政治家と防衛省の無関心で放置される衛生の問題、戦時に犬死する自衛官
自衛隊が「動く手術室」を公開!コンテナ内に書かれた「エアコンカバーは外しましたか?」という注意書きの意味とは?
https://trafficnews.jp/post/591795
毎回危機管理産業展の防衛省の展示で思うのですが、問題装備を平気で展示できる危機感のなさが気になります。
>2025年10月1~3日に東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2025」において、陸上自衛隊が「野外手術システム」の展示を行いました。
>会場で車内を案内していた自衛官の方に、この注意書きの意味を尋ねたところ、「このエアコンの室外機は車外にむき出しの状態で設置されています。通常の使用には問題ありませんが、砂塵などの微粒子が多い環境ではトラブルの原因となるため、普段はカバーを装着しています」と説明してくれました。
>このカバーを装着したままエアコンを使用すると、温度調整が効かなくなるだけでなく、酸素が薄くなり、息苦しさを感じるといった弊害が生じることがあるそうです。そのようなミスを防ぐための注意書きであるとのことです。
これは前線で処置した負傷者を旅団や師団レベルで更に処置して後方の病院に送るためのものです。が、野戦の環境では使えない、ということです。

更に問題なのは手術台が一台しかないことです。他国の同様のシステムでは数台の手術台を設置しています。そうしないと多くの負傷者に対応できないからです。一つ目の手術台で手術を行っている間に次の手術台で看護隊員が準備をしたり下処置をして、一つ目の手術が終われば、その医官は次の手術台に移って、看護隊員が一台目の患者のケアする、というような流れ作業になります。陸自のシステムだとその間次の患者は放置されます。単位時間あたりに処置のできる患者の数は日本の場合大変少なくなります。無為に命を劣る患者も増えることになります。
つまりは現実的、実戦的なシステムではない、ということです。
もっとも医官の部隊充足率が2割程度しかおらず、メディク要員も同様に充足率が極めて低い状態ですから、手術台を増やして無駄といえば無駄ですが。
高市政権で大軍拡になるのでしょうが、こういうところの手当はされないと思います。
空自の機動衛生コンテナも不要です。他国であんなものを使っているところはありません。
コンテナの分だけ重くなるだけです。実際に航空機動衛生隊の指揮官クラスですらあんなものは不要ですと言っています。そのトンチキなコンテナを防衛装備庁は海外の見本市の売り込みブースで展示していました。税金の無駄使いはやめてほしいものです。
■本日の市ヶ谷の噂■
前回の「本日の市ヶ谷の噂」で東部方面隊の予備自衛官の医官の訓練の状況が「交通事故」と報じたが、交通事故の患者2名であれば普段の救急外来で診ているので予備自衛官の招集訓練でする必要はない。予備自衛官の招集訓練の内容が酷いのは、衛生科部隊が訓練の企画や内容を予備自衛官の医師に丸投げしている疑いがある。
予備自衛官の招集訓練を仕切り、治療訓練中に不測事態の状況を出していたのは大桃丈知予備2等陸佐。大桃2佐は普段は災害時拠点病院に指定されている平成立石病院(東京都葛飾区)で副院長・救急科部長を務める医学博士だ。脳神経外科の医師で、陸上総隊司今部で増強スタッフとして勤務している。業務内容は平時の隊員の健康管理業務の代行であって、戦時の支援業務や戦傷病を専門とするものではない。
大桃2佐が指導できる内容に訓練内容が縮小されてしまった疑いがある、との噂。
Japan In Depthに寄稿しました。
海自P-1哨戒機、事実上の「調達中止」も?高騰コストと低稼働率の現実
https://japan-indepth.jp/?p=88936
来年度予算案における陸上自衛隊の第15師団と特殊作戦団の新設
https://japan-indepth.jp/?p=88956
2025年度陸自の戦力強化:装甲車両と小火器の最新調達リスト
https://japan-indepth.jp/?p=88960
Japan In Depthに寄稿しました。
失策を隠蔽し「大本営発表」繰り返す防衛省:自衛隊の予算を増やすべきか
https://japan-indepth.jp/?p=88343
虚偽報道問題から考える記者クラブの存在意義
https://japan-indepth.jp/?p=88339
失策を隠蔽し「大本営発表」繰り返す防衛省:自衛隊の予算を増やすべきか
https://japan-indepth.jp/?p=88343
P-1哨戒機の高コストと低稼働率:会計検査院報告が示す課題
