実際、手りゅう弾を投てきをいたしました。この時は、かなり安全に重視をした対処要領とか、避難要領とか、それを徹底した上で、そういう訓練を実施しましたし、実際、部隊における訓練もですね、安全第一ということで、そういうことは徹底して行っていると認識しております。残念ながら、前回は訓練事故が起こって隊員が死亡してしまいましたが、通常は考えられないようなですね、自分の背丈よりも深い所に入ってやっておりますので、なぜ、あのようなことが起こったのか、これは厳しく、今分析をして、再発防止も講じているわけでございますので、そのような手りゅう弾の訓練等に関しましては、安全重視の上で行っているというふうに認識しております。
記者:
問題はですね、演習に手りゅう弾を持っていかないということが、実戦で使うつもりがないということなんじゃないですか。自衛隊は、米軍だけではなくて、諸外国、英軍、オーストラリア、フランス、インド、共同演習していますけれども、彼らとですね、演習をしてそこから何を一体学んでいるのか、彼らは、どういうふうに、例えば自分たちの個人装備に使っているのか、どういうものを持っているのか、ということを真摯に学べばですね、ちょっと自分たちの今の方法がおかしいんではないかという反省が出てくると思うのですけれども、これ、共同訓練を本当にやっている意義があるんでしょうか。
大臣:
実際の訓練は、実訓練としてですね、行っているわけでありますけれど、普通の演習等につきましては、私もここにぶら下げて行軍をやったことがありますけれど、いわゆる模擬弾で、これ外れると爆発してしまいますから、やはり安全管理上ですね、そういうことは避けつつ、実際は訓練で投てき、実物でしますので、そういった安全管理、それはしっかりやりながら訓練を実施していると思います。


まあ中谷大臣はうまいこと論点をそらしましたが、問題は陸幕が保安上の理由で手榴弾ポーチの保有数を言えないいったこと。他の軍隊では頭がオカシイレベルの話が自衛隊では常識ということです。
もうひとつはその後生大事に隠している手榴弾ポーチが実は第二次対大戦の米軍のコピーで完全に時代遅れで、しかも倉庫に眠ったまま。少なくとも20年以上は使われていないし、演習でつかう模擬手榴弾も支給されていないということです。すなわちまともな運用構想も、運用自体もされていない。
つまり陸自の手榴弾運用は全く駄目で実戦では使い物にならないでしょう。その役に立たない手榴弾を形だけ投擲訓練して死人がでるなら手榴弾なんて廃止にすればいい。
記者:
総理のですね、C-17に関する諸問題に関して伺いたいのですけれども、石破総理がアメリカとの交渉の時に、C-17を導入したいという話はあったというふうな報道がありまして、それに対して防衛省の人間とか空幕の人間とか空自の人間が、否定的な話をしているという記事が多々出ていると思うんですね。C-17を導入したいとかっていう話は、少なくとも日米交渉の中でしか出ていなかった話で、外部ではそれを確認する方法がないのに、それを知っている人間というのは防衛省の中でもごく限られた人間になるのではないか。その限られた人間しか知らない情報を下にリークをするというのは、これは交渉の相手としてはね、防衛省に言ったら全部筒抜けだよっていうと、交渉で機微のある交渉ってできないのではないかって話になるのではないでしょうか。いかがでしょうか。
大臣:
今回の事実が報道されたということにつきましては、これは官邸内のやり取りでもありますし、また日米の首脳会談等の内容でありまして、当然表に出るような話でもありませんし、私自身もその問題については、承知しておりません。したがって、これについてのコメントや感想というのは、私は持ちえないということです。
記者:
その件に関してですね、C-17はコストが非常に高いんだみたいな話を、いわゆる防衛省の専門家という人がですね、コメントをしたというふうに報道があるんですけれども、僕の調べる限りC-17よりもC-2の方が5倍も6倍も運用コストがかかっているんですね。そういう事実でないことをどういう意図でもってね、防衛省の中の人たちがリークしているんだと。僕自身もジャーナリストとしてリークというのは、あるべきものだと思うんですけれども、それは時と場合によるのではないかと。あと、例えばリークする相手が何らかの意図をもって、この三味線で躍らせてやろうと、例えば世論を誘導してやろうみたいなものがあった時は、ジャーナリストは非常に気を付けなければいけないんですけれども、少なくとも今回の一連の報道を見る限り、皆さん言われたことをそのまんま検証せずに、じゃあその記事を書いた人達の中で実際に、じゃあC-17に関して、ボーイングとか在日米軍に取材したのか、実際に、例えば僕も何度も見てますけれども、離着陸の様子とか、例えばクルーに取材したことあるのかというと、多分ないと思うんですよね。だから、言われたことをそのまま書く、書き散らすというのは、これはいったいどういうことなんだと僕は思うんですけれども、大臣いかがですか。
