安倍晋三がぶち上げた借金軍拡は傾国への道
既にご案内のように現在の借金軍拡は日本人から金を巻き上げては韓国や北朝鮮に送金していたコリアンカルトとズブズブだった安倍晋三の私利私欲、権力のために起こったものです。
国債発行で身の丈を超えた予算で防衛費としてバラまけば、国家の財政基盤は崩壊し、中国と戦う前に財政破綻で国が傾きます。それは崩壊したソ連と同じ道をたどることになります。
無理な借金で軍拡すれば円の価値は下がります。たとえば1ドルが1000円になってイージスシステムやF-35を大人買いできますか?その維持費は払えますか。それ以前に戦闘機や軍艦もそうですが、トラックの燃料だった満足に買えますか?
有事に戦時国債を買ってくれる国はありますか?ということです。
「防衛費のため借金」は絶対しないはずだったのに…3年で2兆円も国債発行 「それを許す雰囲気」が危ない?
https://www.tokyo-np.co.jp/article/395718
>国の防衛予算に充てる建設国債の発行額が拡大を続けている。3月31日に成立した2025年度当初予算では前年度当初比40%増の7148億円を計上。太平洋戦争の反省から、防衛費を借金で賄うことは禁じ手となっていたが、23年度当初予算から解禁。戦後80年となる今年、国債発行はわずか3年で2兆円を突破する。(石井紀代美)
>政府は国債の乱発で軍事費の膨張を招いた戦前の反省を踏まえ、戦後は防衛費を借金で賄うのは避けてきた。1965年12月の国会答弁で福田赳夫蔵相(現・財務相)は「公債(国債)を軍事目的に活用するということは絶対にいたしません」と断言。翌年2月には「防衛費は消耗的な性格を持つ。国債発行対象にすることは適当でない」と理由を説明した。
>その政府方針が一転したのは、5年間で計43兆円の予算を見込んだ防衛費増大の計画がきっかけだ。初年度の23年度に、潜水艦や艦船の建造費などに建設国債が充てられることになった。当時の鈴木俊一財務相は「海上保安庁は船舶建造費に建設国債を(既に)使っている」と説明。全体の防衛費が年々膨大するにつれ、その財源の穴埋めとして発行される国債の額も拡大中だ。トランプ米大統領が日本に対して、さらなる防衛費増額を求めた場合、借金依存が強まる懸念もある。
アベノミクスの失敗を自覚した安倍晋三は自ら病気を理由に総理の座を退きました。それほど体調がわるければ政界から引退すればいいようなものですが、彼は復権を狙っていたでしょう。だから周辺脅威を煽って、自分は強いリーダーだと主張して軍拡で救国という情弱の自称愛国者を騙すことにした。
だから輪転機回せばいくらでも金は刷れる、その金で軍拡すればいいと主張してきました。恐ろしいことに本来軍事の専門家である防衛研究所は高橋杉雄氏ら高官がメディアで露出してその尻馬に乗って、重要なのは金額だ、使い方は金が増えて考えればいいと主張しました。まるで清和会の提灯持ちです。
こういう一部の政治家の走狗のようなシンクタンクは有害無益なので潰した方が良い。政治家のケツを舐めたいなら記者クラブの政治部記者にでもなればいいのに。
岸田政権も党内最大派閥である安倍派のことは無視できなかった。だけどまた常識があったので、財源が必要だと条件闘争をした。それでも財源が見つからないので建設国債という禁じ手を使わざるを得なかったわけです。
岸田主張も本心では軍拡なんぞしたくなかったでしょう。ですが、党内最大派閥である安倍派のご機嫌を損ねるわけにはいかない。だからGDP比2%という悪夢ような安倍晋三の思いつきは2回の選挙の公約には謳ったが、をそのまま行なわず、5年で43兆円という中をとった数字にし、財源が必要だと主張した。