https://japan-indepth.jp/?p=88306
会計検査院P-1報告書を読む その1
https://japan-indepth.jp/?p=88204
会計検査院P-1報告書を読む その2
https://japan-indepth.jp/?p=88215
会計検査院P-1報告書を読む その3
https://japan-indepth.jp/?p=88221
会計検査院P-1報告書を読む その4
https://japan-indepth.jp/?p=88227
P-1哨戒機失敗の本質
https://japan-indepth.jp/?p=88057
陸自に砲兵装備開発と運用能力はあるのか:19式装輪自走155mm榴弾砲は失敗作。
https://japan-indepth.jp/?p=88027
自衛隊のヒートマネジメントは遅れている
https://japan-indepth.jp/?p=87990
防衛大臣記者会見|令和7年06月13日(金)で質問しました。
https://www.youtube.com/watch?v=BX64YTsuBIU
12日の陸幕長、空幕長会見で質問しました。
6月12日陸幕長会見での質問。
空幕長会見2025年6月12日
https://www.youtube.com/watch?v=kNHiSikwqqs
Japan In Depthに以下記事を寄稿しました。
陸自に迫撃砲の運用能力はあるのか
https://japan-indepth.jp/?cat=38
Note に有料記事を掲載しました。
内張り装甲とスポールライナーの区別がつかなかった防衛省とJSF君
https://note.com/kiyotani/n/n5f35d980fc82
European Security & Defence に寄稿しました。
DSEI Japan 2025: Patria offers containerised NEMO mortar for Japan’s Maritime Transport Group
https://euro-sd.com/2025/05/major-news/44593/patria-offers-nemo-container/
DSEI Japan 2025: NAS begins re-equipping JGSDF with new camo nets
https://euro-sd.com/2025/05/major-news/44499/nas-new-camo-nets-for-jgsdf/
東洋経済オンラインに寄稿しました。
墜落事故の「搭乗員らしきもの」発言は謝罪したが…事実誤認は訂正しない防衛省の"二重基準"
https://toyokeizai.net/articles/-/880353
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
パトリア、NEMOコンテナを陸自に提案
https://japan-indepth.jp/?p=87678
陸自新型車両用迷彩ネットを採用
https://japan-indepth.jp/?p=87592
【有料記事】
Note に有料記事を掲載しました。
内張り装甲とスポールライナーの区別がつかなかった防衛省とJSF君
https://note.com/kiyotani/n/n5f35d980fc82
予算と防衛産業の基盤整備から航空自衛隊 FX選定を考える。
https://note.com/kiyotani/n/ne58f08d291f8
南アフリカで発達した耐地雷装甲車とは
https://note.com/kiyotani/n/nbb6be54ff17d
HHTAS(HandHeld target Acquisition System)のトレンド
https://note.com/kiyotani/n/n4f62b6e3e047
トヨタ車は人気の軍用車
https://note.com/kiyotani/n/ncd54cd76dfd4
軽装甲車の防御力強化方策
https://editor.note.com/notes/nb9845e0ed695/edit/
軍隊が合成燃料普及のきっかけをつくる?
https://note.com/kiyotani/n/n348a6944b39f
現代の戦闘に有用な両用砲
https://note.com/kiyotani/n/n1afdb5f67aaa
意外に使える小口径迫撃砲
https://note.com/kiyotani/n/n7fb3aab6ebc4
120ミリ迫撃砲は歩兵の兵器か砲兵の兵器か?
