陸自にレンジャー訓練は必要ない
陸自、レンジャー訓練を一部中止 死亡事故相次ぎ内容見直し
https://digital.asahi.com/articles/AST433TYBT43UTIL00RM.html
>陸上自衛隊は3日、精鋭の隊員であるレンジャーを新たに養成する訓練を一部の部隊をのぞき当面中止にする、と発表した。ドローンなど最新技術を駆使する現代戦へ対応できる教育プログラムの作成と、訓練中の死亡事故が相次ぐなど安全管理を見直すことが理由という。
>レンジャーは敵地に潜入して困難な任務を行うことを想定し、訓練期間は約3カ月に及ぶ。自衛隊内で「最も過酷な訓練」とされ、自衛隊関係者によると1日1食に制限された中での不眠不休での行動や、山中に潜みながら植物を見分けて食べる訓練も受けるという。
>森下泰臣陸幕長は3日の会見で「事故が続いていた状況もあり、この機会にしっかり安全や健康管理を十分反映して新しい教育をしたい」と述べた。
もう随分昔にレンジャー訓練は役に立たないと本で書きました。はっきり申し上げてレンジャー訓練に使っているリソースは別に使ったほうがいい。
役に立たない理由はレンジャー訓練が一回だけだからです。一回の訓練で徽章をもらって一生ドヤ顔ができる、それだけです。
ある意味観光地のバンジージャンプと同じ。度胸だけが試される。
確かに厳しい訓練をクリアしたという自信は生まれるでしょうが、それだけです。では10年後に同じレンジャー訓練受けてクリアできますか、ということです。
本来の趣旨であればレンジャー訓練は継続的にやらないと意味がないわけです。サバイバル技術にしても日進月歩だけし、訓練は継続してこそ身につくものです。そしてその訓練は集団でどのように行動するかのスキルの取得も含まれます。バンジージャンプ・レンジャー訓練にはそれがありません。
そして昨今では敵のセンサーやドローンに対する知識や対処も必要です。20年前に一度だけ受けたレンジャー訓練では対処は不可能です。
そして陸自には敵性地域に潜入して活動するようなスキルもないし、装備もない。
悲しいかな、レンジャーが部隊として運用されているのは昭和の特撮ドラマ「怪獣王子」の中だけです。
「レンジャー遊撃隊」が宇宙人と戦っている(笑

怪獣王子〔園田光慶版〕【上】 (マンガショップシリーズ 376) - 園田光慶
それに死亡者が多数でているのは、生理学や医学を無視しているからでしょう。例えば普通の部隊ですらヒートマネジメントをしていない。70年代のまま止まっています。だから夏場の行軍で定期的に水分を取ることをさせなかったり、それを邪魔したりする指揮官もいます。
ですから18式防弾ベストみたいな欠陥品が装備として採用されます。しかも調達完了に1500年もかかるペースで調達された。そしてプレートキャリは今になっても存在しない。ぼくの報道がきっかけとなって、18式が見直されて、スタンドアローンで使えるプレートキャリアも開発されるようです。
夏場に17キロの重量で、皮膚を広く覆えば熱中症になることは間違いなしです。
装甲車に関してもクーラーは未だにほとんどない。やっと途中から16式MCVについて、今度の共通戦術車やAMVに搭載されます。ですが、既存の装甲車両には搭載されない。これでどうやって夏場のNBC環境下で戦うのか?16式のクーラーに関してもぼくがあれこれ動いていなかったら未だに未装備のままでした。
組織としてきちんと隊員の体調を管理してベストで戦わせるようなシステムがありません。さらに申せばそのような組織で知見を発揮する専門医の医官もいません。以前医官らが防弾ベストに関して提言したら「素人があれこれ口を出すな」といじめられました。これは本人から直接聞いた話です。こういうことをするから専門知識と改善の熱意がある医官が疎まれて、自衛隊を去っていきます。
だから昔の軍隊でいう「陸式」の脳筋、根性論が幅を効かせている。今回の問題の根源にはこれも大きな原因となっているのではないでしょうか。
ES&D誌に寄稿しました。
Japanese MoD initiates project to develop VTOL UAV for ground forces
https://euro-sd.com/2025/04/major-news/43491/japan-mod-to-develop-vtol-uav/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
高コスト・低品質な国産戦闘服:自衛隊装備調達の問題と改革の必要性
https://japan-indepth.jp/?p=86904
石破首相のC-17導入発言の真意
https://japan-indepth.jp/?cat=38
ES&D誌に寄稿しました。
Japan orders 17 Boeing CH-47 Block II Chinook helicopters
https://euro-sd.com/2025/02/major-news/42595/japan-orders-17-ch-47-block-ii/
過去の著作の電子版が発売になりました。
『ル・オタク フランスおたく物語』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1PJ1YL/
『弱者のための喧嘩術』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1L9SPW/

防衛破綻 - 清谷 信一

専守防衛 - 清谷 信一
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
日本の国会議員は文民統制を理解していない
https://japan-indepth.jp/?p=86366
日本の装甲車事業は日本製鋼所と防衛省が潰す
https://japan-indepth.jp/?p=86042
補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936
海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823
European Security & Defenceに以下の記事を寄稿しました。