実はその約5千億円という金額は「ふるさと納税」こと官製脱税の「ふるさと脱税」をやめればすぐに捻出できたが、それすらできなかった。菅義偉が怖かったからでしょう。やっと石破政権になってふるさと脱税の見直しに付いて発言できるようになった。
そして先の選挙では石破政権は選挙公約からGDP比2%をおろしたわけです。不思議なことに記者クラブの政治部記者はこの事実を報じてこなかった。なんか安倍派から貰ってたんですかね?特に根拠のない匿名記事で石破政権を叩いている時事通信の記者とか。
首相が国会図書館にいったら、
>参院選を控える自民党中堅議員は「人と密会していたのではないか。本当に本を読みたくて行ったのなら、驚くほどのんきだ」と苦々しげに語った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025040200813&g=pol
これエア議員か、実在するなら安倍派の統一教会とズブズブの参議院議員でしょう。まとも議員ならこんな話はしません。
先のC-17の記事も同様ですが、ネタ元のうらもとらない、胡乱な記事でした。こういう便所の落書きレベルの匿名記事を書いている連中が記者クラブとして政府や官公庁の取材機会を独占しているのは大変問題です。
>「C17導入、石破首相意欲も現場冷淡 米大型輸送機、運用に難」というタイトルがどのような意図で書かれた記事かを物語っている。
https://japan-indepth.jp/?p=86917
>防衛費に国債を充てることを巡っては、首相就任前の石破茂氏は著書で「倍増する防衛費を国債でまかなっていくようなことになると、もはや歯止めが効かなくなる」と懸念を示していた。だが、3月6日の参院予算委員会でこの点を問われると「今でも国債に頼って防衛費を捻出することに反対。なるべく頼らないで捻出することを考えていきたい」と述べるにとどめた。
だからこそ石破さんは選挙公約からGDP比2%を落としたのでしょう。
>京都大の諸富徹教授(財政学)は「自衛隊が担う役割が増して防衛費が拡大すると、その存在感や発言力も高まっていく。今後、世界情勢が悪化し、世論がさらなる防衛費増も許容するような雰囲気になったとき、政治がきちんと自衛隊を統御していけるのか」と指摘。その上で「防衛費拡大への歯止めがなくなることを、シビリアンコントロールの観点とセットで考える必要がある」とする。
シビリアンコントロールの前提は軍隊の情報公開です。日本の場合それが大変少なく、納税者だけでなく政治家すら情報を持っていない。だから防衛省や自衛隊のインチキな「ご説明」を聞いて「そうか、我が国は無敵皇軍か」とウキウキしてしまう。
だから現実を知らない。
ですが既に他国では時代遅れになった装備を他国の数倍で買ったり、一桁高い整備費を漫然と使う。こういう現実が直視されず、金をばらまけば国防が強化できるとそのへんの軍オタや、防衛研究所の高橋杉雄レベルの無能な政治家が防衛費を増やせと進軍ラッパを吹いているわけです。
18式防弾ベストだったてぼくが記事を書いて、国会で追求されていなかったらそのまま調達が進んでいました。調達完了まで1500年もかかるような胡乱な調達ペースです。実質的に調達計画などなかったわけです。本来これはぼくが指摘しなくても、政治家が調べておくべきことです。
隊員も確保できないのに借金軍拡してどうします?