https://note.com/kiyotani/n/n8d01fd51dde5
スーパーツカノ
https://note.com/kiyotani/n/n35dc73244137
ライフルグレネードとグレネードランチャー
https://note.com/kiyotani/n/nd3c2955a25b4
ドイツ連邦陸軍プーマ歩兵戦闘車
https://note.com/kiyotani/n/n7abb07239529
陸自の簡易自走砲開発以前
https://note.com/kiyotani/n/nd80433286248
キャスパーAPC
https://note.com/kiyotani/n/n392e1c6661da
70年代に登場した画期的な装甲車、ラーテル・ファミリー
https://note.com/kiyotani/n/n563ef0c15868
世界の偵察・汎用軽4×4装甲車と軽装甲機動車
https://note.com/kiyotani/n/n820852ca1e68
機動戦闘車
https://note.com/kiyotani/n/ncb4277717389
防衛調達の問題点(後編)
https://note.com/kiyotani/n/nc5836dc91906
防衛調達の問題点(前編)
https://note.com/kiyotani/n/ne485b5c19b75
東日本大震災、自衛隊災害派遣の教訓
https://note.com/kiyotani/n/ne33f28482511
COIN機の復権 攻撃ヘリの代わりにCOIN機という選択
https://note.com/kiyotani/n/n576a700c0e19
ガラパゴス化する防衛調達の問題点
https://note.com/kiyotani/n/n5d42e36aadc5
自衛隊のヘリ調達の問題点
https://note.com/kiyotani/n/n713cfea58b36
英海兵隊旅団司令部訪問記
https://note.com/kiyotani/n/nccd9420bfebf
陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか。英海兵隊に学ぶ「海兵隊」のあり方
https://note.com/kiyotani/n/n3f1c546f816d
陸自「個人携行救急品」にみる衛生軽視
https://note.com/kiyotani/n/n4a192a5c5794
リメンバーFSX 戦闘機は空自の玩具ではない。
https://note.com/kiyotani/n/n8a257d248a88
EUの武器禁輸措置は有名無実
https://note.com/kiyotani/n/n49d53f8caf18
MRJと日本の防衛産業の問題点
https://note.com/kiyotani/n/nc7df4f001066
アメリカの軍事産業 「世界一だからアメリカ製兵器を買え」と言われたら
https://note.com/kiyotani/n/nc6157ea6ea36
「やっぱり自衛隊は戦えない」
https://note.com/kiyotani/n/na7bd1bc1128d
防衛産業と航空産業の自立
https://editor.note.com/notes/nb784f2474268/publish/
FT合成燃料こそが大本命 軍隊から始まる燃料革命
https://note.com/kiyotani/n/nd0d23a463d24
銃器犯罪
https://note.com/kiyotani/n/n83c2a79b8029
世界の軍事見本市
https://note.com/kiyotani/n/nacfa409b12cd
ソニーこそが我が国で最も成功した軍事企業
https://note.com/kiyotani/n/n96eafc5f1b11
陸自の広帯域多目的無線機は使えない。
https://note.com/kiyotani/n/nf975ff3a92ed
他国の10倍の値段の価格の防弾板で調達が進まない陸自の最新型防弾ベスト
https://note.com/kiyotani/n/n8ac61720652a
航空自衛隊には航空医学専門医がいないので戦闘機開発を指導する能力はない。
https://note.com/kiyotani/n/n6d67700cf0e7
【無修正バージョン】ユーロサトリでみた最新MBTの方向性
https://note.com/kiyotani/n/nea0804fa319d
【全文掲載】税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
https://note.com/kiyotani/n/n91b54b330243
お手盛りのガラパゴス 防衛産業は「今日もやりたい放題」
https://note.com/kiyotani/n/n4f6180bb8ea1
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、陸自用汎用無人機開発へ
https://japan-indepth.jp/?p=87091
ES&D誌に寄稿しました。
Japanese MoD initiates project to develop VTOL UAV for ground forces
https://euro-sd.com/2025/04/major-news/43491/japan-mod-to-develop-vtol-uav/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
高コスト・低品質な国産戦闘服:自衛隊装備調達の問題と改革の必要性
https://japan-indepth.jp/?p=86904
石破首相のC-17導入発言の真意
https://japan-indepth.jp/?cat=38
ES&D誌に寄稿しました。