大臣:
事実もう既にアメリカでは、C-17は製造を中止をしてですね、部品も含めて、全ての調達ができない状況にあると聞いております。このC-2とC-17の選定の時は、非常に航空自衛隊の中でもですね、かなりの検討を重ねて決定したわけでありますので、そのいきさつ等について承知しておりませんけれども、あくまでも、この外部からですね、こういったC-17とかC-2についてどう思うかということで個人的な意見を言われる方はいるかもしれませんが、本気でこれを求めるという認識にある人は、まずいないと思います。詳しいことは、また現場にお聞きになってください。
この回答は引用されました。C-17の採用のところだけを切り取って記事にしているところがありましたが、キモは「日米の首脳会談等の内容でありまして、当然表に出るような話でもありませんし、私自身もその問題については、承知しておりません」ということろです。官邸はこの件に関してはシビアに犯人探しをし、リークした防衛省なり空幕の人間は然るべき処罰を受けることになるでしょう、ということです。
防衛省や空幕がC-17の件をリークしたのはC-17が実際に導入されるかどうかではなく、むしろC-17と比較されてC-2の問題点が焦点になって責任が追求され、C-2の調達が減ることを危惧してのことでしょう。
記者:
KC-46に関する質問なのですけれども、来年度の予算に入っていたと思うのですが、現在ボーイングの方にですね、生産が止まっていると。しかも開発の段階で問題がある機体であって、これを何の候補も考えずに、初めから1択で買ってしまって、しかも今その生産が中止になっているという状態で、来年度の予算に計上して良いものなのでしょうか。
大臣:
KC-46は空中給油機。
記者:
はい。そうです。
大臣:
これは我が国の国防上ですね、空中において燃料補給が必要だということで、当時の判断としては装備として購入したものでございますが、非常にその価格とか、メンテナンスの面で上手くいっているのかどうか、いろいろ問題があるかどうかですね、その点についてはまた調べてみますが、現行のFMSにおいても、いろんな課題や問題があろうかというふうに思いますので、今度日米防衛相会談においてもですね、このFMS等の在り方については問題提起をしてみたいというふうに思います。
といっても来年度予算では計上されており、国会でこの件に関してまともに議論はされてはいないようです。共産党もC-17よりもトラブル多発で稼働率が低く、発注してもデリバリーされないKC-46の方を問題にすべきではないでしょうか。国会議員の軍事に対する見識が低いということはこういうことです。
換言すると、議員に知恵と知識があれば、こういう問題が国会で追求されるので議員は馬鹿で無知な方が良いというのが防衛省や幕僚監部の本音です。それは文民統制の否定なのですが。
以下はぼくの質問ではないのですが、関連のやり取りです。
記者:
今のC-17に関連してなんですけれども、すみません、ちょっと聞き漏らしていたらあれなんですが、本気でそれを目指している人はほとんどいないと思いますということでしたけれども、石破総理御自身は、これ一つの持論としておっしゃっていますが、石破さんにもそのつもりがないという認識を大臣は持ってらっしゃるという理解でよろしいでしょうか。
大臣:
石破総理には直接伺ったことはないと思いますが、過去の当時の私の経験としまして、PKOの派遣の時に、大きなヘリがですね、輸送できないという問題がありまして、ロシアのアントノフを借りようとしたらですね、かなり長期間かかりまして、それがですね、その後必要になったいうことでございます。そして、C-17につきまして、導入を検討しているかということにつきましては、現時点において、総理自身も何ら決めて話をしているというものではないというふうに認識をいたしております。ただ、例えばオスプレイなんかの輸送に対して、やっぱり有事に国民の避難誘導などを考えますと、大型のヘリの輸送機というものは、必要な部分もありますので、こういった機動展開能力の在り方につきましては、不断に検討をしてですね、強力に取り組んでまいりたいというふうに思っております。
以下はまたぼくの質問です。
記者:
関連してなのですけれども、航空自衛隊の輸送機のポートフォリオについてお伺いしたいのですけれども、過去3代の空幕長に聞いたところですね、航空自衛隊の輸送機のポートフォリオは何も考えていない、ただC-2を買うだけだみたいな、いつもお返事だったんですけれども、実際問題として、ペイロード8トンのC-1はほぼ退役です。そして、C-130Hはもう30年経って、ほぼほぼもう老朽化も激しいと、これでですね、この段階で全く将来の輸送機のポートフォリオを航空自衛隊が持っていないというのは大変問題だし、来年度の予算にもそういう例えば調査費用なども計上されていないようなのですけれども、これは例えば極端な話、C-2しかなくなってしまう、1トン、2トンの貨物をC-2で運ぶ、というような状態になって大丈夫、問題ないというお考えなのでしょうか。
大臣:
現時点において、航空機の購入等については何ら決まったものはないのですね。ただ、この機動展開能力の在り方については不断に検討しまして、この強化に引き続き取り組んでまいりたいと思いますので、空幕長の方にですね、ポートフォリオのことも含めまして、事実どうなっているか問い合わせしてみたいというふうに思っております。
常に装備調達の問題ですが、事前に構想を発表することなく、当年に予算で要求する。そうなると事実上国会でプロジェクトを議論する時間がありません。これは文民統制と納税者に対する責任説明の軽視です。
C-2買うことしか考えていませんというならば軍事組織として空幕は無能ということです。給油機も含めて輸送機のポートフォリオを再考して、早めに国民に知らせるべきです。
過去の著作の電子版が発売になりました。
『ル・オタク フランスおたく物語』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1PJ1YL/
『弱者のための喧嘩術』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1L9SPW/

防衛破綻 - 清谷 信一

専守防衛 - 清谷 信一
ES&D誌に寄稿しました。
Japan orders 17 Boeing CH-47 Block II Chinook helicopters
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
日本の国会議員は文民統制を理解していない
https://japan-indepth.jp/?p=86366
日本の装甲車事業は日本製鋼所と防衛省が潰す
https://japan-indepth.jp/?p=86042
補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936
海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823
European Security & Defenceに以下の記事を寄稿しました。
Japanese MoD selects Beechcraft T-6C as the JASDF’s new primary trainer
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航空自衛隊 次期初等練習機選定は審査が僅か一ヶ月で試乗もなし
https://japan-indepth.jp/?p=85525
月刊「紙の爆弾」12月号に以下の記事を寄稿しました。
税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
![紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社](https://m.media-amazon.com/images/I/51Z-pY35W4L._SL500_.jpg)
紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
自衛隊「職務中の死亡事故」はなぜ止まらないのか?4月のヘリ墜落で8人死亡、背後に潜む人災の実態とは
https://merkmal-biz.jp/post/77927
Japan in depthに以下の記事を寄稿しました。
新聞テレビが報じない自民党の防衛費GDP比2パーセント公約の撤回
https://japan-indepth.jp/?p=84903
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊のT-7後継機取得 「官製談合」疑惑が再燃するなか、透明な入札は実現できるのか?