防衛費はGDP1%枠内し、隊員の実数も数割減らす。そのうえで実戦を想定した組織に改変し、予算の効率化を行うべきです。C-17のペイローが半分で調達単価は同じ、維持費は5倍も7倍も高い国産輸送機を買ったりするのはやめるべきです。
ES&D誌に寄稿しました。
Japanese MoD initiates project to develop VTOL UAV for ground forces
https://euro-sd.com/2025/04/major-news/43491/japan-mod-to-develop-vtol-uav/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
高コスト・低品質な国産戦闘服:自衛隊装備調達の問題と改革の必要性
https://japan-indepth.jp/?p=86904
石破首相のC-17導入発言の真意
https://japan-indepth.jp/?cat=38
ES&D誌に寄稿しました。
Japan orders 17 Boeing CH-47 Block II Chinook helicopters
https://euro-sd.com/2025/02/major-news/42595/japan-orders-17-ch-47-block-ii/
過去の著作の電子版が発売になりました。
『ル・オタク フランスおたく物語』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1PJ1YL/
『弱者のための喧嘩術』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1L9SPW/

防衛破綻 - 清谷 信一

専守防衛 - 清谷 信一
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
日本の国会議員は文民統制を理解していない
https://japan-indepth.jp/?p=86366
日本の装甲車事業は日本製鋼所と防衛省が潰す
https://japan-indepth.jp/?p=86042
補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936
海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823
European Security & Defenceに以下の記事を寄稿しました。
Japanese MoD selects Beechcraft T-6C as the JASDF’s new primary trainer
https://euro-sd.com/2024/12/major-news/41765/japan-selects-t-6c-for-jasdf/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊 次期初等練習機選定は審査が僅か一ヶ月で試乗もなし
https://japan-indepth.jp/?p=85525
月刊「紙の爆弾」12月号に以下の記事を寄稿しました。
税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
![紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社](https://m.media-amazon.com/images/I/51Z-pY35W4L._SL500_.jpg)
紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
自衛隊「職務中の死亡事故」はなぜ止まらないのか?4月のヘリ墜落で8人死亡、背後に潜む人災の実態とは
https://merkmal-biz.jp/post/77927
Japan in depthに以下の記事を寄稿しました。
新聞テレビが報じない自民党の防衛費GDP比2パーセント公約の撤回
https://japan-indepth.jp/?p=84903
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊のT-7後継機取得 「官製談合」疑惑が再燃するなか、透明な入札は実現できるのか?
https://merkmal-biz.jp/post/77504/2
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳
旧式の危険な手榴弾が訓練でも使用されている
https://toyokeizai.net/articles/-/831217
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
率直に言う 陸上自衛隊の戦車は「全廃」すべきだ
https://merkmal-biz.jp/post/77045
「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る
https://merkmal-biz.jp/post/76790
月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。
![軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61Z1LfmYXKL._SL500_.jpg)
軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、ベトナムに「資材運搬車」を提供
https://japan-indepth.jp/?p=84403
「軍オタ」が歪める防衛議論(前編
https://japan-indepth.jp/?p=84282
軍オタが歪める防衛議論(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=84315
European Security & Defenceに寄稿しました。
https://euro-sd.com/2024/09/major-news/40266/jgsdf-calls-for-numerous-afvs/
東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352551
月刊ZAITENに寄稿しました。
https://www.zaiten.co.jp/latest/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/774627
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
国債発行で身の丈を超えた予算で防衛費としてバラまけば、国家の財政基盤は崩壊し、中国と戦う前に財政破綻で国が傾きます。それは崩壊したソ連と同じ道をたどることになります。
無理な借金で軍拡すれば円の価値は下がります。たとえば1ドルが1000円になってイージスシステムやF-35を大人買いできますか?その維持費は払えますか。それ以前に戦闘機や軍艦もそうですが、トラックの燃料だった満足に買えますか?
有事に戦時国債を買ってくれる国はありますか?ということです。
「防衛費のため借金」は絶対しないはずだったのに…3年で2兆円も国債発行 「それを許す雰囲気」が危ない?