Japan orders 17 Boeing CH-47 Block II Chinook helicopters
https://euro-sd.com/2025/02/major-news/42595/japan-orders-17-ch-47-block-ii/
過去の著作の電子版が発売になりました。
『ル・オタク フランスおたく物語』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1PJ1YL/
『弱者のための喧嘩術』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1L9SPW/

防衛破綻 - 清谷 信一

専守防衛 - 清谷 信一
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
日本の国会議員は文民統制を理解していない
https://japan-indepth.jp/?p=86366
日本の装甲車事業は日本製鋼所と防衛省が潰す
https://japan-indepth.jp/?p=86042
補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936
海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823
https://trafficnews.jp/post/591795
毎回危機管理産業展の防衛省の展示で思うのですが、問題装備を平気で展示できる危機感のなさが気になります。
>2025年10月1~3日に東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2025」において、陸上自衛隊が「野外手術システム」の展示を行いました。
>会場で車内を案内していた自衛官の方に、この注意書きの意味を尋ねたところ、「このエアコンの室外機は車外にむき出しの状態で設置されています。通常の使用には問題ありませんが、砂塵などの微粒子が多い環境ではトラブルの原因となるため、普段はカバーを装着しています」と説明してくれました。
>このカバーを装着したままエアコンを使用すると、温度調整が効かなくなるだけでなく、酸素が薄くなり、息苦しさを感じるといった弊害が生じることがあるそうです。そのようなミスを防ぐための注意書きであるとのことです。
これは前線で処置した負傷者を旅団や師団レベルで更に処置して後方の病院に送るためのものです。が、野戦の環境では使えない、ということです。
更に問題なのは手術台が一台しかないことです。他国の同様のシステムでは数台の手術台を設置しています。そうしないと多くの負傷者に対応できないからです。一つ目の手術台で手術を行っている間に次の手術台で看護隊員が準備をしたり下処置をして、一つ目の手術が終われば、その医官は次の手術台に移って、看護隊員が一台目の患者のケアする、というような流れ作業になります。陸自のシステムだとその間次の患者は放置されます。単位時間あたりに処置のできる患者の数は日本の場合大変少なくなります。無為に命を劣る患者も増えることになります。
つまりは現実的、実戦的なシステムではない、ということです。
もっとも医官の部隊充足率が2割程度しかおらず、メディク要員も同様に充足率が極めて低い状態ですから、手術台を増やして無駄といえば無駄ですが。
高市政権で大軍拡になるのでしょうが、こういうところの手当はされないと思います。
空自の機動衛生コンテナも不要です。他国であんなものを使っているところはありません。
コンテナの分だけ重くなるだけです。実際に航空機動衛生隊の指揮官クラスですらあんなものは不要ですと言っています。そのトンチキなコンテナを防衛装備庁は海外の見本市の売り込みブースで展示していました。税金の無駄使いはやめてほしいものです。
■本日の市ヶ谷の噂■
前回の「本日の市ヶ谷の噂」で東部方面隊の予備自衛官の医官の訓練の状況が「交通事故」と報じたが、交通事故の患者2名であれば普段の救急外来で診ているので予備自衛官の招集訓練でする必要はない。予備自衛官の招集訓練の内容が酷いのは、衛生科部隊が訓練の企画や内容を予備自衛官の医師に丸投げしている疑いがある。
予備自衛官の招集訓練を仕切り、治療訓練中に不測事態の状況を出していたのは大桃丈知予備2等陸佐。大桃2佐は普段は災害時拠点病院に指定されている平成立石病院(東京都葛飾区)で副院長・救急科部長を務める医学博士だ。脳神経外科の医師で、陸上総隊司今部で増強スタッフとして勤務している。業務内容は平時の隊員の健康管理業務の代行であって、戦時の支援業務や戦傷病を専門とするものではない。
大桃2佐が指導できる内容に訓練内容が縮小されてしまった疑いがある、との噂。
Japan In Depthに寄稿しました。
海自P-1哨戒機、事実上の「調達中止」も?高騰コストと低稼働率の現実
https://japan-indepth.jp/?p=88936
来年度予算案における陸上自衛隊の第15師団と特殊作戦団の新設
https://japan-indepth.jp/?p=88956
2025年度陸自の戦力強化:装甲車両と小火器の最新調達リスト
https://japan-indepth.jp/?p=88960
Japan In Depthに寄稿しました。
失策を隠蔽し「大本営発表」繰り返す防衛省:自衛隊の予算を増やすべきか
https://japan-indepth.jp/?p=88343
虚偽報道問題から考える記者クラブの存在意義
https://japan-indepth.jp/?p=88339
失策を隠蔽し「大本営発表」繰り返す防衛省:自衛隊の予算を増やすべきか
https://japan-indepth.jp/?p=88343
P-1哨戒機の高コストと低稼働率:会計検査院報告が示す課題
https://japan-indepth.jp/?p=88306
会計検査院P-1報告書を読む その1
https://japan-indepth.jp/?p=88204