https://merkmal-biz.jp/post/77504/2
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳
旧式の危険な手榴弾が訓練でも使用されている
https://toyokeizai.net/articles/-/831217
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
率直に言う 陸上自衛隊の戦車は「全廃」すべきだ
https://merkmal-biz.jp/post/77045
「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る
https://merkmal-biz.jp/post/76790
月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。
![軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61Z1LfmYXKL._SL500_.jpg)
軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、ベトナムに「資材運搬車」を提供
https://japan-indepth.jp/?p=84403
「軍オタ」が歪める防衛議論(前編
https://japan-indepth.jp/?p=84282
軍オタが歪める防衛議論(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=84315
European Security & Defenceに寄稿しました。
https://euro-sd.com/2024/09/major-news/40266/jgsdf-calls-for-numerous-afvs/
東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352551
月刊ZAITENに寄稿しました。
https://www.zaiten.co.jp/latest/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/774627
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
この記事へのコメント
空幕だけじゃ無く陸海空自衛隊、防衛省、日本政府が全部が無能、植民地を管理する米陸軍は時代遅れ、そこに空軍、海軍、海兵隊そして政府迄押しかけてデカい顔するんだから米陸軍もやってられないでしょう。
日本政府に国防のドクトリンが持たされていない以上何を言っても無駄です。石破首相が少し真面な事を言っただけで過剰反応する無能達が騒ぎ出すのがその証拠。米陸軍の上部組織である米国政府に責任を取って貰って一から造り直してもらうしか無いっしょ。
トランプ在任中に米陸軍の植民地では無く米国直轄の属国に昇格させて貰うのが一番じゃないでしょうか。
https://trafficnews.jp/post/528938
築城から離陸すれば朝鮮半島全域が制空可能な制空戦闘機など軍事力で周辺国を威圧するヤクザ国家に他ならない。心を入換えてF-16程度の迎撃戦闘機を主力にすべきだろう。
国損小銃調達する金有るなら、マトモなライフルと装具買って欲しい物だ。
これで隊員の応募がある方がおかしいだろ。
厄人に調達能力無いんだから、隊員には好きな製品の輸入と所持使用を認めるべきだろう。
そうだ艦船の見張り員にはドローン対策として自動散弾銃の購入所持を推奨しよう。
そうすればRWSも買わずに済む。
一体、何を展開させるんでしょうね。
https://jp.rbth.com/science/84158-roshia-nato-tama-shiyo-suru-ak-19-kokai
>AK-19が技術的にドイツの自動小銃H&K 416やベルギーのFN SCARにどのように勝っているのか、カラシニコフ・コンツェルンは明言を避けている。
>「我々はライバルに比べて信頼性が高い。経験上、試験条件や注文国の気候が厳しければ厳しいほど、競売に唯一勝ち残る確率が高くなる」
気候や環境が厳しいほど、性能や信頼性がガタ落ちする日本の兵器と真逆の性能ですな。まあ、自衛隊のは演習専用で実戦を全く考慮されないから無問題。
>国会議員の軍事に対する見識が低いということはこういうことです。
そりゃ軍事を穢れたものとして教育や研究を否定し続ければ素人しかいないだろうし、だいたい国会議員なんて自分の懐や保身しか考えてない、そのくせ高い税金貰っておいて居眠りするような穀潰しで無能な奴らばかりでしょ。
>空幕だけじゃ無く陸海空自衛隊、防衛省、日本政府が全部が無能。
無能どころか有害。EEZにブイ設置されても撤去しない、外資系や外国人に土地買われて地価高騰で国民が苦しんでいても知らん顔、支那人に国民健康保険を食い物にされても知らん顔、外国人が犯罪しても不起訴や無罪連発、そのくせにビザ緩和して観光公害を助長させてるまである。しまいには高い税負担で国民が苦しんでいるのを横目に海外や外国人留学生にはすぐバラまく。
産業も育てず腐らせ防衛産業も含め天下りや中抜きを放置、誰も国の未来を考えてる政治家や官僚なんていやしない。みーんな自分の懐や保身だけ。
もう内部から侵略されてることも含め、軍事力を強化する意味あんのかとさえ思えてくる。
どんどん追及してください。
日本学術会議の法人化協議中止求め学者ら要請 「後世に禍根残す背信行為」
https://news.yahoo.co.jp/articles/67b32eb633045e9794b741941e20ddf20264b01c?page=2
日本の軍事研究を徹底的に否定して潰しておきながら中国の軍事研究には協力するダブスタやっておいてどの面下げて言ってんだ
https://trafficnews.jp/post/529315
>政府系企業の乱立により、複数の企業が同種の兵器開発を行うなど、お世辞にも上手くいっているとは言えませんでした。
UAEもこの問題点は把握していたようで、2019(令和元)年に乱立していた防衛企業の整理・再編を行いました。<
何処ぞの島国とわ、雲泥の差でありますねえ(^_^;
ちゃんと有力外資と提携しますしね。唯我独尊で我流でやって炎上なわーくには(爆笑)
https://www.fincantieri.com/en/media/press-releases/2024/edge-group-and-fincantieri-move-to-jointly-develop-underwater-solutions/
また掃海艇ですか。
護衛艦隊の残りカスが痴呆隊に
地方隊の落ちこぼれが掃海部隊という話もまんざら嘘でもないようですな。
中国はNATO弾対応のAK型も作っているのでロシアとどっちを採用してくれるのか?って話もありそうですね。
通りがかりの軍オタさん、
これも木造掃海艇で今回も煙突付近からの出火らしいので火事で沈没した「うくしま」と同じ問題かも知れませんね。
欠陥じゃないですか?