https://www.tokyo-np.co.jp/article/395718
>国の防衛予算に充てる建設国債の発行額が拡大を続けている。3月31日に成立した2025年度当初予算では前年度当初比40%増の7148億円を計上。太平洋戦争の反省から、防衛費を借金で賄うことは禁じ手となっていたが、23年度当初予算から解禁。戦後80年となる今年、国債発行はわずか3年で2兆円を突破する。(石井紀代美)
>政府は国債の乱発で軍事費の膨張を招いた戦前の反省を踏まえ、戦後は防衛費を借金で賄うのは避けてきた。1965年12月の国会答弁で福田赳夫蔵相(現・財務相)は「公債(国債)を軍事目的に活用するということは絶対にいたしません」と断言。翌年2月には「防衛費は消耗的な性格を持つ。国債発行対象にすることは適当でない」と理由を説明した。
>その政府方針が一転したのは、5年間で計43兆円の予算を見込んだ防衛費増大の計画がきっかけだ。初年度の23年度に、潜水艦や艦船の建造費などに建設国債が充てられることになった。当時の鈴木俊一財務相は「海上保安庁は船舶建造費に建設国債を(既に)使っている」と説明。全体の防衛費が年々膨大するにつれ、その財源の穴埋めとして発行される国債の額も拡大中だ。トランプ米大統領が日本に対して、さらなる防衛費増額を求めた場合、借金依存が強まる懸念もある。
アベノミクスの失敗を自覚した安倍晋三は自ら病気を理由に総理の座を退きました。それほど体調がわるければ政界から引退すればいいようなものですが、彼は復権を狙っていたでしょう。だから周辺脅威を煽って、自分は強いリーダーだと主張して軍拡で救国という情弱の自称愛国者を騙すことにした。
だから輪転機回せばいくらでも金は刷れる、その金で軍拡すればいいと主張してきました。恐ろしいことに本来軍事の専門家である防衛研究所は高橋杉雄氏ら高官がメディアで露出してその尻馬に乗って、重要なのは金額だ、使い方は金が増えて考えればいいと主張しました。まるで清和会の提灯持ちです。
こういう一部の政治家の走狗のようなシンクタンクは有害無益なので潰した方が良い。政治家のケツを舐めたいなら記者クラブの政治部記者にでもなればいいのに。
岸田政権も党内最大派閥である安倍派のことは無視できなかった。だけどまた常識があったので、財源が必要だと条件闘争をした。それでも財源が見つからないので建設国債という禁じ手を使わざるを得なかったわけです。
岸田主張も本心では軍拡なんぞしたくなかったでしょう。ですが、党内最大派閥である安倍派のご機嫌を損ねるわけにはいかない。だからGDP比2%という悪夢ような安倍晋三の思いつきは2回の選挙の公約には謳ったが、をそのまま行なわず、5年で43兆円という中をとった数字にし、財源が必要だと主張した。
実はその約5千億円という金額は「ふるさと納税」こと官製脱税の「ふるさと脱税」をやめればすぐに捻出できたが、それすらできなかった。菅義偉が怖かったからでしょう。やっと石破政権になってふるさと脱税の見直しに付いて発言できるようになった。
そして先の選挙では石破政権は選挙公約からGDP比2%をおろしたわけです。不思議なことに記者クラブの政治部記者はこの事実を報じてこなかった。なんか安倍派から貰ってたんですかね?特に根拠のない匿名記事で石破政権を叩いている時事通信の記者とか。
首相が国会図書館にいったら、
>参院選を控える自民党中堅議員は「人と密会していたのではないか。本当に本を読みたくて行ったのなら、驚くほどのんきだ」と苦々しげに語った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025040200813&g=pol
これエア議員か、実在するなら安倍派の統一教会とズブズブの参議院議員でしょう。まとも議員ならこんな話はしません。
先のC-17の記事も同様ですが、ネタ元のうらもとらない、胡乱な記事でした。こういう便所の落書きレベルの匿名記事を書いている連中が記者クラブとして政府や官公庁の取材機会を独占しているのは大変問題です。
>「C17導入、石破首相意欲も現場冷淡 米大型輸送機、運用に難」というタイトルがどのような意図で書かれた記事かを物語っている。
https://japan-indepth.jp/?p=86917
>防衛費に国債を充てることを巡っては、首相就任前の石破茂氏は著書で「倍増する防衛費を国債でまかなっていくようなことになると、もはや歯止めが効かなくなる」と懸念を示していた。だが、3月6日の参院予算委員会でこの点を問われると「今でも国債に頼って防衛費を捻出することに反対。なるべく頼らないで捻出することを考えていきたい」と述べるにとどめた。
だからこそ石破さんは選挙公約からGDP比2%を落としたのでしょう。
>京都大の諸富徹教授(財政学)は「自衛隊が担う役割が増して防衛費が拡大すると、その存在感や発言力も高まっていく。今後、世界情勢が悪化し、世論がさらなる防衛費増も許容するような雰囲気になったとき、政治がきちんと自衛隊を統御していけるのか」と指摘。その上で「防衛費拡大への歯止めがなくなることを、シビリアンコントロールの観点とセットで考える必要がある」とする。