会計検査院P-1報告書を読む その2
https://japan-indepth.jp/?p=88215
会計検査院P-1報告書を読む その3
https://japan-indepth.jp/?p=88221
会計検査院P-1報告書を読む その4
https://japan-indepth.jp/?p=88227
P-1哨戒機失敗の本質
https://japan-indepth.jp/?p=88057
陸自に砲兵装備開発と運用能力はあるのか:19式装輪自走155mm榴弾砲は失敗作。
https://japan-indepth.jp/?p=88027
自衛隊のヒートマネジメントは遅れている
https://japan-indepth.jp/?p=87990
防衛大臣記者会見|令和7年06月13日(金)で質問しました。
https://www.youtube.com/watch?v=BX64YTsuBIU
12日の陸幕長、空幕長会見で質問しました。
6月12日陸幕長会見での質問。
空幕長会見2025年6月12日
https://www.youtube.com/watch?v=kNHiSikwqqs
Japan In Depthに以下記事を寄稿しました。
陸自に迫撃砲の運用能力はあるのか
https://japan-indepth.jp/?cat=38
Note に有料記事を掲載しました。
内張り装甲とスポールライナーの区別がつかなかった防衛省とJSF君
https://note.com/kiyotani/n/n5f35d980fc82
European Security & Defence に寄稿しました。
DSEI Japan 2025: Patria offers containerised NEMO mortar for Japan’s Maritime Transport Group
https://euro-sd.com/2025/05/major-news/44593/patria-offers-nemo-container/
DSEI Japan 2025: NAS begins re-equipping JGSDF with new camo nets
https://euro-sd.com/2025/05/major-news/44499/nas-new-camo-nets-for-jgsdf/
東洋経済オンラインに寄稿しました。
墜落事故の「搭乗員らしきもの」発言は謝罪したが…事実誤認は訂正しない防衛省の"二重基準"
https://toyokeizai.net/articles/-/880353
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
パトリア、NEMOコンテナを陸自に提案
https://japan-indepth.jp/?p=87678
陸自新型車両用迷彩ネットを採用
https://japan-indepth.jp/?p=87592
【有料記事】
Note に有料記事を掲載しました。
内張り装甲とスポールライナーの区別がつかなかった防衛省とJSF君
https://note.com/kiyotani/n/n5f35d980fc82
予算と防衛産業の基盤整備から航空自衛隊 FX選定を考える。
https://note.com/kiyotani/n/ne58f08d291f8
南アフリカで発達した耐地雷装甲車とは
https://note.com/kiyotani/n/nbb6be54ff17d
HHTAS(HandHeld target Acquisition System)のトレンド
https://note.com/kiyotani/n/n4f62b6e3e047
トヨタ車は人気の軍用車
https://note.com/kiyotani/n/ncd54cd76dfd4
軽装甲車の防御力強化方策
https://editor.note.com/notes/nb9845e0ed695/edit/
軍隊が合成燃料普及のきっかけをつくる?
https://note.com/kiyotani/n/n348a6944b39f
現代の戦闘に有用な両用砲
https://note.com/kiyotani/n/n1afdb5f67aaa
意外に使える小口径迫撃砲
https://note.com/kiyotani/n/n7fb3aab6ebc4
120ミリ迫撃砲は歩兵の兵器か砲兵の兵器か?
https://note.com/kiyotani/n/n8d01fd51dde5
スーパーツカノ
https://note.com/kiyotani/n/n35dc73244137
ライフルグレネードとグレネードランチャー
https://note.com/kiyotani/n/nd3c2955a25b4
ドイツ連邦陸軍プーマ歩兵戦闘車
https://note.com/kiyotani/n/n7abb07239529
陸自の簡易自走砲開発以前
https://note.com/kiyotani/n/nd80433286248
キャスパーAPC
https://note.com/kiyotani/n/n392e1c6661da
70年代に登場した画期的な装甲車、ラーテル・ファミリー
https://note.com/kiyotani/n/n563ef0c15868
世界の偵察・汎用軽4×4装甲車と軽装甲機動車
https://note.com/kiyotani/n/n820852ca1e68
機動戦闘車
https://note.com/kiyotani/n/ncb4277717389
防衛調達の問題点(後編)
https://note.com/kiyotani/n/nc5836dc91906
防衛調達の問題点(前編)
https://note.com/kiyotani/n/ne485b5c19b75
東日本大震災、自衛隊災害派遣の教訓
https://note.com/kiyotani/n/ne33f28482511
COIN機の復権 攻撃ヘリの代わりにCOIN機という選択