Japanese MoD selects Beechcraft T-6C as the JASDF’s new primary trainer
https://euro-sd.com/2024/12/major-news/41765/japan-selects-t-6c-for-jasdf/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊 次期初等練習機選定は審査が僅か一ヶ月で試乗もなし
https://japan-indepth.jp/?p=85525
月刊「紙の爆弾」12月号に以下の記事を寄稿しました。
税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
![紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社](https://m.media-amazon.com/images/I/51Z-pY35W4L._SL500_.jpg)
紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
自衛隊「職務中の死亡事故」はなぜ止まらないのか?4月のヘリ墜落で8人死亡、背後に潜む人災の実態とは
https://merkmal-biz.jp/post/77927
Japan in depthに以下の記事を寄稿しました。
新聞テレビが報じない自民党の防衛費GDP比2パーセント公約の撤回
https://japan-indepth.jp/?p=84903
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊のT-7後継機取得 「官製談合」疑惑が再燃するなか、透明な入札は実現できるのか?
https://merkmal-biz.jp/post/77504/2
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳
旧式の危険な手榴弾が訓練でも使用されている
https://toyokeizai.net/articles/-/831217
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
率直に言う 陸上自衛隊の戦車は「全廃」すべきだ
https://merkmal-biz.jp/post/77045
「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る
https://merkmal-biz.jp/post/76790
月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。
![軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61Z1LfmYXKL._SL500_.jpg)
軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、ベトナムに「資材運搬車」を提供
https://japan-indepth.jp/?p=84403
「軍オタ」が歪める防衛議論(前編
https://japan-indepth.jp/?p=84282
軍オタが歪める防衛議論(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=84315
European Security & Defenceに寄稿しました。
https://euro-sd.com/2024/09/major-news/40266/jgsdf-calls-for-numerous-afvs/
東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352551
月刊ZAITENに寄稿しました。
https://www.zaiten.co.jp/latest/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/774627
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
https://digital.asahi.com/articles/AST433TYBT43UTIL00RM.html
>陸上自衛隊は3日、精鋭の隊員であるレンジャーを新たに養成する訓練を一部の部隊をのぞき当面中止にする、と発表した。ドローンなど最新技術を駆使する現代戦へ対応できる教育プログラムの作成と、訓練中の死亡事故が相次ぐなど安全管理を見直すことが理由という。
>レンジャーは敵地に潜入して困難な任務を行うことを想定し、訓練期間は約3カ月に及ぶ。自衛隊内で「最も過酷な訓練」とされ、自衛隊関係者によると1日1食に制限された中での不眠不休での行動や、山中に潜みながら植物を見分けて食べる訓練も受けるという。
>森下泰臣陸幕長は3日の会見で「事故が続いていた状況もあり、この機会にしっかり安全や健康管理を十分反映して新しい教育をしたい」と述べた。
もう随分昔にレンジャー訓練は役に立たないと本で書きました。はっきり申し上げてレンジャー訓練に使っているリソースは別に使ったほうがいい。
役に立たない理由はレンジャー訓練が一回だけだからです。一回の訓練で徽章をもらって一生ドヤ顔ができる、それだけです。
ある意味観光地のバンジージャンプと同じ。度胸だけが試される。
確かに厳しい訓練をクリアしたという自信は生まれるでしょうが、それだけです。では10年後に同じレンジャー訓練受けてクリアできますか、ということです。
本来の趣旨であればレンジャー訓練は継続的にやらないと意味がないわけです。サバイバル技術にしても日進月歩だけし、訓練は継続してこそ身につくものです。そしてその訓練は集団でどのように行動するかのスキルの取得も含まれます。バンジージャンプ・レンジャー訓練にはそれがありません。
そして昨今では敵のセンサーやドローンに対する知識や対処も必要です。20年前に一度だけ受けたレンジャー訓練では対処は不可能です。
そして陸自には敵性地域に潜入して活動するようなスキルもないし、装備もない。
悲しいかな、レンジャーが部隊として運用されているのは昭和の特撮ドラマ「怪獣王子」の中だけです。
「レンジャー遊撃隊」が宇宙人と戦っている(笑