シビリアンコントロールの前提は軍隊の情報公開です。日本の場合それが大変少なく、納税者だけでなく政治家すら情報を持っていない。だから防衛省や自衛隊のインチキな「ご説明」を聞いて「そうか、我が国は無敵皇軍か」とウキウキしてしまう。
だから現実を知らない。
ですが既に他国では時代遅れになった装備を他国の数倍で買ったり、一桁高い整備費を漫然と使う。こういう現実が直視されず、金をばらまけば国防が強化できるとそのへんの軍オタや、防衛研究所の高橋杉雄レベルの無能な政治家が防衛費を増やせと進軍ラッパを吹いているわけです。
18式防弾ベストだったてぼくが記事を書いて、国会で追求されていなかったらそのまま調達が進んでいました。調達完了まで1500年もかかるような胡乱な調達ペースです。実質的に調達計画などなかったわけです。本来これはぼくが指摘しなくても、政治家が調べておくべきことです。
隊員も確保できないのに借金軍拡してどうします?
防衛費はGDP1%枠内し、隊員の実数も数割減らす。そのうえで実戦を想定した組織に改変し、予算の効率化を行うべきです。C-17のペイローが半分で調達単価は同じ、維持費は5倍も7倍も高い国産輸送機を買ったりするのはやめるべきです。
ES&D誌に寄稿しました。
Japanese MoD initiates project to develop VTOL UAV for ground forces
https://euro-sd.com/2025/04/major-news/43491/japan-mod-to-develop-vtol-uav/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
高コスト・低品質な国産戦闘服:自衛隊装備調達の問題と改革の必要性
https://japan-indepth.jp/?p=86904
石破首相のC-17導入発言の真意
https://japan-indepth.jp/?cat=38
ES&D誌に寄稿しました。
Japan orders 17 Boeing CH-47 Block II Chinook helicopters
https://euro-sd.com/2025/02/major-news/42595/japan-orders-17-ch-47-block-ii/
過去の著作の電子版が発売になりました。
『ル・オタク フランスおたく物語』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1PJ1YL/
『弱者のための喧嘩術』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1L9SPW/

防衛破綻 - 清谷 信一

専守防衛 - 清谷 信一
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
日本の国会議員は文民統制を理解していない
https://japan-indepth.jp/?p=86366
日本の装甲車事業は日本製鋼所と防衛省が潰す
https://japan-indepth.jp/?p=86042
補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936
海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823
European Security & Defenceに以下の記事を寄稿しました。
Japanese MoD selects Beechcraft T-6C as the JASDF’s new primary trainer
https://euro-sd.com/2024/12/major-news/41765/japan-selects-t-6c-for-jasdf/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊 次期初等練習機選定は審査が僅か一ヶ月で試乗もなし
https://japan-indepth.jp/?p=85525
月刊「紙の爆弾」12月号に以下の記事を寄稿しました。
税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
![紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社](https://m.media-amazon.com/images/I/51Z-pY35W4L._SL500_.jpg)
紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
自衛隊「職務中の死亡事故」はなぜ止まらないのか?4月のヘリ墜落で8人死亡、背後に潜む人災の実態とは
https://merkmal-biz.jp/post/77927
Japan in depthに以下の記事を寄稿しました。
新聞テレビが報じない自民党の防衛費GDP比2パーセント公約の撤回
https://japan-indepth.jp/?p=84903
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊のT-7後継機取得 「官製談合」疑惑が再燃するなか、透明な入札は実現できるのか?