https://note.com/kiyotani/n/n576a700c0e19
ガラパゴス化する防衛調達の問題点
https://note.com/kiyotani/n/n5d42e36aadc5
自衛隊のヘリ調達の問題点
https://note.com/kiyotani/n/n713cfea58b36
英海兵隊旅団司令部訪問記
https://note.com/kiyotani/n/nccd9420bfebf
陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか。英海兵隊に学ぶ「海兵隊」のあり方
https://note.com/kiyotani/n/n3f1c546f816d
陸自「個人携行救急品」にみる衛生軽視
https://note.com/kiyotani/n/n4a192a5c5794
リメンバーFSX 戦闘機は空自の玩具ではない。
https://note.com/kiyotani/n/n8a257d248a88
EUの武器禁輸措置は有名無実
https://note.com/kiyotani/n/n49d53f8caf18
MRJと日本の防衛産業の問題点
https://note.com/kiyotani/n/nc7df4f001066
アメリカの軍事産業 「世界一だからアメリカ製兵器を買え」と言われたら
https://note.com/kiyotani/n/nc6157ea6ea36
「やっぱり自衛隊は戦えない」
https://note.com/kiyotani/n/na7bd1bc1128d
防衛産業と航空産業の自立
https://editor.note.com/notes/nb784f2474268/publish/
FT合成燃料こそが大本命 軍隊から始まる燃料革命
https://note.com/kiyotani/n/nd0d23a463d24
銃器犯罪
https://note.com/kiyotani/n/n83c2a79b8029
世界の軍事見本市
https://note.com/kiyotani/n/nacfa409b12cd
ソニーこそが我が国で最も成功した軍事企業
https://note.com/kiyotani/n/n96eafc5f1b11
陸自の広帯域多目的無線機は使えない。
https://note.com/kiyotani/n/nf975ff3a92ed
他国の10倍の値段の価格の防弾板で調達が進まない陸自の最新型防弾ベスト
https://note.com/kiyotani/n/n8ac61720652a
航空自衛隊には航空医学専門医がいないので戦闘機開発を指導する能力はない。
https://note.com/kiyotani/n/n6d67700cf0e7
【無修正バージョン】ユーロサトリでみた最新MBTの方向性
https://note.com/kiyotani/n/nea0804fa319d
【全文掲載】税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
https://note.com/kiyotani/n/n91b54b330243
お手盛りのガラパゴス 防衛産業は「今日もやりたい放題」
https://note.com/kiyotani/n/n4f6180bb8ea1
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、陸自用汎用無人機開発へ
https://japan-indepth.jp/?p=87091
ES&D誌に寄稿しました。
Japanese MoD initiates project to develop VTOL UAV for ground forces
https://euro-sd.com/2025/04/major-news/43491/japan-mod-to-develop-vtol-uav/
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
高コスト・低品質な国産戦闘服:自衛隊装備調達の問題と改革の必要性
https://japan-indepth.jp/?p=86904
石破首相のC-17導入発言の真意
https://japan-indepth.jp/?cat=38
ES&D誌に寄稿しました。
Japan orders 17 Boeing CH-47 Block II Chinook helicopters
https://euro-sd.com/2025/02/major-news/42595/japan-orders-17-ch-47-block-ii/
過去の著作の電子版が発売になりました。
『ル・オタク フランスおたく物語』
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『弱者のための喧嘩術』
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防衛破綻 - 清谷 信一

専守防衛 - 清谷 信一
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
日本の国会議員は文民統制を理解していない
https://japan-indepth.jp/?p=86366
日本の装甲車事業は日本製鋼所と防衛省が潰す
https://japan-indepth.jp/?p=86042
補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936
海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823
この記事へのコメント
訓練の想定も民間でやる内容に見える。
銃乱射にすれば良いものを。
というか滅多に死人が出ない想定なのでしょう。
というより野戦病院と言う発想が第二次大戦で止まっているのからでは?
