何をいまさら陸自がUGVを公開。

テスト中の無人戦車か!? 陸上自衛隊が初公開した複数のUGV 非武装タイヤ駆動のものまで
https://trafficnews.jp/post/592986

>陸上自衛隊は2025年10月3日、公式Xにおいてエストニアのミルレム・ロボティクス社が開発した小型のUGV(無人車両)「テーミス(THeMIS)」と、カナダのラインメタル・カナダ社が開発した小型UGV「ミッションマスター(Mission Master)SP」、両者の基本性能、運用要領に係る検証を実施していることを明らかするとともに、試験中の2車種の画像を公開しました。

「明らかにする」って嘘。すでに検証はとっくの昔に始まっていて、それは公開されている。何をいまさらな話です。うがった見方ですがこのタイミングの公開はぼくが「本日の市ヶ谷の噂」でつぶやいたからじゃないでしょうか。
 実は無人車輛は装輪、装軌ともに来年度に要求されるようですが、作業が遅れており今
月中旬に陸幕ホームページで公募が出て、RFPがでるのが11月になりそうです。
 
 すでにご案内のように速度などテーミスやミッションマスターが応募できないような仕様、例えば最高速度などが意図的に設定されているようです。それは国産調達をするためのようです。両候補とも世界で最も完成度が高く、採用実績もある。それを素人同然の日本企業が簡単に超えるものを作れるのか?またぞろ「キヨタニ砲」で採用中止になるんじゃないでしょうか。

 そもそも無人車輛は早期調達プログラムで、開始してから5年以内に調達にこぎつけるはずです。ところが今からやって間に合うか?本来装軌、装輪とも複数の候補を採用してトライアルを行い、最も優れたものを採用すべきでした。

■本日の市ヶ谷の噂■戦傷病教育の近代化の望みが無くなった。大桃丈知予備2等陸佐は外傷救命医療の発展を目指す国際的な取り組みであるITLS High Threat コースの日本での普及委員会主要メンバーだ。防衛医科大学校病院 外傷・熱傷・事態対処医療センター長の医学博士 清住哲郎 1等海佐も主要メンバーなので、いよいよ自衛隊の戦場救命も国際レベルに進化するのかと期待された。だがしかし、6月の予備自衛官の招集訓練でその望みが無いことが判明しました。今年の1月に日本初のITLS High Threatコースが防衛医科大学校で開催されたが、本当に戦傷病教育に役立つものであれば、6月の招集訓練のシナリオは戦傷病の内容で充実したものになった。だが実際は設定状況は交通事故で参加者は愕然、との噂。


Japan In Depthに寄稿しました。
海自P-1哨戒機、事実上の「調達中止」も?高騰コストと低稼働率の現実
https://japan-indepth.jp/?p=88936
来年度予算案における陸上自衛隊の第15師団と特殊作戦団の新設
https://japan-indepth.jp/?p=88956
2025年度陸自の戦力強化:装甲車両と小火器の最新調達リスト
https://japan-indepth.jp/?p=88960

Japan In Depthに寄稿しました。
失策を隠蔽し「大本営発表」繰り返す防衛省:自衛隊の予算を増やすべきか
https://japan-indepth.jp/?p=88343

虚偽報道問題から考える記者クラブの存在意義
https://japan-indepth.jp/?p=88339
失策を隠蔽し「大本営発表」繰り返す防衛省:自衛隊の予算を増やすべきか
https://japan-indepth.jp/?p=88343


P-1哨戒機の高コストと低稼働率:会計検査院報告が示す課題
https://japan-indepth.jp/?p=88306
会計検査院P-1報告書を読む その1
https://japan-indepth.jp/?p=88204
会計検査院P-1報告書を読む その2
https://japan-indepth.jp/?p=88215
会計検査院P-1報告書を読む その3
https://japan-indepth.jp/?p=88221
会計検査院P-1報告書を読む その4
https://japan-indepth.jp/?p=88227