https://merkmal-biz.jp/post/77504/2
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳
旧式の危険な手榴弾が訓練でも使用されている
https://toyokeizai.net/articles/-/831217
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
率直に言う 陸上自衛隊の戦車は「全廃」すべきだ
https://merkmal-biz.jp/post/77045
「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る
https://merkmal-biz.jp/post/76790
月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。
![軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61Z1LfmYXKL._SL500_.jpg)
軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、ベトナムに「資材運搬車」を提供
https://japan-indepth.jp/?p=84403
「軍オタ」が歪める防衛議論(前編
https://japan-indepth.jp/?p=84282
軍オタが歪める防衛議論(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=84315
European Security & Defenceに寄稿しました。
https://euro-sd.com/2024/09/major-news/40266/jgsdf-calls-for-numerous-afvs/
東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352551
月刊ZAITENに寄稿しました。
https://www.zaiten.co.jp/latest/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/774627
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
この記事へのコメント
https://merkmal-biz.jp/post/90147
>現実には、日本の安全保障力100パワーのうち、戦車の価値は0.1にも満たない。
まあ、軍事のグの字も知らないミリオタの御陰で、15億も賭けて実戦では使い物に成らない10式とか言う演習場専用治具を買ってる訳だ。まあ、それ以外も五十歩百歩だから愚民から米軍様をお守りするくらいにしか使えない訳だ。実際上の国防には地対艦ミサイルと対空ミサイルだけで問題は無し。小規模上陸なら特戦群と水陸機動団で十分対応できる。
文谷さんって陸に物凄~い恨みでもあるのか?と時々、思ってしまふ事がありますです^_^;。今回もまあ、情け容赦ないというか一刀両断orz。つい昨日、新町駐屯地の桜まつりに行き武器学校所属の、あんな紙装甲なヒトマルを撮りまくって来た身としては、何とも複雑であります!けど海外勢が日本に侵攻するにはイヤでも渡洋してこなきゃだし、それには、まず海空自を撃破しなきゃならんし。そこには戦車が入り込む余地は露ほどもナシ...
※自衛隊海上輸送群が発足式 陸自主体、中国念頭に輸送力強化 中谷防衛相「重要な一歩」
https://www.sankei.com/article/20250406-Q5BZJHCAKVM3ZDIYLHFYHXM4AE/
何度も書きますけど陸自は、この部隊に人員を差し出した部隊を統廃合しとらんですよね...?
https://jp.reuters.com/world/us/K3DB6ZA4A5JZZK6P2UQMXMRZLM-2025-04-06/
※全米各地で大規模デモ トランプ大統領とマスク氏に抗議の声
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250406/k10014771561000.html
そのうち、軍がクーデターでも起こすのだろうか...?
>そこには戦車が入り込む余地は露ほどもナシ...