イギリスのも内容としては同じような感じでしたが医療用ベッドは4つあったので治療内容は別として4人分の簡易的な手術、応急処置はできる感じでした。あと重篤具合によってテントも分れていたかと。
まあ所詮広報用に展開してあっただけなので1ユニットも無かったかもしれませんが。
米軍のは飛びぬけている気がしますが、自衛隊のは病院の手術室をコンテナにぶち込んだというのが正しいかも。
応急手当もできない野戦病院も無い戦場の想定なのでしょう。
訓練や演習だけならそれで良いのでしょうね。
そもそも医官が如何ともしがたい。
空自の衛生コンテナはあれ自体が耐空証明が必要なものらしく見かけによらず非常に高価なつくりになっているようで。
単に輸送機に載せればいいというわけでないようで高価すぎて反応が良くないようでした。運ぶだけじゃなく輸送中にも手術ができるような作りになっているのが高額な原因かも知れませんけど。
これも戦時に有効な野戦病院と言うより救急医療の延長みたいな感じの気がします。離島で手術室も無い診療所の代わりに持ち込むとか。
ノリとしてはそんな感じかと。
■本日の市ヶ谷の噂■
なんというか真面目に戦場と言うのを考えてないというか考えられないのでしょうね。
一般的な交通事故みたいな想定なら救命救急士の方がよさそうな。
今ならクマに襲撃されて瀕死の重傷とかの想定の方がまだ良いかも。
あとは乱射事件での被害者とか。
榴弾砲や地雷で手足が吹っ飛んだとか自爆ドローンに攻撃されたとか
もうちょっと考えることあると思うんですが。
こういうのもアレですがウクライナの戦地での傷病状況を教えてもらった方が良いかと。
https://news.yahoo.co.jp/articles/236f52289080b0bef569d9d69b9ec3abf9ffed75
やれやれ頭が痛くなってきました。
結局できるのは積極財政だけになりアベノミクスの再来でしょう。
TVでアホな経済評論家がアベノミクスが再び来ると経済が上向く云々みたいな頭のネジが飛んでる話をして頭が痛くなりました。期待してどうするの?
アベノミクスが成功したとでも言いたいのでしょうかね?
日本も長くなさそうだ orz。
いや本当に装備以前の問題かと。装備よりこっちの方が深刻なのでどうにかしなきゃ話になりません。
やれやれさん
>サナエノミクス
「日本も長くなさそうだ orz。」
さらっと縁起でもないこと言わないでくださいよ…。
それはそうと、改めて役人が経済に余計なことをするべきじゃないって実感しましたね。オリンピックや万博、観光立国然り。多分今の経済対策に必要なのは、減反廃止を始めとするリミッターの解除、消費税減税、基本的に経済に横やりを入れない姿勢なんでしょうね。
胃が痛くなってきました。
北朝鮮がロシア製超音速対艦ミサイル「3M-54E」を忠実にコピー
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e688d49cdd72b458d476e17deab9e4493631c34b
オンボロとか言ってけど確実に力はつけてる。北朝鮮を舐めてた
https://trafficnews.jp/post/592986
まあ今更ですが評価するのはいいとして結局この程度だったら国産でいいや(笑)とか言って箸にも棒にも引っかからないゴミを作って買うとかにならないと良いのですが。
AIならぬ人口無脳で人間様がラジコンで操作(笑)とか低レベルのものに。
https://l.smartnews.com/m-6lgvMo9i/DBSPsU
自閉隊は物持ちがいいですね。
Estonia's Milrem Robotics has developed some pretty impressive technology being used on the battlefield- stuff that is already combat-proven in Ukraine.
向こうは無人車が走り回ってる。(驚)
25は要らなさそう。
https://youtu.be/HMrKWR4Qedk?si=suz7Fi1l-5qUExOX
Naval News takes you on an exclusive tour of ST Engineering's Benoi shipyard in Singapore.
造船所ってもっと人が居るイメージがあったんだが...
https://toyokeizai.net/articles/-/907039
はあやれやれ経済紙がこれでは。
確かに内容的には間違った事は何も言っていない。
働かなくても国の借金は返せますよ。
ただその意味するところを書いていない。
莫大な借金があっても何となく大丈夫と思わせるミスリード。
働かなくても借金を返せる根拠が企業や国民の金融資産があるからと言うだけで。
つまりいきなり金返せと言われたら国民の金融資産で払いますと言うようなもの。人の資産を人質にとるなや!