P-1哨戒機失敗の本質
https://japan-indepth.jp/?p=88057
陸自に砲兵装備開発と運用能力はあるのか:19式装輪自走155mm榴弾砲は失敗作。
https://japan-indepth.jp/?p=88027
自衛隊のヒートマネジメントは遅れている
https://japan-indepth.jp/?p=87990

防衛大臣記者会見|令和7年06月13日(金)で質問しました。
https://www.youtube.com/watch?v=BX64YTsuBIU
12日の陸幕長、空幕長会見で質問しました。
6月12日陸幕長会見での質問。

空幕長会見2025年6月12日
https://www.youtube.com/watch?v=kNHiSikwqqs

Japan In Depthに以下記事を寄稿しました。
陸自に迫撃砲の運用能力はあるのか
https://japan-indepth.jp/?cat=38

Note に有料記事を掲載しました。
内張り装甲とスポールライナーの区別がつかなかった防衛省とJSF君
https://note.com/kiyotani/n/n5f35d980fc82

European Security & Defence に寄稿しました。
DSEI Japan 2025: Patria offers containerised NEMO mortar for Japan’s Maritime Transport Group
https://euro-sd.com/2025/05/major-news/44593/patria-offers-nemo-container/
DSEI Japan 2025: NAS begins re-equipping JGSDF with new camo nets
https://euro-sd.com/2025/05/major-news/44499/nas-new-camo-nets-for-jgsdf/

東洋経済オンラインに寄稿しました。
墜落事故の「搭乗員らしきもの」発言は謝罪したが…事実誤認は訂正しない防衛省の"二重基準"
https://toyokeizai.net/articles/-/880353

Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
パトリア、NEMOコンテナを陸自に提案
https://japan-indepth.jp/?p=87678
陸自新型車両用迷彩ネットを採用
https://japan-indepth.jp/?p=87592


【有料記事】
Note に有料記事を掲載しました。
内張り装甲とスポールライナーの区別がつかなかった防衛省とJSF君
https://note.com/kiyotani/n/n5f35d980fc82
予算と防衛産業の基盤整備から航空自衛隊 FX選定を考える。
https://note.com/kiyotani/n/ne58f08d291f8
南アフリカで発達した耐地雷装甲車とは
https://note.com/kiyotani/n/nbb6be54ff17d
HHTAS(HandHeld target Acquisition System)のトレンド
https://note.com/kiyotani/n/n4f62b6e3e047
トヨタ車は人気の軍用車
https://note.com/kiyotani/n/ncd54cd76dfd4
軽装甲車の防御力強化方策
https://editor.note.com/notes/nb9845e0ed695/edit/
軍隊が合成燃料普及のきっかけをつくる?
https://note.com/kiyotani/n/n348a6944b39f
現代の戦闘に有用な両用砲
https://note.com/kiyotani/n/n1afdb5f67aaa
意外に使える小口径迫撃砲
https://note.com/kiyotani/n/n7fb3aab6ebc4
120ミリ迫撃砲は歩兵の兵器か砲兵の兵器か?
https://note.com/kiyotani/n/n8d01fd51dde5
スーパーツカノ
https://note.com/kiyotani/n/n35dc73244137
ライフルグレネードとグレネードランチャー
https://note.com/kiyotani/n/nd3c2955a25b4