最近やっと中国が揚陸強襲艦とドック型揚陸艦をそれなりの数保有しだして真面な揚陸が出来るようになった。まあ、第七艦隊と海上自衛隊、在日米軍と航空自衛隊、陸自の対艦ミサイル部隊を全て排除しないと言う、とんでもないミッションをコンプリートした後に可能になるんですが。まあ、陸自の出番など先ずあり得ないよね。核ミサイルをごまんと打ち込まれ、放射能塗れの焼け野原に上陸する必要も無いし。
>戦車は人気があるんですよ(笑)
日本の道路って国道や高速道路の自動車専用でも強度が37t迄しか無くて、10t程度の過積載でもギャーギャー騒ぐ状態なんで戦車が自由に動けないんですから、持ってても大した戦力に成り様が無いんですよね。一般道何て26tだから16式が採用されたのはその為なんですよ、装甲強化とか夢のまた夢という体たらく。まあ、この国に上陸作戦出来る国自体無いんだから陸自自体全くの不要な粗大ごみなんですが。
だから現実を知らない。
メチャクチャ怖い話しです。
戦前の帝國議会より軍事を知らない訳だから、言いくるめるられても論駁出来ない。
石破総理で正解だったのではなかろうか。
立憲も自衛官を国会に召喚し、発言させ審尋するくらいの仕事をしてもらいたい。
共産党も石破総理以上に防衛調達の問題点を把握すべきだ。
何が何でも軍事NOで戦争なんか止められない。
当然、支持者も議席も減る一方。
もっと危機感を持った方が良い。
野党は未だ危機感持つと死んじゃう与党と違い、未だそこまで腐っていないのだから。
終わり、大型トラクタは高速道路を100km/hで走れると思ってますからね。
マリンロイヤルさん
うん。新町駐屯地のグランドで一番手前にヒトマルの姿を見掛けた時は...ねえ(^_^;)。他にもキドセンやら87RCV(子供と一緒に車体に乗って写真を撮ってきますた)やら中多やらLAVやら短SAMやら並んでましたが、特にヒトマルと化学防護車と1トン半救急車に人気が集中してましたね。
<独自>台湾有事を想定、空自戦闘機が中国艦を攻撃 日米共同演習の概要判明
https://news.yahoo.co.jp/articles/929743188798f735f17259086196c12f668b96eb
mur********
>かつて中国の方々の多くの人命を奪った日本が、再び中国軍艦艇に対してミサイル攻撃を行う演習とは。
日本は本当にアジアの敵、国際社会の敵、世界人類の敵という他ない。
日本は再び核攻撃でも受けて後悔するしかないのだろうか。
まだこう言う頭の悪いやついるんですね
陸自の価値は100のうちの3パワーだ。最初の消費税程度の規模でしかない。しかもその7割方は
・水陸機動団
・対空・対艦ミサイル
が負う。内陸決戦戦力の貢献は1パワー程度である。つまり、戦車の価値はコンマ1パワーもない。陸自戦力の一部分である内陸決戦戦力の、さらに一要素にすぎないからである。
これってユーロファイターかF35かでも重要な考え方ですね。
F35の購入量を減らしてユーロファイターをライセンス生産した際に落ちる抑止力は許容範囲内であり航空産業を未来につなげるべきである。みたいなw
宇都宮駐屯地祭に相馬原から16式か来ていたんですけど、説明員が質問に答えているのを聞いたんですけど74式とどっちが強いの=弾が同じだから同じくらい。センサーは桁違いに良くなっているから夜間でも簡単に敵を見つけ出せるので圧倒的だそうな。この説明員元は74式からの移行だったので違いについて分かりやすく説明してくれました。乗り心地や操縦性は比較にならないくらい良いようで。ただ16式って市街地戦に向いているんですよには失笑しかでませんでしたね。あまり市街地戦に詳しく無いようで。他の国の陸軍が16式の底と車内を見たら笑っちゃうでしょうね。
何度も言いますがそちらでやってください。
それともその内容に同意したほうが嬉しいですか?
貴方は何がしたいのですか?意味ないことは止めましょう。
銃剣道があるのだから戦車道があってもいいじゃない。
ぴちぴちのJKやJDが戦車に乗ってドンパチやってくれますよ(笑)。
それくらいしか使い道がないかも?
ロシアがウクライナに進行する前だったら戦車大会をロシアでやっていたので74でも持ち込んで腕前を披露して欲しかったですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d48c908727a53545f49169a1195570529432af8d
ご参考まで。
日本中C-2全機が飛び回って16式、19式等必要な装備をピストン輸送するから全くの無問題ですよ、ハッ、ハッ、ハー(⤵)。
>日本中C-2全機が飛び回って16式、19式等必要な装備をピストン輸送するから全くの無問題ですよ、ハッ、ハッ、ハー(⤵)。
C-17やA-400Mならわかりますがねぇ。(笑)
日本の陸海空共に他部隊との連携を親の仇の如く嫌う。
スパイト行動多過ぎ。