怪獣王子〔園田光慶版〕【上】 (マンガショップシリーズ 376) - 園田光慶
それに死亡者が多数でているのは、生理学や医学を無視しているからでしょう。例えば普通の部隊ですらヒートマネジメントをしていない。70年代のまま止まっています。だから夏場の行軍で定期的に水分を取ることをさせなかったり、それを邪魔したりする指揮官もいます。
ですから18式防弾ベストみたいな欠陥品が装備として採用されます。しかも調達完了に1500年もかかるペースで調達された。そしてプレートキャリは今になっても存在しない。ぼくの報道がきっかけとなって、18式が見直されて、スタンドアローンで使えるプレートキャリアも開発されるようです。
夏場に17キロの重量で、皮膚を広く覆えば熱中症になることは間違いなしです。
装甲車に関してもクーラーは未だにほとんどない。やっと途中から16式MCVについて、今度の共通戦術車やAMVに搭載されます。ですが、既存の装甲車両には搭載されない。これでどうやって夏場のNBC環境下で戦うのか?16式のクーラーに関してもぼくがあれこれ動いていなかったら未だに未装備のままでした。
組織としてきちんと隊員の体調を管理してベストで戦わせるようなシステムがありません。さらに申せばそのような組織で知見を発揮する専門医の医官もいません。以前医官らが防弾ベストに関して提言したら「素人があれこれ口を出すな」といじめられました。これは本人から直接聞いた話です。こういうことをするから専門知識と改善の熱意がある医官が疎まれて、自衛隊を去っていきます。
だから昔の軍隊でいう「陸式」の脳筋、根性論が幅を効かせている。今回の問題の根源にはこれも大きな原因となっているのではないでしょうか。
ES&D誌に寄稿しました。
Japanese MoD initiates project to develop VTOL UAV for ground forces
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高コスト・低品質な国産戦闘服:自衛隊装備調達の問題と改革の必要性
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『ル・オタク フランスおたく物語』
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『弱者のための喧嘩術』
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防衛破綻 - 清谷 信一

専守防衛 - 清谷 信一
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日本の国会議員は文民統制を理解していない
https://japan-indepth.jp/?p=86366
日本の装甲車事業は日本製鋼所と防衛省が潰す
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自衛隊「職務中の死亡事故」はなぜ止まらないのか?4月のヘリ墜落で8人死亡、背後に潜む人災の実態とは
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航空自衛隊のT-7後継機取得 「官製談合」疑惑が再燃するなか、透明な入札は実現できるのか?
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「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳
旧式の危険な手榴弾が訓練でも使用されている
https://toyokeizai.net/articles/-/831217
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
率直に言う 陸上自衛隊の戦車は「全廃」すべきだ
https://merkmal-biz.jp/post/77045
「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る
https://merkmal-biz.jp/post/76790
月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。
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防衛省、ベトナムに「資材運搬車」を提供
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「軍オタ」が歪める防衛議論(前編
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軍オタが歪める防衛議論(後編)
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東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も
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月刊ZAITENに寄稿しました。
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海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/774627
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
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日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
この記事へのコメント
ある意味観光地のバンジージャンプと同じ。度胸だけが試される。
確かに厳しい訓練をクリアしたという自信は生まれるでしょうが、それだけです。では10年後に同じレンジャー訓練受けてクリアできますか、ということです。<
運転免許証だって数年おきに更新するってのにorz。こういうのも数年おきにやらないと、練度を維持するのは無理ですよねえ...