と言うのが理解できないといけません。
それと国民の金融資産だけでは返せないのもあることを。
国債で海外に買われているのが現在どれくらいあるか正確には分かりませんが、AI先生に聞いたらだいたい144兆円位だそうで。
そのうちざっくり半分が国庫短期証券という自転車操業的な使われ方の短期国債でこっちは常に返していかないといけないので除外しても残り70兆円位は国民からはぎ取るか国有地など国の資産を売却して充てるしかないわけで。まあ米国に殺される覚悟で米国債を大量に売る手もありますが。
海外に国債が買われれば買われるほど国民から奪うだけでは足りなくんですよ。でも国債買ってくれないとただちに困るし困ったもんだ。税収に対して国家予算が大きすぎる(国債償還費と社会保障費が大きすぎる)から自転車操業でも国債が雪だるま式に増えていくわけで。
日本人が無一文になるだけじゃまだ足らない危険性も。
そこまで書いてくれないとねえ。
ご参考まで。
日本人が無一文になるだけじゃまだ足らない危険性も。
うー、どうすりゃいいんでしょうね。
少なくともこれ以上国債の発行は無駄使いせず、無駄遣いをなくして予算を減らし、税収にも工夫を加える(カジノや売春を合法化・解禁して税収とる)とか。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/100600706/?i_cid=nbpnb_top_editorpicks
ノーベル賞級の発明発見をしても肝心の日本で事業化が進まない。
せっかくの研究が全く意味が無い。日本人がノーベル賞をまた取ったとホルホルしても現実はこれである。
日本の産業として生かすことができない。
iPS細胞の時もこんな有様だし。iPS細胞でも米中の方が進んでいるようだし。
iPS研究予算カット問題に潜む安倍政権の意思決定の危うさ
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200306/pol/00m/010/005000c
もっとも金だけじゃなく博士号を持つような研究者が少なくなったのも大きいかと。せっかく博士号を取っても大学に残れない、良い就職先に入れない、理研などの研究所でも首切られるではね。
大企業の総合研究所でも博士を新人で何人取ってくれることやら。
博士の就職率は学部卒より低いそうですから採用したくないのでしょう。
どうせ研究できないなら修士で良いところに入った方がマシって思考にもなりますわな。
だから本気で研究したければ日本を出るしかなくなるという悪循環。
せっかくの偉大な研究結果も自国で生かせないのはなんだかな。
これこそ国を動かす政治の問題だと思いますが。
国立大学を大学法人にして予算をケチっているからどんどん質が落ちるし教員も職員も雇えなくなる。研究予算も少なくなるから新しい研究も数を絞らざるをえなくなる。これで当たりくじを引くのはよいよ難しくなった。もっとも当たりくじを引いたとしても産業として生かせないから闇は深い。せいぜい青色発光ダイオード位?
どうしたもんだか。
それにしても今回のノーベル賞受賞の研究開始が1979年。成果としての制御性T細胞発見が1995年ですからね。過去の遺産はまだまだありそうですが、2000年以降に研究を開始して発明発見したものでノーベル賞を取れる日本人が何人出ることか。
>うー、どうすりゃいいんでしょうね。
少なくともこれ以上国債の発行は無駄使いせず、無駄遣いをなくして予算を減らし、税収にも工夫を加える(カジノや売春を合法化・解禁して税収とる)とか。
韓国のIMFのお世話になった経緯から学ぶのが早いかと。
零戦が無装甲だったのは人命軽視というよりも20mm機銃を積んだからではないかというのを見た記憶があります。20mm機銃弾に耐えられるような防弾をしたら鈍重になって戦闘機として使いものにならなくなってしまうからだと。もしかしたら自衛隊の医療・衛生も「死傷者を大量生産している傍でちまちまと手仕事をしてもしようがない」で真面目にやらないのではないかと勘繰ったりもします。また江端謙介氏の本の中に「軍人は正面装備に固執し、また恰好をつけたがる」といった事が書かれていました。だから自衛隊も医療・衛生なんかよりも恰好の良い(だけの)正面装備に金を使いたいのではないかとも。
また航空機の防弾は戦車や往年の戦艦の装甲のような撃たれても尚戦い続けるものではなく、パイロットが脱出するための時間稼ぎのためのものだと聞いた事があります。もしかしたら自衛隊及び今の日本国民は戦地の医療・衛生を「撃たれても尚戦い続ける」ためのものだと思っているのかも知れません。また平時の民間の医療・衛生は「全員を助ける事を目指す」ものですが、今の日本国民は自衛隊の医療・衛生にも「全員を助ける事を目指す」事を要求しているのかも知れません(「それができないのなら戦争なんかするな」かも)。
最後に戦地仕様の医療・衛生システムは消防や海保等に持たせた方が良いのかも知れません。今はまだ起こっていないが将来起こり得る激甚災害時の略奪や暴動更にはテロによる死傷者の救助をも視野に入れているという事で(テロリストに救助者は絶好の標的か)。自衛隊に金等を渡してもガラクタに変わるか誰かの懐に入るだけでしょうから。