ドイツ連邦陸軍プーマ歩兵戦闘車
https://note.com/kiyotani/n/n7abb07239529
陸自の簡易自走砲開発以前
https://note.com/kiyotani/n/nd80433286248
キャスパーAPC
https://note.com/kiyotani/n/n392e1c6661da
70年代に登場した画期的な装甲車、ラーテル・ファミリー
https://note.com/kiyotani/n/n563ef0c15868
世界の偵察・汎用軽4×4装甲車と軽装甲機動車
https://note.com/kiyotani/n/n820852ca1e68
機動戦闘車
https://note.com/kiyotani/n/ncb4277717389
防衛調達の問題点(後編)
https://note.com/kiyotani/n/nc5836dc91906
防衛調達の問題点(前編)
https://note.com/kiyotani/n/ne485b5c19b75
東日本大震災、自衛隊災害派遣の教訓
https://note.com/kiyotani/n/ne33f28482511
COIN機の復権 攻撃ヘリの代わりにCOIN機という選択
https://note.com/kiyotani/n/n576a700c0e19
ガラパゴス化する防衛調達の問題点
https://note.com/kiyotani/n/n5d42e36aadc5
自衛隊のヘリ調達の問題点
https://note.com/kiyotani/n/n713cfea58b36
英海兵隊旅団司令部訪問記
https://note.com/kiyotani/n/nccd9420bfebf
陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか。英海兵隊に学ぶ「海兵隊」のあり方
https://note.com/kiyotani/n/n3f1c546f816d
陸自「個人携行救急品」にみる衛生軽視
https://note.com/kiyotani/n/n4a192a5c5794
リメンバーFSX 戦闘機は空自の玩具ではない。
https://note.com/kiyotani/n/n8a257d248a88
EUの武器禁輸措置は有名無実
https://note.com/kiyotani/n/n49d53f8caf18
MRJと日本の防衛産業の問題点
https://note.com/kiyotani/n/nc7df4f001066
アメリカの軍事産業 「世界一だからアメリカ製兵器を買え」と言われたら
https://note.com/kiyotani/n/nc6157ea6ea36
「やっぱり自衛隊は戦えない」
https://note.com/kiyotani/n/na7bd1bc1128d
防衛産業と航空産業の自立
https://editor.note.com/notes/nb784f2474268/publish/
FT合成燃料こそが大本命 軍隊から始まる燃料革命 
https://note.com/kiyotani/n/nd0d23a463d24
銃器犯罪
https://note.com/kiyotani/n/n83c2a79b8029
世界の軍事見本市
https://note.com/kiyotani/n/nacfa409b12cd
ソニーこそが我が国で最も成功した軍事企業
https://note.com/kiyotani/n/n96eafc5f1b11
陸自の広帯域多目的無線機は使えない。
https://note.com/kiyotani/n/nf975ff3a92ed
他国の10倍の値段の価格の防弾板で調達が進まない陸自の最新型防弾ベスト
https://note.com/kiyotani/n/n8ac61720652a
航空自衛隊には航空医学専門医がいないので戦闘機開発を指導する能力はない。
https://note.com/kiyotani/n/n6d67700cf0e7
【無修正バージョン】ユーロサトリでみた最新MBTの方向性
https://note.com/kiyotani/n/nea0804fa319d
【全文掲載】税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
https://note.com/kiyotani/n/n91b54b330243
お手盛りのガラパゴス 防衛産業は「今日もやりたい放題」
https://note.com/kiyotani/n/n4f6180bb8ea1

Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、陸自用汎用無人機開発へ
https://japan-indepth.jp/?p=87091

ES&D誌に寄稿しました。
Japanese MoD initiates project to develop VTOL UAV for ground forces
https://euro-sd.com/2025/04/major-news/43491/japan-mod-to-develop-vtol-uav/

Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
高コスト・低品質な国産戦闘服:自衛隊装備調達の問題と改革の必要性
https://japan-indepth.jp/?p=86904
石破首相のC-17導入発言の真意
https://japan-indepth.jp/?cat=38

ES&D誌に寄稿しました。
Japan orders 17 Boeing CH-47 Block II Chinook helicopters
https://euro-sd.com/2025/02/major-news/42595/japan-orders-17-ch-47-block-ii/

過去の著作の電子版が発売になりました。
『ル・オタク フランスおたく物語』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1PJ1YL/
『弱者のための喧嘩術』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DY1L9SPW/
防衛破綻 - 清谷 信一
防衛破綻 - 清谷 信一
専守防衛 - 清谷 信一
専守防衛 - 清谷 信一

Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
日本の国会議員は文民統制を理解していない
https://japan-indepth.jp/?p=86366
日本の装甲車事業は日本製鋼所と防衛省が潰す
https://japan-indepth.jp/?p=86042


補正予算という麻薬が将来の国民を蝕んでいる
https://japan-indepth.jp/?p=85936

海自の無人機、MQ-9Bの調達とインド軍の調達の違い
https://japan-indepth.jp/?p=85823

この記事へのコメント

偽陸士
2025年10月07日 16:50
太平洋大演習で患者空輸医療部隊が難題に挑む
東京の郊外より2 
2025-08-29
https://holylandtokyo.com/2025/08/29/12516/


米日のヤル気温度差あり過ぎ。
そのうち落雷があるかも。
Goodman80
2025年10月07日 17:34
どんな高性能な無人機買っても電波法や真面なリンクも無いんだから、唯のラジコンになってしまう。まあ、使いこなすお脳も全く育ってないから、猫に金塊。
やれやれ
2025年10月07日 18:46
なるほどそう言った裏事情があるから表に出さざるをえなかったと。
それにしても何のためにトライアルを行ったのか?
使えない国産UGVを採用したいから?
簡単そうに見てえただのラジコン戦車じゃないですよ?
付け焼刃で作ったところで見た目だけ立派で
性能は論外な代物ができるのがオチかと。
でもかん口令を敷いて全く使えないポンコツを
世界でも最も優秀なUGVとかプロパガンダするんでしょうね・・・
少なくとも国内向けには大本営を通じて。
Goodman80
2025年10月08日 10:01
第3回水陸機動団演習
https://www.youtube.com/watch?v=MtDcVdhVh7s
「凄いぞ、水機団!」的なコメントが一杯
北朝鮮以下かよ?あそこでも、精鋭部隊はドローンとか近代的な装備・通信手段を使ってやっとるぞ。流石アフリカ最貧国のホーム構想になるお国は違う、ホームアローン並みに頭を使え、金だけ浪費するな。
元出入り業者の者
2025年10月09日 09:26
>世界でも最も優秀なUGVとかプロパガンダするんでしょうね・・・
少なくとも国内向けには大本営を通じて。

どこぞの業界でやってる平和ボケ事業の無人船なんかもそんな感じ。
サイバーセキュリティを全く考えてない危険なシステムをドヤ顔ですな。
小型船については軍用、民間共に欧米で実用化されているのに、そんなことには触れないし、国交省、総務省の馬鹿規制でそんな実績あるものすら日本では使えず。
ブロガー(志望)
2025年10月13日 15:14
お邪魔します。
 こんな事を言うのも何ですが、何とかなる誰かがやってくれると思っている限り中々本気にはなれないというのは日本人に限らず人類共通の「性(サガ)」です。ですから今の日本が「アメリカ様がきっと守ってくれるに違いない」と思い込んでいる限り日本自身が国防・安全保障について真面目に考える事は無いのではないかと思ったりもします(そう思い込む事で不安から逃れるというのもあるかも)。現に「血と死と人の恨みといった"穢れ"さえ退けさえすれば平和が保たれるはず」と考える連中に対して本気で立ち向かってはいないのですから。で「アメリカ様が守ってくれない(かも)」と思った時にどうするかと言えば、幕末に鎖国から一転不平等条約を結んだ(大老井伊直弼は火中の栗を拾うというか泥を被った・尻拭いをしたという事が)事を思えば、一転して土下座に転じるのではないかと危惧しており、その時のために「箱舟」を用意した方が良いのではないかと思ったりもします。かつてフリーダムシップとかいう巨大船というかメガフロートの計画があったようですが(その後立ち消えか)、日本が激甚災害対策の名目でそれを作り、いざとなったらそれに乗って逃げるというのは。「独立戦闘国家・やまと」は無理としても。