>例えば普通の部隊ですらヒートマネジメントをしていない。70年代のまま止まっています。だから夏場の行軍で定期的に水分を取ることをさせなかったり、それを邪魔したりする指揮官もいます。
>装甲車に関してもクーラーは未だにほとんどない。やっと途中から16式MCVについて、今度の共通戦術車やAMVに搭載されます。ですが、既存の装甲車両には搭載されない。これでどうやって夏場のNBC環境下で戦うのか?16式のクーラーに関してもぼくがあれこれ動いていなかったら未だに未装備のままでした。
今どき企業やら実業団やら学校の部活動で、んな事をやったらメディアにタレこまれますよね(^_^;。エアコンはエアコンで、クラブ加盟社は例の如く無関心。売れる可能性が限りなくゼロに近い国産装備の輸出に反対反対なネットワークの方々やらトイレットペーパー命な国防婦人会長さんも、興味があるかどうか怪しいもんだし。
でも必要ないってなったら、離島占領とか本土上陸に対して奪還する術がなくなってしまうのでは。まあ、水陸機動団や第1空挺団、中央即応連隊がその任にあたるのでしょうが。
緊急展開部隊以外の歩兵はゲリラ式の抵抗術にすべきなのかな?
色々面白いものが見れそうです。
それはともかくレンジャーって更新制じゃ無いんですね。知りませんでした。
維持に定期的な訓練とか検定があるのかと思っていました。
それではいくら厳しい訓練パスしても一回じゃ何だかな〜ですね。
https://trafficnews.jp/post/535965
おっきいお船に能無し士官を満載して、乗員不足で中身はスカスカ。並んで走り廻るのが精いっぱいだろう。
陸自にレンジャー訓練は必要ない
まあ、出世の基準の為に必要な検定試験だろうから、スポーツ特待生選抜試験と思えば納得。
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2504/04/news161.html
まあ、製品レベルのモノが展示されて、映像に有る動作をする乗り物が開発されれば革新的とは思いますが、まあ参考程度に。
その後、幹部候補生学校行って大将目指すか民間で働くか悩んでた時に黒澤明の生きるを見て民間で働く事にしたんだってさ。
それ見てオイラも生きる見た。考えさせられる映画だったね。
戦争好きだけど戦争映画は人死にまくるから嫌い。
https://youtu.be/9I42PVJtOlc?si=OwtxLdPJvoMi6yrr
陸路を延々と敵に見咎められずに移動出来るか疑問。
離島占拠やシージャックに備えるなら、半潜水艇や高速艇での移動に慣れるべきです。
そっち系の登竜門みたいなもんでしょ?
ミャンマー国軍、支配地域外で支援物資配給を制限か…救援活動の若者を強制徴兵も
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f197d4a4f9e9448e9a71327b053fa33234b4bc0
ミャンマーはもう助ける価値なし。一度滅亡しないとダメなレベル
いや、医官は素人じゃないでしょうwww じゃあ、その道のプロとやらは誰なんだよ。射撃場で的に向かってしか実弾を撃ったことが無くて、米陸軍が近年6.8mm弾を採用したことも知らないオジサン・オバハンたちですか?
米軍様のような世界規模かつマルチドメインなFLEET SYNTHETIC TRAININGなんてできないし、ましてやTF59のような無人システムとの統合演習なんて考えつかないからおフネ並べての操縦訓練でドヤ顔、ガハハ
https://www.saic.com/who-we-are/about-saic/features/fleet-synthetic-training
一応米帝様仕様のイージス艦だけは入れて貰えるよう、ガハハ
https://www.cpf.navy.mil/Newsroom/News/Article/4075471/japan-self-defense-forces-and-us-participate-in-fleet-synthetic-training-joint/
2世代違うと話にならないね
https://www.youtube.com/watch?v=vG3re3uXTGA
このオモチャが、2年かけてイメージ動画・モックアップのみの実用化未定にまで退化するとは思いませんでしたわ。
これは戦車や戦闘機と同様「何のために何をどこまでやらせるか」が不在である事の表れではないかと思ったりもします。戦国時代の伊賀のあたりはそれぞれの力が拮抗していたため、まともに戦うと消耗してしまい別の相手にやられかねない状況だったため、今で言う不正規戦を行うために生まれたのが忍者だと読んだ記憶があります。その後太平の世が長く続いたため「正々堂々と戦わないのは卑怯」といったある意味「平時の常識」が根付いてしまったのではないかと。だから「レンジャー・特殊部隊=超人軍団」みたいなイメージでしか見られないのではないかと勘繰ったりもします。アンドロイドでもサイボーグでも異星人でもない生身の地球人に「超人」を期待されても。
中国や北朝鮮の政権は元々ゲリラだったので、不正規戦に長けているのではないかと思ったりもしますが、日本でそういった研究が行われているのかとも。過去に楠木正成や真田昌幸といった「少数の兵力で多数を翻弄する事に長けた武将」はいたのですが。